JPS624563Y2 - - Google Patents

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JPS624563Y2
JPS624563Y2 JP8361084U JP8361084U JPS624563Y2 JP S624563 Y2 JPS624563 Y2 JP S624563Y2 JP 8361084 U JP8361084 U JP 8361084U JP 8361084 U JP8361084 U JP 8361084U JP S624563 Y2 JPS624563 Y2 JP S624563Y2
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JP
Japan
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rail
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bundle
bundle column
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JP8361084U
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JPS6057638U (ja
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、勾配を有する道路用高欄に於て束柱
にレールを取付け固定するに際し意匠効果を低下
せず其の生産性の向上を計つたものである。(な
お勾配とは、本明細書に於ては上下方向のみに限
定されず左右方向又は左右方向も含めた任意方向
の変位を意味する。) 主要道路には交通の安全と美観を兼ねて高欄が
設置されているが、特に道路橋に於いては其の要
求は強くほとんど凡て設置されてるのが現況であ
る。道路橋の一般縦断勾配は0%〜5%の抛物線
及び10%未満の片勾配である。高欄の束柱は鉛直
に立込む為、従来法は直線部及び3%毎に束柱の
種類を用意していた。大規模の国立公園道路及び
道路橋は特に美観を損うものであつてはならぬの
で、塗装等の補修管理上の長所が認められてアル
ミニユーム鋳物製束柱及びアルミニユームレール
が採用される頻度が多いが、鋳物用金型も高価に
して且つ在庫準備する束柱の数量も多量となり保
管及び管理上の負担も増加している。此等を解消
する為にアタツチメントをその機構に取り入れる
ことによりこの欠点を解決したものである。
以下図面を参照して説明する。第1図は上下勾
配を有する高欄に於ける束柱の配置を示す概略図
にして1は束柱、2及び3はレールである。第2
図は第1図のA〜A視側面図にして本考案の実施
例であり、第3図は第2図の正面図である。図示
の実施例による高欄は束柱1、上部レール2、下
部レール3、レール取付部のアタツチメント4、
及び取付ボルトナツト5とアンカーボルトより構
成される。束柱1はその横断面Iビーム状にして
前面フランヂ6には上部アタツチメント及び下部
アタツチメントを取付固定するための上部取付部
7及び下部取付部8が設けられ前者はその断面L
形状、后者はチヤンネル状でありアタツチメント
を取付けるべきその嵌合面はそれぞれ一定の形状
を有している。本考案の場合は直接レールが束柱
に取付けられずアタツチメント4を介して取付け
られることが特徴にして、実施例に於いては、断
面ほぼコ字状の上部アタツチメント4は下部アタ
ツチメント4より稍寸法大にして、両者共その外
側面は常に一定にして前記束柱取付部7及び8の
内壁に対して密接嵌合する形状である。第3図正
面図は高欄の上下勾配約5%の場合を例示したる
ものにして図で右上り勾配を示している。なお第
2図に於て上部アタツチメント4のみは説明上そ
の断面図を以つて示してある。アタツチメント4
は斜線で示した如く束柱の取付部に密接すべき外
側面は其の下面を水平にして其の形状は束柱取付
部の面と相似形にして寸法同一である。他方レー
ルと密接嵌合すべきアタツチメントの内側面は高
欄の勾配5%に合致させた図で右上り勾配の形状
を有している。付記すれば11はアンカーボルト
にして12は束柱取付ナツトである。実施例は5
%の高低勾配を例示したが、アタツチメントの内
側面を自由に水平方向変位又は両者を含む任意方
向への変位も同一思想にて可能である。
次に取付けについて述べる。取付けは束柱の位
置にてレールが継ぎ足されて連続する場合と、長
尺レールを支持する目的にて束柱が設置される二
通りの場合があるが何れにしても同一であるので
共通して述べる。第4図は第2図に於てP部の拡
大断面図を示し、本実施例にてはボルト5の頭部
は角形にして、レールの一側面略中央に設けられ
たる長手方向通しの開口部狭なる溝内にレール端
より挿入することによりレールを保持する構成と
なつている。従つて束柱にアタツチメントを介し
てレールを保持したボルト5を通してナツトにて
締付けることによつて凡て固定は完了する。通常
はアタツチメントの下面よりセツトボルトにてレ
ールを固定する(図示略)方法が採用される。以
上の作業を順次繰り返えすことにより前記構成で
あるアタツチメントにより高欄は勾配5%に設置
せられる。ボルトは2本にて固定するのが適切で
ある。
次に他の実施例について述べると第5図A,
B,Cは束柱、アタツチメント、レールを図示し
たるものにして此の場合は意匠効果を損わぬ外部
より目立たぬ位置にてアタツチメントをボルト等
にて束柱に固定し、更にレールをセツトボルト等
にてアタツチメントに固定する。
本考案によれば、前述のとおり鉛直に立設した
支柱に対し、レールを水平のみならず、水平線に
勾配を付して取付け得る他、左右に傾けて取付け
ることも可能とし、アタツチメントのみ多種在庫
しておけば、任意方向に変位してレールを取付け
得る。即ち支柱の品揃へが少くてすみ、在庫管理
を容易とし、原価低減を来し、実用上寄与すると
ころ極めて大である。
更に用途に応じて、レールそのものも異なる長
方形状や台形等のレールを同一アタツチメントに
取付け得る。
又束柱の強度面に於ては、外力はレール及びア
タツチメントを介して束柱の正面に加わり、直接
外力を受けることが無いので束柱の耐外力性能は
極めて大である。そして束柱に横設されてるレー
ルが自動車等の衝突を受けた際も、曲げ剪断に耐
ゆる梁として最適の角レールを横架することによ
り束柱間の強度も向上せしむるもので、昨今の交
通事情に於ける交通安全にも最適の考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は高欄に於ける束柱の配置を示す概略
図、第2図は本考案の実施例にして第1図に於け
るA〜A視側面図、第3図は第2図の正面図、第
4図は第1図に於けるP部に於ける拡大断面図。
第5図は他の実施例における斜視図にしてAは束
柱、Bはアタツチメント、Cはレールである。 1……束柱、2……上部レール、3……下部レ
ール、4……アタツチメント、5……ボルト、ナ
ツト、6……前面フランヂ、7……上部取付部、
8……下部取付部、9……密接嵌合面、10……
勾配面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面Iビーム状でウエブによつて正面及び背
    面を一体に連結する鋳物製の束柱に於て、 束柱の正面側に、レールを保持するに足る取
    付部7,8として水平の段部又はU字状を呈す
    る凹部を少くも上下2段横設し、 他方、其の断面ほぼコ字状でその内側面に任
    意方向の勾配を付したるアタツチメント4を前
    記取付部の正面に、それぞれ当接固定し、 前記アタツチメントの内側面に内接嵌合して
    支柱に固定されるレールとからなる方向変位可
    能高欄。 (2) レールの固定手段が、レールの背面側に長手
    通しのC溝を形成し、ボルト頭を溝内に嵌装し
    ナツトにてアタツチメント4を介して束柱取付
    部に固定する実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の方向変位可能高欄。
JP8361084U 1984-06-07 1984-06-07 アタツチメント付朿柱にて構成された方向変位可能高欄 Granted JPS6057638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8361084U JPS6057638U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 アタツチメント付朿柱にて構成された方向変位可能高欄

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JP8361084U JPS6057638U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 アタツチメント付朿柱にて構成された方向変位可能高欄

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057638U JPS6057638U (ja) 1985-04-22
JPS624563Y2 true JPS624563Y2 (ja) 1987-02-02

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ID=30213567

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JP8361084U Granted JPS6057638U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 アタツチメント付朿柱にて構成された方向変位可能高欄

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JPH0547214Y2 (ja) * 1989-10-24 1993-12-13

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JPS6057638U (ja) 1985-04-22

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