JPS5820573Y2 - 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 - Google Patents
波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造Info
- Publication number
- JPS5820573Y2 JPS5820573Y2 JP11190779U JP11190779U JPS5820573Y2 JP S5820573 Y2 JPS5820573 Y2 JP S5820573Y2 JP 11190779 U JP11190779 U JP 11190779U JP 11190779 U JP11190779 U JP 11190779U JP S5820573 Y2 JPS5820573 Y2 JP S5820573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated
- selvedges
- joint
- belt
- conveyor belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は波形耳棧付コンベヤベルトの接合構造に関する
ものである。
ものである。
一般に、水平輸送における荷こぼれ防止や急傾斜輸送の
輸送手段として用いられている波形耳棧付コンベヤベル
トaは、ベルト基体すの両側端部c、cに波形耳桟d、
dをそれぞれ立設し、この波形耳桟d、dの長手方向の
一端部eと他端部fを削整して成形した接合面gを相対
せしめ、接着固定した連結部りとともに、ベルト基体す
の両端部を接合端縁iから傾斜成形した接合面で重ね合
せた接合部jによりエンドレス状に成形して両端部をプ
ーリーにおよびlに掛合し、かつその載荷側(緊張側)
の傾斜基部mには、ベルト基体すの浮揚を防ぐためにそ
の上面が押えローラnKより押圧されている。
輸送手段として用いられている波形耳棧付コンベヤベル
トaは、ベルト基体すの両側端部c、cに波形耳桟d、
dをそれぞれ立設し、この波形耳桟d、dの長手方向の
一端部eと他端部fを削整して成形した接合面gを相対
せしめ、接着固定した連結部りとともに、ベルト基体す
の両端部を接合端縁iから傾斜成形した接合面で重ね合
せた接合部jによりエンドレス状に成形して両端部をプ
ーリーにおよびlに掛合し、かつその載荷側(緊張側)
の傾斜基部mには、ベルト基体すの浮揚を防ぐためにそ
の上面が押えローラnKより押圧されている。
ところが、波形耳桟d 、dの連結部り、hはベルト幅
員方向に平行し、かつ接合幅が極めて狭いL字状に成形
されているために、連結部りが両ブー!J−に、1の外
周部を通過するとき、このプーリー中心軸からの距離が
ベルト基体すに比して大きく離れている波形耳桟d、d
の連結部り、hには、該連結部の延伸による強い引張力
が加わり、また掌側基部mにおいては、押えローラnに
よる屈曲によって圧縮力が作用するために、波形耳桟d
の連結部り、hはその屈曲疲労または、押えローラとの
接触によって剥離や裂開を生じる欠点がある。
員方向に平行し、かつ接合幅が極めて狭いL字状に成形
されているために、連結部りが両ブー!J−に、1の外
周部を通過するとき、このプーリー中心軸からの距離が
ベルト基体すに比して大きく離れている波形耳桟d、d
の連結部り、hには、該連結部の延伸による強い引張力
が加わり、また掌側基部mにおいては、押えローラnに
よる屈曲によって圧縮力が作用するために、波形耳桟d
の連結部り、hはその屈曲疲労または、押えローラとの
接触によって剥離や裂開を生じる欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みなされたもので、波形
耳桟の接合部に生じる引張応力を分散して、剥離、裂開
を防止するようにした波形耳棧付コンベヤベルトの接合
構造を提供することを目的とする。
耳桟の接合部に生じる引張応力を分散して、剥離、裂開
を防止するようにした波形耳棧付コンベヤベルトの接合
構造を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
する。
第1図ないし第4図に示すように、1はベルト基帯、2
は波形耳桟である。
は波形耳桟である。
波形耳桟2はベルト基帯1の側縁部3,3にそれぞれ立
設され、かつ長手方向の一端部4と他端部5が、彎曲部
と平坦部とが交互に配夕1ルてなる波形壁部6の平坦部
7に沿って、例えば波形壁部6の厚さWをそれぞれ1/
2wに削整して、点A、B 、C,D、E、F。
設され、かつ長手方向の一端部4と他端部5が、彎曲部
と平坦部とが交互に配夕1ルてなる波形壁部6の平坦部
7に沿って、例えば波形壁部6の厚さWをそれぞれ1/
2wに削整して、点A、B 、C,D、E、F。
G、Hで囲まれる接合面8,9に形成(第3図参照)さ
れており、該両接合面8,9を相対せしめて接着固定さ
れた波形耳桟接合部10Aと、該波形耳棧接合部10A
と同時に、ベルト基帯1の両端部を接合端縁11から傾
斜成形した接合面で重ね合せたベルト基帯接合部12と
によりエンドレス状の波形耳棧付コンベヤベルトが形成
されている。
れており、該両接合面8,9を相対せしめて接着固定さ
れた波形耳桟接合部10Aと、該波形耳棧接合部10A
と同時に、ベルト基帯1の両端部を接合端縁11から傾
斜成形した接合面で重ね合せたベルト基帯接合部12と
によりエンドレス状の波形耳棧付コンベヤベルトが形成
されている。
なお、接合面8,9は、該両接合面8,9を接合してな
る波形壁部の厚さがWに9適するように、それぞれ任意
の厚さに削整したり、隣接する波形壁部に成形して反対
側へ傾斜する接合部10 を設けたりすることができる
。
る波形壁部の厚さがWに9適するように、それぞれ任意
の厚さに削整したり、隣接する波形壁部に成形して反対
側へ傾斜する接合部10 を設けたりすることができる
。
また、波形耳桟接合部10A、IOBとベルト基帯接合
部12とに発生する応力が、近接位置で集中するのを避
けるために、前記ベルト基帯接合部12を波形耳桟接合
部10A 910Bから離れた位置へずらされている。
部12とに発生する応力が、近接位置で集中するのを避
けるために、前記ベルト基帯接合部12を波形耳桟接合
部10A 910Bから離れた位置へずらされている。
上記構造によれば、波形耳桟2の接合部10Aがプーリ
ー外周部において引張力を受けるとき、該接合部10A
が引張力の加わる方向に対し傾斜しているので、接合部
10Aに生じる応力はその傾斜角度に沿った剪断応力と
接合面8,9に正対する引張応力とに分割される。
ー外周部において引張力を受けるとき、該接合部10A
が引張力の加わる方向に対し傾斜しているので、接合部
10Aに生じる応力はその傾斜角度に沿った剪断応力と
接合面8,9に正対する引張応力とに分割される。
しかも接合部?OAが広く形成されているので、前記応
力が拡散され、高い接着強度が維持されることとなり、
屈曲疲労その他の外力により剥離や裂開を生じることは
未然に防止されている。
力が拡散され、高い接着強度が維持されることとなり、
屈曲疲労その他の外力により剥離や裂開を生じることは
未然に防止されている。
本考案は上記のように構成したことにより、波形耳桟の
接合部における応力の集中が分散されて該接合部の剥離
、裂開を解消し、作業能率を向上せしめるとともに、構
造が簡単でしかも低コストで実施しうるという実用上優
れた効果をもつものである。
接合部における応力の集中が分散されて該接合部の剥離
、裂開を解消し、作業能率を向上せしめるとともに、構
造が簡単でしかも低コストで実施しうるという実用上優
れた効果をもつものである。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は波形耳棧付
コンベヤベルトの一部拡大平面図、第2図は波形耳桟の
接合面の成形要領を示す平面図、第3図は第2図の■−
■線における側面図、第4図は波形耳棧付コンベヤベル
トの接合端部の斜視図、第5図は波形耳棧付コンベヤベ
ルトの従来例を示す正面図、第6図は第5図のVl−V
l線における拡大断面図、第7図は第6図の■−■線に
おける拡大平面図である。 1・・・・・・ベルト基帯、2・・・・・・波形耳桟、
6・・・・・・波形壁部、l・・・・・・平坦部、8,
9・・・・・・接合面、10A。 10B・・・・・・波形耳桟接合部、 12・・・・・
・ベルト基帯接合部。
コンベヤベルトの一部拡大平面図、第2図は波形耳桟の
接合面の成形要領を示す平面図、第3図は第2図の■−
■線における側面図、第4図は波形耳棧付コンベヤベル
トの接合端部の斜視図、第5図は波形耳棧付コンベヤベ
ルトの従来例を示す正面図、第6図は第5図のVl−V
l線における拡大断面図、第7図は第6図の■−■線に
おける拡大平面図である。 1・・・・・・ベルト基帯、2・・・・・・波形耳桟、
6・・・・・・波形壁部、l・・・・・・平坦部、8,
9・・・・・・接合面、10A。 10B・・・・・・波形耳桟接合部、 12・・・・・
・ベルト基帯接合部。
Claims (1)
- ベルト基帯の左右側縁部に波形耳桟をそれぞれ立設し、
該ベルト基帯および波形耳桟の長手方向の一端部と他端
部とを接合してエンドレス状に形成された波形耳棧付コ
ンベヤベルトにおいて、前記ベルト基帯の接合部と、前
記波形耳桟の接合部とが互いに長手方向にずれ、前記波
形耳桟の接合部が、前記波形耳桟の一端部と他端部とに
、彎曲部と平坦部とが交互に配列されてなる波形壁部の
該平坦部に沿った接合面をそれぞれ形成し、該両接合面
を相対せしめて接着固定して構成されていることを特徴
とする波形耳棧付コンベヤベルトの接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190779U JPS5820573Y2 (ja) | 1979-08-13 | 1979-08-13 | 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11190779U JPS5820573Y2 (ja) | 1979-08-13 | 1979-08-13 | 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629009U JPS5629009U (ja) | 1981-03-19 |
JPS5820573Y2 true JPS5820573Y2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=29344333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11190779U Expired JPS5820573Y2 (ja) | 1979-08-13 | 1979-08-13 | 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820573Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-13 JP JP11190779U patent/JPS5820573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629009U (ja) | 1981-03-19 |
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