JPS6244182Y2 - - Google Patents

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JPS6244182Y2
JPS6244182Y2 JP1986070766U JP7076686U JPS6244182Y2 JP S6244182 Y2 JPS6244182 Y2 JP S6244182Y2 JP 1986070766 U JP1986070766 U JP 1986070766U JP 7076686 U JP7076686 U JP 7076686U JP S6244182 Y2 JPS6244182 Y2 JP S6244182Y2
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gear
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gears
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/02Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements with mechanical gearing
    • B63H23/08Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements with mechanical gearing with provision for reversing drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/22Friction clutches with axially-movable clutching members
    • F16D13/24Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches
    • F16D13/26Friction clutches with axially-movable clutching members with conical friction surfaces cone clutches in which the or each axially-movable member is pressed exclusively against an axially-located member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D21/00Systems comprising a plurality of actuated clutches
    • F16D21/02Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
    • F16D21/04Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways with a shaft carrying a number of rotatable transmission members, e.g. gears, each of which can be connected to the shaft by a clutching member or members between the shaft and the hub of the transmission member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/14Gearings for reversal only
    • F16H3/145Gearings for reversal only with a pair of coaxial bevel gears, rotatable in opposite directions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二方向駆動継手、特に、反転歯車また
はクラツチに関する。好ましい態様において、本
考案は船用船内機関用円すいクラツチまたは反転
クラツチから成る。
本考案は、少なくとも軸の1つは中空で潤滑油
を通過させるようにされ、長手方向に複数個の放
射状導管を分配させ、油を外部に流して各部材に
給油するようにして成る; 端部を互いに少なくとも接近させた、端と端を
つないだ状態で共軸に設けられる回転入力軸及び
出力軸と;入力軸に固定されこれと共軸に回転
し、出力軸に少なくとも接近して入力軸に設けら
れる第1の回転駆動部材と;第1駆動部材の各側
に設けられる第2及び第3の回転駆動部材にし
て、第2駆動部材は入力軸に支持され第3駆動部
材は出力軸に支持され各々軸方向に移動して第1
駆動部材に係合し、第1駆動部材及び第2ならび
に第3駆動部材の隣接部分には、第2または第3
駆動部材のいずれかが軸方向に移動して第1駆動
部材と接触したとき駆動・被駆動関係を形成する
ことにより、第1駆動部材の回転時第2または第
3駆動部材を回転させる協同装置をそなえてい
る、第2及び第3駆動部材と;第2及び第3駆動
部材を第1駆動部材と選択的に個々に接触させか
つ、第2及び第3両駆動部材を第1駆動部材から
離脱させる装置と;2つの回転歯車にして、一方
の歯車は第1駆動部材と接触する側と反対の第2
駆動部材の側に隣接しかつ入力軸の実質的に軸方
向一定位置にあり、他方の歯車は第3駆動部材と
接触する側と反対の第3駆動部材の側に隣接しか
つ出力軸の実質的に軸方向一定位置にあり、一方
の歯車は入力軸を中心に回転可能で他方の歯車は
出力軸に固着されてこれと回転するようにされ、
これら歯車及び第2、第3の駆動部材により2つ
の駆動部材・隣接歯車対を形成する、2つの回転
歯車と;第2、第3駆動部材及び各歯車の隣接部
分の複数個の相補的放射状に分布された重なりら
せんカム面にして、これら面は各駆動部材・歯車
対間を延長してこれらを一体に駆動結合して回転
させ、一方の駆動部材・歯車対の相補駆動らせん
面は他方の駆動部材・歯車対のらせん面にたいし
反対をなし、各対のカム面は夫々第2または第3
駆動部材の全軸方向移動範囲にわたり相互重なり
状態であることによつて、第2または第3駆動部
材のいずれかが第1駆動部材と接触回転すると対
応相補カム面間の駆動係合を介して夫々の隣接し
て結合された歯車を回転させ、これらカム面の駆
動係合により第2または第3駆動部材を(第1)
駆動部材にたいし軸方向に付勢してより確実に接
触させる一方隣接歯車を回転し続ける、複数個の
らせんカム面と;2つの回転歯車を相互結合する
ことによつて入力軸上の歯車の回転により出力軸
上の歯車を回転させるようにした歯車装置とを潤
滑油入りのハウジングの内部に支持した二方向駆
動継手に関する。
本考案の好ましい実施例によれば、2組のめす
円すい・歯車対は各々、各歯車と軸方向に可動な
めす円すい対の衝接端部分に支持された対応の放
射状に分布されたらせんカム面を有する。各円す
い・歯車対の衝接端部分は軸方向に重なる関係に
されることによつて、それら間のカム面は円す
い・歯車対の歯車またはめす円すい部材が回転し
た時互いに駆動的に係合する。各個めす円すい部
材の回転はその軸方向の移動により、入力軸に支
持され回転し2つのめす円すい部材間に軸方向に
設けられた単一回転おす円すい部材と係合するこ
とにより行われる。おす円すい部材によるめす円
すい部材の1方の回転により、めす円すい部材の
軸方向に重なるらせんカム面と、その相手歯車と
は駆動的に係合することによつて、歯車が回転し
て出力軸を回転させる。円すい・歯車対の一方は
入力軸に支持されている。他方の円すい・歯車対
は出力軸に支持されている。
第1図から第10図 第1図において、船内機関11とプロペラ駆動
軸12とによりインライン船用駆動装置を構成し
ている。機関の出力軸は二方向継手ないしクラツ
チ10の駆動により駆動軸12に接続される。こ
のクラツチは反転装置と呼ばれることがよくあ
る。これは実際に、機関が回転していても駆動軸
12が静止しているように機関出力軸の回転出力
を中立にしておくことができるクラツチと考えら
れる。また、クラツチ10は駆動軸を機関回転出
力と同方向または以下で詳述する反転方向に回転
させることもできる。
クラツチないし継手10の好例が第3図に詳し
く示されている。第1図のインライン装置におい
て、機関の出力軸は継手10を介して駆動軸12
に接続されている。
第2図はV駆動構成を示し、これは船内機関1
1をプロペラ駆動軸12に接続するのに使用され
ることもある。この構成では、機関出力軸は船の
前方に伸び、一方、プロペラ駆動軸は機関の下方
の船尾に伸びている。継手10に(図示しない)
適当な歯車を設けて機関を駆動軸に駆動接続して
いる。たとえば、機関出力軸に(図示しない)歯
車を取り付ける。継手10の入力軸16に(図示
しない)もう1つの歯車を取り付けて、これら2
つの歯車を上下に相互咬み合わせ、継手10の出
力軸16を、プロペラ駆動軸に共軸に接続された
板の船尾に向ける。
第3図に示す出力軸16は縦方向に入力軸14
と共軸に設けられている。実施例において、その
端部はそのくぼみのおす円すい部18内に入れら
れ、端部に頭部17をそなえ、この頭部は第3図
及び第6図に示すように円すい部材18の凹部内
にはまり、出力軸16の端部をおす円すい部材1
8と入力軸14とにたいし一定間隔に保つてい
る。この構成において、おす円すい部材18は出
力軸16と関係なく回転自在で、出力軸16はお
す円すい部材18と関係なく回転自在になつてい
る。このような相対的回転を容易にするため、装
置内に、1組の針軸受19と推力ワツシヤ21と
を設ける。組立てを容易にするため、おす円すい
部材18を2半分に分けてリベツト18c等で一
体に保持させる。入力軸14上のおす円すい部材
の半部分は図示のように23でスプラインされて
いる。
クラツチ10等継手装置では公知であるよう
に、その入力軸14は第3図の14aでかつ前記
のように、機関の出力軸に接続されることによつ
て、入力軸14が回転してプロペラ駆動軸12に
支持されているプロペラを駆動するようになつて
いる。入力軸14とクラツチ10の出力軸16と
は組合わさつて協同する種々のクラツチ部材を支
持して出力軸16に逆回転出力を付与して駆動軸
12とプロペラとを駆動する。
次に第3図ないし第10図についてさらに詳し
く述べる。対向する截頭凸状面18a,18bを
有する第1駆動部材ないしおす円すい部材18が
入力軸14の端部にこれと回転自在に固定または
一体にされている。おす円すい部材18の片側
で、入力軸14は第2駆動部材ないしめす円すい
部材20を支持している。他側では、出力軸16
に第3駆動部材ないしめす円すい部材22が支持
されている。これらめす円すい部材は夫々、截頭
凹状内側リム部分ないし面20a,22aを有す
る。入力軸14にめす円すい部材20が取り付け
られて該部材は軸上を回転自在でありまた、おす
円すい部材18から接続して移動するように軸上
を軸方向に可動する。めす円すい部材22も同様
に出力軸16に取り付けられている。この構成に
より、第2及び第3駆動部材20,22が対向し
た円すい状めすクラツチ部材で第1駆動部材18
が相手円すい状おすクラツチ部材となる、継手な
いし円すいクラツチを得る。
このクラツチは相当量の油を入れたハウジング
13の内側に支持される。たとえば、クラツチ部
材は一部または全体が潤滑油内に浸される。従つ
て、なるべく、第3図及び第7図に示すように、
リム部分20a,22aまたは部材18の面部分
18a,18bには複数個の小さいみぞ24を設
けて、これら部材の面部分のどれかがクラツチの
作動中に相互接触したときにそれら間から油をぬ
ぐいとるようにする。このことは、1964年1月9
日〜13日のSAE会議でフロスリ、ミレク及びス
ミスが発表した「自動伝動摩擦要素」と題する
SAE PaperNo.311B特にその第2〜3頁に記載さ
れた開示事項の目的及び構成からさらに理解でき
る。
めす円すい部材20と22の軸方向移動を安定
させるため、めす部材各々は夫々、ブツシング2
6と28に固定され、これらを支持した軸を摺動
させる。各ブツシングは第6図に明らかなように
夫々、延長部分26a,28aを有し、各めす円
すい部材を夫々軸14,16上で安定して摺動さ
せる。
各めす円すい部材20,22には第4図及び第
5図に総括的に30で示す手段をそなえ、この手
段はめす円すい部材を選択的に移動しておす円す
い部材18と接触させたり離したりする。なるべ
く、この手段30はレール上に摺動可能に取り付
けられる1対の弓状フオーク部材32,34から
成る。各フオーク部材はめす円すい部材の一方に
接続されている。この接続構成例は第4図及び第
5図に示され、第3図及び第6図に示すように円
すいの延長部分のねじによつて各めす円すい部材
に嵌合した環状部材38を有する。各部材38は
環状みぞ42のあるリング40を支持している。
リング40は環状に分布された2組の針軸受44
間に介挿される。この軸受はリング40のこれに
対応するめす円すい部材にたいする回転を容易に
する。このような軸受構成の使用によつて、フオ
ークとこれらを受け入れるクラツク部材との間の
摩擦を減少する他、おす円すい部材とめす円すい
部材との接触の係曉が容易になされる。手段30
はなるべく、2つのフオークを結合して同時移動
することによつてフオークとめす円すい部材とを
同時移動させるように構成される。これらフオー
クは第4図及び第5図に示すようにボルトによつ
てスリーブに固定される。このように構成する
と、両めす円すい部材は第3図及び第11図に示
すように、容易におす円すい部材18にたいし中
立状態におかれる。また、めす円すい部材の一方
または他方を選択的におす円すい部材18に接触
させて前進駆動または反転駆動状態にさせる。駆
動状態は第7図に示され、この図はおす円すい部
材18に接触するめす円すい部材20を示し、出
力軸16を(任意選択の)前進状態にさせる。
第3図ないし第10図の実施例において、出力
軸16は3個の歯車間の相互作用によつて回転さ
れる。歯車46のうち1つは入力軸14に支持さ
れ回転自在になつている。第2歯車48は出力軸
16に支持固定されているので歯車48と出力軸
16は一体に回転する。歯車46と48はその
夫々の軸14と16に実質的に軸方向に固定さ
れ、すなわち、たとえば0.010インチ範囲内のわ
ずかな移動ができる。歯車46か48のいずれか
の回転により歯車50を回転させるので、歯車5
0により軸と歯車との間に回転が伝達される。
第3図ないし第10図に示す実施例において、
歯車46と48は、これらが隣接衝接する夫々の
めす円すい部材によつて駆動される。各歯車は、
おす円すい部材が隣接するめす円すい側に対向し
た夫々めす円すい部材側に隣接した軸に取り付け
られている。言い換えれば、各めす円すい部分
は、おす円すい部材と回転歯車46または48と
の間に位置している。
夫々、めす円すい歯車対20−46,22−4
6の隣接衝接部分に支持された、第6図及び第7
図に明示される総括的に52,54で示す複数個
の組からなる半径方向に分布された重ね合わせら
せん相補カム面によつて、めす円すい部材とそれ
らの隣接衝接歯車とが共働するための相互接続が
常に得られる。これららせん面は夫々円筒状衝接
端部分または側面部分52,54として図示のよ
うにめす円すい歯車対の隣接部分に形成される。
第6図に示すように、各組の各部材に少なくと
も3つの駆動または作用らせん面を設けることが
好ましい。しかし、これららせん面は1部材につ
き2つまたは3つ以上としてもよい。
第3〜10図に示す実施例において、らせん面
のらせん方向は各円すい歯車対20−46,22
−48にとつて反対方向にあり、すなわち、これ
ららせん面は「反対側」にあり、どの円すい歯車
対が駆動歯車50でまたおす円すい部材18によ
り駆動されているかにより出力軸16の反対回転
方向で正しく共働できるようになつている。第7
図に示すように、これららせん面は対称してお
り、交番面を用いて「反対側」を形成することが
できる。従つて、第6図において、めす円すい歯
車対20−46のらせん面52aは、円すい部材
20がおす円すい部材18と係合したとき、共働
して歯車46を介して歯車50を駆動する。歯車
46とめす円すい部材20とは矢印方向に回転す
る。一方、これららせん面の対称配置により、円
すい部材20と歯車46とが180度さつと移動す
るとこれらをめす円すい歯車対22−48として
作用させる。このような場合、駆動はらせん面5
4aを介して行う。図示のように、円すい歯車対
20−46のらせん面52aは一方向にらせん形
にされている(第6図及び第7図参照)。一方、
円すい歯車対22−48のらせん面は第2方向に
らせん形にされている。
各円すい歯車対のらせん面は常に各めす円すい
部材の軸方向移動全体に重なつているので、めす
円すい部材が回転しているおす円すい部材18に
接触したとき各めす円すい歯車対との駆動係合が
常に容易になされる。また、回転時のらせん面の
相互作用により、めす円すい部材をおす円すい部
材に押圧する正力を生じて両部材間の結合作用を
向上する。
歯車46と48の各々は夫々軸14と16の推
力ワツシヤ56と58に接している。一方、これ
ら推力ワツシヤは総括的に60と62で示す1組
の軸受・レースに接している。推力ワツシヤは軸
に固定されて軸と一体に回転する。また推力ワツ
シヤ56は特に、クラツチがハウジング13内で
作動されるための潤滑油を循環させるようになつ
ている。この潤滑油は推力ワツシヤ56によつ
て、軸上の各クラツチ部材にたいし循環する。こ
の循環は推力ワツシヤ56にへら状延長部64を
設けて行われるが、ワツシヤ56の回転に伴い、
へら状延長部は第3図の矢印で示すように、油を
ハウジング13から導管68を介して空胴66内
へ押入れ、そして軸14の中空部分70内に達す
る。軸14と16及びおす円すい部材18には縦
方向に中空中心部分70を備えまたそこから各軸
の外面に延長する複数個の隔設された放射状の導
管72を備えて、第3図の矢印で示すように油を
空胴66から軸の中空部分70へ、ついでクラツ
チ部材にたいする軸に沿つて各地点へ外方に流動
させる。種々のクラツチ部材にはまた、たとえば
推力ワツシヤ58に第8図及び第9図に示すよう
に油通路74を設けてもよい。
上記クラツチはつぎのように作動する。
一般に、機関の回転出力は通常、一定の一方向
である。従つて、入力軸14の回転は、定方向、
たとえば、第3図の矢印で示し軸の後端すなわち
おす円すい部材18の第3図で示す右側からみ
て、反時計方向となる。本明細書において回転に
ついてはすべて前記有利な点から考えられる。そ
れで、おす円すい部材18も回軸は定方向になり
同一方向に入力軸14とともに回転する。第7図
に示すように、めす円すい部材20が軸方向に移
動しておす円すい部材18に接触すると、係合し
た重なりらせん面52aを介して歯車46を回転
させ、また、咬み合う歯車50と出力軸16を第
1回転方向に回転させる。この作用中、めす円す
い部材22は軸16で空転する。
めす円すい部材20が移動しておす円すい部材
18から離れ、めす円すい部材22がおす円すい
部材に接触すれば、歯車46は前に回転している
歯車46と反対方向に回転し、咬み合い歯車50
は、入力軸14上を空転する空間する歯車46と
共に反対方向に回転することになる。
めす円すい部材とおす円すい部材との円すい面
間の係合離脱を容易にするにはそれらの円すい角
をわずか異ならせてわずかづらせればよい。たと
えば、第7図に示すように、おす円すい面18a
の角Aはめす円すい部材22の面22aの角Bよ
りも小さくなつている。
第11図から第13図 クラツチ部材の他の変形も可能である。たとえ
ば、第11図において、おす円すい部材とめす円
すい部材の機能を相互に変えて、入力軸14に取
付けた駆動部材90にめす円すい面21aと21
bを有し、夫々入力軸14と出力軸16とを中心
に軸方向に可動なおす駆動部材91と92を受け
入れている。相互咬み合い歯車50は歯車46と
48を相互結合し、これら歯車は放射状に分布さ
れたらせんカム面52と54を介して、軸方向に
可動なおす円すい部材91と92によつて駆動さ
れる。両おす円すい部材をめす円すい部材駆動部
材90から離して設けることによつて前述のよう
に中立状態が得られる。
第12図及び第13図に示す他の実施例は構造
と作動とは、歯車46と48を相互結合するため
の歯車装置を除き、第3図と同じである。この実
施例において、副軸80は各端部に回軸歯車8
2,84を固定している。歯車82は歯車46と
咬み合う。歯車84は、歯車48と咬み合う遊び
歯車86と咬み合う。歯車48は出力軸16に固
定され、歯車46は入力軸14を中心に回転す
る。
第12図及び第13図の構成によれば、定方向
入力軸14は、継手が駆動部材20または22の
軸方向の移動により作動されたとき、2つの回転
方向のいずれかの方向に出力軸16を駆動する。
この実施例では、歯車の大きさを容易に変えて減
速またはその他の機械的利益が得られることが特
徴である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による船用の駆動結
合の2形態を示す概略図で、第1図はインライン
駆動船内機関配置を、第2図はV駆動船内機関配
置を示す。第3図は本考案の種々の特徴を示した
好ましい駆動結合実施例の側断面図である。第4
図は第3図の線4−4についての第1図における
上部分の部分平面図である。第5図は第3図の線
5−5についての部分断面図である。第6図はめ
す円すい歯車対、おす円すい部材及び円すい歯車
対の衝接端部分のらせん面を示した第3図の部分
の分解詳細斜視図である。第7図は、駆動係合状
態にある歯車・めす円すい部材のらせん面及び駆
動係合状態にあるめす・おす円すい部材の円すい
面を示した第3図の部分の部分断面図である。第
8図は第3図の線8−8についての部分断面図で
ある。第9図は第8図の線9−9についての部分
断面図である。第10図は第3図の線10−10
についての部分断面図である。第11図は本考案
の特徴を表わす継手の他の実施例で、中立状態に
あるめす円すい部材のらせん面と歯車及び、中立
状態にあるめす・おす円すい部材の円すい面を共
に示す。第12図は副軸を使用した本考案の他の
実施例を示す。第13図は第12図の端面図であ
る。 10……クラツチ、11……船内機関、12…
…プロペラ駆動軸、13……ハウジング、14…
…入力軸、16……出力軸、18……おす円すい
部材、21,56,58……推力ワツシヤ、2
0,22……めす円すい部材、26,28……ブ
ツシング、32,34……フオーク部材、40…
…リング、52,54……カム面、46,48,
82,84……歯車、80……副軸、86……遊
び歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくとも軸の1つは中空で潤滑油を通過さ
    せるようにされ、長手方向に複数個の放射状導
    管を分配させ、油を外部に流して各部材に給油
    するようにして成る; 端部を互いに少なくとも接近させた、端と端を
    つないだ状態で共軸に設けられる回転入力軸及
    び出力軸と;入力軸に固定されこれと共軸に回
    転し、出力軸に少なくとも接近して入力軸に設
    けられる第1の回転駆動部材と;第1駆動部材
    の各側に設けられる第2及び第3の回転駆動部
    材にして、第2駆動部材は入力軸に支持され第
    3駆動部材は出力軸に支持され各々軸方向に移
    動して第1駆動部材に係合し、第1駆動部材及
    び第2ならびに第3駆動部材の隣接部分には、
    第2または第3駆動部材のいずれかが軸方向に
    移動して第1駆動部材と接触したとき駆動・被
    駆動関係を形成することにより、第1駆動部材
    の回転時第2または第3駆動部材を回転させる
    協同装置をそなえている、第2及び第3駆動部
    材と;第2及び第3駆動部材を第1駆動部材と
    選択的に個々に接触させかつ、第2及び第3両
    駆動部材を第1駆動部材から離脱させる装置
    と;2つの回転歯車にして、一方の歯車は第1
    駆動部材と接触する側と反対の第2駆動部材の
    側に隣接しかつ入力軸の実質的に軸方向一定位
    置にあり、他方の歯車は第3駆動部材と接触す
    る側と反対の第3駆動部材の側に隣接しかつ出
    力軸の実質的に軸方向一定位置にあり、一方の
    歯車は入力軸を中心に回転可能で他方の歯車は
    出力軸に固着されてこれと回転するようにさ
    れ、これら歯車及び第2、第3の駆動部材によ
    り2つの駆動部材・隣接歯車対を形成する、2
    つの回転歯車と;第2、第3駆動部材及び各歯
    車の隣接部分の複数個の相補的放射状に分布さ
    れた重なりらせんカム面にして、これら面は各
    駆動部材・歯車対間を延長してこれらを一体に
    駆動結合して回転させ、一方の駆動部材・歯車
    対の相補駆動らせん面は他方の駆動部材・歯車
    対のらせん面にたいし反対をなし、各対のカム
    面は夫々第2または第3駆動部材の全軸方向移
    動範囲にわたり相互重なり状態であることによ
    つて、第2または第3駆動部材のいずれかが第
    1駆動部材と接触回転すると対応相補カム面間
    の駆動係合を介して夫々の隣接して結合された
    歯車を回転させ、これらカム面の駆動係合によ
    り第2または第3駆動部材を(第1)駆動部材
    にたいし軸方向に付勢してより確実に接触させ
    る一方隣接歯車を回転し続ける、複数個のらせ
    んカム面と;2つの回転歯車を相互結合するこ
    とによつて入力軸上の歯車の回転により出力軸
    上の歯車を回転させるようにした歯車装置と;
    歯車の1つに隣接する軸に設けた推力ワツシヤ
    の形式をなし、このワツシヤは複数個のへら状
    半径方向延長部を含むことによつて、軸による
    推力ワツシヤの回転により軸の一端に向け油を
    循環して軸の中空内部に入れるようにした、油
    を軸に循環させるための回転油羽根車装置;と
    を潤滑油入りのハウジングの内部に支持した二
    方向駆動継手。 2 第1駆動部材が出力軸に接触する、前記第1
    項に記載の二方向駆動継手。 3 第1駆動部材が軸の出力を受け入れる、前記
    第1項に記載の二方向駆動継手。 4 第1駆動部材と、第2、第3部材の協同装置
    は隣接面である、前記第1項に記載の二方向駆
    動継手。 5 第2、第3駆動部材が対向して円すいをなす
    めすクラツチ部材であり、第1駆動部材は相手
    方円すいおすクラツチ部材である、前記第1項
    に記載の二方向駆動継手。 6 第2、第3駆動部材及び、らせんカム面を付
    与し支持する歯車の隣接部分が夫々被駆動部材
    及び歯車の円筒状衝接端部分である、前記第1
    項に記載の二方向駆動継手。 7 第2、第3駆動部材が、第1駆動部材と接触
    する凹側と対向側とを有するめす円すい部材の
    形式をなし、摺動ブツシユ安定装置はその軸に
    各めす円すい部材を支持し、このブツシユはめ
    す円すい部材の対向側から離れて外方に延長
    し、放射状らせん面はブツシユの延長部分の外
    径の周方向に分布されて成る、前記第1項に記
    載の二方向駆動継手。 8 相互結合歯車装置が2つの回転歯車に相互咬
    み合う第3の回転歯車から成る前記第1項に記
    載の二方向駆動継手。 9 相互結合歯車装置が各端部に歯車を支持した
    副軸から成り、一端の歯車は入力軸上の歯車に
    相互咬み合い、他端の歯車は反転のため遊び歯
    車を介して出力軸上の歯車に接続されている、
    前記第1項に記載の二方向駆動継手。 10 ソケツトに収容された出力軸の端部が頭部分
    を有し、ソケツトには出力軸を収容する凹部を
    有する、前記第3項に記載の二方向駆動継手。 11 面の少なくとも1つにみぞを設けて両部材間
    の接触を向上させる、前記第4項に記載の二方
    向駆動継手。 12 めす円すい部材に結合されこれらを選択的に
    軸方向に位置決めする装置を含む前記第5項に
    記載の二方向駆動継手。 13 おす、めす円すいクラツチ部材の円すい面を
    角度的にわずかずらしてその離脱を少ない労力
    で容易にさせるようにした、前記第5項に記載
    の二方向駆動継手。 14 各端部分に少なくとも2つのらせんカム面を
    形成した、前記第6項に記載の二方向駆動継
    手。 15 各歯車は、入力回転と異なる出力回転をうる
    よう互いに相対的な大きさにして成る前記第9
    項に記載の二方向駆動継手。
JP1986070766U 1976-04-23 1986-05-13 Expired JPS6244182Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/679,529 US4051934A (en) 1976-04-23 1976-04-23 Bidirectional drive coupling

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184148U JPS61184148U (ja) 1986-11-17
JPS6244182Y2 true JPS6244182Y2 (ja) 1987-11-19

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ID=24727286

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4362977A Pending JPS52131068A (en) 1976-04-23 1977-04-18 Twoodirection driving coupling
JP1986070766U Expired JPS6244182Y2 (ja) 1976-04-23 1986-05-13

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JP4362977A Pending JPS52131068A (en) 1976-04-23 1977-04-18 Twoodirection driving coupling

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US (1) US4051934A (ja)
JP (2) JPS52131068A (ja)
AU (1) AU500175B2 (ja)
BR (1) BR7701040A (ja)
CA (1) CA1052114A (ja)
DE (1) DE2711160C3 (ja)
ES (1) ES458080A1 (ja)
FI (1) FI65476C (ja)
FR (1) FR2349063A1 (ja)
GB (1) GB1525453A (ja)
IT (1) IT1076333B (ja)
NO (1) NO771387L (ja)
NZ (1) NZ183072A (ja)
SE (1) SE432230B (ja)

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NZ183072A (en) 1980-03-05
DE2711160B2 (de) 1978-11-09
FI771261A (ja) 1977-10-24
FI65476C (fi) 1984-05-10
SE7702523L (sv) 1977-10-24
CA1052114A (en) 1979-04-10
DE2711160C3 (de) 1979-07-12
SE432230B (sv) 1984-03-26
ES458080A1 (es) 1978-03-16
US4051934A (en) 1977-10-04
GB1525453A (en) 1978-09-20
BR7701040A (pt) 1977-12-13
JPS61184148U (ja) 1986-11-17
AU500175B2 (en) 1979-05-10
JPS52131068A (en) 1977-11-02
IT1076333B (it) 1985-04-27
FI65476B (fi) 1984-01-31
DE2711160A1 (de) 1977-11-03
FR2349063A1 (fr) 1977-11-18
AU2163077A (en) 1978-08-03
FR2349063B1 (ja) 1981-02-06
NO771387L (no) 1977-10-25

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