JPS6245830B2 - - Google Patents

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JPS6245830B2
JPS6245830B2 JP56105450A JP10545081A JPS6245830B2 JP S6245830 B2 JPS6245830 B2 JP S6245830B2 JP 56105450 A JP56105450 A JP 56105450A JP 10545081 A JP10545081 A JP 10545081A JP S6245830 B2 JPS6245830 B2 JP S6245830B2
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JP
Japan
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signal
ink ribbon
ink
data
color
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Application number
JP56105450A
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English (en)
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JPS587390A (ja
Inventor
Tetsuo Inoe
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP10545081A priority Critical patent/JPS587390A/ja
Publication of JPS587390A publication Critical patent/JPS587390A/ja
Publication of JPS6245830B2 publication Critical patent/JPS6245830B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/16Multicolour arrangements

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は構造が簡単でかつ記録速度の速い熱
転写式多色記録装置に関する。 感熱転写式プリンタは、薄いベースフイルム上
に塗布された熱溶融性のあるインクを熱により普
通紙に転写記録するものである。 この種のプリンタは、インクが顔料型を使用で
きるため堅牢で濃度の高い記録ができ、しかも、
印字音が小さく静かで経費が安く、装置も小型化
に向いている。 さらに、このプリンタに対する期待は、カラー
化である。このカラー化のためには、色の異なつ
たインクリボンが複数必要となる。例えば、イン
クの3原色であるシアン、マゼンダ、イエローの
インクリボンを用意し、これらのインクを適当に
重ねて転写すると、透明性なインクであれば、黒
も含めて少なくとも7色のカラー画像が実現でき
る。 従来、カラープリンタとして特開昭54―156647
号公報に示されるものがある。このカラープリン
タは、記録用紙と、この記録用紙の幅とほぼ同長
のインクリボン及びサーマルヘツドとを有し、記
録用紙の移動方向と垂直にサーマルヘツドを設け
る。インクリボンは、記録用紙と同一幅のものを
同一方向に設ける。さらに、このインクリボン
は、シアン、イエローマゼンダの3色を記録用紙
の移動方向と垂直方向に塗り分ける。このような
構成の多色プリンタは、サーマルヘツドが長く発
熱素子も数多く設けられるので、同色で1行を印
刷するには、短時間でよく、しかもインクリボン
も、サーマルヘツドも各々1組あればよいので構
造は簡単になる。 しかし、ここに用いるインクリボンには問題が
ある。それは、インクリボンはその熱伝導性を良
くするために非常に薄くしなければならないので
走行系に障害が生じることと、高速で移動するイ
ンクリボンと記録用紙とをサーマルヘツドが絶え
ず圧接しているため、幅の広いインクリボンと記
録用紙との付着が生じる。さらにカラープリンタ
として用いる場合、3原色を重ね合わせなければ
ならないが、それには各行ごとに完全に色重ねが
終了しないうちに、次の行に進むと記録用紙を戻
すという非常に困難な技術を必要とし、そうでな
いと時間がかかつてしまう。 一方、米国特許第3984809号明細書に示される
ように、複数の色のインクリボンとそれぞれに対
応するサーマルヘツドとを独立に用意し、記録用
紙をこれらのインクリボン列に接して移動させサ
ーマルヘツドにより選択的に加熱し、印字するカ
ラープリンタがある。 このカラープリンタは装置が大きくなると共に
インクリボンの駆動系も複数用意しなければなら
ないので、保守上問題がある。 この発明は、以上の欠点を除去し、インクリボ
ンの走行系に支障がなく記録に要する時間が短時
間で済む熱転写式多色記録装置を提供することを
目的とする。 この発明は、熱転写式多色記録装置において、
記録紙の移動方向に対して垂直方向にインクリボ
ンを対向するようにして設ける。このインクリボ
ンには、その長手方向に複数の色を塗布してお
く。このときのインクは熱溶融性又は熱昇華性等
のインクであり、熱により転写可能なものであ
る。サーマルヘツドは、このインクリボンの幅と
ほぼ同長とし、インクリボンに対して垂直に、す
なわち、記録紙の移動方向と平行に設ける。サー
マルヘツドには、インクリボンの各色に対して少
なくとも1個の発熱素子が対向するようにする。
そして、記録する情報はインクリボン上の各色成
分ごとに分け記録紙の移動に応じて遅延させ発熱
素子に送られる。 この発明によると、インクリボン上に塗布され
たインクの色ばかりでなく、それらのインクの重
ね合わせも簡単に実現できる。さらに、記録紙と
インクリボンの走向には、問題も生じないばかり
か、装置も非常に小型となる。 次にこの発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。この実施例は、熱転写式カラープリンタに
関する。このプリンタに用いるサーマルヘツドと
インクリボンを第1図に示す。インクリボン10
は、ベースフイルム上、その長手方向に4色のイ
ンクが均等の幅で塗り分けられ、下からシアン部
11、マゼンタ部12、イエロー部13、ブラツ
ク部14である。ただし、シアン、マゼンタ、イ
エローの3色のインクはそれぞれ赤、緑、青の光
のみを吸収し、他の光は透過するものである。こ
のインクリボンの長手方向に垂直にシリアルサー
マルヘツド15を設ける。このシリアルサーマル
ヘツド15は、インクリボン10幅よりも長く、
インクリボン10の幅とほぼ同じ長さにわたり発
熱素子16を設ける。ここでは5×7ドツトで1
文字を印字するので、インクリボン10の各色成
分に対して縦1列に7個の発熱素子16を設け
る。 このようなインクリボン10とサーマルヘツド
15と記録紙の関係を第2図に斜視図として示し
た。プリンタは、インクリボン10と、サーマル
ヘツド15、そして記録用紙21とがその主要部
である。インクリボン10とサーマルヘツド15
は同一の台22上に設けられる。インクリボン
0は、繰り出しスプール23から供給され、巻き
取りスプール24に取り込まれる。このとき、ガ
イド軸25a,25bを介してインクの塗つてい
る面の反対面と接するようにしてサーマルヘツド
15に張着させる。台22上には繰り出し及び巻
き取りスプール23,24とガイド軸25a,2
5bが設けられ結果としてインクリボン10も台
22上に設けられる。 この台22の位置は、記録用紙21に対してイ
ンクリボン10が圧接するように決められる。イ
ンクリボン10は、サーマルヘツド15により加
圧される。この状態で、台22は矢印26に示す
ように記録する方向へ移動する。従つて、サーマ
ルヘツド15は記録用紙21に対して相対的に運
動する。インクリボン10はサーマルヘツド15
に対して、スプール23,24の回転により移動
する。 サーマルヘツド15には、記録情報に応じて熱
パターンが発生するように、サーマルヘツド15
に設けられた発熱素子16に電気信号が送られ
る。通電された発熱素子16は発熱し、インクリ
ボン10を加熱する。すると、インクリボン10
に塗布されたインクが溶融し、印字を行うのであ
る。印字を続け1行分の印字が終了すると、サー
マルヘツド15は最初の位置に戻る。同時に、記
録用紙21は矢印27に示すように、対向するサ
ーマルヘツド15の上側に移動する。この移動幅
は、シアン部11等の幅と同一であり、これが1
行分に相当する。 次にこの電気信号系統及び印字について説明す
る。第3図は、この電気信号系統のブロツク図で
ある。全体は制御部30aと印字部30bとから
なる。記録する情報は制御部30aで、制御、変
換されて印字部30bに供給される。印字部30
bでは、制御部30aからの信号に基づいてイン
クリボン10を加熱し印字を行う。制御部30a
は、入力インタフエース31、セントラルプロセ
ツシング・ユニツト(以下CPUと略す)32、
キヤラクタ・ジエネレータ33、ランダム・アク
セス・メモリ(RAMと略す)34、出力インタ
フエース35とからなる。制御部30aは、
CPU32を中心として、入力インタフエース3
1、キヤラクタジエネレータ33、RAM34、
出力インタフエース35とデータの授受を行う。
記録する情報は、入力インタフエース31に文字
と色と印字場所を指定して供給される。入力イン
ターフエース31では文字、色とも2進信号化し
てCPU32に送出する。この信号のうち文字部
分に対してCPU32ではまずキヤラクタ・ジエ
ネレータ33に文字コード信号を送り、キヤラク
タ・ジエネレータの発生した文字パターン信号の
供給を受ける。次いでCPU32では色の指定に
応じて出力インタフエースに文字パターン信号を
送る。この際、RAM34を利用するが、詳しく
は、例をあげて後で説明する。出力インタフエー
スからは、必らずシアン、マゼンタ、イエロー、
黒の順序で文字パターン信号が印字部30bに送
出される。この文字パターン信号を受ける印字部
30bは、シフトレジスタ36a,36b,36
c,36d、ラツチ部37a,37b,37c,
37d、駆動部39a,39b,39c,39
d、発熱素子部16a,16b,16c,16d
からなる。一連のシフトレジスタ36d、ラツチ
部37d、タイミング部38d、駆動部39d、
発熱素子部16dはインクリボン10のシアンに
対応して設けられている。同様に添字cはマゼン
タに、添字bはイエローに、添字aは黒に、それ
ぞれ対応している。出力インタフエース35の出
力端子は、シフトレジスタ36aの入力端子と接
続される。シフトレジスタ36a,36b,36
c,36dは連続したシフトレジスタを形成す
る。各シフトレジスタ36a,36b,36c,
36dは、7ビツトの信号をラツチ部37a,3
7b,37c,37dに送る。この7ビツトとい
うのは文字を5×7ドツトマトリツクスで印字す
ることに起因している。各ラツチ部37a,37
b,37c,37dの7個の出力端子は各タイミ
ング部38a,38b,38c,38dの7個の
入力端子と接続される。このタイミング部38
a,38b,38c,38dはそれぞれ7個のア
ンド回路から構成される。各アンド回路の一入力
端子が、ラツチ部37a,37b,37c,37
dの出力端子と接続される。アンド回路の他入力
端子には、タイミングパルスが供給される。各タ
イミング部38a,38b,38c,38dの7
個の出力端子、即ち、各アンド回路の出力端子
は、各駆動部39a,39b,39c,39dの
7個の入力端子と接続される。この各駆動部39
a,39b,39c,39dの7個の出力端子の
それぞれに第1図に示すサーマルヘツド15に設
けられた発熱素子部16a,16b,16c,1
6dに接続される。各発熱素子部16a,16
b,16c,16dは7個の発熱素子からなり、
独立に駆動部39a,39b,39c,39dの
出力端子と接続される。各発熱素子はすべて接地
される。 さて、このように構成された感熱転写式カラー
プリンタの動作について図面に基づいて、例を挙
げ説明する。 ここでは第4図hに示すように記録用紙21上
にアルフアベツトを1行に7文字、それを4行に
亘つて印字するものとする。ただし、記録用紙の
第1列はシアン、第2列はマゼンタ、第3列はイ
エロー、第4列はブルー、第5列はグリーン、第
6列はレツド、第7列は黒で印字するものとす
る。以下の説明では、第3図の他に入力インタフ
エース31からの信号を示す第5図及びインクリ
ボン10のヌケを時系列的に示す第4図a乃至g
をも適宜参照する。 まず記録用紙21上の任意の場所から、「A」
をシアンで、「B」をマゼンダで、「C」をイエロ
ーで、「D」をブルーで、「E」をグリーンで、
「F」をレツドで、「G」を黒で印字するので、入
力インタフエース31を介しこの情報を制御部3
0aに送る。入力インターフエース31では、文
字、色とも2進数に変換する。文字は、6ビツ
ト、色は4ビツトで指定する。例えば第5図aで
示すように「A」は“000001”、「B」は
“000010”……とする。色はシアンを“1000”、マ
ゼンタを“0100”、イエローを“0010”とする。
シアン、マゼンタ、イエローはインクの3原色で
あり、原理的には他の色は別個に用意しなくとも
すべてこれら3原色のインクを適当量重ね合わせ
ることにより実現できるが、ここでは等量インク
の重ね合わせにより簡単に実現できるブルー、レ
ツド、グリーンで印字する例について説明する。
インクの3原色の組み合わせは光の3原色と異な
り、補色を考える必要がある。例えば、グリーン
はシアンとイエロー、ブルーはシアンとマゼン
タ、レツドはマゼンタとイエローのインクを重ね
合わせると実現できる。従つてグリーンは
“1010”であり、ブルーは“1100”で、レツドは
“0110”である。なお黒は3原色の重ね合わせで
実現できるが、便宜のために黒色のインクを用意
し“0001”で表わす。さらに、この実施例では説
明のために、“黒”色は、前述の3原色と黒のイ
ンクの重ね合わせで実現するものとする。従つて
“黒”は“1111”と表わす。 このように、文字と色とを2進コード化し、こ
れらの情報のためにこの実施例では、第5図a乃
至hに示すように16ビツト、つまり2バイト用意
する。この2バイトのうち頭から6ビツトは、文
字用にし、2ビツトは使わない。そして次のバイ
トの頭から4ビツトを色用にする。 このような信号が入力インタフエース31から
CPU32に供給される。CPU32では、入力信
号のうち文字2進コードに対応した文字パターン
をキヤラクタジエネレータ33から呼び出す。例
えば、2進コード“000001”であるなら、第6図
に示すような文字パターン信号(Aに相当)を呼
び出す。この文字パターンは7×5マトリツクス
で表わされる。CPU32は、入力信号の色2進
コードに基づき、この文字パターン信号の送出先
を決める。即ち、色2進コードの第1ビツトが1
のとき、文字パターン信号を出力インタフエース
35に、それ以外の時は、RAM34にそれぞれ
送出する。但し、文字パターン信号は各列ごとの
7ビツトの信号として送出される。ここで、
RAM34は、R0乃至R5領域に分割されている。
各領域は、原稿1行分の文字パターン信号が格納
できる。この例では各文字パターンの列の数が
5、一行の中の文字数が7であるからこの各領域
での番地数は35番地まで設けておく。R0、R1
R2領域は、色2進コード化の第4ビツトが1の
とき文字パターン信号をR0の先頭番地から収納
する。R3、R4領域は、色2進コードの第3ビツ
トが1のとき、文字パターン信号を連続して収納
する。R5領域は、色2進コードの第2ビツトが
1のとき文字パターン信号を収納する。各色に対
応した領域の大きさは、インクリボン10の色の
並び方に関連している。ただし、RAM34の各
領域の各番地に、文字パターン信号を収縮する時
は、その文字パターンの列に対応したデータを収
納していく。例えば、第6図に示すような「A」
であるなら、“0111111”、“1000100”、
“1000100”、“1000100”、“0111111”という7ビツ
トのデータを、この順序でCPU32がRAM34
の各番地に書き込んでいく。なお、このRAM3
4は、電源投入時に、その内容がすべてクリアさ
れ「0」で満たされている。又、このRAM34
の用い方には、以下に述べる特徴がある。それは
R0乃至R2領域、R3及びR4領域、R5領域はそれぞ
れ一体とみなしサイクリツクに用いるのである。
例えばR0領域が満杯になつたらR1領域へ書き込
み、R1領域が満杯になつたらR2領域を用いる。
そしてR2領域が満杯になつたら再びR0領域を用
いるのである。R5領域の場合には満杯になつた
ら再び先頭番地から用いていく。 さて、この実施例では、入力インターフエース
31を介し、「A」(シアン)が、CPU32に供
給される。CPU32は、色2進コードが第5図
aに示すように第1ビツトが1なので、キヤラク
タジエネレータ33からは、「A」に対応する文
字パターン信号を呼び出す。この文字パターン信
号は、7ビツトデータが5つ集合したものであ
る。即ち“0111111”、“1000100”、“1000100”、
“1000100”、“0111111”5つである。この文字パ
ターン信号と一緒に7ビツトすべての信号
“0000000”(以下b信号と呼ぶ)を用意してお
く。CRU32はこれらの信号を第7図に示すよ
うに7段階に順次処理していく。 ; 文字パターン信号「A」の1列目
“0111111”(「A1」と呼ぶ。一般に文字XのN
列目をXNと呼ぶことにする。)を出力インター
フエース35に送る。 ; R5領域の先頭番地のデータ(ここではb
信号である。)を読み出し、出力インターフエ
ース35に送る。 ; CPU32に用意されたb信号をにおい
てデータが読み出されたR5領域の先頭番地に
書き込む。 ; R3領域の先頭番地からデータ(ここでは
b信号である)を読み出し、出力インターフエ
ース35に送る。 ; CPU32に用意された各信号を第でデ
ータが読み出されたR3領域の先頭番地に書き
込む。 ; R0領域の先頭番地からデータ(ここでは
b信号である。)を読み出し、出力インターフ
エース35に送る。 ; CPU32に用意されたb信号をでデー
タが読み出されたR0領域の先頭番地に書き込
む。 これで、文字パターン信号の1列用のデータを
出力インタフエース35に送り終える。同様の動
作を5回繰り返すことによつて1文字パターン信
号がすべて送出される。 一方、出力インタフエース35には7ビツトの
データがパラレルに供給されるが、この出力イン
タフエース35において、パラレル信号がシリア
ル信号に変換される。シリアル信号となつた1列
分の文字パターン信号は、第8図aに示すシフト
パルスと同期してシフトレジスタ36aに1ビツ
トずつ供給される。シフトレジスタ36aに順次
データが収納されるに従い、シフトレジスタ36
b,36c,36dにへとデータはシフトしてい
き、シフトレジスタ36dには「A1」が、シフ
トレジスタ36b,36c,36dにはそれぞれ
b信号が入力する。 すべてのシフトレジスタ36a乃至36dにす
べてデータが収納された時、ラツチ部37a乃至
37dに第8図bに示すように書き込み信号を送
る。すると、シフトレジスタ36a乃至36dの
データがパラレルにラツチ37a乃至37dに供
給され、このデータがラツチ部37a乃至37d
に書き込まれる。書き込みが終了するとラツチ部
37a乃至37dに書き込み信号を停止し、これ
以後のラツチ部37a乃至37dへのデータ移動
を禁止する。書き込み信号が停止したなら、第8
図aに示すシフトパルスを再びシフトレジスタ3
6a乃至36dに供給し、次のデータをシフトレ
ジスタ36a乃至36dに収納する。 一方、ラツチ部37a乃至37dからは文字パ
ターンの1列に応じたパラレルデータをタイミン
グ部38a乃至38dに送る。このタイミング部
38a乃至38dでは印字する時刻にラツチ部3
7a乃至37dからの信号と第8図cに示すパル
ス信号とのアンドをとる。従つてラツチ部37a
乃至37dからのパラレル信号のうち1の信号の
みがタイミング部38a乃至38dからパルス信
号として出力される。タイミング部38a乃至3
8dでのパルス信号のパルス幅は、発熱素子16
a乃至16dへの通電時間である。 タイミング部38a乃至38dからのパルス
は、駆動部39a乃至39dにより印字に適した
電圧に変換されてから発熱素子16a乃至16d
に供給される。ここでは、インクリボン10のう
ちシアンに接する発熱素子16dのみに電気信号
が流れる。他の発熱素子16a乃至16dには電
気信号は印加されない。 このようにして文字のマトリツクスのうち、1
列分の印字が終了する。CPU32は、前述のよ
うな動作を5回繰り返し、印字部30bも同様に
5回繰り返す。この時、RAM34内には、R0
R3、R5領域の先頭番地から5番地までにCPU3
2からのb信号が収納されている。 次に第5図bに示すように文字Bをマゼンタで
印字せよという指令がCPU32に入る。前述の
Aの場合と同様にCPU32はBを表わす2進コ
ードに対応した文字パターンをキヤラクタジエネ
レータ33から呼び出す。そして、やはりAの場
合と同様に7段階の処理を行う。ただし、色指定
をする2進コードの第2ビツトのみに1が立ち他
は0なので、 CPU32に用意されたb信号を出力インタ
ーフエース35に送る。 R5領域の先頭から6番地からデータ(b信
号)を読み出し出力インターフエース35に送
出する。 B1のデータをにおいてデータを読み出し
た番地に書き込む。 、、、、はデータの番地を入れ換える
番地が異なるだけで同様の処理を行う。これに対
して、印字部30bにおいて印字が行われる。も
つとも、出力インターフエース35に送られる信
号、即ち、印字部30bに送られる信号はすべて
b信号なので実際の印字は行われず、1文字分終
了する。ただしRAM34のR5領域の先頭番地か
ら6番目の番地と10番目の番地の間にBの文字パ
ターンのデータが入つている。 C乃至Gの場合も同様であるので、Gの場合を
代表として説明する。Gの色指定をする2進コー
ドでは第1乃至第4ビツトのすべて1が立つてい
るので、 G1のデータを出力インターフエース35に
送る。 R5領域の先頭番地から31番目の番地よりデ
ータ(b信号)を読み出す。 G1のデータをにおいてデータを読み出し
た番地に書き込む。 R3領域の先頭番地から31番目の番地よりデ
ータ(b信号)を読み出す。 G1のデータをにおいてデータを読み出し
た番地に書き込む。 R0領域の先頭番地から31番目の番地よりデ
ータ(b信号)を読み出す。 G1のデータをにおいてデータを読み出し
た番地に書き込む。 となる。それで、印字されるのは、1行目の右端
にシアンでGが印字される。1行目の印字はシア
ンのみである。これで1行分の文字が入力インタ
ーフエース31からこのプリンターに供給された
が、この時のRAM34の内容を第9図iに示
す。この図では空白は初期設定されたままで
CPU32とのデータ交換していない領域を示
す。前述の説明の様に、この段階前にCPU32
とデータ交換した領域は、矢印で示されるR0
R3、R5領域である。このとき、原稿21は第2
図に示すようにサーマルヘツド15に対して1行
分移動する。同時にサーマルヘツド15は最初の
位置に戻る。 さて、入力インターフエース31から第4図h
に示す第2行のデータが供給されると、第1行目
の時と同様な処理をCPU32はする。ただし、
RAM34内の使用領域が若干異なる。即ち、色
指定をする2進コードが黒に相当するときは、
R0領域はそのままにしR1領域の先頭番地から、
イエローに相当するときは、R3領域はそのまま
にしR4領域の先頭番地から、マゼンタに相当す
るときはR5領域の先頭番地からそれぞれデータ
を交換していく。例えばHが入力インターフエー
ス31から供給されると、H1のデータを出力イ
ンターフエース35に送り、CPU32で用意し
た3つのb信号を前述の処理順序で第9図iに示
すR1、R4、R5領域の先頭番地のデータ(b信
号)と交換する。続いてIの場合には、b信号に
続いてR5領域からB1を送るところが異なる。
従つてインクリボン10のマゼンタに対応する発
熱素子16cのみに電気信号が印加される。Bに
ついての処理が終了した時には第4図bに示すよ
うにインクリボン10のマゼンタの箇所にBのヌ
ケが出来る。このとき、原稿21は、インクリボ
10のシアンからマゼンタに向かう方向に1行
移動しているので、マゼンタで印字すると、原稿
21上では第1行目にAの隣にマゼンタでBと印
字される。これは、R5領域をサイクリツクに使
用したために、第1行目の文字が供給された段階
でR5領域にBを収納しておき、第2行目の段階
でこれを新しく供給された文字Iのデータと交換
して印字部30bに送つたからである。従つて、
R5領域の情報、即ちマゼンタで印字する文字は
1行分遅延されて印字するのである。同様にR0
乃至R2領域の情報、即ち黒で印字する文字は3
行分遅延される。R3及びR4領域の情報、即ちイ
エローで印字する文字は2行分遅延される。 例として、シアン、マゼンタ、イエロー、黒で
印字する文字の場合を説明する。この実施例では
第4図hで示す第1行目のGがその一例である。
第1行目の印字時には、第4図aに示すようにG
をシアンで印字する。第2行目の印字時には第4
図bに示すようにマゼンタGを重ねて印字する。
第3行目の印字には、第4図cに示すようにイエ
ローでGを印字する。第4行目の印字時には黒で
Gを印字する。各行の印字毎に原稿21が移動す
るのを考慮するとGはすべて同一場所に印字さ
れ、各色が重ね合わされる。他の文字も同様であ
る。 このようにしてこの実施例によりカラー印字が
可能となる。更にこの感熱転写式カラープリンタ
を更に利点を有するものとするために、多様な変
形ができる。例えば前述の実施例では記録用紙2
1の移動量は、インクリボン10の各部の幅d0
等しい量であつた。この移動を記録用紙21を固
定してインクリボン10の移動を示したのが、第
10図aである。この場合、インクリボン10
インクを塗り分ける精度と、サーマルヘツド15
と記録用紙21との位置合わせの精度とを考える
と、異なつた色のインクの境界には、確実性を増
加させるために幅d1の安全ガード部61を設けて
おいた方がよい。この時のサーマルヘツド15と
記録用紙21との相対移動量は(d0−d1)であ
る。 又、印字する字の大きさが小さく、インクリボ
10の各部の幅dの半分以下である場合には、
インクリボン10を2トラツクで利用してもよ
い。それには1回のインクリボン10を使用した
ら巻き戻し、サーマルヘツド15とインクリボン
10との位置関係をd/2ずらして印字してもよ
い。この時のインクリボン10の使用状況を第1
1図aに示す。インクリボン10の1トラツク分
使用後、巻き戻すことをしなくとも、第2図に示
すインクリボンスプール23,24を対としてイ
ンクリボン10を装置のまま反転させてもよい。
ただこの時には、インクの配色順序が変化するの
で、サーマルヘツドの発熱素子群16a乃至16
dへ与える情報を遅延させる順序を逆転させる必
要がある。この場合にインクリボン10は第11
図bに示すように使用される。もつとも、第11
図cに示すように、インクを上1トラツク分には
下からシアン、マゼンタ、イエロー、ブラツクと
塗り分け、下1トラツク分には上からこの順序で
塗り分けておいてもよい。 前述の実施例において、1枚目の記録用紙への
印字を終わり、そのまま2枚目の記録用紙に印字
する場合には、第12図に示されるようにインク
リボン10を使用することが多い。インクリボン
10を使用した部分を斜線で示し、未使用の部分
には斜線を施さない。L1乃至L8は記録用紙上で
1行分に相当する。印字の最初は必らずシアンで
始まり最期は必らず黒である。第12図からもわ
かるように、L2乃至L7の区間にわたり合計3行
分(一般にインクリボン10をn色で塗り分けた
なら(n−1)行分)インクリボン10を全く利
用しない。このような無駄をなくすためには、一
枚の記録用紙の印字を終了した後3行分インクリ
ボン10を巻き戻せばよい。またこの操作は、1
枚の記録用紙に印字途中であつても多数行印字し
ない部分が存在するときは適用できる。 またインクリボンのインク塗布幅は第13図a
に示すように等しくする必要もない。例えば、異
なつた文字サイズ及び行間隔で印字を行う場合に
は第13図bに示すように相対的に中央部に塗布
されるインク幅を狭くすることにより自由度を増
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のサーマルヘツドと
インクリボンを示す図、第2図は第1図に示すサ
ーマルヘツドと、インクリボンを用いた感熱転写
式カラープリンタを示す模式斜視図、第3図はこ
の実施例の電気信号の流れを示す回路図、この実
施例における記録時のインクリボンと記録紙を示
し、第4図hは記録紙を示し、第4図a乃至gは
第4図hに示す内容を記録するにあたつて時系列
的にインクリボンを示す図、第5図は入力インタ
フエースからCPUに送られる文字コード信号色
コード信号を示す。第6図はAの文字パターンの
マトリツクスを示す図、第7図はR0乃至R5領域
のデータとCPU32からのデータの出力インタ
ーフエース35への流れを説明するための図、第
8図は印字部30bにおける信号の流れを調整す
るためのパルスを説明する図、第9図はRAM3
4内へのデータの収納を示す図、第10図乃至第
13図は、インクリボン上のインクの塗布を示す
図で、第10図はインクの塗り分け精度及びサー
マルヘツドの位置決め精度を考慮したインク塗布
を示し、第11図は印字幅が小さい場合のインク
塗布を示し、第12図は第1図に示すようにイン
ク塗布をしたインクリボンの使用状態を示す図
で、第13図は印字の大きさを変化させるための
インク塗布を示す図である。 10…インクリボン、15…サーマルヘツド、
16…発熱素子、21…記録紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録媒体を第1の方向に搬送させる第1の搬
    送手段と、 この第1の搬送手段による第1の方向に略垂直
    に設けられ、その長手方向に複数の色のインクが
    帯状に塗布されたインク担体と、 このインク担体上のN(Nは1より大きい自然
    数)色のインクに少なくとも記録時には当接する
    ようにして設けられた発熱素子群と、 この発熱素子群に対し、画像情報に基づいて信
    号を供給する信号供給手段と、 この信号供給手段からの信号の供給に伴い前記
    発熱素子群及び前記記録媒体を相対的に第2の方
    向に移動させる第2の搬送手段とを備え、 前記信号供給手段は、画像情報に基づいた信号
    を前記インク担体上の複数の色成分毎に分離し、
    前記記録媒体の移動量及び前記インク担体上の複
    数の色インクの配列に応じて順次前記発熱素子群
    に供給すると共に、この供給に際し、前記第1の
    搬送手段により前記記録媒体の搬送は、前記第1
    の方向のみに行い、前記複数色のインクを前記記
    録媒体に重ね合わせ多色画像を得る熱転写式多色
    記録装置であつて、前記インク担体に(N−1)
    行分の空白が生じた際に、前記インク担体を巻き
    戻す手段を具備することを特徴とする熱転写式多
    色記録装置。
JP10545081A 1981-07-08 1981-07-08 熱転写式多色記録装置 Granted JPS587390A (ja)

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JPS587390A JPS587390A (ja) 1983-01-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04369573A (ja) * 1991-06-19 1992-12-22 Oki Electric Ind Co Ltd カラーインクリボンおよびカラープリンタ
JPH0717142A (ja) * 1993-04-23 1995-01-20 Fujicopian Co Ltd カラー熱転写記録方法

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JPS5718276A (en) * 1980-07-07 1982-01-30 Seikosha Co Ltd Color recording device
JPS57113084A (en) * 1980-12-30 1982-07-14 Sony Corp Transfer type recorder

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