JPS624326A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JPS624326A
JPS624326A JP14156185A JP14156185A JPS624326A JP S624326 A JPS624326 A JP S624326A JP 14156185 A JP14156185 A JP 14156185A JP 14156185 A JP14156185 A JP 14156185A JP S624326 A JPS624326 A JP S624326A
Authority
JP
Japan
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film
langmuir
surface protection
semiconductor element
mis
Prior art date
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Pending
Application number
JP14156185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Mori
寧 森
Katsuyuki Naito
勝之 内藤
Koichi Mizushima
公一 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14156185A priority Critical patent/JPS624326A/ja
Publication of JPS624326A publication Critical patent/JPS624326A/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は新規な表面保護膜を備えた半導体素子に関し、
更に詳しくは、動作特性、とりわけ発光特性の経時劣化
が少ないMis接合型半導体素子に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
半導体の禁制帯幅が大きいためpn接合を形成すること
が困難である青色発光の半導体素子に関しては、現在、
金属−絶縁体一半導体接合(Mis型接合)のものが保
用されはじめている。
このMIS型素子においては、半導体として硫化亜鉛、
セレン化亜鉛等の化合物半導体が使用されているが、し
かしこれらの化合物半導体は、ICやLSIのシリコン
半導体の場合と異なってその表面にはシリコン酸化膜の
ような優れた絶縁膜を直接形成することが極めて困難で
ある。
一般に、発光素子をMis接合で構成する場合、中間に
位置する絶縁膜には例えば次のような条件が必須として
求められる。
すなわち、電子若しくは正孔のトンネル効果が可能とな
る程度にその膜厚が薄く、ピンホール等の組織欠陥のな
い均質かつ均一な厚みを有すること;膜厚としては10
0人若しくはそれ以下が要求される。第2は、電子、正
孔を捕獲するトラップ準位が、絶縁膜内、絶縁膜と金属
の界面、又は絶縁膜と半導体基板の界面に存在しないこ
と;更には、発光に伴なう発熱、所要電圧を印加したと
きにこの膜が劣化しないこと;等々である。
このようなことを前提にして、各種半導体基板の上にラ
ングミュア−プロジェット法を適用してラングミュア−
プロジェット膜(以下、LB膜という)を積層し、これ
を絶縁膜として利用する試みがなされている(シン・ソ
リッド・フィルム。
99巻、283頁、1984年(Thin 5olid
 Film。
エエ、283.1984)、 エレクトロニクス・レタ
ーズ、20巻、12号、489〜491頁。
1984年(Electronics LeLters
+ 20 + 12 。
pp4B9〜491.1984)を参照)。
しかしながら、これらの発光素子はいずれもその発光特
性が不安定でかつ耐久性に乏しく、短時間の動作で減衰
するという問題があり必ずしも満足すべきものとはいえ
ない。
ところで、一般に各種の半導体素子においては、その表
面に例えばポリイミド、ポリアミドのような各種の有機
高分子薄膜を形成して、湿気、空気から素子を保護する
ことが行われている。その場合、この薄膜は、有機高分
子物質を適宜な有機溶媒に熔解せしめ、得られた樹脂液
を例えばスピンコード法によって素子表面に塗布し、溶
媒を除去することによって形成されるのが通例である。
しかしながら上記方法は、前述したLBIIを備える半
導体素子に適用することはできない。
それは、LBljiliを構成する分子は親水性、疎水
性のいずれの性質をも兼備するため、上記方法で表面保
護膜を形成した場合には用いた樹脂液によってLB膜が
熔解してしまうからである。
したがって、LB膜を絶縁膜とするMis型半導体素子
において、LB膜を損傷することな(表面保護膜を形成
する技術の開発は強く要請されている。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題を解決し、LB膜の上に新規な表面保
護膜が形成されている半導体素子、とりわけ発光素子の
提供を目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の半導体素子は、絶縁体層がLB膜であるMIS
半導体素子であって、該LB膜の上に形成される表面保
護膜が、真空蒸着法又はスパッタ法を適用して成膜した
合成高分子膜であることを特徴とする。
本発明の半導体素子におけるS、すなわち半導体として
は、ブリッジマン法、気相成長法、液相成長法などの各
種公知の方法で育成されたGaP。
GaAsP、 GaAlAs、 SiC,GaN、 Z
nS、 Zn5eなどの化合・物半導体をあげることが
できる。
この半導体の上に形成されるLB膜としては、例えば、
ステアリン酸、アラキシン酸、ω−トリコセン酸、スチ
レンと無水マレイン酸の共重合体。
ポリリジン、アルブミン、フタロシアニン誘導体のよう
なそれ自身で単分子膜を形成し得る化合物にLB法を適
用して形成した膜;又は、上記化合物にポリ(iIll
−ベンジル−し−ヒスチジン)、ポリ (γ−ベンジル
ーし一グルタメート)、  ポリ(γ−メチルーL−グ
ルタメート)、ポリ (メタクリル酸メチル)、6.6
−ナイロンなどを混合したものから成膜したLBli、
などをあげることができる。これらLB膜は単層であっ
てもよいし、複数層を積層して成る膜であってもよい。
このLB膜の形成にあたっては、まず上記した化合物半
導体のウェハ基板に常法の表面清浄化処理を施したのち
、これを1、B膜形成装置内にセットする。
サブフェイズ水相内を、所定のpH,温度、金属塩濃度
に維持し、その水面に前記した有機物質の単分子膜を展
開する。
その後、膜面を所定の表面圧に保持しながら、公知の垂
直引き上げ法又は水平付着法を適用してウェハ基板に所
定膜厚のLB膜を形成する。ついで、例えば窒素のよう
な不活性雰囲気中でこのLB膜を充分に乾燥し、ただち
に上部電極形成用蒸着装置内に移し、適当なパターンを
有する蒸着マスクを介してこの乾燥LB膜の上に所定の
金属(例えば金)を被着せしめて電極を形成する。
本発明の半導体素子は、上記したMis型素子のLB膜
の上に後述する合成高分子膜が表面保護膜として形成さ
れている。この表面保護膜は、LB膜との親和性が大で
かつLB膜を溶解せしめず、しかも比較的高温下にあっ
ても熱分解しない耐熱性に富む高分子膜であることが好
ましい。
この高分子膜は、■少なくとも2種類の膜構成物質を真
空槽中で別個に蒸発せしめ、各蒸気をLB膜上に同時に
沈着せしめて該部位で合成反応を起生せしめて成膜する
という真空蒸着法を適用した方法、及び■所望の膜構成
物質をターゲットにし、それをスパッタして該膜構成物
質をそのままLBlN上に被着せしめるというスパッタ
法を適用した方法によって形成することができる。これ
ら方法の場合には、LB膜を溶解せしめる虞れのある有
機溶媒を使用することがないので、形成された高分子膜
がLBllIを熔解することは回避される。
■の真空蒸着法を適用する場合、例えば、とロメリット
酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物
、ベンゾテトラカルボン酸二無水物のような酸無水物を
一方の膜構成物質とし、ジアミノジフェニルエーテル、
ジアミノナフタレン。
p−フェニレンジアミンのようなジアミンを他方の膜構
成物質とすれば、LB膜の上ではポリイミド膜が合成さ
れる。また、テレフタル酸クロリドのような酸クロリド
と4.4° −ジアミノジフェニルエーテルやp−フェ
ニレンジアミンのようなジアミンと組み合わせればホリ
アミド膜をLBli上で合成することができる。更には
、ビスフェノールAと2,2”−ジ(4−(1,2−エ
ポキシプロビル)オキシフェニル〕プロパンとを組み合
わせればエポキシ樹脂膜が合成される。
上記の組み合わせはあくまでも1例であって、■の方法
の適用の際は上記例に限定されることなく、各種の膜構
成物質を選定・組み合わせることにより各種の合成高分
子膜をLB膜上に形成することが可能となる。
真空蒸着時の操作条件は、それぞれ用いる膜構成物質の
種類、所望する膜厚、膜の形成速度等によって可変的と
なるので一義的に決めることはできない。
■のスパッタ法の場合は、既に高分子である樹脂素材を
ターゲットにして常用のスパッタ法を適用すればよい。
スパッタ法の場合、入力するエネルギーは一般に大きい
ので樹脂素材は分子鎖が切断され易く、したがって切断
分子の末端はラジカルとなり易いので、LB膜上に沈着
したときには比較的強固な結合状態を復元して強靭な保
護膜を形成できる。
〔発明の実施例〕 実施例1 (1)MIS型素子の製造 In電極の上にGaP単結晶基板をオーミックコンタク
トになるようにして取り付けた。このGaP単結晶基板
の上にエピタキシャル成長法によってGaP層を形成し
、更にそのGaP層に硫黄を10”−1窒素を1015
−それぞれドープした。
このエビキシセルGaP層の表面に、LB成膜装置を用
いて、アラキシン酸(CHl(CH2) Iff C0
0H)のカドミウム塩のLB膜を層形成した。成膜条件
は、水面上に展開された上記塩の単分子層の表面厚: 
25dyn /csであり、引き上げ速度は1mm/+
mtnであった。
ついで、全体を窒素雰囲気中で乾燥したのち、このLB
膜の中心部に金を蒸着して直径0.5vw。
厚み1000人の上部電極を形成してMis型素子を得
た。
(2)表面保護膜の形成 (1)で得た素子を真空槽の基板ホルダに取り付けた。
真空槽の中には2本の試験管が相互に熱遮蔽板を介して
離隔されており、各試験管は独立して加熱できるように
なっている。
一方の試験管にピロメリット酸二無水物(PMOA)を
いれ、他方の試験管にはジアミノジフェニルエーテル(
ODA)をいれた。
真空槽をI X 10−1iTorrにまで排気し、各
試験管を150±2℃の温度にそれぞれ加熱して真空蒸
着処理を行った。蒸着量等ば、各試験管の上部にセント
したシャックで制御した。
素子のLB膜上には、ポリイミド膜が10n■/sin
の成膜速度で形成された。30分間の蒸着処理後、真空
中で190℃、1時間加熱した。厚み0.3μ−のポリ
イミド膜を表面保護膜とする旧S型発光素子が得られた
(3)発光素子の性能 (2)で得られた発光素子の金電極側を正にして3■の
電圧を印加したところ、約590nmにピークを有する
黄緑色の発光が認められた。周囲温度20℃における1
0時間の連続動作のあとでも、その発光強度が減少する
ことはなかった。
他方、本発明の表面保護膜が形成されていない発光素子
の場合は、上記条件下における10時間の連続動作後の
発光強度は、初期値の約30%の値にまで減少した。
実施例2〜6 真空槽の各試験管にいれる膜形成物質の種類を表のよう
に変えて、表示の条件下で実施例1のMIS型素子に各
種の合成高分子膜を形成した。
得られた素子の発光強度の経時変化を実施例1と同様に
して調べた。結果を表にして記した。
実施例7 ポリイミド保護膜を真空蒸着合成法により形成すること
を除き、実施例1と同様の方法で作製したMIS素子を
通常の高周波スパッタ装置の試料ホルダに固定した。ス
パッタターゲットは、厚さ5mmのポリイミド樹脂を所
要の大きさに切断したものを用いた。
MIS素子、ターゲットをスパッタ装置内の所定の位置
に固定した後、スパッタ装置の真空相を1、OX I 
0−6Torrにまで排気した後、キャリアガスとして
のアルゴンガスを5 X 10−2Torrで導入した
。スパッタ電力10Wで10分間のスパッタを行った。
この結果、M’IS素子上に厚さ1.0μ−の被膜が形
成された。
上記保護膜を形成したMis素子について実施例1と同
様の発光特性試験を実施したところ、発光強度は10時
間にわたって減少しないという結果が得られた。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明のMIS型半導体
素子は、形成される表面保護膜がLB膜を熔解せしめな
いので、その動作特性の経時劣化は少なく、工業的な有
用性は大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁体層がラングミュア・プロジェット膜であるMIS
    型半導体素子であって、該ラングミュア・プロジェット
    膜の上に形成される表面保護膜が、真空蒸着法又はスパ
    ッタ法を適用して成膜した合成高分子膜であることを特
    徴とする半導体素子。
JP14156185A 1985-06-29 1985-06-29 半導体素子 Pending JPS624326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14156185A JPS624326A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 半導体素子

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JP14156185A JPS624326A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 半導体素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS624326A true JPS624326A (ja) 1987-01-10

Family

ID=15294829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14156185A Pending JPS624326A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 半導体素子

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JP (1) JPS624326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211918A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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