JPS6243931Y2 - - Google Patents

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JPS6243931Y2
JPS6243931Y2 JP1983120526U JP12052683U JPS6243931Y2 JP S6243931 Y2 JPS6243931 Y2 JP S6243931Y2 JP 1983120526 U JP1983120526 U JP 1983120526U JP 12052683 U JP12052683 U JP 12052683U JP S6243931 Y2 JPS6243931 Y2 JP S6243931Y2
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JP
Japan
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belt
flange
corrugated
connection
corrugated flange
Prior art date
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JP1983120526U
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JPS6030109U (ja
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Publication of JPS6243931Y2 publication Critical patent/JPS6243931Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は波形フランジ付コンベヤベルトの無
端状接続部の構造に関する。波形フランジ付コン
ベヤベルト1はその一例を第1図より第3図にか
けて示すようにベルト基体2の表面両側縁寄りに
1対の波形フランジ3,3を立設せしめることに
より、水平輸送時のベルト側部よりの荷こぼれの
防止あるいは急傾斜部における積荷の転、滑落を
防止し、かつベルトの屈曲性を良好にする上で大
きな効果を奏している。しかし、従来のこの種の
ベルトにあつてはベルトを無端状に接続せしめる
該接合部にあつて、ベルト基体2の両端部をステ
ツプ状に成形した傾斜接合面4同志を重ね合せて
接着し、その後波形フランジ3のうちフランジの
彎曲部5におけるベルト幅方向に平行した接合面
6同志を突き合せ接着固定せしめているため、波
形フランジ3の該接続部がプーリ7,7の外周部
を通過する折、該接続部には延伸による強い引張
力が加わり、又反対にベンドローラ8上の変角部
では屈曲によつてベルトには圧縮力が作用し、波
形フランジの接続部には引張力、圧縮力と全く方
向のことなる力が交互に作用し、該接合部を剥離
せしめるという大きな欠点を内存せしめていた。
しかし該波形フランジの接続個所を位置的に選
択し、かつ接合面の傾きの選択、該接続部の簡易
な補強手段の付与およびベルト基体の接続個所と
波形フランジの接続個所との相対的な位置的選択
などの相乗的改善により波形フランジの接続部に
生じる引張応力を分散せしめることができ波形フ
ランジの接合部の剥離現象の発生を抑止し、該部
の強靭化を確保することができた。この考案は前
記この種のベルトの接続部に発生する諸々の欠点
を大幅に改善することを目的としたもので、つぎ
にこの考案の具体的実施例を図面を用いて説明す
る。
第4図はこの考案を実施した波形フランジを立
設せしめたベルト1の一部平面図であるが、ベル
ト基体12の表面上の両側端寄りには1対の波形
フランジ13がベルト全長に亘り立設せしめられ
ている。この波形フランジ13はその各彎曲板部
15を千鳥状に配し、各隣接する該彎曲板部1
5,15間を平板部19をもつて連結してなり、
かつ波形フランジ13はベルト基体12表面上へ
の強固な立設を助けるため帯状の脚板20上に一
体に予め立設されている。この波形フランジ13
はベルト基体12上に接着剤等を用いて前記脚板
20部を面着せしめることによりベルト基体12
上に立設され、波形フランジ13におけるベルト
の無端化に伴い必然的に発生をみる接続部は波形
フランジ13を構成する平板部19の略中央部を
選び、かつ該接続部を形成する平板部19の接合
面21はベルト基体12の幅方向、即ちベルト基
体12の長手方向に直交する方向との一致を故意
にさけて所定の角度をもつて斜切状に形成され、
波形フランジ13の両接合面21は突合せ状に面
接される。
一方ベルトの無端化のためのベルト基体12部
の接続部は前記波形フランジ13の接続部とは位
置的に故意にずらし、ベルト幅方向とは所定の傾
斜角を保つて斜状にのびるステツプ形の傾斜接合
面22をベルト基体12の両端部に対応状に形成
し、この傾斜接合面22の接着剤を介しての重ね
合せによりベルトは無端状に形成される。さらに
前記波形フランジ13の接続部にはその平板部1
9の両面を挾み付ける形にてゴム製当て板23を
接着剤を用いて接着固定せしめる。以上のとおり
波形フランジの平板部19における接続部を両面
より当て板を配して挾着せしめることにより、該
接続部の強度の向上が図られる。また前記波形フ
ランジ13の接続面より延長してのびる脚板20
の接続部表面上にはゴムシート26,26を接着
剤を介して貼着し脚板接続部の接合強化を図つて
いる。
以上の構造の採用により、波形フランジ13の
接続部がプーリ外周部を回走する折にうける引張
力は引張力の加わる方向に対し所定の傾きを保持
しているので、接続部に生じる応力は傾斜角度に
沿つたせん断応力と接続面に対する直角方向の引
張応力とに分割され、しかも波形フランジを構成
する板状部の接続部の両面には当て板を配して挾
持され、かつ補強されているため前記プーリ上で
加わる引張力、せん断力、さらにベンドローラ上
での変角部における圧縮力による屈曲疲労など
諸々の外力による該部に多発する剥離現象を未然
にかつ効果的に防止することができた。
またこの考案にあつては波形フランジの歪が最
も大きい波形フランジの彎曲板部をさけて平板部
にて応力の集中の分散をなさしめ、かつ該部を1
対の当て板をもつてその両面より挾持補強せしめ
ることにより、該接続部の剥離現象の発生を相剰
的に防止することができ、さらに波形フランジ部
とベルト基体の接続部を意図的に位置的に離反せ
しめることによりベルト接続部に集中する外力を
この面でも分断せしめベルト全体の強度向上が図
られている。この考案においてはフランジ部の平
板部にその接続部を形成するに当り、特に平板部
の略中央部にその接続部を設けることにより、ベ
ルトの屈曲時その伸縮力の外力を受ける比率が比
較的小さく、かつその接続端面はこれを接着せし
めることなく、単なる突き合せ状態として残して
おくことにより、上記外力が作用する折のダメー
ジを大幅に減少せしめることができる。又該接続
部の両面をゴム製の当て板にて接着挾持せしめる
ことによりフランジの平板部にも、それ相当の伸
縮性を確保せしめておくことができ、これによ
り、フランジの屈曲部に集中しがちな伸縮力をこ
の平板部にても分担でき、この外力を大幅に分散
せしめることができる。
また波形フランジのうち平板部を中心としたこ
の考案の接合構造は該部に対する作業も簡易でコ
スト的にも廉価に実施しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は波形フランジ付コンベヤベルトの運転
の一形態を示す正面図、第2図は従来のこの種の
ベルトの接続部を中心としたベルトの横断面図、
第3図は従来のこの種のベルトのベルト接続部を
中心としたその一部の拡大平面図、第4図はこの
考案を実施した波形フランジ付ベルトの第3図に
相当する図、第5図は第4図のA−A線における
切断面図、第6図はこの考案のベルト接続端部の
斜視図である。 図中、1は波形フランジ付コンベヤベルト、1
2はベルト基体、13は波形フランジ、15はフ
ランジの彎曲板部、19はフランジの平板部、2
1は接合面、22は傾斜接合面、22,23はゴ
ム製当て板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベルト基体の両側縁寄りに波形フランジを全
    周に亘つて立設したコンベヤベルトにあつて、
    ベルト無端化のためのベルト基体と波形フラン
    ジとの各接続部をベルト長手方向にて位置的に
    ずらし、さらに前記波形フランジの接続部はフ
    ランジを構成する一連の彎曲板部と平板部のう
    ちその平板部の略中央部に配しかつ該フランジ
    接続部の両面を1対のゴム製当て板にて接着挾
    持せしめたことを特徴とする波形フランジ付コ
    ンベヤベルトの接続部の構造。 (2) 前記波形フランジの接続部を形成する突き合
    された接合面はベルト長手方向と直交するベル
    ト幅方向とは所定の傾斜角をもつて位置してい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の波形フ
    ランジ付コンベヤベルトの接続部の構造。
JP12052683U 1983-08-01 1983-08-01 波形フランジ付コンベヤベルトの接続部の構造 Granted JPS6030109U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12052683U JPS6030109U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 波形フランジ付コンベヤベルトの接続部の構造

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JP12052683U JPS6030109U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 波形フランジ付コンベヤベルトの接続部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS6030109U JPS6030109U (ja) 1985-02-28
JPS6243931Y2 true JPS6243931Y2 (ja) 1987-11-17

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JP12052683U Granted JPS6030109U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 波形フランジ付コンベヤベルトの接続部の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2388215B1 (de) * 2007-09-17 2013-03-20 WRH Walter Reist Holding AG Umlenkvorrichtung für ein Fördersystem
JP6170771B2 (ja) * 2013-07-22 2017-07-26 メタウォーター株式会社 廃棄物の破砕物運搬用コンベア

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820574U (ja) * 1981-07-30 1983-02-08 三菱電機株式会社 スピ−カシステムのネットワ−ク

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