JPS6243799Y2 - - Google Patents

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JPS6243799Y2
JPS6243799Y2 JP1980026099U JP2609980U JPS6243799Y2 JP S6243799 Y2 JPS6243799 Y2 JP S6243799Y2 JP 1980026099 U JP1980026099 U JP 1980026099U JP 2609980 U JP2609980 U JP 2609980U JP S6243799 Y2 JPS6243799 Y2 JP S6243799Y2
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vertical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印刷機において隣接する印刷ユニツト
のフレームおよびベツドを接合する接合構造に関
するものである。
輪転印刷機は、印刷色数によつて単色機と2色
刷以上の多色機とに分類されてそれぞれ色数だけ
の印刷ユニツトを備えており、さらにこの印刷ユ
ニツトの他に番号印刷等特殊な印刷ユニツトを付
設したものが知られている。そして、これらの印
刷ユニツトは、一般に床上に据付けられるベツド
とその左右両端部に接合立設された一対のフレー
ムとからなるフレームユニツトを備えており、多
色機において隣接する印刷ユニツトのフレームお
よびベツドを接合する構造は従来次のように構成
されている。すなわち、2色機では、あらかじめ
各印刷ユニツトごとにフレームとベツドとを上下
に接合しておきこれをさらに前後に接合する構造
がとられており、また4色機では、2色分の長さ
を有するフレームとベツドとを上下に接合して2
色分のフレームユニツトを作り、これをさらに前
後に接合して4色のフレームユニツトを完成させ
たり、あるいは一色ごとにフレームとベツドとを
接合した4組のフレームユニツトを順次に接合し
たりするなどの構造がとられていた。
第1図は従来における4色機のフレームおよび
ベツドの接合構造を示す概要図であつて、このあ
と、第1図に示す機台側面図の左右方向を前後方
向と呼び、また手前側から紙背側へ向う方向を左
右方向と呼ぶ。図において、各フレームユニツト
1,2,3,4は、それぞれ前後方向に対して同
じ長さの左右フレームとベツド1aと1b、2a
と2b、3aと3b、4aと4bが上下方向に接
合されており、これらのフレームユニツト1〜4
が前後方向に接合されている。
ところが、このような従来における接合構造に
おいては、1aと1b、2aと2bというように
各フレームユニツト1〜4内での左右フレームと
ベツドとの長さが正確に同長でないと、フレーム
ユニツト同士を高精度に接合することが困難であ
り、ことに中央部のフレームユニツト2,3は前
後2面で接合しなければならないので、接合がき
わめて困難であつた。また、フレームユニツト1
〜4の接合に際しては、前後方向のみならず、上
下方向すなわち機台全体のレベルや、左右方向す
なわち機台全体の通りを高精度に出すことを要求
されるので、従来の構造では接合がきわめて困難
で長時間を要するものであつた。また、たとえ各
フレームとベツドが正確に加工されていても、1
aと1bというようにフレームユニツト内での左
右フレームとベツドとの前後方向の接合精度が悪
いと、長さが異なる場合と同じ結果になるので、
フレームとベツドとの接合に際しても高精度が要
求される。
このように、機械の性能上きわめて高精度を必
要とする印刷機においては、フレームユニツトの
加工と組立のために高度な熟練度と多くの労力お
よび時間を必要とするので、その接合構造の改良
が望まれていた。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、ベツド側に基準垂直面を設けてフレームとベ
ツドとの接合時における基準面とし、基準水平面
を設けてフレームユニツトを前後方向に接合する
ときの基準面とするごとく構成するとともに、各
フレームユニツトの結合時において前後に隣接す
るベツド間にすき間が形成されてベツド同士が当
接しないように構成することにより、各フレーム
ユニツトにおけるフレームとベツドとの接合なら
びにフレームユニツト間の接合を容易かつ高精度
で行なうことを可能ならしめた印刷機におけるフ
レームおよびベツドの接合構造を提供するもので
ある。
以下、その構造等を図に示す実施例により詳細
に説明する。
本実施例は本考案を4色刷輪転印刷機に実施し
た例を示し、第2図は全体の接合構造を示す概要
側面図、第3図は接合構造の斜視図、第4図はお
なじく側面図、第5図は第4図のAA断面図、第
6図は第4図のBB断面図である。これらの図に
おいて、印刷機10は、印刷色数に相当する印刷
ユニツト11,12,13,14を備えており、
印刷ユニツト11側が入紙側である。そして、そ
れぞれの印刷ユニツト11〜14は、上下に接合
されたフレーム11a,12a,13a,14a
とベツド11b,12b,13b,14bとを備
えている。そこでいまフレームユニツト11にお
けるフレーム11aとベツドとの接合構造、なら
びにフレームユニツト11とフレームユニツト1
2との接合構造を例にとつて本考案の構成を説明
する。先ず、フレームユニツト11のベツド11
bは、床上に据付可能なるごとく平板状に形成さ
れており、その連結側の端部がフレーム11aの
接合垂直面15よりも連結方向へ突出するごとく
その全長をフレーム11aの全長よりも長く形成
されている。また、ベツド11bの左右両端部
は、フレーム11aを接合立設するために一段高
く形成されており、その上面は平滑に仕上げられ
て接合水平面16が形成されている。さらに、こ
の水平接合面16の内端部には、フレーム11a
をこれに沿わせて立設するための支持部材17が
上方へ向つて突設されており、この支持部材17
の端面には、前後方向に対して同位相で平滑に仕
上げられた左右一対の基準垂直面18が形成され
ている。また、前記水平接合面16は、フレーム
11aの接合垂直面15から突出するベツド11
bの突出部11cの上面にまで延設されて基準水
平面19が形成されている。
一方、フレーム11aは、接合垂直面15と下
面との2面が正確に直角をなすごとく仕上げられ
ていて、ベツド11bの接合水平面16上にボル
ト20で締結されて接合立設されており、前記支
持部材17にボルト21で締結されている。そし
て、このベツド11bに対するフレーム11の接
合に際しては、フレーム11aの左右の接合垂直
面15が基準垂直面18とそれぞれ同一平面とな
るようにして接合されている。
このように構成されたフレームユニツト11と
連結する他方のフレームユニツト12は、ベツド
12bの全長をフレーム12aの全長よりもわず
かに短かく形成されているとともに、フレーム1
2aのフレームユニツト11へ連結する側の端部
がベツド12bから連結方向へ向つて突出されて
おり、この突出部12cの寸法は、前記ベツド1
1bの突出部11cの寸法よりもやや長く形成さ
れている。その他は、フレームユニツト11と同
じ構成であり、フレーム12aの突出部12c下
面は、ベツド12bとの接合面に延在するごとく
平滑に仕上げられている。
以上、フレームユニツト11と12についてそ
の構成を説明したが、第2図に示すごとく、フレ
ームユニツト13は、フレームユニツト12と全
く同じ構成であり、またフレームユニツト14
は、ベツド14bがフレーム14aよりも短かく
形成され、かつ外側端面14cが揃えられている
他は、上下の接合部および隣接するフレームユニ
ツト13との接合部を他のフレームユニツト1
2,13と全く同様に構成されている。
以上のごとく構成されたフレームとベツドとの
接合動作ならびにフレームユニツト間の接合動作
とをフレームユニツト11と12とを例にとつて
説明する。先ずベツド11b上に左右のフレーム
11aを立て、ボルト20,21を仮締めしたの
ち、フレーム11aの接合垂直面15を基準垂直
面18と同一平面になるように合わせてボルト2
0,21を締めると、フレーム11aが支持部材
17に沿つて立設されるとともに、左右の接合垂
直面15が正確に同一平面となる。これと同様に
フレーム12aとベツド12bとを上下に接合し
てフレームユニツト12を形成し、そのフレーム
12aの突出部12c下面をフレームユニツト1
1の基準水平面19上に載置する。そして、両方
のフレームユニツト11,12の接合垂直面15
を接合することによつて両フレームユニツト1
1,12の連結が完了する。
このようなフレームユニツト11,12の連結
においては、フレーム12aの突出部12cの長
さが、ベツド11bの突出部11cの長さよりも
わずかに長く形成されていることにより、連結
後、両方のベツド11bと12bとの間に第2図
に符号tで示す間隙ができ、たとえベツド11b
の全長寸法の精度が低くても、両ベツド11b,
12bの間隙が変化したりあるいはフレーム11
aとベツド11bとの入紙側端面がわずかに揃わ
ないだけであつて、実質的に何ら問題がない。ま
た、基準水平面19を設けることにより、この上
にフレーム12aの突出部12cを載置するだけ
で両フレームユニツト11,12のレベルが正確
に出されるので、連結がきわめて容易である。こ
のあと、同様にして接合の完了したフレームユニ
ツト13および14を、上記と同様にフレームユ
ニツト12と連結することによつて印刷機のフレ
ームとベツドの接合が完了する。
第7図は本考案の他の実施例を第3図に対応し
て示す斜視図であつて、本実施例においては、両
方の支持部材17のうちの片方の支持部材17
が、その高さのほぼ半分を基準水平面11c上に
延設されており、その外側面には、基準水平面1
1cと直交し支持部材17の外側仕上面に延在す
る基準接合面22が形成されている。また、他方
のフレームユニツト12のフレーム12a内面に
は、ベツド12bの支持部材17との接合面に延
在する仕上面が形成されている。そしてフレーム
12aと基準接合面22には、それぞれ透孔23
とこれに対応するねじ孔24が穿設されている。
その他は前記実施例と全く同じである。
こうすることによつて、フレームユニツト11
と12とを連結するときに、この基準接合面22
とフレーム12aの内面とを接合してボルトを透
孔23からねじ孔24へ螺入することにより、フ
レームユニツト11と12との左右方向の通りを
容易かつ正確に出すことができる。また、フレー
ムユニツト12の排紙側およびフレームユニツト
13の排紙側にも同様に基準接合面が設けられて
いるので、これを基準にして接合を行なえば、フ
レームユニツト11から14に至る左右方向の通
りを容易かつ正確に出すことができる。
なお、前記各実施例においては、本考案を4色
刷輪転印刷機に実施したが、2色刷以上の印刷機
であれば、いかなる印刷機にも実施することがで
きる。
以上の説明により明らかなごとく、本考案によ
れば、印刷機におけるフレームおよびベツドの接
合構造において、各フレームユニツトのベツド
に、フレームとベツドとを接合するときに左右の
フレームの接合垂直面を同一平面とする基準とな
る垂直基準面を設け、また、隣接するフレームユ
ニツトを連結するときに基準となる水平基準面を
設けることにより、左右フレームの接合垂直面を
垂直基準面と合わせるだけの簡単な動作によつて
左右のフレームをベツドに対して正確に接合する
ことができ、かつフレームの下面を基準水平面上
に載置して締結するだけの簡単な動作によつて各
フレームユニツトの水平方向の通りを出すことが
できるので、フレームとベツドとの接合ならびに
フレームユニツトの連結をきわめて容易かつ高精
度で行なうことができ、従来と比べて作業能率が
著しく向上する。また、接合においては、前後に
隣接するベツド間にすき間が形成されるようにフ
レームおよびベツドの長さを設定したことによ
り、ベツドの全長寸法の精度を必要とせず、フレ
ームの全長寸法の精度のみがフレームユニツトの
連結精度となるので、加工工数と組立工数を著し
く節減することができる。さらに、機台中心線に
平行する基準接合面を設けることにより、フレー
ムユニツトの左右方向の通りを容易かつ正確に出
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における4色刷印刷機のフレーム
およびベツドの接合構造を示す概要図、第2図な
いし第7図は本考案に係る印刷機におけるフレー
ムおよびベツドの接合構造を示し、第2図は接合
構造の全体を示す印刷機の概要側面図、第3図は
接合構造の斜視図、第4図はおなじく側面図、第
5図は第4図のAA断面図、第6図は第4図のBB
断面図、第7図は本考案の他の実施例を第3図と
対応して示す斜視図である。 11,12,13,14……フレームユニツ
ト、11a,12a,13a,14a……フレー
ム、11b,12b,13b,14b……ベツ
ド、11c……突出部、15……接合垂直面、1
8……基準垂直面、19……基準面、t……ベツ
ド間のすき間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツドの上面に左右のフレームを立設してなる
    複数個のフレームユニツトを相対向する垂直面を
    接合して前後方向に連結する構造を備えた印刷機
    において、前記ベツドと左右のフレームとの接合
    時にフレームの前記接合垂直面を前後方向に揃え
    る基準となる基準垂直面をベツド側に設けるとと
    もに、連結する片方のフレームユニツトのベツド
    をフレームの接合垂直面よりも連結方向に突出さ
    せてこの突出部の上面に他方のフレームユニツト
    のフレームを載置して接合する基準水平面を設
    け、この水平接合と前記垂直接合とによつてフレ
    ームユニツトを連結するごとく構成するととも
    に、前記フレームユニツトの連結時に前後に隣接
    する前記ベツド間にすき間が形成されるように前
    記フレームおよびベツドの長さを設定したことを
    特徴とする印刷機におけるフレームおよびベツド
    の接合構造。
JP1980026099U 1980-02-28 1980-02-28 Expired JPS6243799Y2 (ja)

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JP1980026099U JPS6243799Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28

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JP1980026099U JPS6243799Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28

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JPS56128238U JPS56128238U (ja) 1981-09-29
JPS6243799Y2 true JPS6243799Y2 (ja) 1987-11-16

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ID=29622112

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1248066B (de) * 1965-02-08 1967-08-24 Planeta Veb Druckmasch Werke Einrichtung an Mehrfarben-Rotationsdruck-maschinen zum passgerechten Verbinden von Druckwerken
JPS4413762Y1 (ja) * 1965-12-13 1969-06-10
JPS5260707A (en) * 1975-11-05 1977-05-19 Hamada Printing Press Apparatus for additional printing during course of paper delivery except for printing by offset printing main unit

Patent Citations (3)

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JPS56128238U (ja) 1981-09-29

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