JPS6242572B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6242572B2
JPS6242572B2 JP54054374A JP5437479A JPS6242572B2 JP S6242572 B2 JPS6242572 B2 JP S6242572B2 JP 54054374 A JP54054374 A JP 54054374A JP 5437479 A JP5437479 A JP 5437479A JP S6242572 B2 JPS6242572 B2 JP S6242572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fatty acid
sterilization
acid esters
lactose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54054374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55148055A (en
Inventor
Michihiko Sano
Hiroshige Kono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP5437479A priority Critical patent/JPS55148055A/ja
Publication of JPS55148055A publication Critical patent/JPS55148055A/ja
Publication of JPS6242572B2 publication Critical patent/JPS6242572B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dairy Products (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、いわゆる乳糖不耐症と呼ばれる患者
むけに、あらかじめ乳糖を分解してその消化吸収
を容易にし、さらに、動脈硬化性の疾患予防用に
血清コレステロールの低下作用を兼ね備えさせた
滋養乳化飲料組成物の製造法に関するものであ
る。 牛乳は、およそ3%の乳脂肪と3%の蛋白質、
4.5%の乳糖とその他カルシウムを主としたミネ
ラルを含む、栄養面、風味面で非常にすぐれた飲
料である。しかしながら、健康な成人で牛乳を飲
むと腹鳴り、膨張感の訴えから、下痢を起すとい
つた牛乳不耐症の人間がかなりいる。これは、牛
乳中の乳糖が消化吸収できないためと考えられて
いる。乳糖は小腸に存在するラクターゼによつて
グルコースとガラクトースに加水分解され、初め
て小腸から吸収されるのであるが、乳糖不耐症者
に小腸のラクターゼ活性が弱く、乳糖が分解され
ぬまま大腸に至り、乳酸醗酵を起すのが原因とさ
れている。この様な乳糖不耐症者は成人に多くア
ジア、アフリカ人に高率と言われる。 また一方では、食生活の改善に伴い、動物脂肪
の摂りすぎから、動脈硬化性疾患が急増し、成人
病の高位に台頭してきている。バターやラードの
動物脂肪の摂取が血清コレステロールを上昇させ
るためとされており、このコレステロールを低下
させることが動脈硬化の予防に有効であることは
医学関係者の一致した見解である。 本発明の目的は、上述の如き乳糖不耐症者に乳
糖をグルコースとガラクトースに分解し、消化吸
収を容易とする乳化飲料を提供するのが一方の目
的であり、更に他方の目的は、動脈硬化性疾患予
防に血清コレステロールの低下に有効な米ヌカ
油、サフラワー油、コーン油、サンフラワー油及
び小麦胚芽油のなかから選ばれた1種の油又は2
種以上の混合油を配合した滋養乳化飲料を提供す
るものである。 近年、牛乳中の乳糖を分解した乳飲料が開発さ
れているが、牛乳と比べて殺菌時に褐変し易く、
また甘味が増すのが欠陥である。また一方、コレ
ステロール低下にコメ油、サフラワー油、コーン
油、およびコメ油とサフラワー油の7:3調合油
などが販売されているが、この様な油を定常的な
摂取を続けることがむずかしい。本発明は、かか
る懸案を解決するものである。 本発明は、乳糖と加水分解した無脂乳固形物溶
液を水相に、コレステロール低下作用のある当該
油を油相にして水中油型の乳化飲料とするもの
で、日常、容易に牛乳又はジユース代りに飲用
し、乳糖不耐症の心配もなく、動脈硬化性疾患の
予防とするものである。 従来、この種の乳化飲料が開発されにくかつた
背景は、米ヌカ油、サフラワー油、コーン油、サ
ンフラワー油、小麦胚芽油などの常温で完全液体
状である油を長期間安定な水中油型エマルジヨン
に調製するのが困難であることによる。 常温で固体脂を含む油脂を乳化するのに比べ常
温で完全な液体油を少量乳化することは乳化後、
経日的に油滴の粒子径が粗大化し易く、オイルア
ツプ、水分離を生じ易い。 本発明は、かかる常温で完全な液体状で、リノ
ール酸と不ケン化物の多い油を長期間、安定に乳
化し、さらに、乳糖分解による褐変を減少、防止
することについて種々検討した結果なされたもの
で、本発明の実施に際しては、特に、殺菌手段と
して直接加熱方式を用い、しかも、第1表に示す
如く、殺菌の前に低温・低圧で均質化し、次いで
殺菌後に再び高温・高圧で均質化するのが最良で
ある。
【表】
【表】 尚、上記の各試験においては、乳糖分解率70%
の脱脂粉乳24%、米ヌカ油7とサフラワー油3か
らなる調合油と乳化剤の合計9%、水67%とより
なる撹拌混合物を第1表の殺菌前後の均質化条件
により乳化し、その乳化安定性をテストした。ま
た、殺菌はUHT殺菌146℃、4秒の直接方式にて
実施した。 本発明は、米ヌカ油、サフラワー油、コーン
油、サンフラワー油及び小麦胚芽油から成る群か
ら選ばれた1種の油又は2種以上の混合油1.0〜
15.0重量%、乳化剤0.1〜1.0重量%、乳糖分解無
脂乳固形物8.0〜40.0重量%、および水44〜91重
量%から水中油型エマルジヨンを調製後、殺菌、
均質化することを特徴とする滋養乳化飲料組成物
の製造法である。 本発明に使用する原料油で2種以上の混合油と
しては、米ヌカ油とサフラワー油の混合油、特に
それらを7:3の比率で混合した油が好ましい。 また、本発明に使用される乳化剤としては、ソ
ルビタン飽和脂肪酸エステルと、レシチン、蔗糖
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル及び
プロピレングリコール脂肪酸エステルより選ばれ
た1種以上の乳化剤を選択使用することができ、
好ましくは、ソルビタン飽和脂肪酸エステルと、
レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、または蔗
糖脂肪酸エステルとを併用するのがよい。 また、本発明に使用する無脂乳固形物とは該組
成物中の油脂以外の固形分であり、脱脂粉乳、全
脂粉乳、調製粉乳、ホエーパウダー、バターミル
クパウダーなどが挙げられ、含脂肪物については
脂肪分を除外したタンパク質、炭水化物、灰分を
もつて無脂乳固形分とする。このうち、乳糖の分
解は常法に従い、ラクターゼにより加水分解を行
なうもので、含有乳糖の50%以上、好ましくは70
%以上を分解するのがよい。 次に、本発明の好ましい実施態様を示せば、以
下の通りである。 含有乳糖の50%以上を分解した脱脂乳又は同様
に乳糖の50%以上分解された乳固形を水に溶解
し、使用される乳化剤の中で水溶性のものと、更
に必要に応じてリン酸塩類を添加しPHを6.0〜7.5
に調製し水相とする。 これとは別に、米ヌカ油、サフラワー油、コー
ン油、サンフラワー油及び小麦胚芽油より選ばれ
た1種の油又は2種以上の混合油に、使用される
乳化剤の中で油溶性のものを添加溶解後、10〜50
℃に調製し油相とする。 上記のように調製された水相と油相とを10〜50
℃、好ましくは15〜30℃で混合撹拌により予備乳
化し30〜70Kg/cm2、好ましくは40〜60Kg/cm2の均
質圧力で均質機を用いて均質化する。 次いで、この均質化された乳化組成物をそのま
ま直接加熱方式のUHT殺菌装置によつて殺菌
後、再び60〜80℃、好ましくは65〜75℃で100〜
250Kg/cm2、好ましくは150〜200Kg/cm2の圧力で
均質化したのち、直ちに冷却し、適当な無菌包装
機によつて無菌的に包装充填し製品とする。 UHT殺菌処理装置としては、高圧蒸気と被殺
菌物とを直接接触せしめる直接加熱方式と管また
はプレート中を通過する被殺菌物を管またはプレ
ートの外側から水蒸気等で間接的に加熱する間接
加熱方式の2方式があるが、本発明においては、
被殺菌物の褐変防止より直接方式を必須とするも
のである。 この様な直接加熱方式でUHT殺菌された乳化
物は、次いで60〜80℃に冷却し、再び均質機に通
すのであるが、かかる均質機はUHT殺菌処理装
置に組み込まれているものを使用でき、そのよう
な均質機を有していない直接式UHT殺菌処理装
置を使用する場合は、さらに均質機を通さなけれ
ばならない。殺菌前の低温・低圧の均質化と殺菌
後の高温・高圧の2度の均質化によつて、長期間
安定な乳化組成物が得られる。 以下に本発明の実施例を挙げて説明する。 実施例 1 24%濃度の脱脂粉乳溶液をラクターゼ(オラン
ダキスト・ブロカーデス社のマキシーラクト、
40000ONPG units/g)使用により、あらかじ
め含有乳糖の80%を加水分解する。この乳糖分解
溶液90.25KgにHLB―11の蔗糖脂肪酸エステル250
gを加温溶解し、水相とする。これとは別に精製
米ヌカ油7重量部と精製サフラワー油3重量部の
混合油9Kgにソルビタンモノステアレート250
g、レシチン250gを加温溶解し油相とする。 この水相と油相を25℃で約10分間、プロペラ式
撹拌機で予備乳化したのち、均質圧30Kg/cm2で均
質化する。次いで、アルフアラバル社のVTIS殺
菌装置にて140℃で4秒間処理后、70℃で均質圧
150Kg/cm2で無菌的に均質化を行ない、20℃に冷
却し、無菌容器に無菌充填する。 このものは、50mlを3000rpmで10分間の遠心分
離を行なつても、水分離は稀少であり、15〜25℃
の室温内に3ケ月間放置しても、オイルアツプは
稀少で、しかも経目的な増粘現象もなかつた。 実施例 2 前述のマキシーラクトを使用して、脱脂乳の乳
糖を85%加水分解した溶液97Kgに、HLB―15の
蔗糖脂肪酸エステル200gを溶解し、水相とす
る。これとは別に、精製米ヌカ油3Kgにソルビタ
ンモノパルミテート300gを溶解し油相とする。 この水相と油相を20℃で予備乳化后、均質圧40
Kg/cm2で均質化し、次いで、アルフアラバル社の
VTIS殺菌装置にて140℃、4秒間の殺菌処理后、
65℃で均質圧200Kg/cm2で無菌的に均質化処理を
行ない、15℃に冷却し、無菌容器に充填する。 このものは、実施例1の遠心分離によつても、
水分離は稀少で、5〜10℃の冷蔵庫で3ケ月保管
しても、経日的増粘もなく、オイルアツプも殆ん
どなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 米ヌカ油、サフラワー油、コーン油、サンフ
    ラワー油及び小麦胚芽油から成る群から選ばれた
    1種の油又は2種以上の混合油1.0〜15.0重量
    %、乳化剤0.1〜1.0重量%、乳糖分解無脂乳固形
    物8.0〜40.0重量%、および水44〜91重量%から
    水中油型エマルジヨンを調製後、殺菌、均質化す
    ることを特徴とする滋養乳化飲料組成物の製造
    法。 2 殺菌手段として、直接加熱方式を用いる特許
    請求の範囲第1項記載の滋養乳化飲料組成物の製
    造法。 3 乳糖分解無脂乳固形物の乳糖加水分解率が50
    %以上である特許請求の範囲第1項記載の滋養乳
    化飲料組成物の製造法。 4 乳化剤として、ソルビタン飽和脂肪酸エステ
    ルとレシチン、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシ
    エチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
    脂肪酸エステル及びプロピレングリコール脂肪酸
    エステルから成る群から選ばれた1種以上の乳化
    剤を使用する特許請求の範囲第1項記載の滋養乳
    化飲料組成物の製造法。 5 殺菌前に10〜50℃で30〜70Kg/cm2の均質圧力
    で均質化し、次いで殺菌後、60〜80℃で100〜250
    Kg/cm2の均質圧力で均質化する特許請求の範囲第
    1項記載の滋養乳化飲料組成物の製造法。
JP5437479A 1979-05-02 1979-05-02 Production of emulsified beverage composition of high nutrition Granted JPS55148055A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437479A JPS55148055A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Production of emulsified beverage composition of high nutrition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437479A JPS55148055A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Production of emulsified beverage composition of high nutrition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148055A JPS55148055A (en) 1980-11-18
JPS6242572B2 true JPS6242572B2 (ja) 1987-09-09

Family

ID=12968888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5437479A Granted JPS55148055A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Production of emulsified beverage composition of high nutrition

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55148055A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2538679A1 (fr) * 1982-12-29 1984-07-06 Corning Glass Works Emulsions stables de matieres grasses et de matieres lactoproteinees et lactosees a lactose hydrolyse destinees a l'alimentation animale
US5580600A (en) * 1991-06-14 1996-12-03 Associated Food Technology Pty, Ltd. Monounsaturated dairy products
GB2274382B (en) * 1991-06-14 1995-11-22 Ass Food Tech Monounsaturated dairy products
JP3327500B2 (ja) * 1994-08-17 2002-09-24 森永乳業株式会社 乳糖分解甘性ホエー濃縮物及びその製造法
US7524523B2 (en) * 2002-12-10 2009-04-28 Unilever Bestfoods, North America, Division Of Conopco, Inc. Oil in water emulsion
KR101202052B1 (ko) * 2004-01-26 2012-11-15 후지 세이유 가부시키가이샤 수중 유형 유화물
JP2006006272A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Mitsubishi Chemicals Corp 乳飲料用乳化安定剤及びそれを含有する乳飲料
CN104856058A (zh) * 2015-05-30 2015-08-26 安庆市孝柱食品科技有限公司 葵花籽油乳剂
CN107751872A (zh) * 2017-10-16 2018-03-06 海南春光食品有限公司 一种姜粉的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148055A (en) 1980-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100227762B1 (ko) 무지 크림 치즈 제품 및 그의 제조 방법
NO318376B1 (no) Dietetisk balansert melkeprodukt, fremgangsmate for fremstilling derav og anvendelse av produktet.
JP2019507593A (ja) エンドウ豆タンパク質単離物を含む、ヨーグルト、クリーム、クリームデザート又は冷凍デザートなどの栄養調合物及び調合物のタンパク質源としての使用
US5200226A (en) Dairy preparation and process
JP6628606B2 (ja) 生クリーム含有ホイップドコンパウンドクリーム
JP7724158B2 (ja) 乳製品および方法
WO2016068251A1 (ja) 酸性乳飲料及びその製造方法
JP2018157833A (ja) 飲食品用乳化組成物、飲食品用乳化組成物の製造方法、飲食品及び乳飲料
CN105918465A (zh) 一种浓缩乳的加工方法
JPS6242572B2 (ja)
NO169934B (no) Maskin for fylling av deigformede medier
JPH0662735A (ja) 水中油形エマルジョンの製造方法
US5209157A (en) Plant for obtaining dairy preparation
CN101611739B (zh) 含有植物甾醇的低脂或脱脂液态奶及其生产方法
US20020122865A1 (en) Dairy-based beverages fortified with cholesterol-lowering agents
JP2003299450A (ja) 水中油型乳化脂
CN110692789B (zh) 金属包装液体咖啡饮料及其制备方法
RU2532827C1 (ru) Кисломолочный продукт на основе козьего молока для питания беременных и кормящих женщин
CN107624871A (zh) 一种含植物油的发酵乳及其制备方法
CN110959686A (zh) 一种椰子酸奶及其制备方法
WO2006112138A1 (ja) 起泡性水中油型乳化物
RU2375879C2 (ru) Способ получения молочного продукта
JP3741396B2 (ja) 栄養飲料及びその製造法
US5393551A (en) Modified milk containing a butter fat substitute which includes partially hydrogenated soybean oil
JPS6159110B2 (ja)