JPS6245441A - 鍛造品の製造方法 - Google Patents
鍛造品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6245441A JPS6245441A JP20213786A JP20213786A JPS6245441A JP S6245441 A JPS6245441 A JP S6245441A JP 20213786 A JP20213786 A JP 20213786A JP 20213786 A JP20213786 A JP 20213786A JP S6245441 A JPS6245441 A JP S6245441A
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- Japan
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- hole
- wall surface
- mandrel
- chamfer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は穴抜きを要する鍛造品の製造方法に関する。
従来の技術
従来、型打ちにより粗形材を形成し、この粗形材に穴抜
きを施して形成する鍛造品がある′″0例えば、特公昭
57−22656号に示される傘歯車の如く、被穴抜き
部位と、下端壁において被穴抜き部位と同芯上に位置し
てつながる面取り部とが型打ち時に形成されているもの
がある。
きを施して形成する鍛造品がある′″0例えば、特公昭
57−22656号に示される傘歯車の如く、被穴抜き
部位と、下端壁において被穴抜き部位と同芯上に位置し
てつながる面取り部とが型打ち時に形成されているもの
がある。
発明が解決しようとする問題点
このような粗形材は、面取り部の方向に下端壁を穴抜き
した際、面取り部が破壊されると共に面取り部にかえり
が生じる。
した際、面取り部が破壊されると共に面取り部にかえり
が生じる。
そのため、穴抜き後に機械加工を施し、かえυを除失し
て面取り部を再度形成する必要がある。
て面取り部を再度形成する必要がある。
問題点を解決するための手段
開口部を面取りした貫通穴を有する鍛造品を製造するに
あたり、被穴抜き部位に垂直に立ち上がシ、その端部に
おいて角部を有する壁面となるように型打ちし、シカ)
る後に常法によシ穴抜きを行う。
あたり、被穴抜き部位に垂直に立ち上がシ、その端部に
おいて角部を有する壁面となるように型打ちし、シカ)
る後に常法によシ穴抜きを行う。
作 用
かかる構成を要旨とする本発明によるときは、穴抜き時
において角部に応力が集中し、破断部分を形成するき裂
がこの角部に向かって成長し、その結果、破断面部分が
上記壁面につながることとなって、従来のようにかえり
は発生しないものである。
において角部に応力が集中し、破断部分を形成するき裂
がこの角部に向かって成長し、その結果、破断面部分が
上記壁面につながることとなって、従来のようにかえり
は発生しないものである。
実 施 例
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例における工程図、第2図はか
き歯車の温間型鍛造工程の要部の断面平面図、および第
3図と第4図は温間ピアス、温間サイジング工程の要部
の断面平面図である。
き歯車の温間型鍛造工程の要部の断面平面図、および第
3図と第4図は温間ピアス、温間サイジング工程の要部
の断面平面図である。
かさ歯車の製造にあたり、まず熱間圧延棒慎または伸直
したコイルなどの丸棒材1(la)を必要長さに切断2
(2a)してシコットブラストまたは酸洗によりスケー
ルを除去3しざらに300°〜850°Cの温度範囲に
高周波加熱し、金型又は該加熱ブランク4aに対して水
溶性カーボン潤滑剤液を吹き付けまたは滴下などの方法
で供給して温間鍛造5にて面取りを成形すると共に、膝
部取りブランク5aが100°〜300°C程度の温度
範囲の鍛造余熱状態のまま、あらかじめ水構内に溜めた
水溶性カーボン潤滑剤液に浸し6、ブランク6a表面に
たとえば10〜20μ程度の潤滑被膜を形成する。
したコイルなどの丸棒材1(la)を必要長さに切断2
(2a)してシコットブラストまたは酸洗によりスケー
ルを除去3しざらに300°〜850°Cの温度範囲に
高周波加熱し、金型又は該加熱ブランク4aに対して水
溶性カーボン潤滑剤液を吹き付けまたは滴下などの方法
で供給して温間鍛造5にて面取りを成形すると共に、膝
部取りブランク5aが100°〜300°C程度の温度
範囲の鍛造余熱状態のまま、あらかじめ水構内に溜めた
水溶性カーボン潤滑剤液に浸し6、ブランク6a表面に
たとえば10〜20μ程度の潤滑被膜を形成する。
次ぎに潤滑被膜が形成されたブランク6aを、さらに高
周波加熱7によりたとえば200°C/分以上の加熱速
度で650°〜900°Cの温度範囲に加熱し、図示さ
れてないクランクプレスなどの設備にセットした金型に
装入して温間型鍛造8を行う0この温間型鍛造8につい
て詳細に説明すると、第2図左半部に示されるように、
ノックアウト15とマンドレル16を孔内に配した下型
14のその孔内に加熱されたブランク7aを装入し、続
いて第2図有半部に示されるように、歯型13とマンド
レル12を有する上型11を下降せしめ、上下型間ズブ
ランクを鍛造することにより、かさ歯車8aが成形され
る。
周波加熱7によりたとえば200°C/分以上の加熱速
度で650°〜900°Cの温度範囲に加熱し、図示さ
れてないクランクプレスなどの設備にセットした金型に
装入して温間型鍛造8を行う0この温間型鍛造8につい
て詳細に説明すると、第2図左半部に示されるように、
ノックアウト15とマンドレル16を孔内に配した下型
14のその孔内に加熱されたブランク7aを装入し、続
いて第2図有半部に示されるように、歯型13とマンド
レル12を有する上型11を下降せしめ、上下型間ズブ
ランクを鍛造することにより、かさ歯車8aが成形され
る。
なお上型11のマンドレル12および下型14のノック
アウト15は、歯形成形および製品ノックアウトのため
に、おのおの上型11および下型14に対して相対移動
可能となっている。
アウト15は、歯形成形および製品ノックアウトのため
に、おのおの上型11および下型14に対して相対移動
可能となっている。
また、第2図に示される如く、マンドレル12の先端部
18は大径の基部17と面取り19を介して接続され、
tlつその先端部18の外周がマンドレル軸線と平行に
形成されているため、成形されたかさ歯車8aの対応位
置には端面に対して垂直な壁面41を有する穴40と面
取り42が形成される。かつその壁面41と穴40の底
面との交点には、アールの小さな角部43が形成される
。
18は大径の基部17と面取り19を介して接続され、
tlつその先端部18の外周がマンドレル軸線と平行に
形成されているため、成形されたかさ歯車8aの対応位
置には端面に対して垂直な壁面41を有する穴40と面
取り42が形成される。かつその壁面41と穴40の底
面との交点には、アールの小さな角部43が形成される
。
次ぎに、歯形部8bを形成した歯車8aを取り出し、か
さ歯車8aが温間型鍛造余熱状態たとえばかぎ歯車8a
が600°〜8508C程度の余熱状態のまま、第3図
に示されるようにノックアウト32を型彫り底部に臨ま
せた下型30の孔内に装入する。
さ歯車8aが温間型鍛造余熱状態たとえばかぎ歯車8a
が600°〜8508C程度の余熱状態のまま、第3図
に示されるようにノックアウト32を型彫り底部に臨ま
せた下型30の孔内に装入する。
続いてダイホルダ27に外周が支持されると共に圧縮ス
プリング26により常時下方に付勢された上型20の下
降により、上型20の型彫部21でかさ歯車8aを押圧
した状態となり、ついで第4図に示される如く圧縮スプ
リング26が圧縮されることによりバンチ22が上型2
0に対し相対的に下降して被穴抜き部位であるかさ歯車
中央凹部9cをピアスし、さらにパンチホルダ27の下
面25が上型20の上面23に当接して上型20を下方
に押圧することにより、かさ歯車9aにサイジングが施
される。
プリング26により常時下方に付勢された上型20の下
降により、上型20の型彫部21でかさ歯車8aを押圧
した状態となり、ついで第4図に示される如く圧縮スプ
リング26が圧縮されることによりバンチ22が上型2
0に対し相対的に下降して被穴抜き部位であるかさ歯車
中央凹部9cをピアスし、さらにパンチホルダ27の下
面25が上型20の上面23に当接して上型20を下方
に押圧することにより、かさ歯車9aにサイジングが施
される。
このピアスによっても破断部分にはかえりが発生しない
。
。
このように、かえりが発生しないのけ、穴抜き時におけ
る応力が角部43に集中するため、き裂がこの角部に向
かって成長し、これと会合するからである。
る応力が角部43に集中するため、き裂がこの角部に向
かって成長し、これと会合するからである。
したがって面取り部42も壊滅されることはない0
効 果
以上のように本発明によれば、穴抜き時において角部に
応力が集中し、破断部分を形成するき裂がこの角部に向
かって成長し、その結果、破断面部分が上記壁面につな
がることとなって、従来のようにかえりは発生しないの
で、かえりの除去工程などは不要になり、また上述した
面−取シ部が鍛造肌で製品として使用できることになる
。
応力が集中し、破断部分を形成するき裂がこの角部に向
かって成長し、その結果、破断面部分が上記壁面につな
がることとなって、従来のようにかえりは発生しないの
で、かえりの除去工程などは不要になり、また上述した
面−取シ部が鍛造肌で製品として使用できることになる
。
第1図は本発明の一実施例における工程図。第2図は第
1図におけるかさ歯車の温間鍛造工程の要部の断面平面
図。第3図および第4図は、温間ピアス、温間サイジン
グ工程の要部の断面平面図である。 (記号の説明) 8a・・・・・・かび歯車。 40・・・・・・ 穴4
1・・・・・・穴の壁面。 42・・・・・・面取 り
部。 43・・・・角 部。
1図におけるかさ歯車の温間鍛造工程の要部の断面平面
図。第3図および第4図は、温間ピアス、温間サイジン
グ工程の要部の断面平面図である。 (記号の説明) 8a・・・・・・かび歯車。 40・・・・・・ 穴4
1・・・・・・穴の壁面。 42・・・・・・面取 り
部。 43・・・・角 部。
Claims (1)
- 開口部を面取りした貫通穴を有する鍛造品を製造するに
あたり、被穴抜き部位の打ち抜き方向で、かつ該部位の
同軸心上に位置する穴を設け、これに面取りを施し、さ
らにその穴の周部を前記被穴抜き部位に垂直に立ち上が
り、その端部において角部を有する壁面となるように型
打ちし、しかる後に常法により穴抜きを行うことを特徴
とする、鍛造品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20213786A JPS6245441A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 鍛造品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20213786A JPS6245441A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 鍛造品の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25103884A Division JPS61129249A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | かさ歯車の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245441A true JPS6245441A (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=16452572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20213786A Pending JPS6245441A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 鍛造品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245441A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235039A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | Nagoya Giken Kogyo Kk | アイジヨイントタイプのホ−ス口金具の製法 |
CN111318633A (zh) * | 2020-03-28 | 2020-06-23 | 中冶重工(唐山)有限公司 | 铁道道岔岔芯锻件的锻造成形方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474256A (en) * | 1977-11-25 | 1979-06-14 | Honda Engineering | Casting method for making two large and small gear elements |
JPS5823816A (ja) * | 1981-05-13 | 1983-02-12 | ユニロイヤル・インコ−ポレ−テツド | 熱可塑性エラストマ− |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP20213786A patent/JPS6245441A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474256A (en) * | 1977-11-25 | 1979-06-14 | Honda Engineering | Casting method for making two large and small gear elements |
JPS5823816A (ja) * | 1981-05-13 | 1983-02-12 | ユニロイヤル・インコ−ポレ−テツド | 熱可塑性エラストマ− |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235039A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | Nagoya Giken Kogyo Kk | アイジヨイントタイプのホ−ス口金具の製法 |
JPH0516931B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1993-03-05 | Nagoya Giken Kogyo Kk | |
CN111318633A (zh) * | 2020-03-28 | 2020-06-23 | 中冶重工(唐山)有限公司 | 铁道道岔岔芯锻件的锻造成形方法 |
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