JPS6245642Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6245642Y2
JPS6245642Y2 JP10204083U JP10204083U JPS6245642Y2 JP S6245642 Y2 JPS6245642 Y2 JP S6245642Y2 JP 10204083 U JP10204083 U JP 10204083U JP 10204083 U JP10204083 U JP 10204083U JP S6245642 Y2 JPS6245642 Y2 JP S6245642Y2
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JP
Japan
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blade
hole
row
cutter
holes
Prior art date
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Expired
Application number
JP10204083U
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English (en)
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JPS609475U (ja
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Priority to JP10204083U priority Critical patent/JPS609475U/ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、往復式電気かみそりの外刃の刃孔群
の構成に関する。
〔背景技術〕
従来にあつては、第1図に示すように(例え
ば、特開昭51−106561号公報参照)、外刃5′の刃
孔列a′が端から端まですべて内刃ブレード1の方
向と平行になつていたので、髭3の切断時に刃孔
4′に入つた髭3が同時に切断される刃孔列a′が
存在し、このため内刃ブレード1にかかる切断負
荷が大きくなり、モータの回転数が低下して髭剃
り時に髭を引つ張つたり、また第2図に示すよう
に内刃ブレード1が逃げて深剃りが効かないとい
つた欠点があつた。
そこで、第3図及び第4図に示すようにすべて
の刃孔列a″を内刃ブレード1の方向に対して一定
角θだけ傾かせて髭の同時カツトを防止させたも
のが提供されている。このような改良された従来
例にあつては、同時にカツトされる髭3の本数は
少なくなり、従つて内刃ブレード1にかかる負荷
が小さくなり、内刃ブレード1の逃げも防止でき
て良好な切断を得られ、髭3の引つ張りも少なく
なるという長所がある反面、第4図のイ部分のよ
うに端の境界に段差部が発生するという問題があ
る。即ち、このような段差部イが生じると、外刃
5′の両端部において曲げ剛性が不均一となり、
更にこの不均一剛性によつて外刃5′を曲げて外
刃枠にセツトしたときに外刃5′が第5図のよう
に鞍状に反り、このため内刃1との間に隙間が生
じ、髭3を深剃りできず、髭3の導入も悪いとい
う欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは中央部で刃
孔列が傾いていることで内刃の切断負荷を軽減し
て髭を引つ張りなく滑らかに剃ることができ、し
かも刃孔列の方向が徐々に変化して両端で刃孔列
が内刃ブレードの往復動方向と直交する方向と平
行になつているために外刃両端の曲げ剛性が均一
となつて内刃と外刃の密着性を高め、内外刃間の
隙間の発生を防止することができるようにするこ
とにある。
〔考案の開示〕
本考案は外刃5の中央においては刃孔列aの方
向を内刃ブレード1の方向に対して傾かせ、刃孔
列aの方向を徐々に変化させて外刃5の両端部に
おいては刃孔列aの方向を内刃ブレード1の往復
動方向と直交する方向と平行に形成し、これによ
つて上記目的を達成したものである。
以下、本考案を添付図により詳述する。第6図
に外刃5の全体図を示してあり、多数の刃孔4が
穿孔されていて各刃孔4は内刃ブレード1の方向
と略平行な方向に整列している。内刃往復動方向
(以下、X方向と称す)の中央部においては刃孔
列aの方向は内刃ブレード1の方向に対して傾斜
しており、X方向の両端へゆくほど刃孔列aの方
向は徐々に変化してゆき、X方向の両端において
は刃孔列aの方向は内刃ブレード1の往復動方向
と直交する方向と平行になつている。これによつ
てX方向両端において従来例のように刃孔4群の
端に段差部イが生じず、両端部での剛性の不連続
さをなくして内刃2と外刃5との間の隙間の発生
を防止している。また外刃5を曲げたときに上端
部が第5図のように鞍状に反る現象を軽減され
る。第6図に示す図示例においてはロ領域で各刃
孔列aの方向が一定の角度φで傾斜しており、
ハ領域において刃孔列aの傾きφが徐々に小さく
なつていつて両端で傾きφが0となるようになつ
ている。
また、第6図のハ領域においては刃孔列aの方
向が徐々に変化している為、各部分によつて刃孔
4の大きなものや小さなものが生じ、この為ロ領
域よりも剛性の高い部分や剛性の低い部分が発生
するおそれがあり、これを放置すればやはり内刃
2と外刃5との間に隙間が生じる。そこで、本考
案においては、刃孔列aの傾斜の均一なロ領域と
刃孔列aの傾斜が徐々に変化しているハ領域とで
の外刃5の刃孔開口率を等しくすることにより、
外刃5の各部分での曲げ剛性を均一に維持させて
ある。その方法としては、第7図a,bに示すよ
うに刃孔4の大きさを変化させる方法や第8図
a,bに示すように外刃5の刃孔4間のリブ巾B
を変化させる方法、あるいは両方法を組合せたも
のが考えられる。これらの方法によつて外刃5の
剛性を均一化することにより内外刃2,5の密着
性を良好にすることができる。これよりも一層密
着性を高め、精度良く剛性を均一化しようとすれ
ば、各部においてリブ巾Bと刃孔4の開口率αと
の積を一定にすれば良い(αB=const.)。即
ち、リブ巾Bのみで調整した場合、刃孔4の大き
さが大きく異なれば剛性は均一でなくなるし、ま
た刃孔4の大きさ(開口率)のみで調整した場合
には、大きすぎる刃孔4や小さすぎる刃孔4が生
じる場合があるが、この両者の積αBを均一にす
るように調整すれば、外刃5の曲げ剛性を精度良
く均一に構成でき、内外刃2,5間の隙間を低減
し、また鞍状の反りを防止して良好な切味を得る
ことができるのである。
次に、刃孔4の形状に関して説明する。刃孔4
の形状は丸孔、四角孔、六角孔等どのような形状
のものでも良い。第6図に示した図示例では、丸
孔に近い形状の刃孔4aとひようたん孔の形状の
刃孔4bとを組合せたものとしている。丸孔状の
刃孔4aはX方向と直角なY方向(内刃ブレード
の往復動方向と直交する方向と平行な方向)の中
央付近に配置され、髭3をより短かく剃ることが
できるようになつており、ひようたん孔状の刃孔
4bはその絞つた形状により孔が大きくなつても
肌の入り込みが押えられ、同寸の長方形孔に比べ
て肌への刺激が少なく、また髭3の導入を良くす
ることができるようになつている。又、第9図に
髭剃り時の状態を示すが、丸孔状の刃孔4aのあ
る中央部においては肌が外刃5に押し付けられる
為この部分では長い髭3が導入されにくい。従つ
て、外刃5の中央部にX方向と平行に断面略U字
状の屈曲条部6を形成し、その隣に丸孔状の刃孔
4aを配置して長い髭3を屈曲条部6へ導入して
短かく切り、これを更に丸孔状の刃孔4aへ導入
して更に短かく切るようにしている。又、上述の
ように丸孔状の刃孔4aよりも端部にひようたん
孔形の刃孔4bが設けられているが、肌と外刃5
とが接する部分と離れる部分の境界部付近が、髭
3の導入に最適であるので、第10図に示すよう
にこの境界部付近に髭3の導入の良いひようたん
形の刃孔4bを多く配置すれば効果が大である。
〔考案の効果〕
本考案は叙述の如く構成されているから、要す
るに、刃孔列が外刃の両端部を除いて内刃ブレー
ドと平行になつていないので、多数本の髭の同時
切断を避けることができ、内刃の切断負荷を軽減
して髭の引つ張りを防止できると共に深剃りを行
なうことができるという効果がある。しかも、外
刃の両端においては刃孔列を内刃ブレードの往復
動方向と直交する方向と平行にしてあるので、従
来のように刃孔に段差が生じることがなく、外刃
の剛性率を均一にして外刃と内刃との密着度をを
向上させることができ、内外刃間の隙間を防止し
て髭を短く剃ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の刃孔列を示す拡大図、第2図
は第1図のL−L断面図、第3図は他の従来例の
刃孔列を示す拡大図、第4図は同上の全体図、第
5図は同上の外刃を曲げたときの斜視図、第6図
は本考案の一実施例を示す全体図、第7図a,b
は同上の刃孔の変化例を示す拡大図、第8図a,
bは刃孔の他の変化例を示す拡大図、第9図は同
上の髭剃り時を示す断面図、第10図は同上の外
刃の一部破断した拡大図である。 a……刃孔列、1……内刃ブレード、2……内
刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内刃往復動方向に複数列の刃孔列を形成し、
    内刃往復動方向の中央部においては刃孔列の方
    向を内刃ブレードの方向に対して傾斜させると
    共に刃孔列の方向を徐々に変化させて内刃往復
    動方向の両端においては刃孔列の方向を内刃ブ
    レードの往復動方向と直交する方向と平行に揃
    えて成る電気かみそりの外刃。 (2) 内刃往復動方向の中央部における刃孔列の開
    口率と両端部における刃孔列の開口率とを同一
    にして成る実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の電気かみそりの外刃。 (3) 刃孔列の開口率とリブ巾との積を一定にして
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気
    かみそりの外刃。
JP10204083U 1983-06-30 1983-06-30 電気かみそりの外刃 Granted JPS609475U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10204083U JPS609475U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 電気かみそりの外刃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10204083U JPS609475U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 電気かみそりの外刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609475U JPS609475U (ja) 1985-01-23
JPS6245642Y2 true JPS6245642Y2 (ja) 1987-12-07

Family

ID=30240703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10204083U Granted JPS609475U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 電気かみそりの外刃

Country Status (1)

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JP (1) JPS609475U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781509A (ja) * 1993-09-16 1995-03-28 Kozuka Techno Kk 衝撃吸収機能付きスペーサーブロック及びハンガーブラケット

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Publication number Publication date
JPS609475U (ja) 1985-01-23

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