JPS6243689Y2 - - Google Patents

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JPS6243689Y2
JPS6243689Y2 JP3090879U JP3090879U JPS6243689Y2 JP S6243689 Y2 JPS6243689 Y2 JP S6243689Y2 JP 3090879 U JP3090879 U JP 3090879U JP 3090879 U JP3090879 U JP 3090879U JP S6243689 Y2 JPS6243689 Y2 JP S6243689Y2
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gutter
pair
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cutting jig
rising
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JP3090879U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は樋切断用治具に関する。
従来から樋(軒樋、たて樋)の切断には金ばさ
み、金鋸の使用が一般的である。
通常、樋の接続には継手を用いるため、その切
口は樋の長手方向に対し直角にかならずしも切断
されていなくてもさして問題視されることは少な
かつた。しかし近時変形敷地との調和のとれた変
形屋根あるいは喫茶店、ブチツクなどその独自性
を強調することを意図した変形屋根などの出現に
より、屋根の周縁部に付設される樋の接続交叉角
度も種々変化し、規格化された継手のみにては施
工現場にて即時に対応することができず、その都
度、現場に合致した交叉角度の曲りを製作しなけ
ればならないケースが多々発生し、その折、樋の
端部に正確な斜切角度と直線状の美しい切口の仕
上げが強く要求される。従来このような場合、目
測にて樋の切断を行い、つき合せ、切断を繰り返
えし、所望の交叉角端面を有する樋の製作を行つ
ているためその作業には非常な手数と熟練とを要
し、作業能率を低下せしめる一因となつていた。
この考案は1対の立上り壁間に該壁より背はや
や低目で、かつ樋の形状に合致して、これに嵌合
しうる樋支承用中子を配し、前記両壁には該両壁
と中子を横切る一直線上に位置する少なくとも1
本のガイド溝を、前記支承用中子には同直線部を
含む鋸道用切込みをそれぞれ形成せしめ、かつ前
記ガイド溝及び鋸道用切込みは樋支承用中子の底
部より、より深く形成されていることを特徴とし
た樋切断用治具を提供することを目的とし、この
治具を用いての樋の鋸びきにより樋の端部に手軽
な所望角度の切断端面を仕上げ、爾後の、この切
断端部のつき合せによる接着溶着等を容易なもの
とする樋切断用治具を提供するもので、つぎにこ
の考案にかかる樋切断用治具の数種の具体例を図
面を用いて説明する。
まず第1図に例示する樋切断用治具につき、1
は治具本体で、その底基部2の前後には1対の立
上り壁3,3が、またこの立上り壁3,3間には
下向きの、該壁3より背は低目とした被切断樋イ
が嵌合する外形を有する樋支承用中子4が隆出
し、1対の立上り壁3,3および樋支承用中子4
を横切る一直線上位置に両壁3,3には縦方向の
ガイド溝5,5が、中子4には鋸道用切込み6を
1組として、これら数組の各組毎にその傾斜角の
相違するガイド溝5,5および鋸道用切込み6が
形成され、治具本体1の左右両端部には樋支承用
中子4に対向して、第1図の場合は立上り壁3,
3の内面に、樋支承用中子4上に嵌合された被切
断樋イの両縁部に付設された耳部ロ,ロと係合
し、樋の安定化を目的とした複数個の係止爪7,
7が突設されている。なお樋切断用治具上での鋸
歯の挿入および爾後の切断作業を容易なものとす
るため両立上り壁3,3は樋支承用中子4よりや
や背高に形成され、さらに樋の完全切断を目的と
して立上り壁3,3のガイド溝5,5と樋支承用
中子4の鋸道用切込み6は樋支承用中子4の底部
より、より深く切り込まれている。第8図に示す
ものは第1図に例示する樋切断用治具の一変形で
上向きの状態をもつて樋をセツトせしめる樋切断
用治具で、1対の立上り壁3,3間にある樋支承
用中子4は立上り壁3より背は低目で、かつ樋の
形状に合致せしめ、樋が嵌合しうる凹状を呈し、
立上り壁3,3上のガイド溝5,5と樋支承用中
子4の鋸道用切込み6は連続し、各溝群は同じく
各組毎にその傾斜角を異にし、立上り壁3の内面
には同様樋係止爪7,7が突設されている。本樋
切断用治具を用いることにより軒樋は勿論筒状の
たて樋の切断も行うことができるメリツトがあ
る。
第9図に示す樋切断用治具は第1図に例示した
治具の立上り壁3,3に形成されたガイド溝5群
中の両側部に位置するガイド溝の範囲内にあつて
樋支承用中子4の、鋸道用切込み6を拡張せしめ
たもので、結果において治具本体1の両端部に左
右1対の樋支承用中子4,4を隆出せしめた形状
のものである。
第11図,第12図に例示する樋切断用治具は
先の第9図に示す治具の変形であつて治具本体1
の左右両端部に隆出せしめた1対の樋支承用中子
4,4を治具本体1より着脱自在としたもので、
その一具体的装着法は1対の立上り壁3,3と底
基部2の内面に形設した嵌合溝8内に樋支承用中
子4の両側に付設せしめた腕木4′,4′と樋支承
用中子の底部を嵌め込むことにより樋支承用中子
4を固定せしめるもので、この折樋係合用の係止
爪7,7は樋支承用中子の腕木4′,4′の内側に
突設せしめる。
なお第12図に示す樋切断用治具は第11図の
治具と樋支承用中子の外形を異にするもので角形
軒樋の切断用として用いられる。
第15図に示す樋切断用治具は先の第11図及
び第12図に示す治具の変形で、一側の立上り壁
3上のガイド溝5aを一本に限定せしめたもの
で、他側の立上り壁3上の複数本のガイド溝5群
とそれぞれ対応しうるようガイド溝5内に挿入さ
れる鋸の自然な、かつ広範囲の傾斜角を選択でき
るよう、1本のガイド溝5aはその端面形状を三
角形に形成されている。
第17図に示す樋切断用治具は先の第15図に
示す治具の変形で1本の端面三角形のガイド溝5
aを形成した立上り壁3と対応する他側の立上り
壁3は、その壁の一部を前記片側立上り壁3と平
行に移動する可動立上り壁3aをもつて構成し、
該可動立上り壁3aには同じく端面三角形のガイ
ド溝5aが設けられている。
ここで可動立上り壁3aの具体的な一取付法を
例示すると可動立上り壁3aの移動範囲内にはそ
の底部に一本の案内杆9が横架され、この案内杆
9にて下端部を貫通せられた可動立上り壁は治具
本体1の底基部2と同一面上に位置する下端水平
脚座10の先端の凸子11を底基部2の段部全長
に亘つて形成された擢動溝12に嵌めこんで安定
性に富んだ可動立上り壁3aの取付けと共に、底
基部2面および可動立上り壁3aの水平脚座面に
は可動立上り壁3aの移動幅を制御し、所望する
傾斜角度を求めうる目盛13および14がそれぞ
れ付設されている。
なお15は可動立上り壁3aの背部にあつて該
可動立上り壁3aの定位置固着を目的とし、その
先端を前記案内杆9に当接せしめるよう構成され
た蝶ねじである。
この考案に係る樋切断用治具の具体的例示構成
は以上詳述したとおりであり、具体的樋の切断作
業を第7図をその代表として説明すると、樋支承
用中子4上に軒樋イを下向き状に嵌着せしめ、樋
切断用治具の係止爪7,7を樋イの両耳ロ,ロに
それぞれ係合せしめて治具本体1に樋イを装着固
定せしめ、両立上り壁3,3上の一直線上に位置
する所定の一組のガイド溝5,5を選択して鋸ハ
をガイド溝5,5内に挿入し、鋸びき作業を行い
樋の端部に所望する斜切角を持つ樋を製作する。
以上の説明は他の変形樋切断用治具を使用した
第14図及び第19図等の場合にもほぼ適用しう
るもので、その詳述説明は割愛するもいずれの場
合も、樋の切断において所定の角度の切断端面を
正確、かつ美しく得ることができ、精密な切り口
を顕出せしめることにより、爾後の端面つき合せ
による接着溶接作業を確実におこなうことができ
熟練を要することなく、きわめて容易に所望の斜
切角を端面に形成する樋を製作することができ
る。
なお第1図に示す樋切断用治具においては薄手
の樋の場合にも広範囲に亘つて樋支承用中子をも
つて樋を支承しうるため樋の安定性は増し、鋸び
きによる切断作業を容易に行うことができ、また
第8図の場合は軒樋と共に筒状のたて樋の切断に
も利用することができ、また第9図の場合は先の
第1図および第8図に例示する樋切断用治具に比
べ片側立上り壁のガイド溝を1本に集中せしめる
ことにより製作が簡易で全体形状をコンパクトな
ものとすることができ、また第11図および第1
2図の場合は樋切断用治具の樋支承用中子の取替
えにより形状のことなる樋の切断に一つの治具本
体をもつて対処することができ、又1対の樋支承
用中子をとり去ることにより大口径の筒状のたて
樋の切断も本具をもつて行うことができ、また第
17図の樋切断用治具を用いることにより、可動
立上り壁の移動による位置選択により斜切角の選
択範囲を拡大せしめることができ斜切端面角の多
様性を一器具にて求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る樋切断用治具の斜視
図、第2図は同平面図、第3図は同正面図、第4
図は同左側面図、第5図および第6図はそれぞれ
第4図および第2図のA−A線およびB−B線に
おける切断面図、第7図は第1図に示す樋切断用
治具の使用態様図、第8図および第9図はそれぞ
れ他の実施態様を示す第1図に相当する図、第1
0図は第9図の同平面図、第11図および第12
図は他の実施態様を示す第1図に相当する図(但
し第11図はその分解時のものを示す)、第13
図は第12図の同平面図、第14図は第12図に
示す樋切断用治具の使用態様図、第15図は樋支
承用中子を取除いた治具本体の他の実施態様を示
す第11図および第12図に相当する図、第16
図は樋支承用中子を装着した第15図に示す樋切
断用治具の平面図、第17図および第18図は他
の実施態様を示す第1図に相当する図(但し第1
7図はその分解状態を示す)、第19図は第17
図に示す樋切断用治具の使用態様図である。 図中、1は治具本体、3,3は立上り壁、3a
は可動立上り壁、4は樋支承用中子、5,5はガ
イド溝、5aは端面三角形のガイド溝、6は鋸道
用切込み、7,7は係止爪、8,8は嵌合溝、9
は案内杆、10は下端水平脚座、13,14は目
盛、イは被切断樋、ロ,ロは樋の耳部、ハは鋸を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 1対の立上り壁間に、該壁より背は低目で、
    かつ樋の形状に合致してこれに嵌合しうる樋支
    承用中子を配し、前記両立上り壁には該両壁と
    中子を横切る一直線上に位置する少なくとも1
    本のガイド溝を、前記樋支承用中子には同直線
    部を含む鋸道用切込みをそれぞれ形成せしめ、
    かつ前記ガイド溝及び鋸道用切込みは樋支承用
    中子の底部より深く形成されている樋切断用治
    具。 2 1対の立上り壁及び樋支承用中子にかけて、
    傾斜角が相違し、一直線上に配設された複数組
    のガイド溝及び鋸道用切込みを形成してなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の樋切断用治
    具。 3 1対の立上り壁にはそれぞれ傾斜角が相違
    し、一直線上に配された複数組のガイド溝を形
    成し、中間部に鋸道用切込みを設けた左右両端
    部に1対の樋支承用中子を両壁間に配設せしめ
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の樋
    切断用治具。 4 1対の立上り壁のうち1側立上り壁に1本の
    ガイド溝を、他側立上り壁に、前記ガイド溝と
    結ぶ線によりその傾斜角が相違する複数本のガ
    イド溝群を形成し、かつ中間部に鋸道用切込み
    を設けた左右両端部に1対の樋支承用中子を両
    壁間に配設せしめてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の樋切断用治具。 5 1対の立上り壁のうち1側立上り壁に1本の
    ガイド溝を、他側立上り壁の一部を構成する可
    動立上り壁にも1本のガイド溝をそれぞれ形成
    し、かつ中間部に鋸道用切込みを設けた左右両
    端部に1対の樋支承用中子を両壁間に配設せし
    めてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    樋切断用治具。 6 中間部に鋸道用切込みを設けて左右両端部に
    配された1対の樋支承用中子は治具本体に着脱
    自在に構成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項から第5項のいずれか1項に記載の樋切
    断用治具。 7 1対の立上り壁と樋支承用中子間には被切断
    用樋の耳部と係合する係止爪を突設せしめてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項から第6項の
    いずれか1項に記載の樋切断用治具。 8 立上り壁に1本あて形成されたガイド溝は端
    面形状が三角形である実用新案登録請求の範囲
    第4項又は第5項記載の樋切断用治具。
JP3090879U 1979-03-10 1979-03-10 Expired JPS6243689Y2 (ja)

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JPS55129729U JPS55129729U (ja) 1980-09-13
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH079602Y2 (ja) * 1986-05-22 1995-03-08 株式会社岡田金属工業所 木材切断用補助具
JP5181204B2 (ja) * 2008-02-07 2013-04-10 株式会社アトックス 配管切断用治具及び切断機

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