JPS6244109Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6244109Y2 JPS6244109Y2 JP1980060489U JP6048980U JPS6244109Y2 JP S6244109 Y2 JPS6244109 Y2 JP S6244109Y2 JP 1980060489 U JP1980060489 U JP 1980060489U JP 6048980 U JP6048980 U JP 6048980U JP S6244109 Y2 JPS6244109 Y2 JP S6244109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- speed
- engine
- target rotation
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 6
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 13
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 2
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 description 1
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 1
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 235000021190 leftovers Nutrition 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱殻装置の定速回転維持装置に関し、
脱穀装置を所望の定速回転数で作動させることに
よつて、脱穀条件を良くすると同時に、エンジン
の燃費及び耐久性を改善することを目的とする。
脱穀装置を所望の定速回転数で作動させることに
よつて、脱穀条件を良くすると同時に、エンジン
の燃費及び耐久性を改善することを目的とする。
脱穀装置において、その回転数が高すぎると穀
粒を傷つけ、精米時の歩留りが悪くなり、逆に低
すぎる場合には扱残しが多くなり、多量の穀粒が
ワラ屑と共に捨てられることになる。
粒を傷つけ、精米時の歩留りが悪くなり、逆に低
すぎる場合には扱残しが多くなり、多量の穀粒が
ワラ屑と共に捨てられることになる。
従来の脱穀装置では、脱穀装置駆動用エンジン
にガバナ付の定速機関が用いられているが、脱穀
装置の負荷の変動に伴つて、ガバナ差によるエン
ジン回転数の変動が避けられなかつた。
にガバナ付の定速機関が用いられているが、脱穀
装置の負荷の変動に伴つて、ガバナ差によるエン
ジン回転数の変動が避けられなかつた。
即ち、ガバナの調速レバーを一定位置に設定し
ておく限り、負荷の増加で回転数が減少し、負荷
の減少で回転数が増加する。例えば、無負荷回転
数に対して定格負荷回転数が約5%以上も低下す
る。
ておく限り、負荷の増加で回転数が減少し、負荷
の減少で回転数が増加する。例えば、無負荷回転
数に対して定格負荷回転数が約5%以上も低下す
る。
そこで、一般には無負荷時に例えば約5%の回
転数低下を見込んでアクセルレバーを設定する。
このようにすると、定格時は、ほぼ所定の回転数
となる。しかし、軽負荷時には回転数が上りす
ぎ、穀粒が損傷すると共に、エンジンの燃費悪化
及び耐久性低下という欠点が避けられない。
転数低下を見込んでアクセルレバーを設定する。
このようにすると、定格時は、ほぼ所定の回転数
となる。しかし、軽負荷時には回転数が上りす
ぎ、穀粒が損傷すると共に、エンジンの燃費悪化
及び耐久性低下という欠点が避けられない。
本考案は、上記の諸欠点を改善するために、調
速レバーとこの調速レバーを適節操作する制御操
作装置との間に、手動操作可能なアクセルレバー
と摩擦伝動部を設け、摩擦伝動部の伝動力をアク
セルレバーの手動操作力よりも低く設定して、脱
穀作業前にはアクセルレバーを手動操作してエン
ジン回転数を所望値にし、制御操作装置の目標回
転数設定装置により脱穀装置に最適なエンジン目
標回転数を設定し記憶させるとともに、脱穀作業
時にはエンジン回転数検出装置で実際の回転数を
検出し、上記目標回転数との偏差に応じて作動装
置を駆動させ、この駆動を摩擦伝動部を介して調
速レバーに伝えて、調速レバーを調節・制御する
ことによつて、脱穀作業中の負荷に変化に拘わら
ずエンジンを定速回転させるようにしたものであ
る。
速レバーとこの調速レバーを適節操作する制御操
作装置との間に、手動操作可能なアクセルレバー
と摩擦伝動部を設け、摩擦伝動部の伝動力をアク
セルレバーの手動操作力よりも低く設定して、脱
穀作業前にはアクセルレバーを手動操作してエン
ジン回転数を所望値にし、制御操作装置の目標回
転数設定装置により脱穀装置に最適なエンジン目
標回転数を設定し記憶させるとともに、脱穀作業
時にはエンジン回転数検出装置で実際の回転数を
検出し、上記目標回転数との偏差に応じて作動装
置を駆動させ、この駆動を摩擦伝動部を介して調
速レバーに伝えて、調速レバーを調節・制御する
ことによつて、脱穀作業中の負荷に変化に拘わら
ずエンジンを定速回転させるようにしたものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は二条刈りコンバインの全体斜視図、第
2図は要部縦断概略側面図である。
2図は要部縦断概略側面図である。
このコンバイン1は、クローラ走行装置2で走
行する車体の前方に刈取前処理装置3と操縦部4
が左右に並置され、後部には脱穀装置5が固定さ
れている。
行する車体の前方に刈取前処理装置3と操縦部4
が左右に並置され、後部には脱穀装置5が固定さ
れている。
刈取前処理装置3は、左右一対の引起し装置
6,6、バリカン型の刈取装置7および補助搬送
装置8で構成されており、圃場に植えられた穀稈
は、引起し装置6により引起され、その株元を刈
取装置7で切断され、左右二条の穀稈が補助搬送
装置8で中央に合流される。そうして、刈取られ
た穀稈は、穂先係止搬送機構9aと株元挟持搬送
機構9bとからなる搬送装置9により後上方に搬
送され、脱穀装置5に供給されるときには株元が
脱穀フイードチエーン10で搬送されて穀稈は横
倒れ姿勢になる。
6,6、バリカン型の刈取装置7および補助搬送
装置8で構成されており、圃場に植えられた穀稈
は、引起し装置6により引起され、その株元を刈
取装置7で切断され、左右二条の穀稈が補助搬送
装置8で中央に合流される。そうして、刈取られ
た穀稈は、穂先係止搬送機構9aと株元挟持搬送
機構9bとからなる搬送装置9により後上方に搬
送され、脱穀装置5に供給されるときには株元が
脱穀フイードチエーン10で搬送されて穀稈は横
倒れ姿勢になる。
搬送装置9は、第2図に示すように、搬送終端
側の支点Pを中心にして前端が油圧シリンダ11
で上下揺動可能に構成されており、刈取穀稈の株
元挟持搬送機構9bによる挟持開始位置を上下に
変更することによつて、脱穀フイードチエーン1
0に受渡される穀稈の挟持回転が変更されて脱穀
装置5への穀稈挿入長さ、すなわち扱深さ量が調
節できるようになつている。
側の支点Pを中心にして前端が油圧シリンダ11
で上下揺動可能に構成されており、刈取穀稈の株
元挟持搬送機構9bによる挟持開始位置を上下に
変更することによつて、脱穀フイードチエーン1
0に受渡される穀稈の挟持回転が変更されて脱穀
装置5への穀稈挿入長さ、すなわち扱深さ量が調
節できるようになつている。
脱穀装置5は、扱胴12を軸支した扱室13の
下部に、唐箕14、揺動選別板15を装備した風
選別室16を設け、精粒は一番回収部17に回収
して一番スクリユ18で搬出し、二番物は二番回
収部19に回収して二番スクリユ20及びスロワ
21にて扱室に環元して再処理し、選別風で吹き
飛ばされた塵埃及び揺動選別板15上のワラ屑は
後部の排塵口22より機外に放出し、脱穀処理後
の排ワラはフイードチエーン10から排ワラチエ
ーン23に受渡したのち、排ワラカツタ24で細
断して圃場に放出するか、カツタ24を通さず長
ワラのまま放出するように構成されている。
下部に、唐箕14、揺動選別板15を装備した風
選別室16を設け、精粒は一番回収部17に回収
して一番スクリユ18で搬出し、二番物は二番回
収部19に回収して二番スクリユ20及びスロワ
21にて扱室に環元して再処理し、選別風で吹き
飛ばされた塵埃及び揺動選別板15上のワラ屑は
後部の排塵口22より機外に放出し、脱穀処理後
の排ワラはフイードチエーン10から排ワラチエ
ーン23に受渡したのち、排ワラカツタ24で細
断して圃場に放出するか、カツタ24を通さず長
ワラのまま放出するように構成されている。
そうして、上記各装置3,9,5およびクロー
ラ走行装置2などはエンジン25で駆動される。
すなわち、第3図に示すように、エンジン25の
出力軸25aに傘歯車26を介して脱穀装置5
が、油圧式無段変速装置27を介して刈取前処理
装置3および搬送装置9が、さらに減速装置28
を介して走行装置2が、それぞれ連動連結されて
いる。
ラ走行装置2などはエンジン25で駆動される。
すなわち、第3図に示すように、エンジン25の
出力軸25aに傘歯車26を介して脱穀装置5
が、油圧式無段変速装置27を介して刈取前処理
装置3および搬送装置9が、さらに減速装置28
を介して走行装置2が、それぞれ連動連結されて
いる。
次に、脱穀装置を常時一定回転数で回転させる
ための定速回転維持装置について詳しく説明す
る。
ための定速回転維持装置について詳しく説明す
る。
エンジン前部のギヤケース25b内でクランク
軸端から一定減速比で出力を出力軸25a兼カム
軸に伝達するためのカムギヤが出力軸25aに装
着され、このカムギヤ内側にガバナウエイトから
成るガバナ装置が装着されている。
軸端から一定減速比で出力を出力軸25a兼カム
軸に伝達するためのカムギヤが出力軸25aに装
着され、このカムギヤ内側にガバナウエイトから
成るガバナ装置が装着されている。
このガバナ装置に連結されたガバナレバー軸2
9がギヤケース25bを挿通して外部に臨み、ガ
バナレバー軸29にはL字状の調速レバー30が
枢支されている。
9がギヤケース25bを挿通して外部に臨み、ガ
バナレバー軸29にはL字状の調速レバー30が
枢支されている。
調速レバー30の後端部には、エンジン25の
スロツトルバルブ31に連結されているガバナ連
結ロツド32が装着され、また、調速レバー30
の下端部はスプリング33を介してアクセルレバ
ー34に連結されている。
スロツトルバルブ31に連結されているガバナ連
結ロツド32が装着され、また、調速レバー30
の下端部はスプリング33を介してアクセルレバ
ー34に連結されている。
アクセルレバー34を下方へ押し下げると、ス
ロツトルバルブ31の開度が大きくなつて燃料噴
射量が増加し、逆にアクセルレバー34を上方へ
設定すると、上記の逆になる。
ロツトルバルブ31の開度が大きくなつて燃料噴
射量が増加し、逆にアクセルレバー34を上方へ
設定すると、上記の逆になる。
アクセルレバー枢支軸35は伝摩板機構(図示
略)を介してクランクケース25cの側部に装着
されると共に、アクセルレバー枢支軸35の外側
端は摩擦伝動機構37を介して減速機付電動機の
アクチユエータ38に連動連結される。
略)を介してクランクケース25cの側部に装着
されると共に、アクセルレバー枢支軸35の外側
端は摩擦伝動機構37を介して減速機付電動機の
アクチユエータ38に連動連結される。
この摩擦伝動機構37の伝動力は、アクセルレ
バー34を手動操作する時の手動操作力よりも低
く設定されているので、手動操作がアクチユエー
タ38による操作に優先する。
バー34を手動操作する時の手動操作力よりも低
く設定されているので、手動操作がアクチユエー
タ38による操作に優先する。
次に、上記アクチユエータ38を介してエンジ
ン回転数を設定値に自動制御する制御操作につい
て第4図に基き説明する。
ン回転数を設定値に自動制御する制御操作につい
て第4図に基き説明する。
エンジン25後部のクランク軸端にはフライホ
イールと共に、交流発電機であるオルタネータ3
9が装着され、このオルタネータ39で発生した
交流の周波数をカウントすることによりエンジン
回転数を検出する回転数検出装置40が設けら
れ、この回転数検出装置40が出力する回転数検
出信号は目標回転数記憶回路41及び比較回路4
2及び回転数表示回路43に入力され、回転数表
示回路43を介して回転数表示器44にエンジン
回転数が表示される。
イールと共に、交流発電機であるオルタネータ3
9が装着され、このオルタネータ39で発生した
交流の周波数をカウントすることによりエンジン
回転数を検出する回転数検出装置40が設けら
れ、この回転数検出装置40が出力する回転数検
出信号は目標回転数記憶回路41及び比較回路4
2及び回転数表示回路43に入力され、回転数表
示回路43を介して回転数表示器44にエンジン
回転数が表示される。
そして、回転数表示器44に表示されているエ
ンジン回転数を目標回転数記憶回路41に記憶さ
せるための押釦式の目標回転数設定用スイツチ4
5が付設され、この目標回転数設定用スイツチ4
5をONすると、その時点で回転数検出装置40
から目標回転数記憶回路41に入力されている回
転数検出信号に基き、その回転数が目標回転数と
して記憶されるように構成する。
ンジン回転数を目標回転数記憶回路41に記憶さ
せるための押釦式の目標回転数設定用スイツチ4
5が付設され、この目標回転数設定用スイツチ4
5をONすると、その時点で回転数検出装置40
から目標回転数記憶回路41に入力されている回
転数検出信号に基き、その回転数が目標回転数と
して記憶されるように構成する。
また、比較回路42へは、目標回転数記憶回路
41から、そこに記憶している目標回転数が入力
されると共に、回転数検出装置40からエンジン
25の実際の回転数が入力され、この比較回路4
2で目標回転数と実際の回転数の偏差値が演算さ
れ、この偏差値が作動装置47のアクチユエータ
駆動回路46へ出力され、アクチユエータ駆動回
路46では上記の偏差値に応じてアクチユエータ
38を駆動する駆動信号をアクチユエータ38へ
出力する。
41から、そこに記憶している目標回転数が入力
されると共に、回転数検出装置40からエンジン
25の実際の回転数が入力され、この比較回路4
2で目標回転数と実際の回転数の偏差値が演算さ
れ、この偏差値が作動装置47のアクチユエータ
駆動回路46へ出力され、アクチユエータ駆動回
路46では上記の偏差値に応じてアクチユエータ
38を駆動する駆動信号をアクチユエータ38へ
出力する。
アクチユエータ38は駆動信号に基いて作動
し、摩擦伝動機構37を介してアクセルレバー3
4を微調節し、スプリング33・調速レバー3
0・ガバナ連結ロツド32を介してスロツトルバ
ルブ31の開度を微調節する。
し、摩擦伝動機構37を介してアクセルレバー3
4を微調節し、スプリング33・調速レバー3
0・ガバナ連結ロツド32を介してスロツトルバ
ルブ31の開度を微調節する。
つまり、アクチユエータ38によつて、調速レ
バー30の初期設定が調節さることになる。
バー30の初期設定が調節さることになる。
即ち、実際の回転数が目標回転数よりも小さい
場合には、アクチユエータ38がアクセルレバー
34のペダル34aを下げる方向に、指令された
微小角度だけアクセルレバー34を回動させ、上
記の逆の場合には、ペダル34aを上げる方向
に、指令された微小角度だけアクセルレバー34
を回動させるよう構成する。
場合には、アクチユエータ38がアクセルレバー
34のペダル34aを下げる方向に、指令された
微小角度だけアクセルレバー34を回動させ、上
記の逆の場合には、ペダル34aを上げる方向
に、指令された微小角度だけアクセルレバー34
を回動させるよう構成する。
尚、上記において、回転数表示回路43と回転
数表示器44とで回転数表示装置48が形成さ
れ、回転数表示装置48と目標回転数記憶回路4
1と目標回転数設定用スイツチ45とで目標回転
数設定装置49が形成され、目標回転数設定装置
49と比較回路42と作動装置47と回転数検出
装置40とで定速回転数維持用制御操作装置50
が形成される。
数表示器44とで回転数表示装置48が形成さ
れ、回転数表示装置48と目標回転数記憶回路4
1と目標回転数設定用スイツチ45とで目標回転
数設定装置49が形成され、目標回転数設定装置
49と比較回路42と作動装置47と回転数検出
装置40とで定速回転数維持用制御操作装置50
が形成される。
上記の装置によつて脱穀装置の回転数を維持す
る場合、次のように行なう。
る場合、次のように行なう。
エンジン25を作動させ、脱穀作業にかかる前
に回転数表示器44を見ながらアクセルレバー3
4を手動で操作し、エンジン回転数が最適の回転
数になつた時に、目標回転数設定用スイツチ45
をONして、この時の最適回転数を目標回転数記
憶回路41に記憶させる。
に回転数表示器44を見ながらアクセルレバー3
4を手動で操作し、エンジン回転数が最適の回転
数になつた時に、目標回転数設定用スイツチ45
をONして、この時の最適回転数を目標回転数記
憶回路41に記憶させる。
このように、目標回転数が記憶されると、前述
のように制御操作装置が作動して、エンジン回転
数が目標回転数に自動的に維持される。
のように制御操作装置が作動して、エンジン回転
数が目標回転数に自動的に維持される。
上記のことを、第5図に示す出力特性曲線によ
り説明すれば次のようになる。
り説明すれば次のようになる。
曲線LOは、調速レバー30の初期設定状態に
おける特性を示し、標準的な負荷をPo、目標回
転数をnoでエンジン25を作動させるものとす
る。
おける特性を示し、標準的な負荷をPo、目標回
転数をnoでエンジン25を作動させるものとす
る。
調速レバー30を初期設定状態のまま使用する
場合には、負荷の増減に応じて、A点からB′点又
はC′点の方へ移動し、回転数も変動するのであ
るが、本考案の定速回転維持装置が作動する場合
には、負荷の変動に応じて、調速レバー30が一
定の短時間毎に調節設定されるので、一定回転数
を維持したまゝ、A点からB点又はC点の方へ移
動するような制御がなされることになる。
場合には、負荷の増減に応じて、A点からB′点又
はC′点の方へ移動し、回転数も変動するのであ
るが、本考案の定速回転維持装置が作動する場合
には、負荷の変動に応じて、調速レバー30が一
定の短時間毎に調節設定されるので、一定回転数
を維持したまゝ、A点からB点又はC点の方へ移
動するような制御がなされることになる。
尚、目標回転数設定用スイツチ45はA接点ス
イツチで形成すると共に、目標回転数を更新する
場合には、目標回転数設定用スイツチ45を再度
ONすれば、それ以前の目標回転数が消去され、
その時の目標回転数が更新された目標回転数とし
て記憶されるように構成する。
イツチで形成すると共に、目標回転数を更新する
場合には、目標回転数設定用スイツチ45を再度
ONすれば、それ以前の目標回転数が消去され、
その時の目標回転数が更新された目標回転数とし
て記憶されるように構成する。
また、エンジンを停止させた場合には、目標回
転数を記憶しておくような記憶回路を設ければ、
作業開始の都度目標回転数を設定する必要がなく
なる。
転数を記憶しておくような記憶回路を設ければ、
作業開始の都度目標回転数を設定する必要がなく
なる。
本考案は上記のように構成されるので、次の効
果を奏する。
果を奏する。
1 調速レバーに手動操作可能なアクセルレバー
を連結するとともに、このアクセルレバーを摩
擦伝動部を介して制御操作装置に連結し、摩擦
伝動部の伝動力をアクセルレバーの手動操作力
よりも低く設定して、脱穀作業にかかる前にア
クセルレバーを手動操作してエンジン回転数を
所望の回転数にしてから、制御操作装置の目標
回転数設定装置で目標回転数記憶回路に目標回
転数を記憶させ、脱穀作業時には脱穀装置の負
荷の増減により変化する実際の回転数を回転数
検出装置を介して比較装置に入力し、上記目標
回転数と比較し、目標回転数からの偏差がなく
なるように作動装置を介してアクセルレバーを
操作し、アクセルレバーを介して調速レバーを
調節制御するから、エンジンの回転数が一定に
維持される。
を連結するとともに、このアクセルレバーを摩
擦伝動部を介して制御操作装置に連結し、摩擦
伝動部の伝動力をアクセルレバーの手動操作力
よりも低く設定して、脱穀作業にかかる前にア
クセルレバーを手動操作してエンジン回転数を
所望の回転数にしてから、制御操作装置の目標
回転数設定装置で目標回転数記憶回路に目標回
転数を記憶させ、脱穀作業時には脱穀装置の負
荷の増減により変化する実際の回転数を回転数
検出装置を介して比較装置に入力し、上記目標
回転数と比較し、目標回転数からの偏差がなく
なるように作動装置を介してアクセルレバーを
操作し、アクセルレバーを介して調速レバーを
調節制御するから、エンジンの回転数が一定に
維持される。
これによつて、脱穀装置の負荷が変動して
も、その回転数が一定に維持されるので、回転
数の過剰に起因する穀粒の損傷もなくなつて、
精米時の歩留りが向上するとともに、回転数の
不足による扱残しも解消する。
も、その回転数が一定に維持されるので、回転
数の過剰に起因する穀粒の損傷もなくなつて、
精米時の歩留りが向上するとともに、回転数の
不足による扱残しも解消する。
2 脱穀装置の負荷が小さく、エンジン負荷が軽
負荷時にも、エンジン回転数が過剰になること
がないから、エンジンの燃料消費率が改善さ
れ、燃料費が節減される。
負荷時にも、エンジン回転数が過剰になること
がないから、エンジンの燃料消費率が改善さ
れ、燃料費が節減される。
これと同時に、エンジンの耐久性が向上す
る。
る。
3 目標回転数設定用スイツチを介して、回転数
検出装置から目標回転数記憶回路へ出力する回
転数を目標回転数として設定する構造なので、
目標回転数記憶回路を簡単な回路にすることが
できるうえ、目標回転数設定用スイツチの構造
も簡単なものとなるから、安価に実施すること
が出来る。
検出装置から目標回転数記憶回路へ出力する回
転数を目標回転数として設定する構造なので、
目標回転数記憶回路を簡単な回路にすることが
できるうえ、目標回転数設定用スイツチの構造
も簡単なものとなるから、安価に実施すること
が出来る。
しかも、アクセルレバーと制御操作装置とを
摩擦伝動部を介して連結することにより、調速
レバー、アクセルレバー、制御操作装置を1系
統に並べて形成するようにしたものであり、よ
り一層構造が簡素化される。
摩擦伝動部を介して連結することにより、調速
レバー、アクセルレバー、制御操作装置を1系
統に並べて形成するようにしたものであり、よ
り一層構造が簡素化される。
4 目標回転数を設定する場合、回転数表示器で
回転数を確認しながら、目標回転数設定用スイ
ツチを操作するだけで目標回転数を設定し、記
憶させることが出来るので、誤操作することな
く正確に且つ簡単に操作することが出来る。
回転数を確認しながら、目標回転数設定用スイ
ツチを操作するだけで目標回転数を設定し、記
憶させることが出来るので、誤操作することな
く正確に且つ簡単に操作することが出来る。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンバ
インの全体斜視図、第2図はコンバインの要部縦
断概略側面図、第3図は定速回転維持装置の概略
構成図、第4図は定速回転維持装置のブロツク線
図、第5図は定速回転維持装置による制御を説明
する為の線図である。 5……脱穀機、25……エンジン、25a……
出力軸、30……調速レバー、40……回転数検
出装置、41……目標回転数記憶回路、42……
比較装置、45……目標回転数設定用スイツチ、
47……作動装置、48……回転数表示装置、4
9……目標回転数設定装置、50……定速回転数
維持用制御操作装置。
インの全体斜視図、第2図はコンバインの要部縦
断概略側面図、第3図は定速回転維持装置の概略
構成図、第4図は定速回転維持装置のブロツク線
図、第5図は定速回転維持装置による制御を説明
する為の線図である。 5……脱穀機、25……エンジン、25a……
出力軸、30……調速レバー、40……回転数検
出装置、41……目標回転数記憶回路、42……
比較装置、45……目標回転数設定用スイツチ、
47……作動装置、48……回転数表示装置、4
9……目標回転数設定装置、50……定速回転数
維持用制御操作装置。
Claims (1)
- 脱穀機5の扱胴12をエンジン25の出力軸2
5aに伝動装置を介して一定の回転比で連動連結
し、エンジン25の回転速度を調節する調速レバ
ー30に手動操作可能なアクセルレバー34を連
結するとともに、このアクセルレバー34を摩擦
伝動部37を介して設定回転数維持用制御操作装
置50に連結して、制御操作装置50で調速レバ
ー30を調節操作可能に構成し、摩擦伝動部37
の伝動力をアクセルレバー34の手動操作力より
も低く設定し、制御操作装置50は、目標回転数
設定装置49の目標回転数設定信号とエンジン回
転数検出装置40のエンジン回転数検出信号とを
比較装置42で比較して偏差値を割出し、この偏
差値に基き作動装置47を制御作動し、摩擦伝動
部37を介して調速レバー30を調節操作し、エ
ンジンの回転数を目標回転数設定装置49で設定
した目標回転数値に維持するように構成し、目標
回転数設定装置49は、目標回転数記憶回路41
と、この回路41に目標回転数値を記憶させる目
標回転数設定用スイツチ45と、エンジン25の
回転数の表示装置48とから成り、回転数表示装
置48で表示されるエンジン回転数表示が所望値
になつたときにスイツチ45を操作することによ
り、そのときのエンジン回転数が目標回転数記憶
回路41に目標回転数値として記憶させられるよ
うに構成した脱穀装置の定速回転維持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980060489U JPS6244109Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980060489U JPS6244109Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56161152U JPS56161152U (ja) | 1981-12-01 |
JPS6244109Y2 true JPS6244109Y2 (ja) | 1987-11-19 |
Family
ID=29654922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980060489U Expired JPS6244109Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244109Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261296A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61138838A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-26 | Kubota Ltd | 作業車のガバナ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219887A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-15 | Aisin Seiki Co Ltd | Set vehicle speed memory storage for constant speed vehicle travelling apparatus |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP1980060489U patent/JPS6244109Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219887A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-15 | Aisin Seiki Co Ltd | Set vehicle speed memory storage for constant speed vehicle travelling apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261296A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56161152U (ja) | 1981-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1066436A (ja) | コンバイン | |
US20200352100A1 (en) | Drive System for a Harvester | |
JP5191268B2 (ja) | コンバイン | |
JPS6244109Y2 (ja) | ||
JPS6342284B2 (ja) | ||
JP2019017327A (ja) | コンバイン | |
JP2736884B2 (ja) | 収穫機の車速制御装置 | |
JP4245154B2 (ja) | 作業車 | |
JP3652626B2 (ja) | コンバイン | |
JPH09215433A (ja) | コンバイン | |
JP3240444B2 (ja) | コンバイン | |
JP3146433B2 (ja) | 作業機の自動定回転制御機構 | |
JP3440478B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JPS635455Y2 (ja) | ||
US20240155976A1 (en) | Self-propelled harvester | |
JP2516363B2 (ja) | 作業用車両の車速制御装置 | |
JPS5835646B2 (ja) | コンバイン | |
JP3133638B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP2727603B2 (ja) | 農作業車の負荷制御装置 | |
JPS6344329B2 (ja) | ||
JPS6033808Y2 (ja) | コンバイン | |
JP2648863B2 (ja) | 収穫機の車速制御装置 | |
JPH0923730A (ja) | 普通形コンバイン | |
JPH099765A (ja) | コンバイン | |
JP2613319B2 (ja) | コンバインの負荷制御装置 |