JPS6243598A - 放射性廃棄物処理設備制御装置 - Google Patents
放射性廃棄物処理設備制御装置Info
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- JPS6243598A JPS6243598A JP18269185A JP18269185A JPS6243598A JP S6243598 A JPS6243598 A JP S6243598A JP 18269185 A JP18269185 A JP 18269185A JP 18269185 A JP18269185 A JP 18269185A JP S6243598 A JPS6243598 A JP S6243598A
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- Japan
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- abnormality
- signal
- radioactive waste
- circuit
- processing system
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は原子力発電所の放射性廃棄物処理設備において
、処理系統の運転制御および異常監視を行なう放射性廃
棄物処理設備制御装置に関する。
、処理系統の運転制御および異常監視を行なう放射性廃
棄物処理設備制御装置に関する。
[発明の技術的背景]
一般に原子力発電所における放射性廃棄物処理設備では
、原子力発電所内で発生した放射性廃液を、その種類に
応じた処理系統により収集し、放射性廃液内に含まれて
いる放射性物質および不純物を除去する為の処理を行な
っている。
、原子力発電所内で発生した放射性廃液を、その種類に
応じた処理系統により収集し、放射性廃液内に含まれて
いる放射性物質および不純物を除去する為の処理を行な
っている。
そこで第4図および第5図を参照して従来例を説明する
。第4図は処理系統の代表例を示す系統図であり、図中
符号1は収集ラインを示す。この収集ライン1には収集
タンク2Aおよび2Bが並列に接続されており、上記収
集ライン1を介して移送される放射性廃液はいずれか一
方の収集タンク2A (2B)内に収容される。今収集
タンク2A内に収容されたとする。収集タンク2A内の
放射性廃液3Aの液位が規定値に達すると、収集タンク
2A内への放射性廃液の流入を停止させも、収集タンク
2Bへの収集が開始される。尚上記収集タンク2Aおよ
び2Bの流入側には、開閉弁4Aおよび4Bが介挿され
ている。
。第4図は処理系統の代表例を示す系統図であり、図中
符号1は収集ラインを示す。この収集ライン1には収集
タンク2Aおよび2Bが並列に接続されており、上記収
集ライン1を介して移送される放射性廃液はいずれか一
方の収集タンク2A (2B)内に収容される。今収集
タンク2A内に収容されたとする。収集タンク2A内の
放射性廃液3Aの液位が規定値に達すると、収集タンク
2A内への放射性廃液の流入を停止させも、収集タンク
2Bへの収集が開始される。尚上記収集タンク2Aおよ
び2Bの流入側には、開閉弁4Aおよび4Bが介挿され
ている。
次に収集タンク2A内に収容された放射性廃液3Aの処
理工程に入る。まず収集ポンプ5Aを起動し、攪拌ライ
ン6Aを介して放射性廃液3Aを循環させて、一定時間
攪拌する。該攪拌が終了した後、収集タンク2A内の放
射性廃液3Aを処理装置7Aまたは7Bに、あるいは両
方に移送して処理をする。処理された放射性廃液3Aは
サンプルタンク8Aまたは8Bに移送される。サンプル
タンク8Aまたは8Bに移送された処理済の放射性廃液
9Aまたは9Bは、原子力発電所内にて再使用に供され
るか、あるいは原子力発電所外に放出される。すなわち
サンプルポンプIOAまたは10Bを駆動して攪拌ライ
ン11Aまたは11Bを介して攪拌された処理済の廃液
は、上記2つのうちいずれか一方を選択され、放出ライ
ン12または再使用ライン13を介して所定の場所に移
送される。尚図中符号14A、14B、15A。
理工程に入る。まず収集ポンプ5Aを起動し、攪拌ライ
ン6Aを介して放射性廃液3Aを循環させて、一定時間
攪拌する。該攪拌が終了した後、収集タンク2A内の放
射性廃液3Aを処理装置7Aまたは7Bに、あるいは両
方に移送して処理をする。処理された放射性廃液3Aは
サンプルタンク8Aまたは8Bに移送される。サンプル
タンク8Aまたは8Bに移送された処理済の放射性廃液
9Aまたは9Bは、原子力発電所内にて再使用に供され
るか、あるいは原子力発電所外に放出される。すなわち
サンプルポンプIOAまたは10Bを駆動して攪拌ライ
ン11Aまたは11Bを介して攪拌された処理済の廃液
は、上記2つのうちいずれか一方を選択され、放出ライ
ン12または再使用ライン13を介して所定の場所に移
送される。尚図中符号14A、14B、15A。
158116A、16B、17A、17B、18および
19は夫々開閉弁を示す。
19は夫々開閉弁を示す。
収集タンク2A、2B、収集ポンプ5A、5B、サンプ
ルタンク7A、7B、放出ライン12.再使用ライン1
3の選択による処理流路の選択、および攪拌、移送開始
操作は、全て作業員の操作によりなされる。これに対し
て収集ポンプ5A。
ルタンク7A、7B、放出ライン12.再使用ライン1
3の選択による処理流路の選択、および攪拌、移送開始
操作は、全て作業員の操作によりなされる。これに対し
て収集ポンプ5A。
5B1サンプルポンプ10A、10Bおよび各開閉弁の
開閉は制m装置により自動的になされる。
開閉は制m装置により自動的になされる。
そしてこの制御装置は運転中の収集ポンプ5A。
5B、サンプルポンプIOA、10B、各開閉弁14A
(14B)乃至17A (17B)、18および19、
処理装置7A、7B等の被制御1機器の状態を監視して
おり、異常が発生した場合には、直ちに運転を停止する
。
(14B)乃至17A (17B)、18および19、
処理装置7A、7B等の被制御1機器の状態を監視して
おり、異常が発生した場合には、直ちに運転を停止する
。
放射性廃棄物処理段端の制御システムは、第5図に示す
ように構成されている。すなわち第4図に示した構成を
なす処理系統21(よ複数設置されており、これら複数
の処理系統21に夫々制御装置22が設置されている。
ように構成されている。すなわち第4図に示した構成を
なす処理系統21(よ複数設置されており、これら複数
の処理系統21に夫々制御装置22が設置されている。
上記制御!Il装置22は処理系統21から運転状態を
表示する状態信号24を入力して状態監視を行なうとと
もに、処理系統21に対して機器作動指令信号25を出
力し、処理系統21の運転を制御する。そして各制御l
装置22から処理系統21の運転状態を表示する系統運
転状態データ26が計算!127に出力される。
表示する状態信号24を入力して状態監視を行なうとと
もに、処理系統21に対して機器作動指令信号25を出
力し、処理系統21の運転を制御する。そして各制御l
装置22から処理系統21の運転状態を表示する系統運
転状態データ26が計算!127に出力される。
この計算様27にて演算処理された債、各処理系統21
の運転状態がCRT28およびタイプライタ29により
表示され、かつ運転員に知らされる。
の運転状態がCRT28およびタイプライタ29により
表示され、かつ運転員に知らされる。
また上記計算機27は異常項目検出機能をも有している
。すなわち処理系統21に異常が発生して、処理運転が
自動停止した場合には、制御装置22から入力される系
統運転状態データにより異常の原因を判定し、上記CR
T28およびタイプライタ29により表示し、運転員に
知らしめる。
。すなわち処理系統21に異常が発生して、処理運転が
自動停止した場合には、制御装置22から入力される系
統運転状態データにより異常の原因を判定し、上記CR
T28およびタイプライタ29により表示し、運転員に
知らしめる。
上記異常項目検出機能について第6図を参照してさらに
詳細に説明する。前記制御装置22は、運転員の選択操
作および運転開始操作により制御回路31から出力され
る機器作動指令信号32により前記処理系統21の被制
御器33を制御する。
詳細に説明する。前記制御装置22は、運転員の選択操
作および運転開始操作により制御回路31から出力され
る機器作動指令信号32により前記処理系統21の被制
御器33を制御する。
これと同時に上記制御回路31は被1iIJ 10機器
33から状態信号34を入力して制御に利用する。ここ
に状態信号34とは、例えば各開閉弁の開閉状態、ある
いは各ポンプの起動・停止を示す信号である。そして上
記状態信号34は処理運転の異常を監視する監視回路3
5にも入力される。監視回路35にはこの状態信号34
以外に上記制御回路31より制御の元になる運転モード
信号36が入力される。監視回路35はこの運転モード
信号36により、処理系統21がその時点で保持しなけ
ればならない状態を認識することができ、それと前記状
態信号34より認識される実際の状態とを比較する。こ
の比較の結果目標とする状態と実際の状態との間に不一
致がある場合には、処理運転に異常が発生したと判断し
、異常停止信号37を出力する。かかる異常停止信号3
7は前記制御自動停止させる。一方上記異常停止信号3
7は前記計算機27にも出力され、それによって異常項
目判定プログラム38が作動する。そして計算機27は
制御装置22から移送される系統運転状態データ39を
基に上記異常項目判定プログラム37により異常の原因
(例えばどの機器に異常が発生したか)を判別する。
33から状態信号34を入力して制御に利用する。ここ
に状態信号34とは、例えば各開閉弁の開閉状態、ある
いは各ポンプの起動・停止を示す信号である。そして上
記状態信号34は処理運転の異常を監視する監視回路3
5にも入力される。監視回路35にはこの状態信号34
以外に上記制御回路31より制御の元になる運転モード
信号36が入力される。監視回路35はこの運転モード
信号36により、処理系統21がその時点で保持しなけ
ればならない状態を認識することができ、それと前記状
態信号34より認識される実際の状態とを比較する。こ
の比較の結果目標とする状態と実際の状態との間に不一
致がある場合には、処理運転に異常が発生したと判断し
、異常停止信号37を出力する。かかる異常停止信号3
7は前記制御自動停止させる。一方上記異常停止信号3
7は前記計算機27にも出力され、それによって異常項
目判定プログラム38が作動する。そして計算機27は
制御装置22から移送される系統運転状態データ39を
基に上記異常項目判定プログラム37により異常の原因
(例えばどの機器に異常が発生したか)を判別する。
[背景技術の問題点]
上記構成によると以下のような問題があった。
すなわち制−装置22は異常発生を検出するのみで、処
理系統21のどの機器が異常になったかまでは検出しな
い構成となっている。その為異常発生時の処理系統21
の全ての状態を系統運転状態データ39として計算機2
7に入力して、異常項目判定プログラム38により異常
の原因となっている機器を検出する必要がある。そして
上記計算機27は処理系統21の各運転モードにおいて
、処理系統21の状態として成立していなければならな
い状態を表示した条件表をもっており、該条件表の内容
と上記系統運転状態データ39とを比較し、一致しない
項目を異常の原因と判定する。
理系統21のどの機器が異常になったかまでは検出しな
い構成となっている。その為異常発生時の処理系統21
の全ての状態を系統運転状態データ39として計算機2
7に入力して、異常項目判定プログラム38により異常
の原因となっている機器を検出する必要がある。そして
上記計算機27は処理系統21の各運転モードにおいて
、処理系統21の状態として成立していなければならな
い状態を表示した条件表をもっており、該条件表の内容
と上記系統運転状態データ39とを比較し、一致しない
項目を異常の原因と判定する。
よって制御装置22側の監視回路35内の運転条件と、
計算機27側の上記条件表とは内容的に完全に一致して
いる必要がある。しかしながら監視回路35の運転条件
と計算1127の条件表とでは、その組方か異なり、両
者の内容が一致しないということがしばしば発生する。
計算機27側の上記条件表とは内容的に完全に一致して
いる必要がある。しかしながら監視回路35の運転条件
と計算1127の条件表とでは、その組方か異なり、両
者の内容が一致しないということがしばしば発生する。
また処理系統21の制御方法を変更した場合、計算機2
7の条件表もその度に変更する必要があり、かかる変更
により内容の不一致が発生するおそれがある。さらに前
述したように全ての処理系統21に対して全ての運転モ
ードの条件表が計算va27内に必要となり、その量は
膨大なものである。その為プログラム作製と、確認試験
に膨大なコストがかかるという問題があった。
7の条件表もその度に変更する必要があり、かかる変更
により内容の不一致が発生するおそれがある。さらに前
述したように全ての処理系統21に対して全ての運転モ
ードの条件表が計算va27内に必要となり、その量は
膨大なものである。その為プログラム作製と、確認試験
に膨大なコストがかかるという問題があった。
[発明の目的]
本発明は以上の点に基づいてなされたものでその目的と
するところは、従来計算機側にて行なっていた異常項目
の判定を制御ll装置側の監視回路で行なうことにより
、計算機のプログラムの量を削減し、かつ処理系統の制
御方法の変更に対して計算機側に関係なりIIIIl装
置側の変更のみで事足りる放射性廃棄物処理設備制御装
置を提供することにある。
するところは、従来計算機側にて行なっていた異常項目
の判定を制御ll装置側の監視回路で行なうことにより
、計算機のプログラムの量を削減し、かつ処理系統の制
御方法の変更に対して計算機側に関係なりIIIIl装
置側の変更のみで事足りる放射性廃棄物処理設備制御装
置を提供することにある。
[発明のalt要コ
すなわち本発明による放射性廃棄物処理設備制御装置は
、放射性廃棄物処理設備の各処理系統を構成する機器に
対して機器作動指令信号を出力するとともに上記処理系
統より状態信号を入力する制御回路と、上記機器作動指
令信号および状態信号を入力して異常の有無を監視し異
常が発見された場合に異常停止信号を上記制御回路に出
力する監視回路とを備えた放射性廃棄物処理設備制御l
@置において、上記監視回路は異常を発見するとともに
該異常の原因を判定する判定手段を備えていることを特
徴とするものである。
、放射性廃棄物処理設備の各処理系統を構成する機器に
対して機器作動指令信号を出力するとともに上記処理系
統より状態信号を入力する制御回路と、上記機器作動指
令信号および状態信号を入力して異常の有無を監視し異
常が発見された場合に異常停止信号を上記制御回路に出
力する監視回路とを備えた放射性廃棄物処理設備制御l
@置において、上記監視回路は異常を発見するとともに
該異常の原因を判定する判定手段を備えていることを特
徴とするものである。
つまり従来計算機側にて行なっていた異常項目の判定を
制御装置側の監視回路で行なうことにより、計算機のプ
ログラム盪を大幅に削減するとともに、処理系統の制御
の変更に対しても計算機とは無関係に制御装置側の変更
のみで行なわんとするものである。
制御装置側の監視回路で行なうことにより、計算機のプ
ログラム盪を大幅に削減するとともに、処理系統の制御
の変更に対しても計算機とは無関係に制御装置側の変更
のみで行なわんとするものである。
[発明の実施例]
以下第1図乃至第3図を参照して本発明の一実施例を説
明する。第1図は制御装置の概略構成を示す図であり、
図中符号122は本実施例による制御装置を示す。上記
制!II装置122は、制御回路131および監視回路
135とから構成されている。上記制御回路131は処
理系統121から各機器の状態を示す状態信号134を
入力し、かつ運転モードにより処理系統121に対して
機器作動指令信号132を出力して処理系統121の制
御をなす。また上記監視回路135は、処理系統121
から状態信号134を入力するとともに、上記制御回路
131から機器作動指令信号132を入力する。そして
これら各信号を演算処理することにより処理系統121
の運転状態の異常の有無、および異常項目の判定をなす
。そして上記監視回路135は演算処理の結果異常有と
判定した場合には、異常停止信号137を制御回路13
1に出力する。制御回路131は該信号を基に、機器作
動指令信号132を介して被制御211機器を停止させ
る。また上記異常停止信号137は計算機127にも出
力される。計算閤127には上記異常停止信号137の
他に、異常項目信号141が出力される。これによって
計算機127は異常の原因となった機器を認識する。上
記計算様127は上記監視回路135から入力した異常
停止信号137、および異常項目信号141および制御
回路131から出力された処理系統121の状態と運転
モードの状態を示す系統運転状態データ139により異
常の原因となった灘器名、該異常の状態、および異常が
発生した時の運転モードをCRTおよびタイプライタに
より表示する。
明する。第1図は制御装置の概略構成を示す図であり、
図中符号122は本実施例による制御装置を示す。上記
制!II装置122は、制御回路131および監視回路
135とから構成されている。上記制御回路131は処
理系統121から各機器の状態を示す状態信号134を
入力し、かつ運転モードにより処理系統121に対して
機器作動指令信号132を出力して処理系統121の制
御をなす。また上記監視回路135は、処理系統121
から状態信号134を入力するとともに、上記制御回路
131から機器作動指令信号132を入力する。そして
これら各信号を演算処理することにより処理系統121
の運転状態の異常の有無、および異常項目の判定をなす
。そして上記監視回路135は演算処理の結果異常有と
判定した場合には、異常停止信号137を制御回路13
1に出力する。制御回路131は該信号を基に、機器作
動指令信号132を介して被制御211機器を停止させ
る。また上記異常停止信号137は計算機127にも出
力される。計算閤127には上記異常停止信号137の
他に、異常項目信号141が出力される。これによって
計算機127は異常の原因となった機器を認識する。上
記計算様127は上記監視回路135から入力した異常
停止信号137、および異常項目信号141および制御
回路131から出力された処理系統121の状態と運転
モードの状態を示す系統運転状態データ139により異
常の原因となった灘器名、該異常の状態、および異常が
発生した時の運転モードをCRTおよびタイプライタに
より表示する。
次に前記監視回路135における異常判定の方法につい
て説明する。前記処理系統121を構成する各機器は、
該機器に対する機器作動指令信号132が出力されてい
ない場合には、停止状態にあるのが正常な状態である。
て説明する。前記処理系統121を構成する各機器は、
該機器に対する機器作動指令信号132が出力されてい
ない場合には、停止状態にあるのが正常な状態である。
これとは逆に機器作動指令信号132が出力されている
場合には作動状態にある。監視回路135は処理系統1
21の全ての機器に対して機器作動指令信号132が出
力されていないにもかかわらず、作動状態にある機器が
無いか否か、あるいは機器作動指令信号132が出力さ
れているにもかわらず、停止状態にある機器が無いか否
かを監視し、1つでも該当する機器があった場合には異
常発生と判定する。
場合には作動状態にある。監視回路135は処理系統1
21の全ての機器に対して機器作動指令信号132が出
力されていないにもかかわらず、作動状態にある機器が
無いか否か、あるいは機器作動指令信号132が出力さ
れているにもかわらず、停止状態にある機器が無いか否
かを監視し、1つでも該当する機器があった場合には異
常発生と判定する。
これを第2図および第3図を参照してさらに詳細に説明
する。前記監視回路135は1つの機器に対して1つの
判定論理をもっている。そして該判定論理が異常判定の
対象としている機器を作動する機器作動指令信号132
がVl、V2・・・・・・Vjと複数ある場合、その全
てを論理和回路151に入力させる。上記論理和回路1
51の出力信号152が「1」のとき、機器は作動状態
にあるのが正常であり、それとは逆に上記出力信号15
2が「0」にあるときには、機器は停止状態にあるのが
正常である。また状態信号134としては、各機器が作
動中であることを表示する機器作動状態信号153と、
i器が停止中であることを表示する機器停止状態信号1
54とがある。そして機器作動中には、上記機器作動状
態信号153は「1」となり、機器停止中には、機器停
止状態信号154が「1」となる。前記出力信号152
と上記機器作動状態信号153は論理積回路155に入
力される。そして出力信号152と機器作動状態信号1
53が共に「1」の場合には、上記論理積回路155の
出力信号156は「1」となる。これは換言すれは機器
作動指令信号132があり、かつ機器が作動中であれば
、上記出力信号156は「1」となることを意味する。
する。前記監視回路135は1つの機器に対して1つの
判定論理をもっている。そして該判定論理が異常判定の
対象としている機器を作動する機器作動指令信号132
がVl、V2・・・・・・Vjと複数ある場合、その全
てを論理和回路151に入力させる。上記論理和回路1
51の出力信号152が「1」のとき、機器は作動状態
にあるのが正常であり、それとは逆に上記出力信号15
2が「0」にあるときには、機器は停止状態にあるのが
正常である。また状態信号134としては、各機器が作
動中であることを表示する機器作動状態信号153と、
i器が停止中であることを表示する機器停止状態信号1
54とがある。そして機器作動中には、上記機器作動状
態信号153は「1」となり、機器停止中には、機器停
止状態信号154が「1」となる。前記出力信号152
と上記機器作動状態信号153は論理積回路155に入
力される。そして出力信号152と機器作動状態信号1
53が共に「1」の場合には、上記論理積回路155の
出力信号156は「1」となる。これは換言すれは機器
作動指令信号132があり、かつ機器が作動中であれば
、上記出力信号156は「1」となることを意味する。
−力出力信号152と、機器停止状態信号154とは論
理積回路157に出力される。そして出力信号152が
rOJでかつ機器停止状態信号154が「1」の場合上
記論理積回路157の出力信号158は「1」となる。
理積回路157に出力される。そして出力信号152が
rOJでかつ機器停止状態信号154が「1」の場合上
記論理積回路157の出力信号158は「1」となる。
これはつまり機器作動指令信号132が無く、かつ機器
が停止中の場合には出力信号158は「1」となること
を意味する。そして出力信号156および158のいず
れか一方が「1」場合には、機器は正常であると判定さ
れる。
が停止中の場合には出力信号158は「1」となること
を意味する。そして出力信号156および158のいず
れか一方が「1」場合には、機器は正常であると判定さ
れる。
ところが機器は機器作動指令信号132のオン・オフに
より速やかに作動・停止となるわけではなく、ある一定
の時間(第3図中to〜t1およびt3〜t4で示す)
が必要となるため、その間出力信号156および158
は共に「○」となり、その結果異常有と判定されてしま
う。本実施例による監視回路135には、かかる事態を
防止するべくバイパス回路が設置されている。以下この
バイパス回路の構成について説明する。
より速やかに作動・停止となるわけではなく、ある一定
の時間(第3図中to〜t1およびt3〜t4で示す)
が必要となるため、その間出力信号156および158
は共に「○」となり、その結果異常有と判定されてしま
う。本実施例による監視回路135には、かかる事態を
防止するべくバイパス回路が設置されている。以下この
バイパス回路の構成について説明する。
すなわち前記出力信号152は、機器作動時バイパスタ
イマ161に入力される。この機器作動時バイパスタイ
マ161からの出力信号163は、上記出力信号152
がrOJから「1」に変化した時一定時間(第3図中t
o〜t2で示す)だけ「1」となる。ここに一定時間(
to〜t2)とは、機器が停止から作動状態になるまで
に要する時間である。−力出力信号152は様器停止時
バイパスタイマ162に入力される。この機器停止時バ
イパスタイマ162からの出力信号164は、上記出力
信号152が「1」から「O」に変化したとき一定時聞
く第3図中t3〜t5で示す)「1」となる。ここに一
定時間(ti〜ts)とは、機器が作動状態から停止状
態に移行するに要する時間である。このように機器が変
化している間、出力信号163および164のいずれか
一方が「1」となり、上述した異常の判定を防止してい
る。そして出力信号156.158.163および16
4は論理和回路171に入力される。そしてこの論理和
回路171の出力信号172が異常項目信号となり、上
記出力信号156.158.163および164の内い
ずれかが「1」のとき「1」となる。したがって上記異
常項目信号172が「1」の場合には機器は正常であり
、逆に異常項目信号172が「O」の時異常となる。
イマ161に入力される。この機器作動時バイパスタイ
マ161からの出力信号163は、上記出力信号152
がrOJから「1」に変化した時一定時間(第3図中t
o〜t2で示す)だけ「1」となる。ここに一定時間(
to〜t2)とは、機器が停止から作動状態になるまで
に要する時間である。−力出力信号152は様器停止時
バイパスタイマ162に入力される。この機器停止時バ
イパスタイマ162からの出力信号164は、上記出力
信号152が「1」から「O」に変化したとき一定時聞
く第3図中t3〜t5で示す)「1」となる。ここに一
定時間(ti〜ts)とは、機器が作動状態から停止状
態に移行するに要する時間である。このように機器が変
化している間、出力信号163および164のいずれか
一方が「1」となり、上述した異常の判定を防止してい
る。そして出力信号156.158.163および16
4は論理和回路171に入力される。そしてこの論理和
回路171の出力信号172が異常項目信号となり、上
記出力信号156.158.163および164の内い
ずれかが「1」のとき「1」となる。したがって上記異
常項目信号172が「1」の場合には機器は正常であり
、逆に異常項目信号172が「O」の時異常となる。
以上が判定論理による制御の内容であるが、該判定論理
は処理系統121を構成する様器全てに対し・て1つず
つ設置されている。そして全ての機器に対する判定論理
の異常項目信号172が論理積回路181に入力される
。そして該論理積回路181の出力の否定が異常停止信
号137となる。
は処理系統121を構成する様器全てに対し・て1つず
つ設置されている。そして全ての機器に対する判定論理
の異常項目信号172が論理積回路181に入力される
。そして該論理積回路181の出力の否定が異常停止信
号137となる。
すなわち1つでも異常状態の機器があれば、上記異常停
止信号137は「1」となる。
止信号137は「1」となる。
以上の内容を論理式で表示すると、以下のように示され
る。
る。
vl + V2 +−−+Vj −■・=−(I )(
VXVo )+ (VxVc )+TO+TO−8i(
1=1〜n)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(I[>81 XS2 X・・・・・・x3
n =A・・・・・・(III)但し ■1〜■j ;判定する1つの機器を作動する全ての機
器作動指令信号132 Vロ ;機器作動状態信号153VC二機器停止
状態信号154 Si :異常項目信号 81〜Sn:全ての機器に対する異常項目信号A
:異常停止信号137 TO:機器作動時バイパスタイマ161の出力信号16
3 Tc :IN器停止時バイパスタイマ162の出
力信号164 を夫々示す。
VXVo )+ (VxVc )+TO+TO−8i(
1=1〜n)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(I[>81 XS2 X・・・・・・x3
n =A・・・・・・(III)但し ■1〜■j ;判定する1つの機器を作動する全ての機
器作動指令信号132 Vロ ;機器作動状態信号153VC二機器停止
状態信号154 Si :異常項目信号 81〜Sn:全ての機器に対する異常項目信号A
:異常停止信号137 TO:機器作動時バイパスタイマ161の出力信号16
3 Tc :IN器停止時バイパスタイマ162の出
力信号164 を夫々示す。
そして前記異常停止信号137が「1」の場合には異常
であり、その場合には処理系統121の機、 器を停止
して、異常項目信号172が「0」の機器が異常の原因
として判定される。そしてこれらの結果は計算機127
に入力され、CRTおよびタイプライタを介して表示さ
れ、運転員に知らされる。
であり、その場合には処理系統121の機、 器を停止
して、異常項目信号172が「0」の機器が異常の原因
として判定される。そしてこれらの結果は計算機127
に入力され、CRTおよびタイプライタを介して表示さ
れ、運転員に知らされる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
できる。
(1)まず処理系統121の運転に異常が発生した場合
、その異常の原因を計算機127ではなく、制御装置1
22側にて判定することができる。判定方法は前述した
通りであり、制!211装置135より異常停止信号1
37および異常項目信号141が計算機127に出力さ
れる。よって計算機127には異常項目の判定に必要な
プログラムが一切不要となり、プログラム量の大幅な削
減を図ることかできるとともに、プログラム作製および
確認試験にようするコストを大幅に低減させることがで
きる。
、その異常の原因を計算機127ではなく、制御装置1
22側にて判定することができる。判定方法は前述した
通りであり、制!211装置135より異常停止信号1
37および異常項目信号141が計算機127に出力さ
れる。よって計算機127には異常項目の判定に必要な
プログラムが一切不要となり、プログラム量の大幅な削
減を図ることかできるとともに、プログラム作製および
確認試験にようするコストを大幅に低減させることがで
きる。
(2)そして処理系統121の制御方法の変更を計算機
127に関係無〈実施することができる。
127に関係無〈実施することができる。
これは異常項目の判定を制御装置122の監視回路13
5にて行なうようにしたからであり、その結果計算機1
27と制W装置122の内容の不一致の発生、それにる
各種不具合を未然に防止することができる。
5にて行なうようにしたからであり、その結果計算機1
27と制W装置122の内容の不一致の発生、それにる
各種不具合を未然に防止することができる。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明による放射性廃棄物処理設漏
制a装置によると、計算機のブムグラムの量を大幅に削
減することができ、それによってプログラム作製および
確認試験に要するコストを大幅に低減させることが可能
となる。また処理系統の制御方法の変更が計算機側に関
係無く、制御装置の側のみで行なうことができ、制御装
置としての信頼性向上を図ることができる。
制a装置によると、計算機のブムグラムの量を大幅に削
減することができ、それによってプログラム作製および
確認試験に要するコストを大幅に低減させることが可能
となる。また処理系統の制御方法の変更が計算機側に関
係無く、制御装置の側のみで行なうことができ、制御装
置としての信頼性向上を図ることができる。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図は制m+装置の概略構成を示す図、第2図は監視回路
の構成を示す図、第3図は各信号のタイミングを示した
図、第4図乃至第6図は従来例の説明に使用した図で、
第4図は処理系統の構成を示す図、第5図は処理設備の
制御システム全体を示す図、第6図は従来の制m装置の
構成を示す図である。 121・・・処理系統、122・・・制御装置、131
・・・制御回路、135・・・監視回路、155,15
7゜181・・・論理積回路、161・・・機器作動時
バイパスタイマ、162・・・機器停止時バイパスタイ
マ、151.171・・・論理和回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 弗2図 第3図 第4図 第5図 を 第6図
図は制m+装置の概略構成を示す図、第2図は監視回路
の構成を示す図、第3図は各信号のタイミングを示した
図、第4図乃至第6図は従来例の説明に使用した図で、
第4図は処理系統の構成を示す図、第5図は処理設備の
制御システム全体を示す図、第6図は従来の制m装置の
構成を示す図である。 121・・・処理系統、122・・・制御装置、131
・・・制御回路、135・・・監視回路、155,15
7゜181・・・論理積回路、161・・・機器作動時
バイパスタイマ、162・・・機器停止時バイパスタイ
マ、151.171・・・論理和回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 弗2図 第3図 第4図 第5図 を 第6図
Claims (2)
- (1)放射性廃棄物処理設備の各処理系統を構成する機
器に対して機器作動指令信号を出力するとともに上記処
理系統より状態信号を入力する制御回路と、上記機器作
動指令信号および状態信号を入力して異常の有無を監視
し異常が発見された場合に異常停止信号を上記制御回路
に出力する監視回路とを備えた放射性廃棄物処理設備制
御装置において、上記監視回路は異常を発見するととも
に該異常の原因を判定する判定手段を備えていることを
特徴とする放射性廃棄物処理設備制御装置。 - (2)上記判定手段は被制御機器の制御をなす機器作動
指令信号と実際の被制御機器の状態を示す状態信号とを
比較する比較回路と、上記被制御機器の動作が安定する
間上記各信号の比較をバイパスするバイパス回路とから
構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の放射性廃棄物処理設備制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18269185A JPS6243598A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物処理設備制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18269185A JPS6243598A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物処理設備制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243598A true JPS6243598A (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=16122744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18269185A Pending JPS6243598A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 放射性廃棄物処理設備制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243598A (ja) |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP18269185A patent/JPS6243598A/ja active Pending
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