JPS6242955B2 - - Google Patents
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- JPS6242955B2 JPS6242955B2 JP453979A JP453979A JPS6242955B2 JP S6242955 B2 JPS6242955 B2 JP S6242955B2 JP 453979 A JP453979 A JP 453979A JP 453979 A JP453979 A JP 453979A JP S6242955 B2 JPS6242955 B2 JP S6242955B2
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- phosphor
- activated
- sio
- manganese
- blue
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- Expired
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Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
Description
本発明は、長残光特性を有するカラー受像管に
関する。 一般に、テレビジヨン用カラー受像管の残光時
間は短かく、JEDEC―P22蛍光体を使用した通常
のカラー受像管では、ちらつき(フリツカ)を感
じない最小画面周波数(CFF)は概ね55Hzであ
る。 一方、カラー受像管はテレビジヨン受像機以外
の分野、たとえばコンピユータの端末表示機器や
グラフイツクデスプレイ装置等にも広く用いられ
ており、これらの分野では一画面における情報を
より多く再生するために、信号周波数帯域を高く
選んで使用することが行なわれている。 表示装置の駆動回路の周波数帯域は、画面周波
数と信号周波数帯域との積で定まるから、画面周
波数を30Hz程度に下げると、信号周波数帯域を従
来の2倍に拡げたり、あるいは駆動回路の周波数
帯域を従来の2分の1に選ぶことができる。 そこで、輝度が10分の1に減少するまでの時間
が10ミリ秒以上の長残光特性を有するカラー受像
管の出現が望まれるのであるが、長残光の螢光体
としては、赤色発光用にP13螢光体(Mg2SiO3:
Mn),P25螢光体(CaSiO3:PbMn)またはP27
螢光体(Zn3(PO4)2:Mn)等が、そして、緑色
発光用にP1螢光体(Zn2SiO4:Mn)またはP39螢
光体(Zn2SiO4:Mn,As)等が知られているも
のの、これらと同程度の残光特性を有する青色螢
光体は存在しなかつた。なお、人間の目で識別で
きる最小色差はとくに青色において小さいから、
青色螢光面の色調(色度値)の変化は人間の眼に
敏感に感じる。 本発明は、青色螢光面の色調が、従来と大差な
く、しかも画面周波数(CFF)を45Hz以下に設
定しうる長残光特性のカラー受像管を提供するも
のであり、長残光性の螢光体と、色調制御用螢光
体との混合をもつて青色螢光面を形成する。すな
わち、本発明は、硫化亜鉛の結晶に六方晶形(高
温形……α形)と、立方晶形(低温形……β形)
とがあり、エネルギギヤツプは前者の方が後者に
比して大きいこと、および銀で付活した硫化亜鉛
螢光体(ZnS:Ag)においては、前者(α形)
の発光色調が後者(β形)の発光色調に比して短
波長側へ偏倚することの2点に着目してなされた
もので、前記発光色調の偏倚分を長残光性螢光体
の発光色調によつて補正する。 すなわち、本発明では青色螢光面の色度値
(CIE表色系)として、通常の青色基準および
NTSCの青色色度値などを考慮して、0.140≦x
≦0.165,0.05≦y≦0.08に選ぶが、銀で付活した
六方晶形硫化亜鉛(αZnS:Ag)の色度値(CIE
表色系)はx=0.154,y=0.034であるから、こ
れに赤色螢光体を混合させるよりも、緑色螢光体
を混合させた方が有利であり、緑色の長残光性螢
光体としては、P1螢光体(Zn2SiO4:Mn螢光
体)またはP39螢光体(Zn2SiO4:Mn,As螢光
体)を用いる。 つぎに本発明の実施例を示す。 〔実施例 1〕 赤色螢光体にZn3(PO4)2:Mn螢光体を、そし
て緑色螢光体にZn2SiO4:Mn,As螢光体それぞ
れ用いる一方、緑色螢光体としては、αZnS:
Ag螢光体とZn2SiO4:Mn,As螢光体との混合物
(混合重量比は9対1)を用いる。そしてこれら
をフエイスパネルの内面に支給して既知の方法で
ドツト状またはストライプ状のカラー螢光面を形
成する。 ここで、2種の螢光体の各発光特性は
関する。 一般に、テレビジヨン用カラー受像管の残光時
間は短かく、JEDEC―P22蛍光体を使用した通常
のカラー受像管では、ちらつき(フリツカ)を感
じない最小画面周波数(CFF)は概ね55Hzであ
る。 一方、カラー受像管はテレビジヨン受像機以外
の分野、たとえばコンピユータの端末表示機器や
グラフイツクデスプレイ装置等にも広く用いられ
ており、これらの分野では一画面における情報を
より多く再生するために、信号周波数帯域を高く
選んで使用することが行なわれている。 表示装置の駆動回路の周波数帯域は、画面周波
数と信号周波数帯域との積で定まるから、画面周
波数を30Hz程度に下げると、信号周波数帯域を従
来の2倍に拡げたり、あるいは駆動回路の周波数
帯域を従来の2分の1に選ぶことができる。 そこで、輝度が10分の1に減少するまでの時間
が10ミリ秒以上の長残光特性を有するカラー受像
管の出現が望まれるのであるが、長残光の螢光体
としては、赤色発光用にP13螢光体(Mg2SiO3:
Mn),P25螢光体(CaSiO3:PbMn)またはP27
螢光体(Zn3(PO4)2:Mn)等が、そして、緑色
発光用にP1螢光体(Zn2SiO4:Mn)またはP39螢
光体(Zn2SiO4:Mn,As)等が知られているも
のの、これらと同程度の残光特性を有する青色螢
光体は存在しなかつた。なお、人間の目で識別で
きる最小色差はとくに青色において小さいから、
青色螢光面の色調(色度値)の変化は人間の眼に
敏感に感じる。 本発明は、青色螢光面の色調が、従来と大差な
く、しかも画面周波数(CFF)を45Hz以下に設
定しうる長残光特性のカラー受像管を提供するも
のであり、長残光性の螢光体と、色調制御用螢光
体との混合をもつて青色螢光面を形成する。すな
わち、本発明は、硫化亜鉛の結晶に六方晶形(高
温形……α形)と、立方晶形(低温形……β形)
とがあり、エネルギギヤツプは前者の方が後者に
比して大きいこと、および銀で付活した硫化亜鉛
螢光体(ZnS:Ag)においては、前者(α形)
の発光色調が後者(β形)の発光色調に比して短
波長側へ偏倚することの2点に着目してなされた
もので、前記発光色調の偏倚分を長残光性螢光体
の発光色調によつて補正する。 すなわち、本発明では青色螢光面の色度値
(CIE表色系)として、通常の青色基準および
NTSCの青色色度値などを考慮して、0.140≦x
≦0.165,0.05≦y≦0.08に選ぶが、銀で付活した
六方晶形硫化亜鉛(αZnS:Ag)の色度値(CIE
表色系)はx=0.154,y=0.034であるから、こ
れに赤色螢光体を混合させるよりも、緑色螢光体
を混合させた方が有利であり、緑色の長残光性螢
光体としては、P1螢光体(Zn2SiO4:Mn螢光
体)またはP39螢光体(Zn2SiO4:Mn,As螢光
体)を用いる。 つぎに本発明の実施例を示す。 〔実施例 1〕 赤色螢光体にZn3(PO4)2:Mn螢光体を、そし
て緑色螢光体にZn2SiO4:Mn,As螢光体それぞ
れ用いる一方、緑色螢光体としては、αZnS:
Ag螢光体とZn2SiO4:Mn,As螢光体との混合物
(混合重量比は9対1)を用いる。そしてこれら
をフエイスパネルの内面に支給して既知の方法で
ドツト状またはストライプ状のカラー螢光面を形
成する。 ここで、2種の螢光体の各発光特性は
赤色螢光体にMgSiO3:Mn螢光体を、そして緑
色螢光体にZn2SiO4:Mn螢光体をそれぞれ用いる
一方、緑色螢光体としては、αZnS:Ag螢光体
とZn2SiO4:Mn,As螢光体との混合物(混合重
量比は8対2)を用いる。この混合物を用いて得
られた青色螢光面の色度値(CIE表色系)はx=
0.157,y=0.072となり、画面周波数(CFF)を
40Hzに設定してもちらつきは感じられなかつた。 以上のように、本発明の長残光性カラー受像管
は、銀で付活した硫化亜鉛螢光体と、長残光性緑
色螢光体との混合物を青色発光材料として螢光面
を形成し、この青色螢光面の色度値(CIE表色
系)を0.140≦x≦0.165,0.05≦y≦0.08に設定
するものであり、青色螢光面の色調を損うことな
く画面周波数(CFF)を45Hz以下に設定しうる
のであり、コンピユータの端末表示器やグラフイ
ツクデスプレイ装置等に適用してすぐれた効果が
得られる。
色螢光体にZn2SiO4:Mn螢光体をそれぞれ用いる
一方、緑色螢光体としては、αZnS:Ag螢光体
とZn2SiO4:Mn,As螢光体との混合物(混合重
量比は8対2)を用いる。この混合物を用いて得
られた青色螢光面の色度値(CIE表色系)はx=
0.157,y=0.072となり、画面周波数(CFF)を
40Hzに設定してもちらつきは感じられなかつた。 以上のように、本発明の長残光性カラー受像管
は、銀で付活した硫化亜鉛螢光体と、長残光性緑
色螢光体との混合物を青色発光材料として螢光面
を形成し、この青色螢光面の色度値(CIE表色
系)を0.140≦x≦0.165,0.05≦y≦0.08に設定
するものであり、青色螢光面の色調を損うことな
く画面周波数(CFF)を45Hz以下に設定しうる
のであり、コンピユータの端末表示器やグラフイ
ツクデスプレイ装置等に適用してすぐれた効果が
得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マンガンで付活したりん酸亜鉛蛍光体(Zn3
(PO4)2:Mn)またはマンガンで付活した硅酸マ
グネシウム蛍光体(MgSiO3:Mn)または両蛍光
体の混合物を赤色発光材料として赤色蛍光面を形
成する一方、マンガンで付活した硅酸亜鉛蛍光体
(Zn2SiO4:Mn)またはマンガン・ひ素で付活し
た硅酸亜鉛蛍光体(Zn2SiO4:Mn,As)または
両蛍光体の混合物を緑色発光材料として緑色蛍光
面を形成し、そして、銀で付活した六方晶形硫化
亜鉛蛍光体(αZnS:Ag)と前記緑色発光材料
との混合物を青色発光材料として青色蛍光面を形
成し、かつ、前記青色蛍光面の色度値(CIE表色
系)を 0.140≦x≦0.165,0.05≦y≦0.08 に設定したことを特徴とする長残光性カラー受像
管。 2 青色発光材料中の緑色発光材料を、マンガ
ン・ひ素で付活した硅酸亜鉛蛍光体(Zn2SiO4:
Mn,As)となしたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の長残光性カラー受像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453979A JPS5596540A (en) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | Color image receiving tube having long time after-glow |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453979A JPS5596540A (en) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | Color image receiving tube having long time after-glow |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596540A JPS5596540A (en) | 1980-07-22 |
JPS6242955B2 true JPS6242955B2 (ja) | 1987-09-10 |
Family
ID=11586838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP453979A Granted JPS5596540A (en) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | Color image receiving tube having long time after-glow |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5596540A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59160538U (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-27 | 松下電子工業株式会社 | 陰極線管 |
JPS63381A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-01-05 | Matsushita Electronics Corp | 陰極線管 |
-
1979
- 1979-01-18 JP JP453979A patent/JPS5596540A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596540A (en) | 1980-07-22 |
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