JPS6245439A - ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法 - Google Patents
ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法Info
- Publication number
- JPS6245439A JPS6245439A JP18292185A JP18292185A JPS6245439A JP S6245439 A JPS6245439 A JP S6245439A JP 18292185 A JP18292185 A JP 18292185A JP 18292185 A JP18292185 A JP 18292185A JP S6245439 A JPS6245439 A JP S6245439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- steel castings
- forging
- wall thickness
- end part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原子カプラントで使用される弁、エルボ、配
管等で、供用期間中検査(以下工S工と記す)が要求さ
れるステンレス鋳鋼品の直管状端部(被溶接部)の局部
鍛錬に関する。
管等で、供用期間中検査(以下工S工と記す)が要求さ
れるステンレス鋳鋼品の直管状端部(被溶接部)の局部
鍛錬に関する。
オーステナイト系ステンレス鋳鋼材はフェライトを含む
オーステナイト2相組織であるが、鍛造材に比べその結
晶組織は粗大化しているためIs工としての超音波探傷
検査(以下UTと記す)を実施した場合、音波の減衰、
散乱が大きく林状エコーが発生するため欠陥エコーの識
別が困難となり、工S工としての要求に対応出来ないと
云われている。これは主としてオーステナイト鋼の結晶
粒が炭素鋼と比較して粗大のため、粒界からの反射波が
林状エコーとして現われるためと云われている。
オーステナイト2相組織であるが、鍛造材に比べその結
晶組織は粗大化しているためIs工としての超音波探傷
検査(以下UTと記す)を実施した場合、音波の減衰、
散乱が大きく林状エコーが発生するため欠陥エコーの識
別が困難となり、工S工としての要求に対応出来ないと
云われている。これは主としてオーステナイト鋼の結晶
粒が炭素鋼と比較して粗大のため、粒界からの反射波が
林状エコーとして現われるためと云われている。
この改善対策として鋳造層の材料を鍛錬する方法が提案
されている。
されている。
この場合、対象品の形状によっては鍛錬が難しく実用化
されていないのが実状である。例えば弁の溶接部(弁と
配管、或いは弁とノズルとの溶接部)のUT性改善を考
慮し鍛錬を施そうとした場合その形状から弁としての寸
法精度(弁としての機能を満足させるための寸法精度)
を確保することが難しく、実施されていないのが実状で
ある。
されていないのが実状である。例えば弁の溶接部(弁と
配管、或いは弁とノズルとの溶接部)のUT性改善を考
慮し鍛錬を施そうとした場合その形状から弁としての寸
法精度(弁としての機能を満足させるための寸法精度)
を確保することが難しく、実施されていないのが実状で
ある。
管、エルボの端部局部的鍛錬方法としては、半径方向に
加圧し、当該箇所をダ円形に塑性変形させた后金塑に入
れ真円に成形すると共に局部鍛錬する方法、絞り加工、
拡管加工により塑性変形を加える事により局部鍛錬する
方法等が提案されているが弁の様な厚肉端部に対しては
これらの方法は弁としての機能を確保する為の寸法精度
上の問題から適用が難しく、当該箇所をプレスにより順
次円周方向に局部鍛錬を行う方法が好ましく・と云われ
ている。
加圧し、当該箇所をダ円形に塑性変形させた后金塑に入
れ真円に成形すると共に局部鍛錬する方法、絞り加工、
拡管加工により塑性変形を加える事により局部鍛錬する
方法等が提案されているが弁の様な厚肉端部に対しては
これらの方法は弁としての機能を確保する為の寸法精度
上の問題から適用が難しく、当該箇所をプレスにより順
次円周方向に局部鍛錬を行う方法が好ましく・と云われ
ている。
局部鍛錬を施したい当該箇所の肉厚を内径側外径側共厚
肉形状とする。プレスによる局部鍛錬を施した后、内外
径を機械加工により切削することにより鍛錬が施されて
いる箇所と施されていない箇所との境界部における冶金
組織の変化をマイルドにすると共に肉厚調整が容易に出
来弁に要求される所定の寸法精度が確保小米る。
肉形状とする。プレスによる局部鍛錬を施した后、内外
径を機械加工により切削することにより鍛錬が施されて
いる箇所と施されていない箇所との境界部における冶金
組織の変化をマイルドにすると共に肉厚調整が容易に出
来弁に要求される所定の寸法精度が確保小米る。
オーステナイト系ステンレス鋳鋼品の直管状端部の結晶
組織が微細化し、超音波探傷検査の際に林状エコーを発
生しない。
組織が微細化し、超音波探傷検査の際に林状エコーを発
生しない。
弁端部の鍛錬な例ンこして、第1図、第2図について説
明する。第1図(イ)に示す通り局部的な鍛錬範囲とし
て厚肉端部1を形成する。鍛錬を施さない箇所は当初か
ら所定の板厚で鋳造しておく。この様な形状の弁端部を
鍛錬した后、−鍛錬を施していない通常肉厚部2の板厚
に合せて機械加工で内外径を切削することによって境界
部の冶金的組織をマイルビにすると共に弁に要求される
所定の寸法精度を確保した形状3が得られる。4は通常
肉厚部2から厚肉端部1に移行するテーパ一部分である
。
明する。第1図(イ)に示す通り局部的な鍛錬範囲とし
て厚肉端部1を形成する。鍛錬を施さない箇所は当初か
ら所定の板厚で鋳造しておく。この様な形状の弁端部を
鍛錬した后、−鍛錬を施していない通常肉厚部2の板厚
に合せて機械加工で内外径を切削することによって境界
部の冶金的組織をマイルビにすると共に弁に要求される
所定の寸法精度を確保した形状3が得られる。4は通常
肉厚部2から厚肉端部1に移行するテーパ一部分である
。
形状的に精度的に要求の厳しい弁の溶接部(弁と配管、
弁とノズルとの溶接部)を単に鍛錬しようとした場合、
鍛錬のみによって所定の寸法精度を得ることは難しく鍛
錬部の機械加工が不可欠であるが鍛錬した箇所としない
箇所の板厚を同一にすることは困難であった。本発明に
よると、この問題が解決出来、工SI対応上局部鍛錬し
ようとする場合の実現に多大の効果が期待できる。
弁とノズルとの溶接部)を単に鍛錬しようとした場合、
鍛錬のみによって所定の寸法精度を得ることは難しく鍛
錬部の機械加工が不可欠であるが鍛錬した箇所としない
箇所の板厚を同一にすることは困難であった。本発明に
よると、この問題が解決出来、工SI対応上局部鍛錬し
ようとする場合の実現に多大の効果が期待できる。
従来提案されているように、鍛錬しようとしている部分
とその他の部分がフラットであれば、鍛錬した後必ず機
械加工を要するのであるから、鍛錬部と否鍛錬部の間に
段差が生じ、元々両部に於いて組織が異なる上に段差が
生じているので、過度の応力集中により破損しやすい。
とその他の部分がフラットであれば、鍛錬した後必ず機
械加工を要するのであるから、鍛錬部と否鍛錬部の間に
段差が生じ、元々両部に於いて組織が異なる上に段差が
生じているので、過度の応力集中により破損しやすい。
本発明によれば厚肉部を削り出すので、亦、テーパ部の
存在により、組織が否鍛造部と比べて徐々に変化する為
、境界部に於けるこれ等問題が生じに(い上に、前述の
通り、UT性もよくなると云う効果がある。
存在により、組織が否鍛造部と比べて徐々に変化する為
、境界部に於けるこれ等問題が生じに(い上に、前述の
通り、UT性もよくなると云う効果がある。
第1図は本発明ステンレス涛鋼品の超音波透過性改善方
法の実施例を示し、第1図(イ)は素材の形状、第1図
(ロ)は機械加工後の形状を示す。 第2図はステンレス鋳鋼製バルブを示す。 1・・・厚肉端部、2・・・通常肉厚部復代理人 弁理
士開本重文 外2名
法の実施例を示し、第1図(イ)は素材の形状、第1図
(ロ)は機械加工後の形状を示す。 第2図はステンレス鋳鋼製バルブを示す。 1・・・厚肉端部、2・・・通常肉厚部復代理人 弁理
士開本重文 外2名
Claims (1)
- ステンレス鋳鋼品の直管状端部の内外の肉厚を厚肉に形
成し、該厚肉端部に鍛錬を施し、鍛錬後他の部分の肉厚
に合せて機械加工を行ない所定寸法に仕上げることを特
徴とするステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18292185A JPS6245439A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18292185A JPS6245439A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245439A true JPS6245439A (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=16126705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18292185A Pending JPS6245439A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7867456B2 (en) | 2002-03-08 | 2011-01-11 | Ngk Insulators, Ltd. | Honeycomb structure, method of manufacturing the structure, and exhaust emission control system |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP18292185A patent/JPS6245439A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7867456B2 (en) | 2002-03-08 | 2011-01-11 | Ngk Insulators, Ltd. | Honeycomb structure, method of manufacturing the structure, and exhaust emission control system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4300598A (en) | Tubular steel members for underwater pipelines | |
US6909988B2 (en) | Method for positioning defects in metal billets | |
US3986240A (en) | Method of making sphere-passing tees for piping systems | |
US6350327B2 (en) | Process for manufacturing pipes | |
US3757413A (en) | Method of manufacturing sealing rings | |
US4656332A (en) | Use of the laser welding process for and method of manufacturing of welded construction parts for exhaust installations | |
JPS6245439A (ja) | ステンレス鋳鋼品の超音波透過性改善方法 | |
WO2018070140A1 (ja) | ゲートバルブの構造とその製造方法 | |
KR20180016818A (ko) | 스테인리스 소구경 파이프 제조방법 | |
JPH09216047A (ja) | 複合板材の製造方法 | |
JPH07284925A (ja) | 管材の突合せ溶接方法 | |
JPS62107837A (ja) | 管状部材の超音波透過特性の改善方法 | |
GB1573227A (en) | Manufacture of valve body members | |
US4349948A (en) | Method for manufacturing metal casings for accessories and particularly gate valves | |
JPS6245440A (ja) | 鋳鋼材の超音波透過性を改善する局部鍛錬方法 | |
Elmasry et al. | An experimental and analytical investigation of flange forming by spinning process | |
JPS60213375A (ja) | 鋳造品の接合方法 | |
JPS62502877A (ja) | トランジション部品 | |
JPS62147173A (ja) | 多数ノズルを有する圧力容器の製造方法 | |
JPS5817704B2 (ja) | キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウ | |
JPH0616973B2 (ja) | 多数ノズルを有する圧力容器の製造方法 | |
RU2078628C1 (ru) | Способ прессования слитков | |
JPH05104135A (ja) | 鍛接管の製造方法 | |
Walker et al. | Component assembly using HIP diffusion bonding | |
JPS5865542A (ja) | 管用フランジ製造方法 |