JPS6243438B2 - - Google Patents

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JPS6243438B2
JPS6243438B2 JP53122139A JP12213978A JPS6243438B2 JP S6243438 B2 JPS6243438 B2 JP S6243438B2 JP 53122139 A JP53122139 A JP 53122139A JP 12213978 A JP12213978 A JP 12213978A JP S6243438 B2 JPS6243438 B2 JP S6243438B2
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JP
Japan
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pulse width
current
hall element
voltage
width modulation
Prior art date
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JP53122139A
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English (en)
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JPS5549965A (en
Inventor
Hiroyuki Yamauchi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5549965A publication Critical patent/JPS5549965A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 無刷子直流モータとして、複数のステータコイ
ルに直流電流を順次切換えて流すのではなく、互
いにπ/2ずれた2相交流電流を、2相のステータコ イルに流すことにより、ロータの回転角に無関係
に常に一定のトルクが得られ、トルクむらのない
回転をなすようになされたものが知られている。
第1図〜第4図はこの無刷子直流モータの一例
を示すものである。
即ち、第1図はこの無刷子直流モータの縦断面
を示すもので、1は回転軸、2はロータヨーク3
に被着されたロータマグネツトである。
このロータマグネツト2は複数極に着磁された
氷久磁石が用いられるものであるが、第2図に示
すように例えば8極に着磁されるとともに、磁束
分布が正弦波状になるように着磁されている。
そして、この場合、ステータコイルは2相設け
られるもので、第3図に示すようにロータマグネ
ツト2よりの磁界に対して同相となる位置に配さ
れている巻線ブロツクC1とC2が直列に接続され
て第1のステータコイル4が形成され、同様に配
されている巻線ブロツクC3とC4が直列に接続さ
れて第2のステータコイル5が形成される。これ
ら第1及び第2のステータコイル4及び5はロー
タマグネツト2に対向するように配されるととも
に互いに電気角で90゜の奇数倍だけ異なるように
配されている。
また、ロータマグネツト2の磁界を検出するた
めの2個の感磁性素子としてホール素子6及び7
が、2個のステータコイル4及び5に対応して設
けられる。即ち、2個のホール素子は第3図に示
すようにロータマグネツト2よりの磁束を検出す
る位置に、互いに電気角で90゜異なる位置に配置
される。
第4図は、この無刷子直流モータの駆動回路を
示すものである。
即ち、2個のホール素子6及び7には、端子8
を通じて直流電流が供給されている。
従つて、ロータマグネツト2の回転に応じて、
ホール素子6及び7には正弦波電圧が得られ、こ
の電圧が直線性を有する増幅回路路9及び10に
供給される。即ち、ホール素子6及び7の出力に
得られる正弦電圧がオペレーシヨナルアンプ(以
下オペアンプという)11及び12の正及び負入
力力端子間に印加され、このオペアンプ11及び
12の出力により、正弦波電圧の正の半サイクル
期間にはそれぞれトランジスタ13及び15が導
通状態となつて、これを通じてステータコイル4
及び5に電流が流れ、負の半サイクル期間にはそ
れぞれトランジスタ14及び16が導通状態とな
つてこれを通じてステータコイル4及び5に電流
が流れる。
従つて、ステータコイル4及び5には、ホール
素子6及び7より得られた電圧に比例した電流が
供給される。
即ち、ロータの回転角をθとすれば、一方のス
テータコイル4に鎖交する磁束B1及び他方のス
テータコイル5に鎖交する磁束B2は、 B1=Bmsinθ ……(1) B2=Bmcosθ ……(2) で表わされる。ただしBmは定数である。
また、2個のホール素子6及び7によつて同様
に正弦波状の磁束が検出され、これらホール素子
6及び7には、磁束に比例した電圧が発生し、こ
れがアンプ10及び11に供給されるから、各ス
テータコイル4及び5に流れる電流i1及びi2は、 i1=Ksinθ ……(3) i2=Kcosθ ……(4) となる。但し、Kは回転角θに無関係の値で、完
成したモータでは電流が一定ならば定数であ
る。
従つて、ステータコイル4及び5に受ける力
F1及びF2は、 F1=i1・B1=BmKsin2θ ……(5) F2=i2・B2=BmKcos2θ ……(6) となる。
従つて、ロータマグネツト2が受ける力Fは、 F=F1+F2 =BmK(sin2θ+cos2θ) =BmK ……(7) となり、ロータの回転角θに関係なく一定のもの
となる。
こうして、この無刷子直流モータによれば、2
相のステータコイルに、互いに位相が90゜ずれた
2相交流信号を通電することにより、ロータの回
転角に無関係に一定のトルクを得ることができ、
トルクむらのない無刷子直流モータが実現できる
ものである。
ところで、従来、この無刷子直流モータの回転
速度の制御は、構成が簡単であり、低価格である
という点から、ホール素子に供給する電流の値
を、モータの回転速度の変化に応じて変えること
により行なつている。
ところが、この回転速度制御方式の場合、次の
ような欠点がある。
即ち、一般に、ホール素子の出力には検出磁界
に応じた電圧の他に、直流オフセツト電圧が生
じ、しかもこの直流オフセツト電圧はホール素子
に供給される電流値の変化に応じて変化するもの
である。従つて、ホール素子の出力電圧として
は、この直流オフセツト電圧のために、正弦波信
号に直流オフセツト電圧が加わつたものとなり、
正の半サイクルと負の半サイクルとで、非対象な
波形となり、トルクリツプルを生ずる。
ホール素子に供給される電流の値が一定である
場合には、第4図の駆動回路に示すように、可変
抵抗器17及び18を調整することにより、この
ホール素子の直流オフセツト電圧はキヤンセルす
ることができる。
ところが、速度制御に当たつては、前述のよう
にホール素子に供給する電流の値を変えた場合に
は、直流オフセツト電圧の値も変わるため、可変
抵抗器17及び18ではもはや、このオフセツト
電圧の変動には追従できず、完全に直流オフセツ
ト分を除去することはできない。従つて、従来の
速度制御方式ではこのホール素子による直流オフ
セツト電圧の影響でトルクリツプルを生ずるとい
う欠点があつた。
この発明は、この欠点を巧みに除去した新規な
回転速度制御方式を採用した無刷子直流モータを
提供しようとするものである。
以下、この発明による無刷子直流モータの一例
を第5図及び第6図を参照して説明しよう。
20は速度制御信号の入力端で、この発明にお
いては、回転速度の変化に応じてパルス幅が変わ
るパルス幅変調信号PM(第6図A)が、この入
力端20に供給される。
このパルス幅変調信号PMは、例えば次えば次
のようにして形成される。
即ち、ロータの回転速度に応じた周波数の信号
を得る周波数発電機が設けられ、この周波数発電
機よりの周波数信号が周波数電圧変換器に供給さ
れて、周波数に対応した直流電圧に変換され、こ
の直流電圧がパルス幅変調信号形成回路に供給さ
れて、これより回転速度に応じてパルス幅τ
変わるが波高値A及び周期Tがともに一定のパル
ス幅変調信号PMが得られる。
この場合、例えば、周波数電圧変換器の特性
は、周波数が高くなるに従つて電圧も高くなるよ
うな特性とされ、パルス幅変調信号は、電圧が高
くなるとパルス幅が広くなるようなものとされ
る。
こうして得られたパルス幅変調信号PM(第6
図A)はトランジスタ21のベースに供給され
る。すると、このトランジスタ21は信号PM
パルス幅τの区間でオンとなり、このトランジ
スタ21のコレクタ電圧は、T−τ=τのパ
ルス幅のパルス状の電圧となる。従つて、ホール
素子6及び7には、パルス幅τのパルス状電流
P(第6図B)が供給される。
このとき、ホール素子6及び7には正弦波状の
磁界(ただし、ホール素子6と7とでは与えられ
る磁界の位相が90゜異なつている)が与えられて
いるので、ホール素子6及び7には第6図Cの太
い実線で示すようにパルス幅がτで、波高値が
磁界の強さに比例するパルス状電圧PEが得ら
れ、これがオペアンプ22及び23にてそれぞれ
増幅される。
そして、このアンプ22及び23の出力信号は
それぞれ積分回路24及び25に供給される。こ
の積分回路24及び25においては次のようにさ
れる。即ち、トランジスタ21のコレクタに得ら
れるパルス状電流Pがそれぞれ微分回路32及
び微分回路33において微分されて微分パルスP
D(第6図D)が得られ、このパルスPDの立ち上
がりのパルスによりトランジスタ26及び27が
微少時間オンとされ、このオン時に、コンデンサ
28及び29の充電電荷がそれぞれこのトランジ
スタ26及び27を通じて瞬時に放電され、その
後、アンプ22及び23の出力に得られるパルス
電圧により抵抗30及び31をそれぞれ通じてコ
ンデンサ28及び29に充電電流が流れて、抵抗
30とコンデンサ28及び抵抗31とコンデンサ
29によりそれぞれ決まる時定数で充電がなされ
る。以下、くり返し周期Tで同様の動作がなされ
て、この積分回路24及び25の出力には、第6
図Cで細い実線で示すような積分電圧SEが得ら
れる。
そして、また、入力端20よりのパルス信号P
Mがそれぞれ微分回路34及び35に供給されて
微分され、これよりパルスPDとは逆極性の微分
パルスD(第6図E)が得られ、この微分パル
Dの立ち上がりのパルスによりトランジスタ
36及び37がオンとされて積分回路24及び2
5の積分出力がサンプリングされ、そのサンプリ
ング電圧がコンデンサ38及び39に充電されて
ホールドされる。
そして、このコンデンサ38及び39のホール
ド電圧SH(第6図F)がアンプ40及び41に
それぞれ供給され、これによりステータコイル4
及び5に互いに位相が90度異なるほぼ正弦波状の
電流が流れる。
そして、この例では、前述したように、ロータ
の回転速度が低くなると、周波数発電機よりの周
波数信号の周波数は低くなり、従つて周波数電圧
変換回路の出力電圧は低くなつて、パルス幅変調
信号PMのパルス幅τは第6図Gに示すように
狭くなる。すると、ホール素子6及び7に流れる
パルス状電流Pのパルス幅τは第6図Hに示
すように広くなり、ホール素子6及び7より得ら
れるパルス状電圧PEのパルス幅も第6図で太
い実線で示すように広くなり、積分回路24及び
25のコンデンサ28及び29の充電電圧が第6
図Cの場合に比べて高くなる。従つて、ホールド
用コンデンサ38及び39に得られるホールド電
圧SH(第6図L)も高くなり、ステータコイル
4及び5に流れる電流が大きくなつて、ロータの
回転速度が上昇する。
ロータの回転速度が高くなつたときには、逆に
ホール素子6及び7の出力電圧のパルス幅が狭く
なり、コンデンサ38及び39のホールド電圧が
低くなつて、ステータコイル4及び5に流れる電
流が小さくなつて回転速度が下げられる。
以上述べたようにして、回転速度の制御がなさ
れるのであるが、この発明においては、ホール素
子に供給される電流はパルス状電流で、その波高
値は一定である。従つて、速度制御に当たつて、
ホール素子に流れる電流の大きさは変わらないか
ら、ホール素子のオフセツト電圧は一定であり、
容易に除去できるものである。また、この発明に
おいては、ホール素子から得られたパルス状出力
電圧をコンデンサに充電し、そして、このコンデ
ンサの端子電圧をサンプルホールドして平滑し、
得られた電圧をモータに供給している。したがつ
て、単にコンデンサとコイル又はコンデンサと抵
抗からなるローパスフイルタ構成の平滑回路を用
いる場合に比べてトルクリツプルをより軽減でき
るという効果がある。
しかも、この発明においては、ホール素子に直
流電流を供給するのではなく、パルス状電流を供
給するのでそのパルス状電流の尖頭値が直流電流
値に等しいものであれば、平均電流でみると電流
量が少なくなる。このことは逆にみれば、パルス
状電流の場合には、その尖頭値を直流電流値より
も大きくすることができるということであり、そ
れだけホール素子の出力電圧を大きくすることが
できるという利点がある。従つて、ホール素子と
して、積感度が小さく出力電圧は比較的小さい
が、温度特性の良いGaAs(ガリウム砒素)から
なるホール素子を使用でき、駆動回路として温度
に対して安定なものを得ることができる。
なお、速度制御信号としてのパルス幅変調信号
を形成する手段は種々考えられ、上述の例の場合
の他に、例えば、周波数発電機よりの周波数信号
を直接処理してパルス幅変調信号を作成すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は無刷子直流モータの一例の構
造を説明するための図、第4図はその駆動回路の
一例を示す回路図、第5図はこの発明による無刷
子直流モータの駆動回路の一例を示す図、第6図
はその説明のための波形図である。 1はロータ軸、2はロータマグネツト、4及び
5はステータコイル、6及び7はホール素子、2
0はパルス幅変調信号の入力端、24及び25は
積分回路、36及び37はサンプリング用トラン
ジスタ、38及び39はホールド用コンデンサで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータマグネツトによる磁界をホール素子に
    よつて検出し、このホール素子に得られる出力電
    圧に応じた電流をステータコイルに供給すること
    により駆動するようにしたものにおいて、ロータ
    の回転速度の変化に応じたパルス幅のパルス幅変
    調信号を形成するパルス幅変調信号形成回路と、
    上記ホール素子に上記パルス幅変調信号によるパ
    ルス状電流を供給するパルス状電流供給回路と、
    上記ホール素子より得られるパルス状出力電圧を
    充電するコンデンサと、上記パルス状電流の立上
    りに対応した時点で上記コンデンサの電荷を放電
    する放電回路と、上記パルス状電流の立下りに対
    応した時点で上記コンデンサの端子電圧をサンプ
    ルし、ホールドするサンプルホールド回路と、こ
    のサンプルホールド回路の出力により上記ステー
    タコイルに駆動電流を供給する駆動電流供給回路
    とを設け、上記パルス幅変調により上記ロータの
    回転速度がほぼ一定になるように制御するように
    した無刷子直流モータ。
JP12213978A 1978-10-04 1978-10-04 Brushless dc motor Granted JPS5549965A (en)

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JPS5549965A JPS5549965A (en) 1980-04-11
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49132515A (ja) * 1973-04-23 1974-12-19
JPS5532471A (en) * 1978-08-29 1980-03-07 Sony Corp Brushless dc motor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49132515A (ja) * 1973-04-23 1974-12-19
JPS5532471A (en) * 1978-08-29 1980-03-07 Sony Corp Brushless dc motor

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