JPH0270340A - チタン製ホイールの製造方法 - Google Patents

チタン製ホイールの製造方法

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JPH0270340A
JPH0270340A JP22215188A JP22215188A JPH0270340A JP H0270340 A JPH0270340 A JP H0270340A JP 22215188 A JP22215188 A JP 22215188A JP 22215188 A JP22215188 A JP 22215188A JP H0270340 A JPH0270340 A JP H0270340A
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JP
Japan
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rim
forming
wheel
pipe
titanium
Prior art date
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Pending
Application number
JP22215188A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Asahina
朝比奈 義文
Mutsuo Hiromatsu
広松 睦生
Masato Fukuda
正人 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAI SHIYARIN KOGYO KK
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
KANAI SHIYARIN KOGYO KK
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、チタンあるいはチタン合金の帯板を造管した
後突き合わせ部にTIG溶接等の溶接が施されたリム用
素管を予め成形し、これをホイール製造設備のリム成形
加工機により成形した後ホイールとして組立て自動車等
車両用のホイールを製造する方法に関する。
(従来技術) 自動車等車両用のホイールは、−Sに鋼やアルミニュウ
ム合金材料を鋳造した一体型ホイールと第2図の断面図
に示す如くアウターリム0IIlとインナーリム(11
)とをディスクDを介在させてボルト止めした組立型の
ホイールWがあるが、その車両用のホイールWの製造手
段としては、第3図の工程図にある通り、鋼やアルミニ
ニウム合金材料の帯板(1)を矯正した後切断し、それ
を成形ロールで構成された造管装置により素管を造管し
、その後、該素管の突き合わせ部を溶接機(m用ホイー
ルの製造においては、フラシュバット或いはり、Cバッ
ト溶接を適用している。)により溶接を施してリム用素
管(5)を成形し、次いで、溶接部のトリミング、エツ
ジカット等の加工を行った後、リム成形用加工機でリム
Rを加工成形し、このリムRと別工程で成形されたディ
スクDと組立てホイールWを製造する手段が一般的に深
川されている。
ところが、最近では航空機、宇宙産業機器並びに化学プ
ラントの機器に多く使用されているチタンあるいはチタ
ン合金材がその優れた比強度と耐蝕性並びにその斬新性
からこの種車両用のホイールへの適用が検討されている
しかしながら、この種車両用のホイールにチタンあるい
はチタン合金材を適用する場合には、既設の鋼やアルミ
ニュウム類のホイール製造設備ではチタン材固有の加工
上の難しさ並びに接合に困難さとがあって、チタン材の
優れた特性を活かした高品質のチタン材料製ホイールを
一貫連続して製造することが困難であった。
特に、リム用素管の造管と接合及び連続するリム成形が
品質的にも製造条件的にも連続した工程で行うことが出
来なかった。
(発明が解決しようとする課題) 前述の通り、従来の自動車等車両用のホイールの!!造
手段にあっては、鋼やアルミニュウム合金製の帯板を切
断する工程→素管に造管する工程→素管の突き合わせ部
にフラッシュバット或いはり、Cバット溶接を施してリ
ム用素管を成形する工程→リム用素管をリム加工成形機
で加工する工程並びに別工程で成形されたディスクとリ
ムとをホイールに組立てる工程を一連化した製造設備で
製造されていたが、チタンあるいはチタン合金材をこの
種ホイール、特にリム用素管の成形工程に適用する場合
には次の問題点を抱えている。
即ち、チタン、チタン合金は知られる通り、高融点で比
重が小さべ、熱膨張係数がオーステナイトステンレス鋼
の約1/2でヤング率が小さいこと、及び温度における
引張強さ、耐力の変化が比較的に大きい等信の金属材料
に比べて比強度が大きく、耐蝕性に優れた物理的・化学
的性質を存する材料であり、航空機並びに化学プラント
機器に多用されているが、この種チタン、チタン合金は
高温において大気その他のガスとの親和力が強く、これ
らのガスを吸収すると硬さが増大し、靭性が低下するの
で、溶接中に大気中の酸素、窒素、水素を遮断する溶接
法の採用が必要であること、又上述の如くのチタン、チ
タン合金の物理的・化学的性質の面からリム用素管の成
形に最適な条件で行うことが肝要であること等に留意し
なければならない。
ところが、従来の鋼やアルミニュウム類の自動車等車両
用のホイールの製造手段にあっては、帯板の所定長の切
断加工工程→造管工程→素管の溶接・成形工程→リム加
工成形工程→ホイール組立工程を一連化した製造設備と
して構成されている関係上、この設備利用してチタンあ
るいはチタン合金製ホイールを製造しようとすれば、こ
の種材料の特性上、 ■真円度が優れた素管を造管することが困難であること
■フラッシュバット或いはり、Cバット溶接法を用いて
リム用素管の溶接を行っているので、溶接中に大気中の
酸素、窒素、水素を吸収して硬度が増大し、靭性が低下
する等溶接部特性が健全でない品質上重大な欠陥が発生
すること。
等の不都合さがあって、既存の鋼やアルミニュウムホイ
ールの製造設備では連続して製造することが極めて困難
であり、それを最初の造管工程から利用することは出来
ない。
また、この種チタンあるいはチタン合金製ホイール専用
の製造設備を設備化するには費用面において無理がある
本発明は、上述の諸々の問題点に鑑みなされたものであ
って、真円度が優れ、且つ溶接部特性の健全な素管が得
られ、且つこの種チタンあるいはチタン合金の材料特性
にあった最適条件で行うことを可能とした自動車等車両
用のホイールの製造方法を提供することに目的がある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するための手段として本発明は、チタ
ンあるいはチタン合金の帯板を造管装置によって造管し
た後突き合わせ部にTIG溶接等のガスシールド溶接を
施して素管を成形した後、該素管をその侭歪取焼鈍した
後所望の長さに切断してリム用素管を予め成形し、この
リム用素管をホイール製造設備のリム成形加工機に搬入
し、該リム成形加工機でリムを成形した後ホイールとし
て組立て自動車等車両用のホイールを製造する手段を採
用した。
(作用) 本発明は上述の製造手段を採用したので、真円度が優れ
たリム用素管を造管することが可能となり、また、該素
管に施す溶接についてもTIG溶接法等のガスシールド
溶接法を適用したので、溶接中に大気中の酸素、窒素、
水素を遮断して親和力を弱め、チタン・チタン合金固有
の延性、靭性をtnなうことな(、溶接部特性の健全な
ものとすることができ、また、リムの成形やホイールの
組立の工程設備は従来使用していた既存の鋼やアルミニ
ュウム等のホイール製造設備を利用して行うので、この
種チタン・チタン合金専用の製造設備の設備化の必要性
がなく、以て製造コストも廉価とすることが出来るばか
りでなく高品質のホイールが得られる。
尚、歪取焼鈍は、リム感形加工の程度(加工度)によっ
ては不要であるが、それを行う場合には素管切断後に施
してもよい。
(実施例) 以下第1図の工程図に基すき本発明の詳細な説明する。
厚み2〜7mmのチタン材料製の帯板(ストリップ)(
1)を成形ロール(2)、ハイドロロール(3)等で構
成された造管装置(a)によって真円度の優れた素管を
造管し、得られた素管の突き合わせ部をアルゴンガス等
のシールドガス治具とタングステン電極の溶接トーチと
を併用したTIG溶接機(4)で溶接し、溶接終了後リ
ムを成形するに必要な長さに切断加工してリム用素管(
5)を予め別工程で成形し、次いで、成形が終了したリ
ム用素管(5)を冷却後、既存の鋼やアルミニュウム等
のホイール製造設備Aにおけるフラッシュバット或いは
り、Cバット溶接機(通常は溶接肉盛り部の仕上げ機あ
るいはエツジ切断機)の次位に設置されている多段型リ
ム成形加工a(6)へ搬入し、該リム成形加工1(6)
によってリムRを成形し、その後ディスクD(図示省略
)とこのリムRとを組立、塗装してホイールWを連続的
に成形を行う。
尚、素管成形後、且つ切断前又は切断後に歪取焼鈍を行
い、リム成形を容易に実施するようにしても良い。
本発明の実施例は以上の通りであるが、リム用素管(5
)の成形手段として、厚み2〜1m−のチタン材料製の
帯板(ストリップ)(1)をリムRとして製造するに必
要な長さ及び幅に切断後、それをプレス曲げ機によって
曲げ加工を行うか、又はその後3段ロール或いはリング
ロール等で造管するようにしてもよく、また、TIG溶
接の代わりにMIG熔接法、プラズマ溶接法、エレクト
ロンビーム溶接法等のガスシールド溶接法を適用しても
よいことは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明は、チタンあるいはチタン合金の帯板を造管した
後突き合わせ部にTlCl接等のガスシールド溶接を施
したリム用素管を予め別工程で成形し、これを既存の鋼
やアルミニュウム等のホイール製造設備のリム成形加工
機により成形し、次いで、別工程で成形したディスクと
リムとを組み立てホイールを製造するようにしたので、
真円度が優れた素管を造管することが可能となり、また
、該素管に施す溶接についてもTic;t8接法等のガ
スシールド溶接法を適用したので、溶接中に大気中の酸
素、窒素、水素を遮断して親和力を弱め、チタン・チタ
ン合金固有の延性、靭性を…なうことなく、耐蝕性、接
合部の強度並びに疲労特性が母材強度と変わらない溶接
部特性の健全なものとすることができできる。また、リ
ム用素管成形以降の成形は従来使用していた既存の鋼や
アルミニュウム等のホイール製造設備のリム成形加工機
を利用して行うので、この種チタン・チタン合金専用の
製造設備の設備化の必要性がなく、以て製造コストも廉
価とすることが出来るばかりでなく高品質のホイールが
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るチタン製ホイールの製造
方法を示す工程図、第2図はホイールの断面図、第3図
は従来の鋼やアルミニニウム等のホイール製造設備のリ
ム成形工程を示す工程図である。 符号の名称は以下の通りである。 (1)・チタン材料製の帯板(ストリップ) 、(2)
・−成形ロール、(3)・−・ハイドロロール、(4)
−・・T I G ’t8接機、(5)・−・−リム用
素管、(6)・・・−リム成形加工機、0■−・アラク
ーリム、01)・−インナーリム、D−・・ディスク、
R−リム、W・・−ホイール、a・・−造管装置。 特許出願人 金井車輪工業株式会社 株式会社 神戸製鋼所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チタン或いはチタン合金の帯板を造管装置によって造管
    した後突き合わせ部にTIG溶接等のガスシールド溶接
    を施して素管を成形した後、該素管をその儘或いは歪取
    焼鈍した後所望の長さに切断してリム用素管を予め成形
    し、このリム用素管をホィール製造設備のリム成形加工
    機に搬入し、該リム成形加工機でリムを成形した後ホィ
    ールとして組立て自動車等車両用のホィールを製造する
    ことを特徴とするチタン製ホィールの製造方法。
JP22215188A 1988-09-05 1988-09-05 チタン製ホイールの製造方法 Pending JPH0270340A (ja)

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