JPS6246422B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246422B2 JPS6246422B2 JP53083863A JP8386378A JPS6246422B2 JP S6246422 B2 JPS6246422 B2 JP S6246422B2 JP 53083863 A JP53083863 A JP 53083863A JP 8386378 A JP8386378 A JP 8386378A JP S6246422 B2 JPS6246422 B2 JP S6246422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carton
- spout
- synthetic resin
- columnar protrusion
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 22
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 claims description 3
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
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- Packages (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカートンの注出口の製法に関する。
従来、バツグインカートンの注出口は、第1
図、及び第2図に示すように、専ら筒部16と鍔
部18とよりなる口部形成体10の筒部16がカ
ートン14に予め形成された孔20に挿入され、
且つ鍔部18がカートン14に接着され、鍔部1
8の下面にバツグを構成する合成樹脂フイルム1
2が接着された状態で、容器に取りつけられてい
た。
図、及び第2図に示すように、専ら筒部16と鍔
部18とよりなる口部形成体10の筒部16がカ
ートン14に予め形成された孔20に挿入され、
且つ鍔部18がカートン14に接着され、鍔部1
8の下面にバツグを構成する合成樹脂フイルム1
2が接着された状態で、容器に取りつけられてい
た。
しかしながら、従来の注出口においては、注出
口の周辺において、鍔部16により、カートン1
4から合成樹脂フイルム12が遊離せしめられて
いる。それであるから、第3図示のように、注出
口の開封時に、針22で合成樹脂フイルム12を
突き破る際に加わる外力が、鍔部18とフイルム
との接着部24に直に加わることになり、接着部
24に力が加えられることにより、合成樹脂フイ
ルム12が鍔部18から剥がされ、剥がされた合
成樹脂フイルム12と鍔部18を通して、内容物
が注出口外に漏れ、カートン14内面に接触し、
カートン14の破損や、口部形成体10のカート
ン14からの脱落を生ぜしめることがあつた。
口の周辺において、鍔部16により、カートン1
4から合成樹脂フイルム12が遊離せしめられて
いる。それであるから、第3図示のように、注出
口の開封時に、針22で合成樹脂フイルム12を
突き破る際に加わる外力が、鍔部18とフイルム
との接着部24に直に加わることになり、接着部
24に力が加えられることにより、合成樹脂フイ
ルム12が鍔部18から剥がされ、剥がされた合
成樹脂フイルム12と鍔部18を通して、内容物
が注出口外に漏れ、カートン14内面に接触し、
カートン14の破損や、口部形成体10のカート
ン14からの脱落を生ぜしめることがあつた。
そこで、本発明が解決しようとする問題点は、
注出口の開封の際に、合成樹脂フイルムから鍔部
が剥離し、カートンの破損や、カートンからの注
出口の脱落を生ぜしめる従来の欠点を解消したカ
ートンの注出口の製法を提供することにある。
注出口の開封の際に、合成樹脂フイルムから鍔部
が剥離し、カートンの破損や、カートンからの注
出口の脱落を生ぜしめる従来の欠点を解消したカ
ートンの注出口の製法を提供することにある。
本発明は、上記の問題点を解決するのもで、
〓下記工程を包含してなるカートンの注出口の製
法。
〓下記工程を包含してなるカートンの注出口の製
法。
a 所定面に孔が設けられた方形の上板と4枚の
側壁と各側壁に連続する蓋フラツプとからなる
カートンを金型内に装着し、当該金型に予め形
成されている柱状突出部成形用凹部に上記孔を
合致させる工程。
側壁と各側壁に連続する蓋フラツプとからなる
カートンを金型内に装着し、当該金型に予め形
成されている柱状突出部成形用凹部に上記孔を
合致させる工程。
b 上記金型に装着したカートン内面に合成樹脂
フイルムを供給した後、当該フイルムを真空成
形、もしくは圧空成形、または真空圧空成形に
より、上記カートン内面に密着させ、且つ上記
孔から、フイルムの一部を突出させて柱状突出
部を形成する工程。
フイルムを供給した後、当該フイルムを真空成
形、もしくは圧空成形、または真空圧空成形に
より、上記カートン内面に密着させ、且つ上記
孔から、フイルムの一部を突出させて柱状突出
部を形成する工程。
c 上記柱状突出部にカートンの内方から、上記
柱状突出部に挿入される筒部と鍔部とを有する
保形体を装着し、鍔部をそれと相対するフイル
ム面領域に固定する工程。〓を要旨とするもの
である。
柱状突出部に挿入される筒部と鍔部とを有する
保形体を装着し、鍔部をそれと相対するフイル
ム面領域に固定する工程。〓を要旨とするもの
である。
本発明において、合成樹脂フイルムにより、カ
ートンの容器内側面は全て被覆保護される。そし
て、カートンに密着して成形された合成樹脂フイ
ルム面に保形体が取りつけられるので、注出口の
周辺において、カートンと合成樹脂フイルム環の
剥離が生じても、内容物がカートンに至ることは
ない。
ートンの容器内側面は全て被覆保護される。そし
て、カートンに密着して成形された合成樹脂フイ
ルム面に保形体が取りつけられるので、注出口の
周辺において、カートンと合成樹脂フイルム環の
剥離が生じても、内容物がカートンに至ることは
ない。
また注出口の周辺のみならず、カートンの全面
積にわたり、広い面積で合成樹脂フイルムがカー
トンに密着せしめられているので、剥離は生じに
くい。
積にわたり、広い面積で合成樹脂フイルムがカー
トンに密着せしめられているので、剥離は生じに
くい。
以下、本発明につき、図面を参照しながら、詳
細に説明する。
細に説明する。
先ず、第6図示のような、方形の上板38、該
上板38の四周辺に連設された4つの側壁40、
及び各側壁40に連続する蓋フラツプ42よりな
り、上板38に孔26が開口されているカートン
14を用意する。ここにおいて、側壁40の隣合
う端縁同志は、単に接しているだけである。
上板38の四周辺に連設された4つの側壁40、
及び各側壁40に連続する蓋フラツプ42よりな
り、上板38に孔26が開口されているカートン
14を用意する。ここにおいて、側壁40の隣合
う端縁同志は、単に接しているだけである。
次いで、第7図示のように前記カートン14を
金型43内に挿入し、孔26を予め形成されてい
る金型43の柱状突出部成形用凹部44に位置合
わせする。次いで、合成樹脂フイルム36を金型
43上部に置き、真空形成、もしくは圧空成形、
または真空圧空成形により、カートン14内面に
合成樹脂フイルム36を密着させると共に、カー
トン14の孔26から、突出した柱状突出部28
を形成する。尚、カートン14に合成樹脂フイル
ム36を単に密着させるのではなく、カートン面
にコーテイングされた接着剤により、強固に接着
してもよい。
金型43内に挿入し、孔26を予め形成されてい
る金型43の柱状突出部成形用凹部44に位置合
わせする。次いで、合成樹脂フイルム36を金型
43上部に置き、真空形成、もしくは圧空成形、
または真空圧空成形により、カートン14内面に
合成樹脂フイルム36を密着させると共に、カー
トン14の孔26から、突出した柱状突出部28
を形成する。尚、カートン14に合成樹脂フイル
ム36を単に密着させるのではなく、カートン面
にコーテイングされた接着剤により、強固に接着
してもよい。
しかる後、第8図示のように、柱状突出部28
の内周面に筒部外周面が密接する形状の保形体3
0を柱状突出部28の内部に挿入し、且つ合成樹
脂フイルムの熱シール性を利用して、或いは、接
着例によつて、柱状突出部28に保形体30を固
定する。
の内周面に筒部外周面が密接する形状の保形体3
0を柱状突出部28の内部に挿入し、且つ合成樹
脂フイルムの熱シール性を利用して、或いは、接
着例によつて、柱状突出部28に保形体30を固
定する。
さらに、保形体30と合成樹脂フイルム36と
の接合強度を高めるために、第9図示のように、
電気加熱線50を内蔵する、上、下加熱盤46,
48よりなる装置を用い、上、下加熱盤46,4
8で鍔34と孔26周辺のカートン部分を強圧し
た状態で、熱接着する方法をとることが出来る。
の接合強度を高めるために、第9図示のように、
電気加熱線50を内蔵する、上、下加熱盤46,
48よりなる装置を用い、上、下加熱盤46,4
8で鍔34と孔26周辺のカートン部分を強圧し
た状態で、熱接着する方法をとることが出来る。
さらに本発明において、第10図示のようにリ
ング54を孔26周辺のカートン下面に配置し、
その状態で、合成樹脂フイルム36の熱成形を行
ない、且つ柱状突出部28を環状突起を有する形
状に成形し、筒部32に環状突起52を有する保
形体32を装着して、よりいつそう強固に注出口
を取りつけることも出来る。
ング54を孔26周辺のカートン下面に配置し、
その状態で、合成樹脂フイルム36の熱成形を行
ない、且つ柱状突出部28を環状突起を有する形
状に成形し、筒部32に環状突起52を有する保
形体32を装着して、よりいつそう強固に注出口
を取りつけることも出来る。
以上のようにして、第11図示のように注出口
の取りつけられたバツグインカートンを得ること
が出来る。
の取りつけられたバツグインカートンを得ること
が出来る。
この状態で、液体等の内容物を充填し、フラツ
プ42を合成樹脂フイルム36と共に、折り畳む
と共に、合わせられた合成樹脂フイルム36同志
をヒートシールして、第4,5図示のような注出
口付容器を得る。
プ42を合成樹脂フイルム36と共に、折り畳む
と共に、合わせられた合成樹脂フイルム36同志
をヒートシールして、第4,5図示のような注出
口付容器を得る。
以上詳記した通り、本発明によれば、開封時に
カートンが破損したり、或いは注出口が脱落しり
することのない注出口付容器を製造することが出
来る。
カートンが破損したり、或いは注出口が脱落しり
することのない注出口付容器を製造することが出
来る。
また、注出口を強固に容器に取りつけることが
出来るから、注出口の口径を従来よりも、大きく
することが出来る。このことは充填内容物の形態
が、大きな塊状物、片状物を含む流動物であつて
も、これらの取り出しを容易に行うことが出来る
注出口付容器を作ることが出来る。
出来るから、注出口の口径を従来よりも、大きく
することが出来る。このことは充填内容物の形態
が、大きな塊状物、片状物を含む流動物であつて
も、これらの取り出しを容易に行うことが出来る
注出口付容器を作ることが出来る。
第1図乃至第3図は、従来のバツグインカート
ンの注出口の一例を示し、第1図はカートンの組
立状態を示す斜視図、第2図は第1図示の―
線断面図、第3図は第1図示の注出口の開封時の
状態を示す断面図、第4図は本発明の方法により
作つた注出口付容器の斜視図、第5図は第4図示
の―線断面図、第6図乃至第11図は本発明
の方法の工程を示し、第6図はカートンの部分組
立斜視図、第7図、及び第8図は注出口の形成工
程を金型と共に示す断面図、第9図は注出口の形
成工程を加熱盤と共に示す断面図、第10図は注
出口の他の態様の断面図、第11図は注出口付カ
ートンの斜視図である。 14……カートン、26……孔、28……柱状
突出部、30……保形体、32……筒部、34…
…鍔部、36……合成樹脂フイルム、43……金
型、44……金型の凹部。
ンの注出口の一例を示し、第1図はカートンの組
立状態を示す斜視図、第2図は第1図示の―
線断面図、第3図は第1図示の注出口の開封時の
状態を示す断面図、第4図は本発明の方法により
作つた注出口付容器の斜視図、第5図は第4図示
の―線断面図、第6図乃至第11図は本発明
の方法の工程を示し、第6図はカートンの部分組
立斜視図、第7図、及び第8図は注出口の形成工
程を金型と共に示す断面図、第9図は注出口の形
成工程を加熱盤と共に示す断面図、第10図は注
出口の他の態様の断面図、第11図は注出口付カ
ートンの斜視図である。 14……カートン、26……孔、28……柱状
突出部、30……保形体、32……筒部、34…
…鍔部、36……合成樹脂フイルム、43……金
型、44……金型の凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記工程を包含してなるカートンの注出口の
製法。 a 所定面に孔が設けられた方形の上板と4枚の
側壁と各側壁に連続する蓋フラツプとからなる
カートンを金型内に装着し、当該金型に予め形
成されている柱状突出部成形用凹部に、上記孔
を合致させる工程。 b 上記金型に装着したカートン内面に、合成樹
脂フイルムを供給した後、当該フイルムを真空
成形、もしくは圧空成形、または真空圧空成形
により、上記カートン内面に密着させ、且つ上
記孔から、フイルムの一部を突出させて、柱状
突起部を形成させる工程。 c 上記柱状突出部に、カートンの内面から、上
記柱状突出部に挿入される筒部と鍔部とを有す
る保形体を装着し、鍔部をそれと相対するフイ
ルム面領域に固定する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8386378A JPS5512060A (en) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Outlet port for carton and method of making said port |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8386378A JPS5512060A (en) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Outlet port for carton and method of making said port |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5512060A JPS5512060A (en) | 1980-01-28 |
JPS6246422B2 true JPS6246422B2 (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=13814506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8386378A Granted JPS5512060A (en) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Outlet port for carton and method of making said port |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5512060A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865737A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | Toho Chem Ind Co Ltd | 防電性と防曇性の優れた合成樹脂の製造方法 |
JP2549496Y2 (ja) * | 1991-02-06 | 1997-09-30 | 凸版印刷株式会社 | 口栓溶着装置 |
-
1978
- 1978-07-10 JP JP8386378A patent/JPS5512060A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5512060A (en) | 1980-01-28 |
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