JPS6053637B2 - 電気かみそりの外刃パタ−ン - Google Patents
電気かみそりの外刃パタ−ンInfo
- Publication number
- JPS6053637B2 JPS6053637B2 JP15897880A JP15897880A JPS6053637B2 JP S6053637 B2 JPS6053637 B2 JP S6053637B2 JP 15897880 A JP15897880 A JP 15897880A JP 15897880 A JP15897880 A JP 15897880A JP S6053637 B2 JPS6053637 B2 JP S6053637B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- long
- holes
- blade
- rough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は従来の外刃パターンでは剃り残しの多かつた長
手を確実に捕え切断する孔形状を有する外刃パターンの
改良に関するものである。
手を確実に捕え切断する孔形状を有する外刃パターンの
改良に関するものである。
数日間ヒゲを伸した場合又は剃り残した一部の長毛特に
顔面に寝てしまつた長手は、電気かみそりで剃るのは非
常に困難であつた。
顔面に寝てしまつた長手は、電気かみそりで剃るのは非
常に困難であつた。
そのため従来長毛を捕えやすい様に、ヒゲの導入孔の長
さを長くした長孔状態にすることにより多少の長手の捕
え効果を得ることができた。しカル単に長孔にすると、
長手の捕えは良くなるが、それと共に肌も同時に導入孔
に入りすぎて、肌の一部まで切断することによりヒリツ
キが発生するために、その防止のため長孔の短径方向の
両側面に肌の喰い込みすぎの防止のための複数の突起を
設けるようにすることが一般的である。しかし、この複
数の突起を設けたため、ヒリツキは改善できるが、本来
の目的である長手を確実に捕えることが不充分になつて
しまう。〔目的〕 しかるに本発明では長手を確実に捕え、かつ、導入孔へ
の肌の喰い込みすぎによるヒリツキが少ない外刃パター
ンの導入孔形状を提供するものでＪある。
さを長くした長孔状態にすることにより多少の長手の捕
え効果を得ることができた。しカル単に長孔にすると、
長手の捕えは良くなるが、それと共に肌も同時に導入孔
に入りすぎて、肌の一部まで切断することによりヒリツ
キが発生するために、その防止のため長孔の短径方向の
両側面に肌の喰い込みすぎの防止のための複数の突起を
設けるようにすることが一般的である。しかし、この複
数の突起を設けたため、ヒリツキは改善できるが、本来
の目的である長手を確実に捕えることが不充分になつて
しまう。〔目的〕 しかるに本発明では長手を確実に捕え、かつ、導入孔へ
の肌の喰い込みすぎによるヒリツキが少ない外刃パター
ンの導入孔形状を提供するものでＪある。
これを往復振動式電気かみそりの外刃を例にして図面に
よつて説明する。
よつて説明する。
第１図は本発明実施例の外刃パターン全体図、第２図は
第１図のＡ部（荒刃導入孔）拡大図である。
第１図のＡ部（荒刃導入孔）拡大図である。
第１図において、電鋳、プレス等によりつくられる外刃
１は第１図の様にその中心部にはヒゲの導入孔が多数設
けられており、その両端部には、本外刃１を外刃取付部
材に取り付けるための取付穴２が設けられている。
１は第１図の様にその中心部にはヒゲの導入孔が多数設
けられており、その両端部には、本外刃１を外刃取付部
材に取り付けるための取付穴２が設けられている。
仕上刃孔３はほゝ゛平行四辺形々状であり、主として、
比較的短いヒゲを捕え切断するためのヒゲ導入孔てある
。荒刃孔４は主として長毛特に顔面に沿つて寝てしまつ
ている長手を捕え切断するためのヒゲ導入孔であり、略
ハの字状に配列されており、詳細は第２図の拡大図によ
り後述する説明する。パターン合せ孔（第１図ではハツ
チング表示の穴）５は、本実施例の様に目的の異なる仕
上刃孔３と荒刃孔４の複数のパターン部を配置した場合
、そのパターン群の接続部間に配置するものである。つ
まり、それぞれのパターン群の目的を最大に発揮させる
ためには、孔形状・穴面積・穴配列ピッチ・ヒゲの挾み
角等はおのずと変つてくる。その様な複数のパターン群
を単に隣接すると、その接合部におけるパターンの骨巾
が不規則になり強度不足、又は開口率の減少等の問題が
発生する。そのため本実施例の様にパターン穴形状の異
なるパターン群間に、骨巾がほＳ゛一定、かつ、ヒゲを
導入可能な孔形状となるように形成したパターン合せ孔
５を配置しており、適正な外刃強度・開口率を確保し、
かつ、それぞれの目的に最適な形状にパターン群を形成
することが可能である。なお本実施例の外刃１は往復振
動式電気かみそりのアーチ状刃に使用するものであるが
、そのアーチ刃の頂部に前記パターン合せ孔５、その左
右いずれか一方に仕上刃孔３群、他方に荒刃孔４群を配
置するため、荒刃孔４群が電気かみそり進行方向側にし
て使用すれは、ます荒刃孔４群で長毛を剃つた後仕上刃
孔３群深剃りを含めた仕上剃りを行うことができる。又
、肌に一番接する可能性の高い部分であるアーチ刃の頂
点には強度・開口率を適正にしたパターン合せ孔５群が
設けてあり、パターン合せ孔５群を設けす直接仕上刃孔
３群と荒刃孔４群を接した外刃より充分な効果を発揮す
ることができる。第２図を用いて荒刃孔４を説明する。
荒刃孔４は全体的には長孔であり、長孔のほＳ゛中間付
近の狭巾部６の短径方向の孔両側面にはそれぞれ２個の
突起７，８を互い違いに、つまソー方の孔側面側の突起
が他方の孔側面側の谷部に対向するよう配置して設けて
肌の喰い込みすぎを防止して、内刃刃先による肌の切断
を防ぎヒリツキを防止する。
比較的短いヒゲを捕え切断するためのヒゲ導入孔てある
。荒刃孔４は主として長毛特に顔面に沿つて寝てしまつ
ている長手を捕え切断するためのヒゲ導入孔であり、略
ハの字状に配列されており、詳細は第２図の拡大図によ
り後述する説明する。パターン合せ孔（第１図ではハツ
チング表示の穴）５は、本実施例の様に目的の異なる仕
上刃孔３と荒刃孔４の複数のパターン部を配置した場合
、そのパターン群の接続部間に配置するものである。つ
まり、それぞれのパターン群の目的を最大に発揮させる
ためには、孔形状・穴面積・穴配列ピッチ・ヒゲの挾み
角等はおのずと変つてくる。その様な複数のパターン群
を単に隣接すると、その接合部におけるパターンの骨巾
が不規則になり強度不足、又は開口率の減少等の問題が
発生する。そのため本実施例の様にパターン穴形状の異
なるパターン群間に、骨巾がほＳ゛一定、かつ、ヒゲを
導入可能な孔形状となるように形成したパターン合せ孔
５を配置しており、適正な外刃強度・開口率を確保し、
かつ、それぞれの目的に最適な形状にパターン群を形成
することが可能である。なお本実施例の外刃１は往復振
動式電気かみそりのアーチ状刃に使用するものであるが
、そのアーチ刃の頂部に前記パターン合せ孔５、その左
右いずれか一方に仕上刃孔３群、他方に荒刃孔４群を配
置するため、荒刃孔４群が電気かみそり進行方向側にし
て使用すれは、ます荒刃孔４群で長毛を剃つた後仕上刃
孔３群深剃りを含めた仕上剃りを行うことができる。又
、肌に一番接する可能性の高い部分であるアーチ刃の頂
点には強度・開口率を適正にしたパターン合せ孔５群が
設けてあり、パターン合せ孔５群を設けす直接仕上刃孔
３群と荒刃孔４群を接した外刃より充分な効果を発揮す
ることができる。第２図を用いて荒刃孔４を説明する。
荒刃孔４は全体的には長孔であり、長孔のほＳ゛中間付
近の狭巾部６の短径方向の孔両側面にはそれぞれ２個の
突起７，８を互い違いに、つまソー方の孔側面側の突起
が他方の孔側面側の谷部に対向するよう配置して設けて
肌の喰い込みすぎを防止して、内刃刃先による肌の切断
を防ぎヒリツキを防止する。
又、２個の突起Ａ８の一部て突起７と結ふ斜面９は０方
向に摺動移動する内刃１０とのなす挾み角は１００〜１
５移になつているため、斜面９と内刃１０と挾み込まれ
たヒゲは斜面９を滑べることなく確実に切断される。荒
刃孔４の長径方向の孔両側面には突起Ｂｌｌを各１個設
けており、これは、突起Ａ７，８を結ぶ直線間巾及びそ
の基部を結ぶ直線間巾のＷ１とＷ２より、荒刃孔４の長
径方向の両端付近の広巾部１２，１３最大幅Ｗ３が大き
く形成してあるため、突起Ａ７，８と同様に肌に喰い込
みすぎを防止するための突起Ｂｌｌを設けている。この
様にＷ３をＷｌ，Ｗ２より明らかに大きく形成したのは
長毛を確実に荒刃孔４内に導くための必要条件として、
荒刃孔４長さＬが長いことが必要であるが、それ以上に
、その荒刃孔４付近にある長毛をいかに荒刃孔４に導き
入れるかが最も重要になるためである。つまり、外刃を
ヒゲ剃りのため肌に対して移動した場合、ヒゲが荒刃孔
４の孔内部分で、ヒゲの先端に最初に触れるのは、外刃
の移動方向側にある荒刃孔４の端部である。すなわち、
第２図において１４で示す矢印方向に外刃を移動した場
合には、ヒゲの先端に最初に触れるのは荒刃孔４の広巾
部１２で、この部分は荒刃孔４の中で最も巾の広い部分
であり、長毛も確実に荒刃孔４内に導入することができ
る。又、この荒刃孔４の広巾部１２に長毛の一部が導入
され）ば、長毛全体が荒刃孔４に入り易い様に突起Ｂｌ
ｌの左右に、狭巾部６の突起Ａ７，８と滑らかに継がる
Ｒ部１５と直線部１６を設けている。なお、本発明の実
施例による荒刃孔４の各部の寸法は外刃の厚さが５０〜
１００μｍの場合、Ｌ＝０．７〜１．３，Ｗ１＝０．１
５〜０．２５，Ｗ２＝０．３〜０．５，Ｗ３＝０．３５
〜０．６（単位Ｗｒｌｎ）程度にすれば本考案の目的を
充分達せることができる。又、顔面のヒゲの生えている
方向は四方八方に向いており、一般的には電気かみそり
が肌上を移動した時には、長毛は電気かみそりの移動方
向に向きを換えて荒刃孔４に導入されやすくなるが、長
毛を確実に荒刃孔４に導くためには荒刃孔４の長径方向
の・向きに方向性を持たせない方が良い。そのため本発
明では、前記荒刃孔４を孔の短径方向面に他孔の長径方
向面がたがい違いに対面させる略ハの字状で、電気かみ
そり移動方向に対してそれぞれ３００傾斜させている。
（１５〜４５し内が好ましい。）・〔効果〕以上の様に
本発明は構成されており、従来剃りずらい長毛も、長毛
を捕えるチャンスが最も多い荒刃孔４の長径方向端部に
最大巾Ｗ３を有する広巾部１２，１３を配設していると
共に、略ハの字ノ状に荒刃孔４を配置しているため長毛
も確実に捕え切断できる。
向に摺動移動する内刃１０とのなす挾み角は１００〜１
５移になつているため、斜面９と内刃１０と挾み込まれ
たヒゲは斜面９を滑べることなく確実に切断される。荒
刃孔４の長径方向の孔両側面には突起Ｂｌｌを各１個設
けており、これは、突起Ａ７，８を結ぶ直線間巾及びそ
の基部を結ぶ直線間巾のＷ１とＷ２より、荒刃孔４の長
径方向の両端付近の広巾部１２，１３最大幅Ｗ３が大き
く形成してあるため、突起Ａ７，８と同様に肌に喰い込
みすぎを防止するための突起Ｂｌｌを設けている。この
様にＷ３をＷｌ，Ｗ２より明らかに大きく形成したのは
長毛を確実に荒刃孔４内に導くための必要条件として、
荒刃孔４長さＬが長いことが必要であるが、それ以上に
、その荒刃孔４付近にある長毛をいかに荒刃孔４に導き
入れるかが最も重要になるためである。つまり、外刃を
ヒゲ剃りのため肌に対して移動した場合、ヒゲが荒刃孔
４の孔内部分で、ヒゲの先端に最初に触れるのは、外刃
の移動方向側にある荒刃孔４の端部である。すなわち、
第２図において１４で示す矢印方向に外刃を移動した場
合には、ヒゲの先端に最初に触れるのは荒刃孔４の広巾
部１２で、この部分は荒刃孔４の中で最も巾の広い部分
であり、長毛も確実に荒刃孔４内に導入することができ
る。又、この荒刃孔４の広巾部１２に長毛の一部が導入
され）ば、長毛全体が荒刃孔４に入り易い様に突起Ｂｌ
ｌの左右に、狭巾部６の突起Ａ７，８と滑らかに継がる
Ｒ部１５と直線部１６を設けている。なお、本発明の実
施例による荒刃孔４の各部の寸法は外刃の厚さが５０〜
１００μｍの場合、Ｌ＝０．７〜１．３，Ｗ１＝０．１
５〜０．２５，Ｗ２＝０．３〜０．５，Ｗ３＝０．３５
〜０．６（単位Ｗｒｌｎ）程度にすれば本考案の目的を
充分達せることができる。又、顔面のヒゲの生えている
方向は四方八方に向いており、一般的には電気かみそり
が肌上を移動した時には、長毛は電気かみそりの移動方
向に向きを換えて荒刃孔４に導入されやすくなるが、長
毛を確実に荒刃孔４に導くためには荒刃孔４の長径方向
の・向きに方向性を持たせない方が良い。そのため本発
明では、前記荒刃孔４を孔の短径方向面に他孔の長径方
向面がたがい違いに対面させる略ハの字状で、電気かみ
そり移動方向に対してそれぞれ３００傾斜させている。
（１５〜４５し内が好ましい。）・〔効果〕以上の様に
本発明は構成されており、従来剃りずらい長毛も、長毛
を捕えるチャンスが最も多い荒刃孔４の長径方向端部に
最大巾Ｗ３を有する広巾部１２，１３を配設していると
共に、略ハの字ノ状に荒刃孔４を配置しているため長毛
も確実に捕え切断できる。
又、広巾部１２，１３は孔面積的には肌の喰い込みがし
易いが、突起Ｂｌｌと広巾部１２の付近にある突起Ａ７
，８が設けられてあるため、広巾部１２，１３への肌の
喰い込みも適正に押えヒリツキの発生も防止できる。し
かも、孔両側面の複数の突起がたがい違いに形成されて
いるので各突起間の距離も狭くなることがなく、長毛を
導入しやすいことに寄与できる。
易いが、突起Ｂｌｌと広巾部１２の付近にある突起Ａ７
，８が設けられてあるため、広巾部１２，１３への肌の
喰い込みも適正に押えヒリツキの発生も防止できる。し
かも、孔両側面の複数の突起がたがい違いに形成されて
いるので各突起間の距離も狭くなることがなく、長毛を
導入しやすいことに寄与できる。
第１図は本発明実施例の外刃パターン全体図、第２図は
第１図のＡ部（荒刃導入孔）拡大図である。 １・・・外刃、４・・・荒刃孔、６・・・狭巾部、７・
・・突起Ａｌ８・・・突起Ａｌｌｌ・・・突起Ｂｌｌ２
・・・広巾部、１３・・・広巾部。
第１図のＡ部（荒刃導入孔）拡大図である。 １・・・外刃、４・・・荒刃孔、６・・・狭巾部、７・
・・突起Ａｌ８・・・突起Ａｌｌｌ・・・突起Ｂｌｌ２
・・・広巾部、１３・・・広巾部。
Claims (1)
- １ 長孔形状を有する電気かみそりの外刃パターンにお
いて、短径方向の孔両側面に形成される複数の突起が一
方の孔側面側の突起と他方の孔側面側の谷部と対向する
ようにたがい違いに配置されるとともに、長径方向両側
面部に短径方向において最大巾となる広巾部を設け、且
つこの広巾部に突出する如く、前記長径方向両側面部に
突起を設け、更に、孔短径方向の孔両側面に他孔の長径
方向両側面部が対面するように隣接する長孔が略八の字
状に配置されたことを特徴とする電気かみそりの外刃パ
ターン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15897880A JPS6053637B2 (ja) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | 電気かみそりの外刃パタ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15897880A JPS6053637B2 (ja) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | 電気かみそりの外刃パタ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5784084A JPS5784084A (en) | 1982-05-26 |
| JPS6053637B2 true JPS6053637B2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=15683528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15897880A Expired JPS6053637B2 (ja) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | 電気かみそりの外刃パタ−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053637B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61146286A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-03 | 松下電工株式会社 | 電気カミソリの外刃 |
| JPS62380A (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-06 | 松下電工株式会社 | 往復式電気カミソリの外刃 |
-
1980
- 1980-11-12 JP JP15897880A patent/JPS6053637B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5784084A (en) | 1982-05-26 |
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