JPS6245871A - 高層建築物の耐風構造 - Google Patents

高層建築物の耐風構造

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JPS6245871A
JPS6245871A JP18329285A JP18329285A JPS6245871A JP S6245871 A JPS6245871 A JP S6245871A JP 18329285 A JP18329285 A JP 18329285A JP 18329285 A JP18329285 A JP 18329285A JP S6245871 A JPS6245871 A JP S6245871A
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JP
Japan
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building
private room
shape
wind
wind resistance
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JP18329285A
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和泉 泰弘
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は多数の小室を連ねた比較的薄形の高層建築物
に関し、特に、その建築物に高い耐風強度を付与せんと
するもので、建築物を第5図(C1で示すように一定の
角度、135°で「へ」の字形に屈曲させた建物構造に
関するものである。
〔従来の技術、その問題点〕
従来、マンションやホテルなど、比較的小さい四角形の
個室の多数を連設して高層建築とするとき、第5図(a
lで示すように建物の幅に比して厚みが小さくなり、側
方から作用する強風によって倒れやすくなる。すなわち
、耐風強度を保ちに(\なる。そこで、同図(′b)で
示す如く建物全体を弧状に湾曲させることが採用されて
いる。
然しなから、このような弧状の建築物は各室の少な(と
も二面の壁面が弧状を呈するため、室内に机・タンス等
の備品を設置する際に隙間を生じやすく、室内の備品配
置に不便で、使用しにく\なっている。
〔発明の目的、問題を解決する手段の概要〕この発明は
上記不具合を解消し、従来の弧状建築物と同様の耐風強
度を持ち、且つ使い勝手のよい薄形の高Fi建築を得る
ことを目的とするもので、四辺形の隅角部に面取りを施
してなる八角形を単位形状とする個室ユニット2の多数
が、一平面上に連設された少なくとも2個の棟を、前記
隅角部において接合し、建築物の平面形状に「へ」の字
形に屈曲した部分を設けた点に特徴がある。
〔作用〕
建物自体は多数の個室ユニット2を一平面上に配置した
薄形のものであっても、建物の中間が「へ」の字形に屈
曲する部分を有するので、側方からの外力に対する強度
が増し、優れた耐風強度が得られる。また、各室の室内
の壁面は平坦となり、備品の設置が容易である。更に、
建物を構成する個室は四辺形の隅角部に面取りを施した
八角形を単位形状とするので、側方からの外力に対する
建物の剛性が一層向上する上に、外部に面した壁面が増
えるので、すぐれた採光性が得られる。
〔実施例〕
この発明を以下に示す実施例によって説明すると、図中
、1はこの発明に係る薄形高層建築物であり、四辺形の
隅角部2aに45°の面取りを施した八角形を単位形状
とする多数の個室ユニット2を、一平面上に配置して棟
Blとなし、端部をなす個室ユニット2の八角形の一辺
で他の棟B2と接合して第5図(C)で示すように平面
形状が「へ」の字形に屈曲した部分を含ませたものであ
る。図中、αは平面図上において2個の棟B1、B2が
接続される角度であり、具体的には135゛である。こ
の135゜という角度は個室ユニット2の面取り角度を
45゜にすることにより必然的に得られるものであるが
、この角度は建物の耐風強度を増す上からも、また、2
個の棟B1.82間の日照方向の相違が許容できる上か
らも好ましい数字である。また、個室ユニット2の面取
り角度を45°に設定することも、多数の部屋の基本寸
法を統一する上で好ましい。21固の棟の接続の仕方は
、この例で示すような単純な「へ」の字形は勿論のこと
、第1図で示すごとき実施態様を包含する。すなわち、
第1図+alは3棟81、 B2、B3を異なる方向へ
曲げて接続した雷光形、fb)は3個の棟Bl、 B2
、B3を同方向へ曲げて接続した三面鏡形、更に(C1
は5個の棟Bl、 B2、B3、B4、B5を連設して
「ひ」の字形にしたものを示すが、屈曲させた部分が増
す程、建物自体の耐風強度が増すことはいうまでもない
。なお、2個の個室ユニット2の連設部分は、個室ユニ
ット2毎に独立した外壁をもち、外壁の外面で相互に接
続される場合と、lJ接する2個の1固室ユニツト2が
一枚の隔壁を共有する場合とがある。
個室ユニット2に一ついて更に詳しく説明すれば、個室
ユニット2は鉄材によって補強されたコンクリート製で
あり、第2図で示すような寸法となっている。すなわち
、四辺形の一辺は1(12mであり、隅角部に3.3m
の45°の面取りを施しである。なお、個室ユニット2
は、第3図で示すように、元の四辺形が正方形であると
きは正八角形をなし、四辺形が長方形である場合は細長
い八角形となるのは言うまでもない。
第4P!l!Iは個室ユニット2の多数を連設して建設
された薄形高層建築1の平面図であり、敷地Gの内部に
は、個室ユニット2を「ひ」字形に配列したものが示さ
れている。薄形高層建築物1は個室ユニット2自体の多
数が四122形の一辺において連設されると共に、その
−辺と直交する一辺の一方に通路部分4を隔て外壁4a
を(qえている。5は薄形高層建築物1の一階部分に設
けられた受付エリアであり、そこの小室5aには守衛或
いは管理人が駐在する。各個室ユニット2の接続形式は
この図のものに限らず、例えば第1図(a)、(b)で
示すようにすることもできる。
第3図は各個室ユニ・ノド2の詳細を示すものであり、
その壁面外側にはii!iF!Ir部分4に面して三角
形の窪み4bが形成されており、その頂部は収納空間や
花壇として利用されるが、そこには若干の台形の空間4
cが形成されるので、通路部分4の形状に変化が与えら
れ、併せて通行の支障を無くし、外観の向上に寄与する
。この実施例では窪み4bの頂部にパイプスペースPS
と温水タンクHTとが配され、台形の部分4cは托鉢を
置くためのスペースとして残しである。壁面内側は住居
として計画されており、玄関((ロ)、廊下(nlを経
°Cベランダを含む居室(0)、衛生・厨房室(p)、
収納室(Qlが設置されている。もちろん、この発明の
構成において内部の間取りそのものは余り重要ではない
。       4゜各個室ユニット2は八角形をなし
、隣接する個室ユニット2とは周囲8面のうち2面での
み接するから、他の6面は外部に面して配することが可
能であるから、これらの面に窓を設ければ、採光が有利
に行い得る。
〔発明の効果〕
この発明は以−ヒのように、平面形状が八角形をなす個
室ユニット2の多数を、8イ固の面のいずれかで相互に
接続して1個の棟を構成しているから、側方からの外力
に対する建物の剛性が高い。更に、建物自体が少なくと
も2個の棟B1、B2の端部をなず個室ユニット2が隅
角部において「へ、」の字形に屈曲して接続されている
から、高い耐風強度が得られる。また、室内の壁面は平
坦となるので、建物自体を湾曲させた従来のものに比し
、備品の設置が容易で使い原子の悪さがない。更に、1
(固の棟を構成する個室ユニット2は8個の面を有し、
外部にηuした外壁が多いので、採光性の優れた高層建
築物が<jIられる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は薄形
建築物の鳥跪図、第2図は個室ユニント2の平面図、第
3図はその拡大平面図、第4図は建物の一部を破断した
敷地全体の一部破断乎面図、第5図は建築物の進歩過程
を示す鳥緻図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)四辺形の隅角部に面取りを施してなる八角形を単
    位形状とする個室ユニット2の多数が、一平面上に連設
    された少なくとも2個の棟を、前記隅角部において接合
    し、建築物の平面形状に「へ」の字形に屈曲した部分を
    設けてなる高層建築物の耐風構造。
  2. (2)四辺形の隅角部は45°の面取りがなされている
    特許請求の範囲第1項記載の高層建築物の耐風構造。
  3. (3)互いに連設された2個の棟のなす角度は135°
    である特許請求の範囲第1項記載の高層建築物の耐風構
    造。
  4. (4)個室ユニットおよび外壁は鉄製の心材によって補
    強されたコンクリートによって構成されている特許請求
    の範囲第1項記載の高層建築物の耐風構造。
JP18329285A 1985-08-21 1985-08-21 高層建築物の耐風構造 Granted JPS6245871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18329285A JPS6245871A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 高層建築物の耐風構造

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JP18329285A JPS6245871A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 高層建築物の耐風構造

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Publication Number Publication Date
JPS6245871A true JPS6245871A (ja) 1987-02-27
JPH0327707B2 JPH0327707B2 (ja) 1991-04-16

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ID=16133104

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JP18329285A Granted JPS6245871A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 高層建築物の耐風構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284441A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Yosan Tei 共同住宅建築物の構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047431A (ja) * 1973-07-11 1975-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047431A (ja) * 1973-07-11 1975-04-26

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284441A (ja) * 1995-04-13 1996-10-29 Yosan Tei 共同住宅建築物の構造

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Publication number Publication date
JPH0327707B2 (ja) 1991-04-16

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