JPS5817704B2 - キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウ - Google Patents
キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5817704B2 JPS5817704B2 JP1894375A JP1894375A JPS5817704B2 JP S5817704 B2 JPS5817704 B2 JP S5817704B2 JP 1894375 A JP1894375 A JP 1894375A JP 1894375 A JP1894375 A JP 1894375A JP S5817704 B2 JPS5817704 B2 JP S5817704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- cylinder
- dummy
- ring material
- cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、任意の内外径断面及び長さを有する金属製シ
リンダの製造方法に関するものである。
リンダの製造方法に関するものである。
従来、金属製シリンダの製造方法としては、対象とする
シリンダの寸法にもよるが、（１）板の曲は加工と、溶
接との組合わせによる方法、（２）プレスによる押出し
又は引き抜きによる方法、（３）鋼塊の心抜きや心金鍛
錬による成形法などがある。
シリンダの寸法にもよるが、（１）板の曲は加工と、溶
接との組合わせによる方法、（２）プレスによる押出し
又は引き抜きによる方法、（３）鋼塊の心抜きや心金鍛
錬による成形法などがある。
しガしながら、上記（１）の方法においては、寸法精度
、溶接組織の残存、曲げ加工装置の能力による寸法及び
断面形状の制限、（２）の方法においては、巨額の投資
の必要性（例えは、内径８００ｍｍまでの湖肉シリンダ
を押出せるプレス設備には、現在１５０億円の投資が必
要である）、プレス能力による寸法及び断面形状の制限
、また、（３）の方法においては、真空溶解炉又はエレ
クトロスラグ溶解炉の容量から生ずる寸法の制限など、
上記のような従来の方法においては、いずれも、任意の
径、厚さ及び長さを有する金属製シリンダを製造するに
は、種々の障害があった。
、溶接組織の残存、曲げ加工装置の能力による寸法及び
断面形状の制限、（２）の方法においては、巨額の投資
の必要性（例えは、内径８００ｍｍまでの湖肉シリンダ
を押出せるプレス設備には、現在１５０億円の投資が必
要である）、プレス能力による寸法及び断面形状の制限
、また、（３）の方法においては、真空溶解炉又はエレ
クトロスラグ溶解炉の容量から生ずる寸法の制限など、
上記のような従来の方法においては、いずれも、任意の
径、厚さ及び長さを有する金属製シリンダを製造するに
は、種々の障害があった。
本発明は、従来公知の方法における上記のような種々の
障害を有することなく、任意の寸法及び断面形状の金属
製シリンダの製造方法を得ることを目的とするもので、
このために、本発明においては、ダミー材としての溶接
可能なリング材の内面又は外面に対象とする金属を肉盛
溶接法によって肉盛溶接し、これに熱間加工及び熱処理
を施した後、機械切削によってダミー材を除去すること
によって所望の金属製シリンダを製造するようにするこ
とを特徴とするものである。
障害を有することなく、任意の寸法及び断面形状の金属
製シリンダの製造方法を得ることを目的とするもので、
このために、本発明においては、ダミー材としての溶接
可能なリング材の内面又は外面に対象とする金属を肉盛
溶接法によって肉盛溶接し、これに熱間加工及び熱処理
を施した後、機械切削によってダミー材を除去すること
によって所望の金属製シリンダを製造するようにするこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明方法をその工程を示す添附図面に基づいて
説明する。
説明する。
まず第１図に示すように、溶接可能なダミー用リング材
１（リング材の材質としては、対象とする金属への異種
原子、例えば、炭素などの拡散侵入を防ぐために低炭素
鋼が望ましい）の外表面（内表面でも良い）の上に目的
成分を有する金属２を必要量肉盛溶接する。
１（リング材の材質としては、対象とする金属への異種
原子、例えば、炭素などの拡散侵入を防ぐために低炭素
鋼が望ましい）の外表面（内表面でも良い）の上に目的
成分を有する金属２を必要量肉盛溶接する。
なお、第２図は、第１図に示す肉盛溶接されたリング材
の一部分の拡大断面図である。
の一部分の拡大断面図である。
このようにして得られた肉盛溶接リング材３を、次ぎに
、適当な湿度（鋼種にもよるが、約１，１５０’Ｃ）に
加熱した後、心金鍛錬法によって目的とする寸法まで伸
長して中間製品４（第３図参照）とし、これに、そのま
ま水靭処理などの熱処理を施す。
、適当な湿度（鋼種にもよるが、約１，１５０’Ｃ）に
加熱した後、心金鍛錬法によって目的とする寸法まで伸
長して中間製品４（第３図参照）とし、これに、そのま
ま水靭処理などの熱処理を施す。
このようにして必要な熱処理を施した後、中間製品４は
必要とされる寸法まで内外面を機械切削加工によってダ
ミー材１を削除し製品５（第４図参照）とする。
必要とされる寸法まで内外面を機械切削加工によってダ
ミー材１を削除し製品５（第４図参照）とする。
なお、異なった断面を有する例えは、段付きシリンダを
本発明方法によって製造する場合にも、肉盛溶接の際に
、各部の厚さを所要厚さに変えることによって、容易に
可能となる。
本発明方法によって製造する場合にも、肉盛溶接の際に
、各部の厚さを所要厚さに変えることによって、容易に
可能となる。
また、熱処理を施す場合、ダミー材１を付けたまま行な
うので、熱処理による変形は生じ難く、また、たとえ、
変形を生じたとしても、後工程の機械切削工程において
稿正加工をすることが可能である。
うので、熱処理による変形は生じ難く、また、たとえ、
変形を生じたとしても、後工程の機械切削工程において
稿正加工をすることが可能である。
以上のように、本発明方法によると、任意の材質、寸法
の金属製シリンダを製造することができるが、特に、高
級金属製の薄肉大口径のシリンダを少数製造する場合及
び複雑な断面形状を有するシリンダ、例えは、部分的に
断面厚さの異なった段付きの金属シリンダを製造する場
合に、大きな偉力を発揮する。
の金属製シリンダを製造することができるが、特に、高
級金属製の薄肉大口径のシリンダを少数製造する場合及
び複雑な断面形状を有するシリンダ、例えは、部分的に
断面厚さの異なった段付きの金属シリンダを製造する場
合に、大きな偉力を発揮する。
すなわち、このような金属シリンダを製造するために従
来必要とされる特殊な設備（例えは、大容量の押出しプ
レス、曲げ加工機、真空溶解炉、エレクトロスラグ溶解
炉など）を新設する必要はなくなり、一般プレスと自動
溶接設備とがあれは、本発明方法を充分実施することが
可能となる。
来必要とされる特殊な設備（例えは、大容量の押出しプ
レス、曲げ加工機、真空溶解炉、エレクトロスラグ溶解
炉など）を新設する必要はなくなり、一般プレスと自動
溶接設備とがあれは、本発明方法を充分実施することが
可能となる。
また、段付きシリンダなども、肉盛金属の量と、熱間加
工の組合わせとによって、任意に製造することができる
ようになる。
工の組合わせとによって、任意に製造することができる
ようになる。
更に、本発明方法においては、肉盛溶接後、熱間加工を
施すことによって溶接時の凝固組織は簡単に破壊するこ
とができ、また、一般に溶着金属自体は非常に清浄度に
優れでいるので、得られるシリンダの機械的性質は方向
性もなく、延性に富んでいる。
施すことによって溶接時の凝固組織は簡単に破壊するこ
とができ、また、一般に溶着金属自体は非常に清浄度に
優れでいるので、得られるシリンダの機械的性質は方向
性もなく、延性に富んでいる。
その上、ダミーリング材付きのまま熱処理を施した後に
ダミー材を機械加工によって削除するので、寸法精度の
高い金属シリンダを製造することができる。
ダミー材を機械加工によって削除するので、寸法精度の
高い金属シリンダを製造することができる。
第１図は本発明方法の第一工程としてダミー用リング材
の外面に対象金属を肉盛溶接した状態を示す斜視図、第
２図は第１図の一部拡大断面図、第３図は第１及び第２
図に示す状態のものを心金鍛錬、熱処理後の状態で示す
斜視図、第４図は第３図に示す状軌のものから機械加工
によりダミー用リング材を削除することによって得られ
る製品の斜視図である。 １・・・・・・ダミー用リング材、２・・・・・・対象
金属溶着金属。
の外面に対象金属を肉盛溶接した状態を示す斜視図、第
２図は第１図の一部拡大断面図、第３図は第１及び第２
図に示す状態のものを心金鍛錬、熱処理後の状態で示す
斜視図、第４図は第３図に示す状軌のものから機械加工
によりダミー用リング材を削除することによって得られ
る製品の斜視図である。 １・・・・・・ダミー用リング材、２・・・・・・対象
金属溶着金属。
Claims (1)
- １ 溶接可能なダミー用リング材の内面又は外面の上に
対象金属を必要量肉盛溶接した後、熱間力［工及び必要
な熱処理を施し、その後、ダミー材を除去することによ
って任意の径断面及び長さを有する金属製シリンダを得
るようにすることを特沸とする金属製シリンダの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1894375A JPS5817704B2 (ja) | 1975-02-17 | 1975-02-17 | キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1894375A JPS5817704B2 (ja) | 1975-02-17 | 1975-02-17 | キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5194449A JPS5194449A (ja) | 1976-08-19 |
| JPS5817704B2 true JPS5817704B2 (ja) | 1983-04-08 |
Family
ID=11985713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1894375A Expired JPS5817704B2 (ja) | 1975-02-17 | 1975-02-17 | キンゾクセイシリンダノセイゾウホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817704B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58190930U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-19 | 株式会社日立ホームテック | 湯沸器 |
| JPH0152208B2 (ja) * | 1984-12-29 | 1989-11-08 | Koito Mfg Co Ltd | |
| JPH0347248U (ja) * | 1989-09-14 | 1991-05-01 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03133577A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-06 | Kobe Steel Ltd | 中空ロール用ロール本体の製造方法 |
-
1975
- 1975-02-17 JP JP1894375A patent/JPS5817704B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58190930U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-19 | 株式会社日立ホームテック | 湯沸器 |
| JPH0152208B2 (ja) * | 1984-12-29 | 1989-11-08 | Koito Mfg Co Ltd | |
| JPH0347248U (ja) * | 1989-09-14 | 1991-05-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5194449A (ja) | 1976-08-19 |
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