JPS5820574Y2 - 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 - Google Patents

波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造

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JPS5820574Y2
JPS5820574Y2 JP11190879U JP11190879U JPS5820574Y2 JP S5820574 Y2 JPS5820574 Y2 JP S5820574Y2 JP 11190879 U JP11190879 U JP 11190879U JP 11190879 U JP11190879 U JP 11190879U JP S5820574 Y2 JPS5820574 Y2 JP S5820574Y2
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JP
Japan
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corrugated
joint
belt
selvedges
selvedge
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Expired
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JP11190879U
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English (en)
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JPS5629010U (ja
Inventor
憲夫 森山
Original Assignee
バンド−・ショルツ株式会社
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Publication date
Application filed by バンド−・ショルツ株式会社 filed Critical バンド−・ショルツ株式会社
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  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は波形耳棧付コンベヤベルトの接合構造に関する
ものである。
一般に、水平輸送における荷こぼれ防止や急傾斜輸送の
輸送手段として用いられている波形耳棧付コンベヤベル
トaは、ベルト基体すの両側端部c、cに波形耳桟d、
dをそれぞれ立設し、この波形耳桟d、dの長手方向の
一端部eと他端部fを削整して成形した接合面gを相対
せしめ、接着固定した連結部りとともに、ベルト基体す
の両端を接合端縁iから傾斜成形した接合面で重ね合せ
た接合部jによりエンドレス状に成形して両端部をプー
リーにおよびlに掛合し、かつその載荷側(緊張側)の
傾斜基部mには、ベルト基体すの浮揚を防ぐためにその
上面が押えローラhにより押圧されている。
ところが、波形耳pd、dの連結部り、hはベルト幅員
方向に平行し、かつ接合幅が極めて狭いL字状に成形さ
れているために、連結部りが両ブー’J−ktlの外周
部を通過するとき、このプーリー中心軸からの距離がベ
ルト基体すに比して大きく離れている波形耳Qd、dの
連結部り、hには、該連結部の延伸による強い引張力が
加わり、また傾斜基部mにおいては、押えローラnによ
る屈曲によって圧縮力が作用するために、波形耳桟dの
連結部り、hはその屈曲疲労によって剥離や裂開を生じ
る欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みなされたもので、波形
耳桟の接合部に生じる引張応力を分散して、剥離、裂開
を防止するようにした波形耳棧付コンベヤベルトの接合
構造を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第7図に示すように、1はベルト基帯、2
は波形耳桟である。
波形耳桟2はベルト基帯1の側縁部3,3付近にそれぞ
れ立設され、かつ長手方向の一端部4と他端部5が、波
形壁部6の平坦部Tに沿わせて、例えば波形壁部6の厚
さWをそれぞれ1/2wに削整(第6図)して点A。
B、C,D、E、F”、C,Hで囲む接合面8,9が形
成されており(第3図参照)、該両接合面8゜9を相対
せしめて接着固定された波形耳桟接合部10と、該波形
耳桟接合部10と同時に、ベルト基帯1の両端部を接合
端縁11から傾斜成形した接合面で重ね合せたベルト基
帯接合部りとにより波形耳桟付コンベヤベルトがエンド
レス状に形成されている。
さらに、前記波形耳桟接合部100両外側面12.12
に、鋼板、銅板その他の金属板等でなる目板13.13
がそれぞれ装着され、該目板13.13と波形壁部6と
の積層部14に透孔15.15・・・・・・が穿設され
、該透孔15,15・・・・・・にボルト16およびナ
ンド17でなる締付金具18.18・・・・・・が嵌挿
され、締付固定され、それによって強度の向上が図られ
ている。
なお、前記波形耳棧2の接合部10の締付構造としては
、目板13を分割して竪形単列目板19に替え、該竪形
単列目板19に締付金具を適用して、二列締付式(第4
図)や−列締付式(第5図)にすることもできる。
また、接合面8,9は、該両接合面8,9を接合してな
る波形壁部の厚さがWに9適するように、それぞれ任意
の厚さに削整成形し接合して差支えない。
さらに、波形耳桟2の接合部10とベルト基帯1の接合
部りとに発生する応力が、近接位置で集中するのを避け
るために、前記ベルト基帯接合部りを波形耳桟接合部1
0から離れた位置へずらされている。
上記の構造によれば、波形耳桟2の接合部10がプーリ
ー外周部において引張力を受けるとき、接合部10が引
張力の加わる方向に対し傾斜しているので、接合部10
に生じる応力はその傾斜角度に沿った剪断応力と接合面
8,9に正対する引張応力とに分割される。
しかも接合部10が広く成形されているので、前記応力
が拡散されるとともに、高い接着強度が維持され、さら
に、接合部10は該接合部100両外側面12,12に
装着された目板13,13と締付金具18とにより締付
固定されその接合面8,9が強く押圧されているので、
屈曲疲労その他の外力により剥離や裂開を生じることは
未然に防止されることになる。
本考案は上記のように構成し、特に目板を波形耳桟の接
合部に適用して該接合部の強度を高めたから、波形耳桟
の接合部における応力集中が分散されて該接合部の剥離
、裂開を解消し、作業能率を向上せしめるとともに、構
造が簡単でしかも低コストで実施しうるという実用上の
優れた効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は波形耳桟付
コンベヤベルトの一部拡大平面図、第2図は第1図の■
−■線における側面図、第3図は第1図の■−川用にお
ける側面図、第4図は波形耳桟付コンベヤベルトの接合
端部の斜視図、第5図および第6図は目板、締付金具に
よる接合部締付構造の変形例を示す平面図、第1図は波
形耳桟の接合面の成形要領を示す平面図、第8図は波形
耳桟付コンベヤベルトの従来例を示す正面図、第9図は
第8図の■−■線における拡大断面図、第10図は第9
図のX−X線における拡大平面図である。 1・・・・・・ベルト基帯、2・・・・・・波形耳桟、
6・・・・・・波形壁部、I・・・・・・平坦部、8,
9・・・・・・接合面、10・・・・・・波形耳桟接合
部、12・・・・・・外側面、13・・・・・・目板、
15・・・・・・透孔、18・・・・・・締付金具、L
・・・・・・ベルト基帯接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルト基帯の左右側縁部に波形耳桟をそれぞれ立設し、
    該ベルト基帯および波形耳桟の長手方向の一端部と他端
    部とを接合してエンドレス状に形成された波形耳棧付コ
    ンベヤベルトにおいて、前記ベルト基帯の接合部と、前
    記波形耳桟の接合部とが互いに長手方向にずれ、前記波
    形耳桟の接合部が、波形耳桟の一端部と他端部とに、彎
    曲部と平坦部とが交互に配列されてなる波形壁部の該平
    坦部に沿った接合面をそれぞれ形成し、該両接合面を相
    対せしめて接合して構成され、その接合部の両針側面に
    、金属板等でなる目板がそれぞれ装着され、該両目板と
    前記波形壁部との積層部に透孔が穿設され、該透孔に締
    付金具を適用して前記接合部が締付固定されたことを特
    徴とする波形耳棧付コンベヤベルトの接合構造。
JP11190879U 1979-08-13 1979-08-13 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造 Expired JPS5820574Y2 (ja)

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JP11190879U JPS5820574Y2 (ja) 1979-08-13 1979-08-13 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造

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JPS5629010U JPS5629010U (ja) 1981-03-19
JPS5820574Y2 true JPS5820574Y2 (ja) 1983-04-28

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JP11190879U Expired JPS5820574Y2 (ja) 1979-08-13 1979-08-13 波形耳桟付コンベヤベルトの接合構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9340358B2 (en) * 2011-05-19 2016-05-17 Barbara Anne Finatzer Conveyor belt section

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JPS5629010U (ja) 1981-03-19

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