JPH0354835Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354835Y2 JPH0354835Y2 JP4793985U JP4793985U JPH0354835Y2 JP H0354835 Y2 JPH0354835 Y2 JP H0354835Y2 JP 4793985 U JP4793985 U JP 4793985U JP 4793985 U JP4793985 U JP 4793985U JP H0354835 Y2 JPH0354835 Y2 JP H0354835Y2
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- JP
- Japan
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- wooden
- model
- centering
- plate
- box
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Forging (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、型鍛造用金型等を製造するための自
動倣い機用木型モデルの位置決め・芯出しを容易
にする木型モデルの構造に関するものである。
動倣い機用木型モデルの位置決め・芯出しを容易
にする木型モデルの構造に関するものである。
(従来の技術と、考案が解決しようとする問題
点) 従来、木型モデルは、分厚い木製板を用い、基
準板に合わせて芯出しをし、金型用材とその位置
関係を決定し、型彫りを行つている。しかし、モ
デル用木製板は、ラワン材等軟質材が使用される
ので、モデルとして使用中に経時変化を起こし
て、平面度、直角度も狂つて来てしまうし、それ
もモデル毎に製造季節による変化量にもバラツキ
を生じ位置決め・芯出しがむづかしく時間がかか
るか、平面度、又は、直角度が狂つたまま位置決
めされたモデルを基準にして型彫され、得られた
不良金型で鍛造した場合、上型と下型とがズレた
不良製造品しかえられない欠点がある。
点) 従来、木型モデルは、分厚い木製板を用い、基
準板に合わせて芯出しをし、金型用材とその位置
関係を決定し、型彫りを行つている。しかし、モ
デル用木製板は、ラワン材等軟質材が使用される
ので、モデルとして使用中に経時変化を起こし
て、平面度、直角度も狂つて来てしまうし、それ
もモデル毎に製造季節による変化量にもバラツキ
を生じ位置決め・芯出しがむづかしく時間がかか
るか、平面度、又は、直角度が狂つたまま位置決
めされたモデルを基準にして型彫され、得られた
不良金型で鍛造した場合、上型と下型とがズレた
不良製造品しかえられない欠点がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記欠点を解決ためになされた木型
モデルの構造に関するもので、その要旨とすると
ころは自動倣い機用木型モデルにおいて、薄い木
型モデルとこの裏面にこれを補強するために設け
られた、これ以下の大きさの合成樹脂板と、木型
取り付け用の基準板に整合する側面を有する金属
板と、これらを連結して一体化し、芯出しを省略
できるようにしたことを特徴とする木型モデルの
構造である。
モデルの構造に関するもので、その要旨とすると
ころは自動倣い機用木型モデルにおいて、薄い木
型モデルとこの裏面にこれを補強するために設け
られた、これ以下の大きさの合成樹脂板と、木型
取り付け用の基準板に整合する側面を有する金属
板と、これらを連結して一体化し、芯出しを省略
できるようにしたことを特徴とする木型モデルの
構造である。
(作用及び効果)
金属製板を基準板に整合することによつて、金
属製板の位置決め・芯出しが容易にできる。例え
ば、アルミニウム、チタン、又はこれらの合金等
を母材とする金属製板のため、変形が少なく経時
変化もない。従つて、平面度、直角度等は製造時
から程がたつても、狂つて来ることがない。又、
薄い木型であるため、歪防止と補強用にベークラ
イト等を母材とする合成樹脂製板を取り付ける。
従つて、木型が歪もうとしても、歪みの少ない合
成樹脂板により規制されて狂いが制約されるし、
薄くても強度の高いベークライト板等で裏打ちさ
れているので、破損の危険もないものである。
又、前記木型モデルは、合成樹脂製板と金属製板
とで必要な厚さが得られるし、これら三者がノツ
クピン等でズレのない積層一体化が図れるので、
金属製板を基準板に整合させることにより位置決
め及び芯出しが、自動的に行える。従つて、経時
性、季節性等の要因で芯出しが左右されることな
く、熟練者でなくても容易に位置決め及び芯出し
ができる。従つて、これを利用して型彫りされた
金型で鍛造された製品も上・下型のズレ又は肉厚
不足等による不良は生じない。
属製板の位置決め・芯出しが容易にできる。例え
ば、アルミニウム、チタン、又はこれらの合金等
を母材とする金属製板のため、変形が少なく経時
変化もない。従つて、平面度、直角度等は製造時
から程がたつても、狂つて来ることがない。又、
薄い木型であるため、歪防止と補強用にベークラ
イト等を母材とする合成樹脂製板を取り付ける。
従つて、木型が歪もうとしても、歪みの少ない合
成樹脂板により規制されて狂いが制約されるし、
薄くても強度の高いベークライト板等で裏打ちさ
れているので、破損の危険もないものである。
又、前記木型モデルは、合成樹脂製板と金属製板
とで必要な厚さが得られるし、これら三者がノツ
クピン等でズレのない積層一体化が図れるので、
金属製板を基準板に整合させることにより位置決
め及び芯出しが、自動的に行える。従つて、経時
性、季節性等の要因で芯出しが左右されることな
く、熟練者でなくても容易に位置決め及び芯出し
ができる。従つて、これを利用して型彫りされた
金型で鍛造された製品も上・下型のズレ又は肉厚
不足等による不良は生じない。
本考案の木型モデルの構造は、上述の如く型彫
り強いては型鍛造に極めて有益なもので、実用上
有用なものである。
り強いては型鍛造に極めて有益なもので、実用上
有用なものである。
本考案は、下記実施例に限定されることなく、
本願登録請求の範囲に記載の要旨に反しない限
り、附加変更をなし得るものであつて、例えば、
ベークライト板3は、アルミ箱1の内側に嵌合す
る大きさとし、木型5がアルミ箱1とボルト6で
固定することも、金属製板はチタン合金箱(側壁
だけからなる箱)とすることも、合成樹脂製板3
は、上側(木型側)と木型と同じサイズとし、下
側(金属板側)は金属箱内壁に嵌合するサイズと
することも、本願考案に含まれるし、又金属板
は、必ずしも直角を有するものでなくても、基準
板が湾曲したものであるときは、これに整合する
ものであつて、位置決め・芯出しができれば足り
る。
本願登録請求の範囲に記載の要旨に反しない限
り、附加変更をなし得るものであつて、例えば、
ベークライト板3は、アルミ箱1の内側に嵌合す
る大きさとし、木型5がアルミ箱1とボルト6で
固定することも、金属製板はチタン合金箱(側壁
だけからなる箱)とすることも、合成樹脂製板3
は、上側(木型側)と木型と同じサイズとし、下
側(金属板側)は金属箱内壁に嵌合するサイズと
することも、本願考案に含まれるし、又金属板
は、必ずしも直角を有するものでなくても、基準
板が湾曲したものであるときは、これに整合する
ものであつて、位置決め・芯出しができれば足り
る。
(実施例)
次に、本考案の1実施例をその図面に基づいて
説明する。第1図は、本考案の1実施例の構造説
明用斜視図である。1は、幅250mm×奥行き150mm
×高さ70mmの外形を有するアルミニウム製の木型
芯出し用箱である。内側が空洞にされているの
は、軽量化、省資源化、低コスト化のためであ
る。2は、該アルミ製木型芯出し用箱1の上面に
突出して設けられた、φ10mmのノツクピンであ
る。3は、厚さが15mmの箱1と同じサイズのベー
クライト製の板であつて、前記ノツクピン2が挿
入されて箱1と係合一体化される穴4が設けられ
ている。5は、木型で厚さが100mmの箱1と同サ
イズである。6は、ボルトであつて木型5、ベー
クライト3及び箱1を各明けられたボルト穴7を
介して、三者を一体化する。
説明する。第1図は、本考案の1実施例の構造説
明用斜視図である。1は、幅250mm×奥行き150mm
×高さ70mmの外形を有するアルミニウム製の木型
芯出し用箱である。内側が空洞にされているの
は、軽量化、省資源化、低コスト化のためであ
る。2は、該アルミ製木型芯出し用箱1の上面に
突出して設けられた、φ10mmのノツクピンであ
る。3は、厚さが15mmの箱1と同じサイズのベー
クライト製の板であつて、前記ノツクピン2が挿
入されて箱1と係合一体化される穴4が設けられ
ている。5は、木型で厚さが100mmの箱1と同サ
イズである。6は、ボルトであつて木型5、ベー
クライト3及び箱1を各明けられたボルト穴7を
介して、三者を一体化する。
この三者の木型モデルは、従来の(製造後2ヶ
月半後の)木型だけのモデルと比較して、平面度
が1/100であり、従来の木型だけのモデルの柾目
幅が5mmの場合、直角度と比較して約1/100であ
りいずれもその精度が抜群によいことがわかつ
た。
月半後の)木型だけのモデルと比較して、平面度
が1/100であり、従来の木型だけのモデルの柾目
幅が5mmの場合、直角度と比較して約1/100であ
りいずれもその精度が抜群によいことがわかつ
た。
上記三層の木型モデルを第2図の基準板8に整
合して固定することにより、位置決め・芯出しが
自動的に行われ、これに対応する金型用材9も、
基準板10に整合させて固定するだけで、対応し
た芯出しが行われ正確な型彫りが行えるものであ
る。
合して固定することにより、位置決め・芯出しが
自動的に行われ、これに対応する金型用材9も、
基準板10に整合させて固定するだけで、対応し
た芯出しが行われ正確な型彫りが行えるものであ
る。
図面は、本考案の1実施例にして、第1図はそ
の構造説明用斜視図、第2図は自動倣い機用木型
モデルの説明用平面図である。 1:アルミ製木型芯出し用箱、2:ノツクピ
ン、3:ベークライト板、4:ピン用穴、5:木
型、6:ボルト、7:ボルト用穴、8,10:基
準板、9:金型用材。
の構造説明用斜視図、第2図は自動倣い機用木型
モデルの説明用平面図である。 1:アルミ製木型芯出し用箱、2:ノツクピ
ン、3:ベークライト板、4:ピン用穴、5:木
型、6:ボルト、7:ボルト用穴、8,10:基
準板、9:金型用材。
Claims (1)
- 自動倣い機用木型モデルにおいて、薄い木型モ
デルと、この裏面にこれを補強するために設けら
れたこれ以下の大きさの合成樹脂板と、木型取り
付け用の基準板に整合する側面を有する金属板
と、これらを連結して一体化し、芯出しを省略で
きるようにしたことを特徴とする木型モデルの構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4793985U JPH0354835Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4793985U JPH0354835Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162343U JPS61162343U (ja) | 1986-10-08 |
JPH0354835Y2 true JPH0354835Y2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=30563722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4793985U Expired JPH0354835Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354835Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP4793985U patent/JPH0354835Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61162343U (ja) | 1986-10-08 |
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