JPS6244395A - ロ−ル状記録紙切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロール状記録紙を用いたファクシミリ等の記
録部に用いられるロール状記録紙切断装置に関する。

従来の技術 第４図は、従来の口・−ル状記録紙切断装置の一例を示
す概略構成図である。

このロール状記録紙切断装置（以下、切断装置という。

）は、記録紙ロール１７を収納し、この記録紙ロール１
７から繰出しローラ１６の駆動により繰出され、記録が
施された記録紙を外部に排出する本体２ｏと、この本体
２０の上部に枢軸１１１によって取付けられ、固定位置
で本体２０から排出される記録紙の搬送を案内する記録
紙押え部材１１とを備えている。

記録紙押え部材１１の下面には記録紙に記録を行なうだ
めの記録ヘッド１８が、又、その先端部には、この記録
紙押え部材１１に突出して記録紙の幅方向に伸びだ刃物
１３が取付けられている。

この切縁装置は、記録紙押え部材１１を枢軸１１１を中
心にして上方に回転し、第４図に示すように記録紙押え
部材を開いた状態で、本体２゜内に記録紙ロール１７を
収納する。そして、記録紙押え部材１１は枢軸１１１を
中心にして下方に回転され、略水平になった状態で本体
２ｏを閉じ、この状態で固定される。そして、この固定
位置で、記録紙ロール１７から繰出ローラ１６によって
記録紙が繰出され、この記録紙に記録）ラド１８によっ
て記録が施される。この後、本体２ｏから記録済の記録
紙が排出され、刃物１３によって所定の位置で切断され
る。

第６図は他の従来例のロール状記録紙切断装置を示す概
略構成図である。この図において、第４図に示す部材と
同一部材は同一符号で示しである。

このロール状記録紙切断装置は、その本体２゜の記録紙
が排出される部分の上部に、記録紙の幅方向に伸びた刃
物１３＆を取付けである。

このロール状記録紙切断装置は第４図で説明した装置と
略同様に動作する。

発明が解決しようとする問題点 しかし、前者のロール状記録紙切断装置では、記録紙を
交換するために本体の上部を開けようとして記録紙押え
部材１１を上方に回動するような場合、刃物１３の刃先
が露出した状態で大きく移動するため、非常に危険であ
った。又、後者のロール状記録紙切断装置では、記録紙
を交換するような場合、露出した刃先の大きな移動が無
いため危険性は小さくなるものの、記録紙押え部材１１
を上方に回動した状態であっても、記録紙の一部が刃物
１３ａの下部に残っていて、記録紙を本体外に取出しに
くかったり、あるいは、本体に記録紙を収納する場合、
記録紙の先端部を刃物１３ａの記録紙経路に収まるよう
に操作しなければならなかったりして、非常に面倒であ
った。

本発明は上記問題点を解消するために、記録紙交換が安
全に、かつ、容易に行えるロール状記録紙切断装置を提
供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 そして、上記目的を達成するため、本発明は、記録紙ロ
ールを収納する本体に枢着された記録紙押え部材の先端
に、刃先を有した摺動部材を備えている。この摺動部材
は、記録紙押え部材が本体に対して固定された位置に設
定されるとき、本体外部側に突出固定され、又、記録紙
押え部材が開閉状態にあるときは、その刃先が記録紙押
え部材の内部側に収まるようになっている。

作用 記録紙押え部材が本体に対して固定された位置に有る場
合、刃先は本体外部に突出固定される。

そして、本体外に排出された記録済の記録紙は、この刃
先によって切断される。

記録紙を交換する場合、記録紙押え部材が開閉動作され
ると、この開閉動作に伴ない刃先は記録紙押え部材の内
部側に収まる。

実施例 第１図は本発明の一実施例のロール状記録紙切断装置を
示す概略構成図である。

このロール状記録紙切断装置は、記録紙ロール７を収納
し、この記録紙ロール７から繰出しローラ６によって繰
出され、記録が施された記録紙を外部に排出する本体１
ｏと、この本体１０の上部に、枢軸１ｏ１を介して取付
けられ、第１図に示す固定位置で、本体１０から排出さ
れる記録紙の搬送を案内する記録紙押え部材１とを備え
ている。

記録紙押え部材１の下面には記録紙に記録を行なう記録
ヘッド８が設けられている。又、記録紙押え部材１の先
端にはガイド部材２が設けられている。ガイド部材２は
上部ガイド片２１及び下部ガイド片２２で構成され、こ
れら上部、下部ガイド片２１．２２に挾持されて、記録
紙の搬送方向に進退する摺動部材３が備えられている。

摺動部材３は、記録紙の幅方向に伸びて、本体１０の外
部方向に刃先を形成している。又、摺動部材３０本体１
０内部方向は記録紙押え部材１の上方向に略り字状に折
り曲げられ、この折り曲げ部および記録紙押え部材間に
スプリング４が張設されている。このスプリング４は摺
動部材３を記録紙押え部材１の内部方向に押圧している
。

本体１０の記録紙の排出部には、ストッパー６が取付け
られている。このストッパー５の基部５１の上部にはテ
ーパ５２を有している。そして、基部５１より若干大き
い貫通孔２１　ｉＬ　、２２ａが上部ガイド片２１．下
部°ガイド片２２に形成されている。又、摺動部材３に
嵌合孔３１が形成され、この嵌合孔３１およびストッパ
ー６で摺動部材３の進退位置を制御するようになってい
る。

即ち、第３図に示すように、記録紙押え部材１が固定位
置に押し下げられる時、まず、嵌合孔３１の刃先側の縁
３１ａがテーパ５２の先端に接触しく第３図ａ参照）、
記録紙押え部材１が固定位置に押し下げられると、摺動
部材３ば、テーパ５２に縁３１２Ｌを接触させながら下
降する。この下降に伴ない、摺動部材３は本体１０の外
部方向に移動する。そして、記録紙押え部材１が閉状態
（記録紙押え部材１の固定位置）に達すると、ストッパ
ー５の基部５１が嵌合孔３１に嵌合し、摺動部材３の刃
先が本体１ｏから突出した状態となり、この状態で摺動
部材３は固定される（第３図す参照）。

このロール状記録紙切断装置は、第１図に示すように記
録紙押え部材１が本体１ｏ上に置かれた状態（記録紙押
え部材１の固定位置）で、記録紙ロール７から繰出ロー
ラ６によって記録紙を繰出して、記録ヘッド８によって
記録紙に記録を施す。

この後、本体１ｏから記録済の記録紙が排出され、この
記録紙は、所定の寸法の位置で、摺動部材３によって切
断される。

記録紙を交換するときには、第２図に示すように、記録
紙押え部材１が上方に押し上げられる。

この記録紙押え部材１の押し上げに伴い、嵌合孔３１か
らストッパー５がはずれて、摺動部材３は、スプリング
４の押圧力によって記録紙押え部材１の内側方向（枢軸
１０１方向）へ移動し、刃先が記録紙押え部材１内部に
収められる。そして、記録紙押え部材１が上方に押し上
げられた状態で、記録紙の交換が行なわれる。

なお、摺動部材３に形成した嵌合孔３１の縁３１ａを、
本実施例では嵌合孔３１の面に対して直角に形成した場
合を説明したが、必ずしもこれに限られるものでなく、
例えば、ストッパー６のテーパ５２に合わせて傾斜を有
して形成してもよい。この場合、記録紙押え部材１の開
閉動作に応じて、摺動部材３をよりスムーズに進退させ
ることができる。

又、本実施例では、摺動部材３が略り字の形状をしだ場
合について説明したが、この形状に限定されるものでは
ない。

なお、スプリング４のばね定数について、本実施例では
特に指定しなかったが、テーパ５２の傾斜角等を考慮し
て設定すれば摺動部材３の刃先をすばやく記録紙押え部
材１の内部に収めることや摺動部材３の進退動作をスム
ーズに行なうことができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、回動自在な
記録紙押え手段に、この記録紙押え手段の回動位置に応
じて摺動自在になっている刃物を取付けており、記録紙
の交換を安全に、かつ容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるロール状記録紙切断装
置の概略構成図、第２図は同装置の記録紙交換時の状態
を示す概略構成図、第３図は同装置の刃物の嵌合状態を
示す概略断面図、第４図は従来のロール状記録紙切断装
置の一例を示す概略構成図、第５図は他の従来例のロー
ル状記録紙切断装置を示す概略構成図である。 １・・・・・・記録紙押え部材、３・・・・・・摺動部
材、３１・・・・・・嵌合孔、３１ａ・・・・・・縁、
４・・・・・・スプリング、５・・・・・・ストツ／ニ
ー、５２・・・・・・テーパ、１０・・・・・・本体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名　。 第３図 第４図 ｊｂ　　　　　　　　　　Ｖｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録紙ロールを収納し、この記録紙ロールから繰出され
   、記録が施された記録紙を外部に排出する本体と、この
   本体の上部に枢着して開閉動作し、固定位置で本体から
   排出される記録紙の搬送を案内する記録紙押え部材とを
   有し、この記録紙押え部材の先端に、開閉動作に応じて
   進退する刃先を有した摺動部材を備え、前記記録紙押え
   部材が固定位置に設定されるとき、前記摺動部材が前記
   本体外部側に突出固定されることを特徴とするロール状
   記録紙切断装置。