JPS6244157Y2 - - Google Patents

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JPS6244157Y2
JPS6244157Y2 JP1983053741U JP5374183U JPS6244157Y2 JP S6244157 Y2 JPS6244157 Y2 JP S6244157Y2 JP 1983053741 U JP1983053741 U JP 1983053741U JP 5374183 U JP5374183 U JP 5374183U JP S6244157 Y2 JPS6244157 Y2 JP S6244157Y2
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cam ring
rotor
orifice
discharge
pump
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変容量型のベーンポンプに関し、と
りわけ、ベーンを支持するロータがカムリングの
内周内に収納され、このカムリングをポンプ吐出
流路より導入した油圧に応じて作動するアクチユ
エータで回動することにより、前記カムリング内
周と前記ロータとの偏心量を変化させて、ロータ
の回転数に対するポンプの吐出量を制御する可変
容量型ベーンポンプに関する。
従来、この種の可変容量型ベーンポンプとして
は、実公昭51−29523号に示されたようなものが
ある。この従来の可変容量型ベーンポンプは、ア
クチユエータとしてポンプの吐出圧で直接にピス
トンが作動されるシリンダ装置を用いてある。そ
して、前記ピストンの移動量をカムリングの回動
量に変換することにより、ポンプの吐出量が単に
吐出圧のみで制御されるようになつている。この
ため、前記可変容量型ベーンポンプを自動車のパ
ワーステアリング用油圧ポンプとして用いた場合
は、かかる可変容量型ベーンポンプが吐出流量に
関係なく吐出圧のみで制御され、ステアリングの
据切時にあつてパワーステアリングのコントロー
ルバルブが液路を閉じた場合、吐出通路内の圧力
が高くなつてカムリングを流量減少方向に回動
し、必要な吐出流量が得られなくなつてしまう。
更に、前記可変容量型ベーンポンプの要部を、
第1図に概略的に示すと、1はベーン2を支持す
るロータ、3は該ロータ1を収納するカムリング
で、このカムリング3は内周3a、外周3bが偏
心して形成され、かつ、該内周3a内にこの内周
3aと偏心して前記ロータ1が収納されている。
そして、前記カムリング3がその外周3bの中心
点O1を中心として回動することにより、前記内
周3aの中心点O2と前記ロータ1の中心点O3
の偏心量が変化されるようになつている。4は吸
入ポート、5は吐出ポートである。そして、吸入
ポート4からロータ1、内周3a間の空間Sに導
入された作動流体は、前記ロータ1と共にベーン
2が回転することにより加圧されて吐出ポート5
から排出される。従つて、該吐出ポート5部分の
前記空間S内には加圧された吐出圧が作用し、こ
のときの作用圧は前記内周3aに外径方向の荷重
として働く。このときの荷重合力Fは吐出圧が作
用する部分における前記内周3aの中間点Pを通
る法線Q上に作用する。つまり、該法線Qは内周
3aの中心点O2を通るため、該中心点O2と前記
中間点Pを通る直線上に前記荷重合力Fが作用す
ることになる。
しかしながら、前記カムリング3は内周3aの
中心点O2と外周3bの中心点O1とが偏心しいる
ため、前記荷重合力Fの作用線Qが通常前記外周
中心点O1を通過しない構造となつていた。(尚、
前記作用線Qが外周中心点O1を通過する場もあ
る。)このため、前記外周中心点O1に対して荷重
合力Fがモーメントとして働き、このモーメント
によつてカムリング3が回動される。
このため、前記シリンダ装置でカムリング3を
所定の回動位置に調節しようとしても、前記モー
メントによつてカムリング3の回動位置がずれて
しまい、正確なポンプの流量制御ができなくなつ
てしまうという問題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みて、ポンプ
の吐出通路にオリフイスを設け、このオリフイス
の前後差圧に応じてカムリングの回動量を制御す
ると共に、前記オリフイスを可変タイプとするこ
とにより該オリフイスの前後差圧を微調整して、
カムリングに吐出圧によるモーメントが作用して
も該カムリングの回動量を補正するようにした可
変容量型ベーンポンプを提供することを目的とす
る。
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
即ち、第2図は本考案の一実施例を示す可変容
量型のベーンポンプ10で、自動車のパワーステ
アリングの油圧ポンプとして用いる場合に例をと
つて述べると、11は図外のシヤフトを介してハ
ウジング12に回転自在に支持されたロータで、
このロータ11には径方向に延び外側に開放され
る複数のスリツト11aが形成され、このスリツ
ト11a内に夫々ベーン13が摺動自在に嵌装さ
れ、かつ、該ベーン13の外径端部が前記ロータ
11より突出して放射状に配置されている。そし
て、前記ロータ11は、内周14a、外周14b
が互いに偏心したカムリング14の前記内周14
a内に偏心して収納され、該内周14aと前記ロ
ータ11との間に空間Sを形成している。従つ
て、該空間Sは、内周14aとロータ11が偏心
していることにより径方向の幅が周方向の角度に
よつて徐々に異なつている。ところで、前記カム
リング14はこれの外周14bに沿つてハウジン
グ12に形成された嵌合孔12a内に回動可能に
嵌合され、アクチユエータとしてのシリンダ装置
15によつて前記カムリング14が回動されるよ
うになつている。該シリンダ装置15は前記ハウ
ジング12に一体に組み込まれており、前記嵌合
孔12aと開口部12bによつて中間部分が連通
するシリンダ16を設け、このシリンダ16内に
ピストン17が摺動可能に密接して嵌装されてい
る。このピストン17はピストンロツド17aの
両端部に第1、第2ピストン17b,17cが固
設されることによつて構成され、そして、前記ピ
ストンロツド17aが前記開口部12bに位置す
るようになつている。前記シリンダ16の両端は
閉止されており、これら閉止端と前記第1ピスト
ン17bとの間を第1シリンダ室18a、前記第
2ピストン17cとの間を第2シリンダ室18b
とし、前記第1シリンダ室18a内にはリターン
スプリング19が配置され、ピストン17を第2
シリンダ室18b方向へ付勢してある。また、前
記カムリング14の外周14bには前記開口部1
2bから突出する突起20が形成される一方、前
記ピストン17のピストンロツド17aには前記
突起20と係合する係合部21が形成され、前記
ピストン17の移動量が前記突起20、係合部2
1を介して前記カムリング14の回動量に変換さ
れるようになつている。ところで、前記ハウジン
グ12のロータ11およびカムリング14の一側
面(図中裏側)が摺接する側には、互いに径方向
で対向して前記空間sに連通する吸入ポート22
および吐出ポート23が形成され、吸入ポート2
2から空間S内に導入された作動液を、ロータ1
1と共にベーン13がカムリング14の内周14
aに密接して回転することによつて加圧し、前記
吐出ポート23から負荷としてのコントロールバ
ルブ24に供給するようになつている。そして、
前記吐出ポート23と前記コントロールバルブ2
4とを接続する吐出通路25中に可変オリフイス
30を設け、この可変オリフイス30の後流側圧
力を第1通路26を介して前記第1シリンダ室1
8a内に供給し、かつ、前記可変オリフイス30
の前流側圧力を第2通路27を介して前記第2シ
リンダ室18b内に供給することにより、前記可
変オリフイス30の前後差圧で前記ピストン17
を駆動するようにしてある。即ち、該ピストン1
7は均衡状態にあるときは、リターンスプリング
19の付勢力および可変オリフイス30の後流側
圧力との合力と、可変オリフイス30の前流側圧
力とが均り合つた位置にあり、可変オリフイス3
0の後流側圧力が均衡状態より高くなつたときは
ピストン17を第2シリンダ室18b方向へ移動
させ、逆に可変オリフイス30の前流側圧力が高
くなつたときはピストン17を第1シリンダ室1
8a方向へ移動させるようになつている。
第3図は前記可変オリフイス30の詳細断面図
を示し、ハウジング31内に形成されたシリンダ
室32には、前記吐出ポート23に連通される導
入口33および前記コントロールバルブ24に連
通される排出口34が軸方向に離れて形成されて
いる。また、前記シリンダ室32内には前記導入
口33と前記排出口34との間に位置して可動ピ
ストン35が摺動可能に嵌装されており、この可
動ピストン35によつて前記シリンダ室32が導
入側シリンダ室32aと排出側シリンダ室32b
とに隔成されている。前記可動ピストン35の中
央部には前記導入側シリンダ室32aと排出側シ
リンダ室32bとを連通する連通口36が形成さ
れる一方、前記排出側シリンダ室32b内には前
記ハウジング31に固定され、かつ、前記連通口
36を指向して突出する針弁37が設けられてい
る。この針弁37の先端には円錐体37aが形成
される一方、前記連通口36の排出側シリンダ室
32b方向には、前記円錐体37aの外側形状に
沿つたテーパ部36aが形成され、このテーパ部
36aと前記円錐体37a外側との間で絞り部3
8が形成され、この絞り部38によつて実質上の
オリフイス機能がなされる。39は可動ピストン
35を導入側シリンダ室32a方向へ付勢するス
プリング、40は導入側シリンダ室32a内容積
を確保するためのストツパー、41は可動ピスト
ン35、針弁37等のシリンダ室32内に収納さ
れる部品の組付用開口32cを閉止するプラグで
ある。
以上の構成により、かかる可変容量型ベーンポ
ンプ10の作動時における可変容量機能は、可変
オリフイス30の前後差圧に応じて作動するシリ
ンダ装置15により、カムリング14が回動され
ることによつて行なわれる。即ち、カムリング1
4はその外周14bがハウジング12に嵌合、支
持されており、該カムリング14を回動するとこ
のカムリング14は外周14bの中心点O1を中
心として回動する。このとき、カムリング14の
内周14aの中心点O2は前記外周中心点O1と偏
心しているため、該内周14aと前記ロータ11
との偏心量が変化し、つまり、吸入ポート22、
吐出ポート23に位置する空間Sの径方向幅が変
化することによりポンプ吐出量が変化される。即
ち、本実施例にあつてはロータ11が時計回りに
回転しており、前記カムリング14を時計回りに
回動するとポンプ吐出量を増大させる一方、該カ
ムリング14を反時計回りに回動するとポンプ吐
出量を減少させる方向に機能する。このとき、前
述したようにカムリング14を回動調節するシリ
ンダ装置15を、吐出通路25に設けられた可変
オリフイス30の前後差圧で作動するようにした
ので、該シリンダ装置15は前記前後差圧が一定
となるようにカムリング14を回動調節するた
め、常に略一定の吐出量が確保されることにな
る。
ところで、このように可変オリフイス30の前
後差圧で吐出量制御を行なうにしても、前記従来
例で述べたようにカムリング14の内、外周14
a,14bが偏心しているために、吐出圧によつ
て該カムリング14を回動しようとするモーメン
トが同様に作用する。即ち、本実施例における可
変容量型ベーンポンプ10は、第4図に示すよう
に吐出ポート23周方向の略中間部に位置する内
周14aの法線Q(内周中心点O2を通る)上に
荷重合力Fが作用するのであるが、この荷重合力
Fの作用線(前記法線Qと一致)は外周14bの
中心点O1を通るとは限らない。従つて、前記作
用線Qが外周中心点O1より図示するように右側
に位置するようなカムリング14の回動位置にあ
つては、外周中心点O1に対して該カムリング1
4を反時計回りに回動しようとするモーメントが
働き、逆に前記作用線Qが外周14bの中心点
O1より図中左側に位置した場合は、該カムリン
グ14を時計回りに回動しようとするモーメント
が働き、カムリング14を所定の回動位置よりず
れた位置でバランスさせようとする。ところが、
本実施例にあつてはシリンダ装置15の第1、第
2シリンダ室18a,18bに導入する差圧を可
変オリフイス30によつて発生させ、この可変オ
リフイス30の開口面積が変化することによつて
前記モーメントによるカムリング14のずれを補
正する。つまり、カムリング14が前記モーメン
トによつて正規の位置よりずれて、目的とするポ
ンプ吐出量が増加又は減少した場合、前記可変オ
リフイス30の前後差圧が変化する。たとえば、
カムリング14が時計回りにずれてポンプ吐出量
が増大した場合、可変オリフイス30の導入側シ
リンダ室32a内圧力が、排出側シリンダ室32
bに比べて上昇する。すると、可動ピストン35
がスプリング39の付勢力に逆つて排出側シリン
ダ室32b方向に移動し、絞り部38の開口面積
を小さくし、可変オリフイス30前流側の圧力を
更に高くする。その結果、第2通路27を介して
可変オリフイス30前流側の高い圧力が第2シリ
ンダ室18b内に導入され、ピストン17を第1
シリンダ室18a方向に移動してカムリング14
を反時計回りに回動し、該カムリング14の前記
モーメントによるずれ分を補正する。
次に、これとは逆にカムリング14が反時計回
りにずれてポンプ吐出量が減少した場合は、可変
オリフイス30の後流側圧力が高くなり、可動ピ
ストン35を導入側シリンダ室32a方向に移動
して前記絞り部38の開口面積を大きくし、可変
オリフイス30後流側の圧力を高くする。する
と、この高くなつた後流側圧力が第1通路26を
介して第1シリンダ室18a内に導入され、ピス
トン17を第2シリンダ室18b方向に移動して
カムリング14を時計回りに回動し、該カムリン
グ14のずれ量を補正する。従つて、このように
可変オリフイス30によつてカムリング14のモ
ーメントによるずれを補正することができるた
め、カムリング14の回動位置、つまりエンジン
の回転数の高低にかかわりなく目的とする一定の
ポンプ吐出量を確実に得ることができる。
尚、前記可変オリフイス30の絞り部38の開
口面積は、可動ピストン35を導入側シリンダ室
32a方向に付勢するスプリング39の付勢力に
よつて決定され、前記荷重合力Fの作用線Qが外
周14bの中心線O1を通るとき、つまりカムリ
ング14にこれを回動させるモーメントが働かな
いときに、前記絞り部38の開口面積が基準とな
る所定の面積となるように設定してある。
第5図は可変オリフイスの他の実施例を示し、
前記実施例と同一構成部分には同一符号を付して
述べる。
即ち、この実施例にあつては可動ピストン35
に形成された連通口36を全長に亘つて同一径に
形成し、針弁37の先端部には段差部37bをも
つて前記連通口36に遊嵌される小径部37cを
形成してある。従つて、この可変オリフイス30
aにあつては、前記連通口36の排出側シリンダ
室32b側周縁と前記段差部37bとの間に絞り
部38が形成されるようになつている。
尚、可変オリフイス30,30aは可動ピスト
ン35と針弁37とが当接した状態にあつても、
導入側シリンダ室32aと排出側シリンダ室32
bとを必要最少限の開口面積をもつて連通する図
外のバイパス通路が形成されている。
ところで、前記可変オリフイス30,30aは
ハウジング31側に固定された針弁37に対し、
導入側シリンダ室32a、排出側シリンダ室32
b両者を連通する連通口36が可動ピストン35
に形成され、該連通口36が移動することによつ
て絞り部38の開口面積が変化するものを開示し
たが、これに限ることなく連通口をハウジング3
6側に固定し、該連通口に対して移動するスプー
ルを設けることにより、該スプールと連通口との
間に絞り部を形成するようにしたものでもよく、
要するに前後差圧の変動に応じてオリフイスの開
口面積が変化するものであればよい。
更に、カムリング14を回動するにあたつて、
内周14aに対し偏心した外周14bを形成し、
この外周14bをハウジング12の嵌合孔12a
で回動自在に支持することによつて、前記カムリ
ング14が前記内周14aの中心点O2から外れ
た中心点O1を中心に回動されるようになつてい
るが、このように前記外周14bによつて回動の
中心点O1を決定することなく、他の機構を用い
てカムリング14を内周14aの中心点O2から
外れた点を中心として回動させるようにしたもの
でもよい。
また、本実施例にあつてはアクチユエータとし
てシリンダ装置15を用いたものを開示したが、
これに限ることなくソレノイド等の他の機構によ
つてアクチユエータとしたものでもよい。
以上説明したように本考案は、複数のベーンを
放射状かつ摺動自在に支持するロータと、このロ
ータを内周内に偏心して収納し該内周中心から外
れた点を中心として回動するカムリングと、この
カムリングを回動調節するアクチユエータとを備
え、該アクチユエータによつて前記カムリングを
回動することにより、カムリング内周とロータと
の偏心量を変化させて、ロータの回転数に対する
ポンプの吐出量を制御する可変容量型ベーンポン
プにおいて、ポンプの吐出通路にオリフイスを設
け、このオリフイスの前後差圧によつて前記アク
チユエータを作動させたことにより、該アクチユ
エータは前記カムリングを前記オリフイスの前後
差圧が一定となるように回動調節するため、常に
略一定の吐出量が得られるように制御される。ま
た、前記オリフイスとしてこれの前後差圧に応じ
て絞り部の差圧大のときに小さくなる一方、差圧
小のときに大きくなるように変化する可変オリフ
イスを用いたことにより、カムリングが、これの
回動中心と前記内周中心とが偏心しているために
吐出圧によつて生ずるモーメントで目的とする回
動位置からずれて、得ようとする吐出量に変化を
生じた場合、前記可変オリフイスによつてこの可
変オリフイスの前後差圧を変化させ、もつて、前
記カムリングの回動位置を目的位置に補正する。
従つて、ポンプ吐出量を高精度でもつて制御する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可変容量型ベーンポンプの要部
を示す概略構成図、第2図は本考案の可変容量型
ベーンポンプの一実施例を示す断面図、第3図は
本考案の可変容量型ベーンポンプに用いられる可
変オリフイスの断面図、第4図は本考案の可変容
量型ベーンポンプの要部を示す概略構成図、第5
図は本考案に用いられる可変オリフイスの他の実
施例を示す断面図である。 10……可変容量型ベーンポンプ、11……ロ
ータ、12……ハウジング、13……ベーン、1
4……カムリング、14a……内周、14b……
外周、15……シリンダ装置(アクチユエー
タ)、25……吐出装置、30,30a……可変
オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のベーンを放射状かつ摺動自在に支持する
    ロータと、このロータを内周内に偏心して収納し
    該内周中心から外れた点を中心として回動するカ
    ムリングと、このカムリングを回動調節するアク
    チユエータとを備え、該アクチユエータによつて
    前記カムリングを回動することにより、カムリン
    グ内周とロータとの偏心量を変化させて、ロータ
    の回転数に対するポンプの吐出量を制御する可変
    容量型ベーンポンプにおいて、ポンプの吐出通路
    にオリフイスを設け、このオリフイスの前後差圧
    によつて前記アクチユエータを作動させると共
    に、前記オリフイスとしてこれの前後差圧に応じ
    て開口面積が、差圧大のときに小さくなる一方、
    差圧小のときに大きくなるように変化する可変オ
    リフイスを用いたことを特徴とする可変容量型ベ
    ーンポンプ。
JP5374183U 1983-04-11 1983-04-11 可変容量型ベ−ンポンプ Granted JPS59159793U (ja)

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