JPS6246457A

JPS6246457A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS6246457A
Application number: JP18466585A
Authority: JP
Inventors: Hideki Kuwajima; 秀樹桑島
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-08-22
Filing date: 1985-08-22
Publication date: 1987-02-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置に
関するものである。

従来の技術従来の磁気記録再生装置について第４図及び第５図を用
いて説明する。磁気記録再生装置にカセット１を装着す
ると、テープガイドポスト２，４、傾斜ボスト３，５が
矢印（＾）方向に°磁気テープ６を引き出し、上シリン
ダ７及び下シリンダ８に磁気テープ６を巻き付け、磁気
ヘッド９，１０を備えた回転体１１を回転させることに
より、磁気チー１６に記録再生を行なうのが一般的であ
る。また、１２、１３はガイドボスト、１４．１５はリ
ール、１６は軸体である。

発明が解決しようとする問題点ところが、上記構成の磁気記録再生８置では、カセット
１と上シリンダ７および下シリンダ８の占める部分の関
係上、カセット１と上シリンダ７及び下シリンダ８とを
近接させることによる小型化には必然的に限界があり、
充分に小型化を図ることができないという問題があった
。また、磁気テープをシリンダ部に巻き付けるためにカ
セット内から磁気テープを引き出す機構が必要で、メカ
ニズムが複雑になり、さらにテープをカセットから引出
す際、各ボストで磁気テープに損傷を与えるという問題
があった。また、安定した状態で記録再生を可能とする
ためには、各ポストΦ位ｔｍ度が°大きく影響するので
、各ポスト位置精度を保障するために高さ調整および倒
れ調整機能を持たせる必要があった。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、カセット
とシリンダとの相対距離をさらに近接させることにより
、装置の小型化を可能とし、しかも単純な構成で位置精
度が確保できる磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。

問題点を解決づるための手段一般に、互いに対向して（１８０”分割して）配置され
た２個のヘッドによりアナログ信号を記録再生する場合
、少なくともいずれかのヘッドと磁気テープが当接して
信号を記録再生していないと信号の記録又は再生されな
い時間が発生してしまうということから、シリンダに巻
付ける磁気テープの巻付角を１８０°以上巻付けている
のが一般的であった。しかしながら、すでに信号をディ
ジタル処理することにより記録、再生信号を時間圧縮す
ることが可能となっている。このようにディジタル化さ
れた信号の記録再生を行なう際にはシリンダに巻付ける
磁気テープの巻装」け角は、１８０゜以下であっても可
能である。

以上の点に着目して、上記問題点を解決するために、本
発明は磁気ヘッドを有し、円筒面部の一部を削除し、残
りの円筒面部にヘリカル状のり一ド面を有するシリンダ
ユニットと、該シリンダユニットを前記リード面への磁
気テープの巻方向とは反対の方向に回動させる回動手段
とを有する構成にしたものである。

作用このような構成により、通常はカセットを装着した時に
、シリンダユニットの円筒面の一部を削除した部分が前
記カセットの磁気テープ面と対向するような位置に位置
決めしておき、カセット装着後、記録再生動作をさせる
時は、前記回動手段により前記シリンダユニットを所定
量だけリード面への磁気テープの巻方向とは反対方向に
回動させて磁気テープをリード面上にセットすることが
できるので、シリンダユニットの削除した部分だけカセ
ットとシリンダユニットの距離を短くすることができ、
磁気記録再生装置の小型化を実現できる。

実施例以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図（Ａ）〜（Ｃ）はそれぞれ磁気記録再生装置のシリ
ンダ部分の平面図、正面断面図及び正面図、第２図はカ
セット装着時の概略平面図、第３図はテープローディン
グ時の概略平面図であり、第４図及び第５図と同一の構
成要素には同一の符号を付す。

第１図において１７は上シリンダ、１８は下シリンダで
、それぞれ円筒面部を軸に沿った平面で一部削除１７ａ
　、　１８ａ　Ｌ、たほぼ０字状に形成され、また下シ
リンダ１８の残りの円筒面部には磁気テープ６の下端を
位置規制するリード面１９が左巻きヘリカル状に形成さ
れている。該リード面１９の上方の円筒面はテープを案
内走行するテープ走行面２０である。上下シリンダ１７
．１８の間には磁気ヘッド９゜１０を両端に備えた回転
体１１が配設され、上シリンダ１７と下シリンダ１８と
は削除面１７ａ　、　１８ａが切欠ぎの位相を合わせた
状態で面一になるように軸体１６に外嵌固定されている
。この軸体１６は、ベアリング２１を介して回動自在に
基板２２に支持され、ギア２３．２４等を介して図外の
駆動装置により回動せしめられる。前記回転体１１はベ
アリング２５を介して前記軸体１６に回転自在に介装さ
れ、モータ２６により回転せしめられる。

次にこの装置の作用について説明する。第２図に示すよ
うに磁気テープ６が巻装されたカセット１を磁気記録再
生装置に装着する時は、上下シリンダ１７．１８はその
削除面１７ａ　、　１８ａが装着されたカセット１の磁
気テープ６面と対向するように位置している。この時、
回転体１１は第２図に示すように上下シリンダ１７．１
８内に必ず収まっているものとする。この状態から磁気
テープ６を記録再生する時は、第３図に示すように、上
下シリンダ１７゜１８を反時計方向、すなわちリード面
１９への磁気テープ６の巻方向とは反対方向に、約１８
０°回動させると、磁気テープ６が走行面２０をはずれ
ないように、下シリンダ１８のリード面１９により磁気
テープ６の下端が押し上げられて、走行位置を規制され
るとともに、上下シリンダ１７．１８の円筒面部はカセ
ット１の開口部１ａ内に入り込んだ状態で固定される。

この時、磁気テープ６は、基板２２上に立設されて前記
開口部１ａ内に位置し、磁気テープの巻回を規制するた
めの傾斜ポスト２７．２８に巻き付き、所定のテープパ
スを構成する。

発明の効果以上述べたごとく本発明によれば、シリンダを回動させ
るだけでシリンダをカセットの開口部内入り込ませて磁
気テープを再生することができるので、カセットとシリ
ンダの距離を短く設定でき、磁気記録再生装置の小型化
にきわめて有効であり、しかもシリンダの円筒部面の一
部を削除するので、その軽量化にも効果がある。また、
カセット内より磁気テープを引ぎ出す機構も不要で、リ
ード面をテープの巻方向と反対の方向に回動させる構成
にすることで、リード面を磁気テープが乗り越えること
により発生するテープ損傷を防止することができる。さ
らにシリンダを回転させるだけの単純な構成であるので
、シリンダや傾斜ポスト等の位ｉ′Ｗ１度を十分に確保
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）〜（Ｃ）はそれぞれ本発明の一実施例のシ
リンダユニットの平面図、正面断面図及び正面図、第２
図はカセット装着時の概略平面図、第３図はテープロー
ディング時の概略平面図、第４図は従来例のテープロー
ディング時の概略平面図、第５図（＾）及び（Ｂ）はそ
れぞれ従来例のシリンダユニットの平面図及び正面図で
ある。１・・・カセット、６・・・磁気テープ、９，１０・・
・磁気ヘッド、１１・・・回転体、１６・・・軸体、１
７・・・上シリンダ、１７ａ・・・上シリンダ削除面、
１８・・・下シリンダ、１８ａ・・・下シリンダ削除面
、１９・・・リード面、２０・・・テープ走行面、２２
・・・基板、２７．２８・・・傾斜ポスト代理人　　　
森　　本　　義　　弘第１図第２図／−７７ゼツト２７．２１−・−Ａ市全１ボスト第３図 □ 第４図　　　　　　　　： □ □ □

Claims

【特許請求の範囲】

１、磁気ヘッドを有し、円筒面部の一部を削除し、残り
の円筒面部にヘリカル状のリード面を有するシリンダユ
ニットと、該シリンダユニットを前記リード面への磁気
テープの巻方向とは反対の方向に回動させる回動手段を
備えた磁気記録再生装置。