JPS6243700A - 音声処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 音声データを格納したメモリ部から複数の音声合成器へ
音声データを転送する場合に、音声データのアドレスと
転送量を指示すると同時に、音声合成器に起動を指示し
、音声合成器の最初の音声データ取り込み時間を短縮す
る。

〔産業上の利用分野〕

音声処理装置に係り、音声データを格納したメモリ部か
ら音声合成器への音声データの転送に関するものである
。

音声を量子化し、ディジタル量に変換して、著しく進歩
した情報処理技術を駆使して、音声を多角的に処理する
方式が発達してきた。

例えば、音声応答はその１つの成果でありで、音声要素
をメモリに格納し、そのデータを再び取り出して合成し
音声に再生する。

即ち、従来の録音機に音声をアナログ量で記録し、アナ
ログ量で再生する方法に代わって、ディジタル量で処理
する。

このため、大容量のメモリに集中して音声データを格納
し、そのメモリ部からバス線を介して多数の音声合成器
を接続して、時分割で音声データを読み出して処理する
場合に、メモリに接続する音声合成器が多くなると、バ
ス線を経由する逐一処理では、メモリアクセスのための
時間が問題ニなり、合成音声が不自然になる。

そのため、特に音声合成起動時に、メモリから音声デー
タを読み出して転送する時間を短縮する方式が要望され
ている。

〔従来の技術〕

第２図は従来の装置のブロック図を示す。

１はメモリ部であって、量子化され、ディジタル化され
た音声データが格納されている。

制御部２はメモリ部１に格納された所要の音声データの
アドレスと転送バイトＩとを指示し、直接メモリアクセ
ス方式（ＤＭＡ方式）でデータバス線３を時分割して利
用し、各音声合成器４は指示された音声データを取り込
む。

音声合成器４は音声データを取り込んで音声合成し、音
声はスピーカ５がら放出される。

このように取り込んだ音声データの処理が終われば、制
御部２は次のアドレスと転送バイトａをメモリ部１に指
示する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

制御部２が複数の音声合成器４に音声データを格納した
１つのメモリ部１がら音声データを１つのデータバス線
３を介して送り込むので、音声データは逐一メモリアク
セスし、データ転送するので、それぞれの音声合成器４
に直ちに音声データを送り込むことが困難な場合があり
、データバス線３に接続される音声合成器４の台数が多
くなるほど著しくなる。

従って、音声合成器４は、音声データを断続的に取り込
むことになり、極端な場合には音声を形成できなくなる
。

特に音声処理の開始時においては、音声合成器４に送り
込む音声データの送出要求が重複するので、音声処理の
立ち上がり後れが際立つことになる。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 第１図の本発明の音声処理装置の実施例に示すように、
１は音声データを格納したメモリ部、２はＤＭＡ方式で
メモリアクセスする制御部、４は音声合成器、５はスピ
ーカ、６はバッファメモリで、メモリ部、音声合成器、
バッファメモリは音声データを転送するデータバス線３
で接続され、制御部２は各部に制御線で接続されるよう
構成されている。

〔作用〕

制御部２は音声合成器４にメモリ部１に格納された音声
データのアドレスと転送バイト量を指示し、音声合成器
４はメモリ部１がら音声データを取り込んで処理する。

制御部２はメモリ部ｌから所要の音声データをバッファ
メモリ６に書き込む指示と同時に、音声合成器４に処理
の起動を指示する。

従って、音声合成器４は所要の音声データを速やかにへ
ソファメモリ６から取り込むことができる。

バッファメモリ６は記憶容量は少ないが読み出し時間が
短く、音声合成器４の要求に直ちに応じることができる
。

そして、次に読み出される音声データは、上記同様に制
御部２がメモリ部１の音声データをバッファメモリ６に
転送しておく。

このような手順が他の音声合成８４について時分割で指
示され、実行される。

また、読み出された分は制御部２が音声合成器４の処理
状況を監視しつつ、音声データをメモリ部１から読み出
してバッファメモリ６に格納してゆくが、通常の音声の
場合は、発声休止時間がかなりあって、処理開始時を除
けば、バッファメモリ６は時間的な余裕をもつことがで
きることになる。

〔実施例〕

第１図は本発明の音声処理装置の一実施例のブロック図
である。

音声合成器４が１６台までの音声処理装置を具体的に説
明すると、メモリ部ｌは例えば１６メガバイトのＬＳＩ
のランダムアクセスメモリで構成され、制御部２はメモ
リ部１に読み出し開始アドレスと読み出しバイト量の指
示につづいて音声合成器４に起動を指示する。

メモリ部ｌから所要データが読み出されバッファメモリ
６に格納されるが、音声合成器４がバッファメモリ６に
データを取り出しにきた時には、音声データは用意され
ており、メモリ部１からアクセスするような時間の遅延
は生じない。

バッファメモリは６４バイトで音声合成器４で、この音
声データが処理されている間に、制御部２は次に処理さ
れる音声データをバッファメモリ６に格納する。

従って、起動時の音声の立ち上がりに時間遅延がてなく
なり、且つその後は時間遅延がない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、音声合成器の
起動時の時間遅延がなくなり、円滑な音声合成を行うこ
とができ、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の音声処理装置の実施例のブロック図、 第２図は従来例のブロック図である。 図において、 １はメモリ部、　　　　２は制御部、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音声データを格納するメモリ部（１）と、 該メモリ部（１）の読み出しデータを一時記憶するバッ
   ファメモリ（６）と、 前記音声データを音声に変換する複数の音声合成器（４
   ）と、 上記３者を接続するデータバス線（３）と、制御部（２
   ）とからなり、 該制御部（２）が前記メモリ部（１）の所要の音声デー
   タを前記バッファメモリ（５）に格納を指示すると同時
   に、前記各音声合成器（４）に動作開始を指示すること
   を特徴とする音声処理装置。