JP3146433B2 - 作業機の自動定回転制御機構 - Google Patents

作業機の自動定回転制御機構

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JP3146433B2 JP17684089A JP17684089A JP3146433B2 JP 3146433 B2 JP3146433 B2 JP 3146433B2 JP 17684089 A JP17684089 A JP 17684089A JP 17684089 A JP17684089 A JP 17684089A JP 3146433 B2 JP3146433 B2 JP 3146433B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、コンバイン等の作業機において、操作パネ
ルに設けた自動定回転制御スイッチを押すことにより、
その後はアクセルレバーの操作に関わらず、常時エンジ
ンを定回転に制御すべく構成したものである。
(ロ)従来技術 従来から、コンバインの走行速度制御装置に関する技
術は特開昭63−192626号公報に記載の如き技術が公知と
されているのである。
また、エンジンの一定回転数制御機構に関する技術と
しては、特開昭61−4843号公報に記載の技術や特開昭60
−256529号公報に記載のような技術が公知とされている
のである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 コンバインの脱穀装置において、扱同の回転数は刈取
穀稈の種類が決定すると、常時同じ回転数で継続して回
転することを要求されるものであり、穀稈搬送装置や脱
穀装置や選別装置により負荷が発生した場合においても
常時、定回転を続行する必要があるのである。
従来の機械式ガバナの場合には、燃料ポンプのレギュ
レータレバーにリンクまたはワイヤーを介してアクセル
レバーを設け、該負荷に対応してアクセルレバーを操作
することにより、エンジンの回転数を一定に維持すべく
構成していたのである。故に、リンクやワイヤーのガタ
により制御のハンチングが発生し、エンジン回転数が波
を打ったりして一定しないという不具合があったもので
ある。
本発明は、リンクやワイヤーを使用せずに、電子ガバ
ナの電気回路により安定した定回転制御を得るように構
成したものである。
また、該自動定回転制御スイッチとアクセルレバーの
2通りの回転数設定装置が併置されることとなるのであ
るが、アクセルレバーとアクセルレバーセンサーによる
回転数設定機構が異常を発生した場合には、エンジン回
転数は安全の上から、アイドリング回転に低下するのが
通常技術であるが、本発明においてはコンバインの走行
速度は低く、暴走を発生するような危険性もなく、また
農繁期においてコンバインがアイドリング回転となるこ
とは作業の進捗状況を遅らせることとなるので、アクセ
ルレバーセンサーの異常時においても自動定回転制御ス
イッチによる操作を有効としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明する。
電子ガバナG付きエンジンEを搭載した作業機におい
て、アクセルレバーKの操作位置を検出するアクセルレ
バーセンサー7を設け、該アクセルレバーセンサー7と
は別に自動定回転制御スイッチ9を設け、該自動定回転
制御スイッチ9のON操作により、エンジンEの目標回転
数Nsetを最適回転数Nrpmに徐々に変化させて近づけるこ
とにより、最適回転ゾーン内の定回転に移行させ、最適
回転数Nrpmを維持すべく制御し、自動定回転制御スイッ
チ9がONの場合には、アクセルレバーKやアクセルレバ
ーセンサー7の正常か異常かは判断せずに、最適回転数
Nrpmに制御する自動定回転制御状態が維持され、自動定
回転制御スイッチ9がOFFの場合においては、前記アク
セルレバーセンサー7が正常かどうかを認識し、正常の
場合には、アクセルレバーKにより設定された目標回転
数Nsetに制御する通常の定回転制御を行い、異常の場合
には、アクセルレバーセンサー7が故障であるとするフ
ラグをセットして、目標回転数NsetをエンジンEのアイ
ドリング回転数として、定回転制御を続けるべく構成し
たものである。
(ホ)実施例 本発明の目的、構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は本発明の自動定回転制御機構を具備したコン
バインの全体側面図、第2図は自動定回転制御スイッチ
を具備した操作パネル部の斜視図、第3図は電子ガバナ
機構に自動定回転制御機構を具備させた実施例の制御ブ
ロック図、第4図は電子ガバナの側面図、第5図は同じ
く電子ガバナの一部正面断面図、第6図はエンジン性能
曲線と最適回転ゾーンの関係を示す図面、第7図は制御
設定マップを示す図面、第8図、第9図、第10図は本発
明の自動定回転制御機構による制御のフローチャート図
である。
第1図においてコンバインの概略構成について説明す
る。
機体は電子ガバナG付きエンジンEによる駆動力にて
走行装置Mを駆動し、該走行装置M上の最前端の位置に
刈取装置Aが配置されている。該刈取装置Aの上方に配
置した引き起こし装置Fにより、倒伏した穀稈を引き起
こしながら、刈取装置Aにより刈り取るのである。
刈取後の穀稈は株元と穂先部が混在した状態でオーガ
と縦送りコンベアにより構成された穀稈搬送装置Bに
て、扱胴と扱室により構成された脱穀装置Dに投入され
る。
該脱穀装置Dにより脱穀後の穀稈は、排藁となり機体
後方から排出され、穀粒は、下方のクリンプ網を通過し
て揺動選別部等により構成された選別装置Cに落下す
る。
本発明は、自動定回転制御スイッチ9をON操作する
と、刈取装置Aや穀稈搬送装置Bや脱穀装置Dや選別装
置Cの部分の負荷に対して、電子ガバナGによる自動制
御により第7図のマップに従い調量ラック3を操作し
て、燃料噴射量を増減し、コンバイン各部の回転数は所
定の回転数に維持し、エンジンEの回転数を第6図にお
いて示す如く、最適の回転状態である最適回転ゾーンと
呼ばれる所定の回転数に維持するものである。
そして、この電子ガバナGによる自動制御が適用出来
ない程の高負荷が掛かり、エンジン回転数が最適回転ゾ
ーンを外れて、負荷率も高くなると操作パネルP上の警
報装置8を構成する警報ランプを点灯し、警報ブザーを
警鳴するのである。
第2図においては操作パネルPの表面を示しており、
自動定回転制御スイッチ9と警報装置8が設けられてお
り、該警報装置8が警報を発令するとオペレーターは主
変速レバー10、または副変速レバー13を操作して速度を
落とすのである。
第3図、第4図、第5図は、エンジンEと電子ガバナ
Gとの関係を示しており、制御装置Nにはアクセルレバ
ーKの回動角度と、ラック操作ソレノイド2の操作位置
を検出するラック位置センサー1の信号が入力されてお
り、実際のエンジンEの回転を回転数センサー4により
入力して、制御装置Nにより判断の後に、ラック操作ソ
レノイド2に操作信号を送信して、調量ラック3を操作
しエンジンEの回転を変えるのである。
そして、一定の警報発令条件が揃うと警報装置8によ
り警報を発するものである。5は回転数センサー4の検
出用ギアである。
第6図は第3図を模式的に示した図面である。
コンバインの各部の回転数は作業において必要な回転
数が決定されており、その値となるようにオペレーター
は最初にエンジン回転数を設定するのである。
オペレーターの設定作業はそれだけであり、その後は
電子ガバナGにより、作業機各部の負荷の変動を検出値
に対して、これに応じた燃料噴射量を第7図のマップに
従いフィードバックし、常時エンジンEの回転数が最適
回転ゾーンに有りながら、コンバインの回転数が指定回
転数を維持すべく構成しているのである。
そして、本発明においては、アクセルレバーKとアク
セルレバーセンサー7による制御の他に、自動定回転制
御スイッチ9を設け、該自動定回転制御スイッチ9をON
操作すると、最適回転ゾーン内の一定回転数を維持し続
ける定回転制御が行われるのである。
次に、第8図のフローチャートにより、本発明の制御
操作を説明する。
まず、自動定回転制御スイッチ9がONかOFFかを認識
し、ONの場合には、目標回転数Nsetを最適回転数Nrpmに
設定する。
次に、自動定回転制御スイッチ9がOFFで、アクセル
レバーKとアクセルレバーセンサー7による定回転制御
の場合には、アクセルレバーKにより設定された目標回
転数Nsetをエンジン実際回転数Nactとを認識して、両回
転数を比較する。
目標回転数Nset=エンジン実際回転数Nactの場合に
は、Nset′を現状維持し、そのままの回転数状態を続行
する。
次に、目標回転数Nset≠エンジン実際回転数Nactの場
合には、 Nset′=Nset+Nsift(n) Nsift(n)=Nsift(n−1)+(Nset−Nact)×Gsif
t の値を計算し、Nset′を更新する。
Nsetは実際の目標回転数であり、これはアクセルレバ
ーKの位置により決定するものである。
Gsiftは定回転制御(アイソクロナス制御)を行う際
にNactをNsetに近づける為に必要な補正係数である。
Nset′は定回転制御(アイソクロナス制御)を行う際
に、上記Nsiftの補正を加えられた後の目標回転数であ
る。
実際のラック位置の制御にはNset′が用いられるので
ある。
そして、Nset′及びNactから第7図のマップを参照
し、Rset、Rmax、Ridlが演算される。
第7図において説明する。
Nset=Nact=Nlの時、ラック位置はRl(Ridl上)に演
算される。
次に、エンジン負荷が大きくなり、NactがN2まで下が
ってくるとラック位置は、ドループマップ上をR2まで移
動し、噴射量が増加する。
次に、Nset>Nactとなるので、定回転制御を行う為、 Nset′=Nset+ΔNとし、 Nset′とNactからNset′のドループマップ上に来るよ
うに、ラック位置がR2→R3へ移動し、 Nact=Nset となるのである。
演算されたRsetと、最大負荷相当ラック位置Rmaxの大
小を比較し、Rsetが最大負荷相当ラック位置Rmaxを超え
ていない場合には、Rsetになるようにラック操作ソレノ
イド2を操作して定回転を行う。
Rsetが最大負荷相当ラック位置Rmaxを超えている場合
には、Rsetを最大負荷相当ラック位置Rmaxと同じに設定
して、Rsetになるようにラック操作ソレノイド2を操作
する信号を出すのである。
その後は、目標回転数Netの回転数で、定回転を維持
し続けるのである。
これが、アクセルレバーKとアクセルレバーセンサー
7による定回転制御である。
次に第9図において説明する。
第9図において、まず自動定回転制御スイッチ9がON
かどうかを判断する。該自動定回転制御スイッチ9がON
においては、目標回転数Nset=最適回転数Nrpmとする制
御が行われる。
この場合において、自動定回転制御スイッチ9がONの
場合には、アクセルレバーKやアクセルレバーセンサー
7の正常か異常かは判断しないので、常に、自動定回転
制御状態が維持される。
そして、自動定回転制御スイッチ9がOFFの場合にお
いて、アクセルレバーKとアクセルレバーセンサー7の
位置を認識する。アクセルレバーセンサー7が正常な場
合には、アクセルレバーKにより設定された目標回転数
Nsetを演算する。
もし、自動定回転制御スイッチ9がOFFで、アクセル
レバーKとアクセルレバーセンサー7が異常の場合に
は、アクセルレバーセンサー7が故障であるとするフラ
グをセットして、目標回転数Nsetをアイドリング回転数
として定回転制御を続けるべく構成していたのである。
即ち、自動定回転制御スイッチ9がONの場合において
は、目標回転数NsetをNrpmと設定し、この目標回転数Ns
etに自動定回転制御する点については第8図の制御と同
じである。
自動定回転制御スイッチ9がOFFの場合においては、
アクセルレバーKの操作位置を検出するアクセルレバー
センサー7が正常かどうかを認識し、正常の場合には、
通常のアクセルレバーKにより目標回転数Nsetが設定さ
れる定回転制御を行う。
異常の場合には、アクセルレバーセンサー7が故障で
あるとするフラグをセットして、目標回転数Nsetをアイ
ドリング回転数として定回転制御を続けるべく構成して
いるのである。
第10図においては、自動定回転制御スイッチ9がONと
された後に、徐々に設定定回転に移行する制御のフロー
チャートが開示されている。
まず、自動定回転制御スイッチ9がONかどうかを判断
し、次に自動定回転制御スイッチ9がONの場合には、制
御装置NのROM内に記憶されている最適回転ゾーンの最
適回転数Nrpmを目標回転数Nset″として認識し、この目
標回転数Nset″に至って定回転が維持されるように制御
が行われる。
そして、目標回転数Nsetに対して、単位時間当たりの
回転設定変更回転数ΔNsetを、単位時間毎に付加し、 今回目標回転数Nset=前回目標回転数Nset+回転設定変
更回転数ΔNsetのこの回転数となるようにラック操作ソ
レノイド2を操作する信号を出す。
但し、Nset″と目標回転数Nsetを比較し、 目標回転数Nset≧目標回転数Nset″ となるまで上記の制御を繰り返し 目標回転数Nset=目標回転数Nset″ となったところでNsetの変更を停止し、 Nset=Nset″ の回転数となるようにラック操作ソレノイド2を操作す
る信号を出す。
これにより、アクセルレバーKにより設定した回転数
から自動定回転制御スイッチ9により設定した目標回転
数Nset″までの回転数の上昇が徐々に行われるのであ
る。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、電子ガバナG付きエンジンEを搭載した作業
機において、アクセルレバーKの操作位置を検出するア
クセルレバーセンサー7とは別に、自動定回転制御スイ
ッチ9を設け、該自動定回転制御スイッチ9のON操作に
より、エンジンEの最適回転ゾーンにおいて定回転を維
持すべく制御したので、コンバイン等の作業中において
は、常時一定回転を維持し続けることが可能となったの
である。
第2に、自動定回転制御スイッチ9がONの場合には、
アクセルレバーKの操作位置を検出するアクセルレバー
センサー7の異常発生に関わらず、目標回転数Nsetを最
適回転数Nrpmとする自動定回転制御を可能としたことに
より、アクセルレバーセンサー7に異常があった場合に
も、自動定回転制御スイッチ9による制御を有効とする
ことが出来たのである。
故に、アクセルレバーKによる操作が駄目な場合に
は、代わりに自動定回転制御スイッチ9による制御によ
り、コンバインの刈取等の作業を続行することが可能と
なったものである。
第3に、自動定回転制御スイッチ9のON操作により、
最適回転ゾーンにおける定回転制御に移行する過程にお
いて、目標回転数を徐々に変化させながら移行させるよ
うに構成したので、アクセルレバーKによる設定回転数
が低い域から、自動定回転制御スイッチ9をONすると、
一気に定回転制御ゾーンまで上昇することにより、作業
機に無理な負荷が掛かるという不具合を解消することが
出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動定回転制御機構を具備したコンバ
インの全体側面図、第2図は自動定回転制御スイッチを
具備した操作パネル部の斜視図、第3図は電子ガバナ機
構に自動定回転制御機構を具備させた実施例の制御ブロ
ック図、第4図は電子ガバナの側面図、第5図は同じく
電子ガバナの一部正面断面図、第6図はエンジン性能曲
線と最適回転ゾーンの関係を示す図面、第7図は制御設
定マップを示す図面、第8図、第9図、第10図は本発明
の自動定回転制御機構による制御のフローチャート図で
ある。 A……刈取装置 B……穀稈搬送装置 C……選別装置 E……エンジン G……電子ガバナ K……アクセルレバー N……制御装置 P……操作パネル 4……回転数センサー 7……アクセルレバーセンサー 8……警報装置 9……自動定回転制御スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 哲哉 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−258938(JP,A) 特開 昭61−4848(JP,A) 特開 昭63−176633(JP,A) 特開 昭62−265433(JP,A) 実開 昭56−175541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/00 - 11/10 F02D 41/00 - 45/00 395 F02D 1/00 - 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ガバナG付きエンジンEを搭載した作
    業機において、アクセルレバーKの操作位置を検出する
    アクセルレバーセンサー7を設け、該アクセルレバーセ
    ンサー7とは別に自動定回転制御スイッチ9を設け、該
    自動定回転制御スイッチ9のON操作により、エンジンE
    の目標回転数Nsetを最適回転数Nrpmに徐々に変化させて
    近づけることにより、最適回転ゾーン内の定回転に移行
    させ、最適回転数Nrpmを維持すべく制御し、自動定回転
    制御スイッチ9がONの場合には、アクセルレバーKやア
    クセルレバーセンサー7の正常か異常かは判断せずに、
    最適回転数Nrpmに制御する自動定回転制御状態が維持さ
    れ、自動定回転制御スイッチ9がOFFの場合において
    は、前記アクセルレバーセンサー7が正常かどうかを認
    識し、正常の場合には、アクセルレバーKにより設定さ
    れた目標回転数Nsetに制御する通常の定回転制御を行
    い、異常の場合には、アクセルレバーセンサー7が故障
    であるとするフラグをセットして、目標回転数Nsetをエ
    ンジンEのアイドリング回転数として、定回転制御を続
    けるべく構成したことを特徴とする作業機の自動定回転
    制御機構。
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JP7152284B2 (ja) * 2018-12-04 2022-10-12 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車輌
JP2020110104A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社クボタ 作物収穫機

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