JPS6242561B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242561B2 JPS6242561B2 JP53164731A JP16473178A JPS6242561B2 JP S6242561 B2 JPS6242561 B2 JP S6242561B2 JP 53164731 A JP53164731 A JP 53164731A JP 16473178 A JP16473178 A JP 16473178A JP S6242561 B2 JPS6242561 B2 JP S6242561B2
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- JP
- Japan
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- ridge
- plate
- main shaft
- machine frame
- beating
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- Expired
Links
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乾田において畦上に盛土し、この盛
土を畦上面と畦斜面との二面を同時に叩く畦叩き
板で叩き固め、丈夫な畦を簡単なトラクター作業
により形成する整畦機に係るものである。
土を畦上面と畦斜面との二面を同時に叩く畦叩き
板で叩き固め、丈夫な畦を簡単なトラクター作業
により形成する整畦機に係るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 整畦機には、湿田で畦ぎわにどろどろの泥土を
作り、この泥土を畦に塗りつけるタイプのもの
と、乾田で畦上に盛土し、この盛土を叩き固める
タイプのものがある。
点〕 整畦機には、湿田で畦ぎわにどろどろの泥土を
作り、この泥土を畦に塗りつけるタイプのもの
と、乾田で畦上に盛土し、この盛土を叩き固める
タイプのものがある。
特公昭53−18404号や実開昭53−102411号に開
示されている整畦機は、盛土を叩き固めるタイプ
のものであるが、畦叩き板の叩き動作は第4図に
示すように軸受筒に対して畦叩き板を保持する支
持杆が直線的に往復動するだけのものである。
示されている整畦機は、盛土を叩き固めるタイプ
のものであるが、畦叩き板の叩き動作は第4図に
示すように軸受筒に対して畦叩き板を保持する支
持杆が直線的に往復動するだけのものである。
実開昭53−102411号の畦叩き板は畦斜面のみを
叩くものであるから直線的な往復動でも良いが、
特公昭53−18404号のような畦斜面と畦上面との
二面を同時に叩く畦叩き板においては直線的な往
復動の場合畦斜面を叩く叩き板に叩き力を充分に
与える為横方向に移動する叩き動作を与えると畦
上面を叩く叩き板は畦上面を横にスライドする動
作になり、上方から下方に向かつて叩く動作にな
らない欠点が生ずる。
叩くものであるから直線的な往復動でも良いが、
特公昭53−18404号のような畦斜面と畦上面との
二面を同時に叩く畦叩き板においては直線的な往
復動の場合畦斜面を叩く叩き板に叩き力を充分に
与える為横方向に移動する叩き動作を与えると畦
上面を叩く叩き板は畦上面を横にスライドする動
作になり、上方から下方に向かつて叩く動作にな
らない欠点が生ずる。
本発明は、このような欠点を畦叩き板を直線的
に往復せしめずに第5図に示すような軌跡の曲線
的な往復動により畦叩き板に「おじぎをするよう
な作動」を与えることにより解決しようとするも
のである。
に往復せしめずに第5図に示すような軌跡の曲線
的な往復動により畦叩き板に「おじぎをするよう
な作動」を与えることにより解決しようとするも
のである。
本発明は、これらの欠点を解決したもので、実
施例を示す添付図面を参照してその構成を詳述す
ると次の通りである。
施例を示す添付図面を参照してその構成を詳述す
ると次の通りである。
走行車1の後方に、昇降アーム5、連結杆6、
吊上杆7、支持杆8によつて機枠9を3点支持状
態で連結し、この機枠9に走行車1の直進方向に
向けて主軸4を横架し、この主軸4の片側に畦起
こしロータ10を併設し、この畦起こしロータ1
0に主軸4より動力を分取し、機枠9後部の畦側
に基端を軸着して上部が畦側に向かつて揺動する
揺動腕19を機枠9に揺動自在に設け、この揺動
腕19の上端部寄りに畦角部に向けて反復押動す
る往復押動杆20の先端部を枢着連結し、この往
復押動杆20基端部をクランク機構aを介して主
軸4に関設し、前記揺動腕19の畦側に、畦上面
を板面全体で叩く板と畦斜面を同時に板面全体で
叩く板とを所定の畦角度で固定状態に一体的に連
設した縦断面略逆L字状の畦叩き板21を付設
し、揺動腕19の揺動動作により畦に対して畦叩
き板21を曲線的な往復動軌跡で叩き挙動を行う
ように設けた事を特徴とするものである。
吊上杆7、支持杆8によつて機枠9を3点支持状
態で連結し、この機枠9に走行車1の直進方向に
向けて主軸4を横架し、この主軸4の片側に畦起
こしロータ10を併設し、この畦起こしロータ1
0に主軸4より動力を分取し、機枠9後部の畦側
に基端を軸着して上部が畦側に向かつて揺動する
揺動腕19を機枠9に揺動自在に設け、この揺動
腕19の上端部寄りに畦角部に向けて反復押動す
る往復押動杆20の先端部を枢着連結し、この往
復押動杆20基端部をクランク機構aを介して主
軸4に関設し、前記揺動腕19の畦側に、畦上面
を板面全体で叩く板と畦斜面を同時に板面全体で
叩く板とを所定の畦角度で固定状態に一体的に連
設した縦断面略逆L字状の畦叩き板21を付設
し、揺動腕19の揺動動作により畦に対して畦叩
き板21を曲線的な往復動軌跡で叩き挙動を行う
ように設けた事を特徴とするものである。
走行車1に、昇降アーム5、連結杆6、吊上杆
7、支持杆8、によつて機枠9を連結し、この機
枠9を所定の高さにして走行車1をを畦22に沿
わせて徐行前進せしめる。
7、支持杆8、によつて機枠9を連結し、この機
枠9を所定の高さにして走行車1をを畦22に沿
わせて徐行前進せしめる。
走行車1の動力を基枠9に設けた主軸4に分取
し、この主軸4により基枠9の側方に併設した畦
起こしロータ10を回転せしめ、畦22ぎわの土
をかき上げ、畦22上に盛土する。
し、この主軸4により基枠9の側方に併設した畦
起こしロータ10を回転せしめ、畦22ぎわの土
をかき上げ、畦22上に盛土する。
主軸4の回転によりクランク機構aを介して往
復押動杆20を往復動せしめ、基部を機枠9に軸
着した揺動腕19の上部を揺動せしめ、この揺動
腕19に付設した畦叩き板21に第5図に示すよ
うな曲線的な往復動軌跡の「おじぎをするような
叩き作動」を与えて畦斜面も畦上面も同時に強く
叩き固める。
復押動杆20を往復動せしめ、基部を機枠9に軸
着した揺動腕19の上部を揺動せしめ、この揺動
腕19に付設した畦叩き板21に第5図に示すよ
うな曲線的な往復動軌跡の「おじぎをするような
叩き作動」を与えて畦斜面も畦上面も同時に強く
叩き固める。
走行車1の後方に、昇降アーム5、連結杆6、
吊上杆7、支持杆8によつて、機枠9を3点支持
状態で連結する。
吊上杆7、支持杆8によつて、機枠9を3点支持
状態で連結する。
このため、昇降アーム5の油圧による擺動動作
で機枠9は上下昇降運動する。
で機枠9は上下昇降運動する。
この機枠9に、走行車1の直進方向に向けて主
軸4を横架する。
軸4を横架する。
図面は、走行車1(例えばトラクター)の後方
に既設された駆動軸でユニバーサルジヨイント3
等を介して主軸4を回転するようにした場合を図
示している。
に既設された駆動軸でユニバーサルジヨイント3
等を介して主軸4を回転するようにした場合を図
示している。
この主軸4の片側に畦起こしロータ10を併設
する。
する。
図面の畦起こしロータ10には田んぼの泥土を
確実に掻き上げるように形成された畦起こし刃1
1が装備されている。
確実に掻き上げるように形成された畦起こし刃1
1が装備されている。
この畦起こしロータ10に主軸4より動力を分
取する。
取する。
図面は、畦起こしロータ10の回転軸12に設
けたロータースプロケツト13と主軸4に設けた
主スプロケツト14とにチエーン15を懸環した
場合を図示している。
けたロータースプロケツト13と主軸4に設けた
主スプロケツト14とにチエーン15を懸環した
場合を図示している。
機枠9後部の畦側に基端を軸着して上部が畦側
に向かつて揺動する揺動腕19を揺動自在に設け
る。
に向かつて揺動する揺動腕19を揺動自在に設け
る。
図面は、畦起こしロータ10の後方に位置する
機枠9の機体枠9′側面に突設した支持軸18に
畦側に向かつて揺動する揺動腕19を揺動自在に
立設した場合を図示している。
機枠9の機体枠9′側面に突設した支持軸18に
畦側に向かつて揺動する揺動腕19を揺動自在に
立設した場合を図示している。
この揺動腕19の上端部寄りに畦角部に向けて
反復押動する往復押動杆20の先端部を枢着連結
する。
反復押動する往復押動杆20の先端部を枢着連結
する。
この往復押動杆20の基端部をクランク機構a
を介して主軸4に関設する。
を介して主軸4に関設する。
図面は、主軸4の先端に駆動クランク17を固
定し、この駆動クランク17と往復押動杆20と
でクランク機構aを形成した場合を図示してい
る。
定し、この駆動クランク17と往復押動杆20と
でクランク機構aを形成した場合を図示してい
る。
前記揺動腕19の畦側に、畦上面を板面全体で
叩く板と畦斜面を同時に板面全体で叩く板とを所
定の畦角度で固定状態に一体的に連設した縦断面
略逆L字状の畦叩き板21を付設して前記揺動腕
19の揺動動作により畦に対して畦叩き板21を
おじぎするような叩き挙動を行うように設ける。
叩く板と畦斜面を同時に板面全体で叩く板とを所
定の畦角度で固定状態に一体的に連設した縦断面
略逆L字状の畦叩き板21を付設して前記揺動腕
19の揺動動作により畦に対して畦叩き板21を
おじぎするような叩き挙動を行うように設ける。
図面は、この揺動腕19に、支持腕19′を介
して畦叩き板21を連設した場合を図示してい
る。
して畦叩き板21を連設した場合を図示してい
る。
符号16は、畦起こし刃11に沿わしめて形成
された円弧状の泥土除けカバー、23はロツドエ
ンド。
された円弧状の泥土除けカバー、23はロツドエ
ンド。
本発明は、どろどろの泥土を作つたり、畦に塗
りつけるタイプの整畦機でなく、乾田で而かも晴
れた日に整畦作業を行うことの出来る整畦機で、
畦起こしロータを回動せしめながら走行車を前進
させるだけで、畦起こしロータが畦ぎわの土を掘
起こし、田の土を畦の上面と側面に盛り上げなが
ら前進することになる。
りつけるタイプの整畦機でなく、乾田で而かも晴
れた日に整畦作業を行うことの出来る整畦機で、
畦起こしロータを回動せしめながら走行車を前進
させるだけで、畦起こしロータが畦ぎわの土を掘
起こし、田の土を畦の上面と側面に盛り上げなが
ら前進することになる。
そしてこの盛土を直ちに畦起こしロータの後方
に設けた畦叩き板により叩き固めるものである
が、本発明の第1の特徴は、畦叩き板の取付機構
であつて、機枠後部の畦側に基端を軸着して上部
が畦側に向かつて揺動する揺動腕を機枠に揺動自
在に設け、揺動腕の上端部寄りに畦角部に向けて
反復押動する往復押動杆の先端部を枢着連結し、
この往復押動杆の先端部をクランク機構を介して
主軸に関設し、前記揺動腕の畦側に畦叩き板を付
設し、前記揺動腕の揺動における降下時において
畦叩き板を畦に叩きつける点にある。
に設けた畦叩き板により叩き固めるものである
が、本発明の第1の特徴は、畦叩き板の取付機構
であつて、機枠後部の畦側に基端を軸着して上部
が畦側に向かつて揺動する揺動腕を機枠に揺動自
在に設け、揺動腕の上端部寄りに畦角部に向けて
反復押動する往復押動杆の先端部を枢着連結し、
この往復押動杆の先端部をクランク機構を介して
主軸に関設し、前記揺動腕の畦側に畦叩き板を付
設し、前記揺動腕の揺動における降下時において
畦叩き板を畦に叩きつける点にある。
この状態で叩き挙動を与えて畦叩き板の降下時
で整畦すれば常に畦叩き板は斜め上方から畦角に
向かつて斜め下向きに叩きつけられることにな
り、ハンマー作用により瞬時に強力な叩き力がド
シン、ドシンと云う状態で加えられることにな
る。
で整畦すれば常に畦叩き板は斜め上方から畦角に
向かつて斜め下向きに叩きつけられることにな
り、ハンマー作用により瞬時に強力な叩き力がド
シン、ドシンと云う状態で加えられることにな
る。
そして第2の特徴は、畦叩き板の構造であつ
て、畦上面を板面全体で叩く板と、畦側面を板面
全体で叩く板とを所定の畦角度で固定状態すなわ
ち螺着などの可動状態にせずに一体的に連設した
畦叩き板を採用した点であつて、このようにした
から必ず畦上面と畦側面との二面を同時に叩くこ
とになり、而かも第1の特徴である畦角に向かつ
て斜め上方から急速降下する叩き動作と相乗して
二面を同時に挾み込むようにして叩くから畦叩き
板と、固い旧畦側とで、盛り上げられた柔らかい
泥土を強力に挾みつけるから泥土はしつかりと締
め固められることになる。
て、畦上面を板面全体で叩く板と、畦側面を板面
全体で叩く板とを所定の畦角度で固定状態すなわ
ち螺着などの可動状態にせずに一体的に連設した
畦叩き板を採用した点であつて、このようにした
から必ず畦上面と畦側面との二面を同時に叩くこ
とになり、而かも第1の特徴である畦角に向かつ
て斜め上方から急速降下する叩き動作と相乗して
二面を同時に挾み込むようにして叩くから畦叩き
板と、固い旧畦側とで、盛り上げられた柔らかい
泥土を強力に挾みつけるから泥土はしつかりと締
め固められることになる。
また、この畦上面と畦側面とが同時に叩からる
ことが極めて重要なことで、若し畦上面だけ叩く
場合は盛土は畦斜面の方にこぼれ落ちることにな
る。
ことが極めて重要なことで、若し畦上面だけ叩く
場合は盛土は畦斜面の方にこぼれ落ちることにな
る。
また畦側面だけを叩く場合には盛土が上方に逃
げようとするから畦角部をしつかりと締め固める
ことが出来ず、そこから再び欠け落ちたりして堅
牢な畦を造成することが出来ない。
げようとするから畦角部をしつかりと締め固める
ことが出来ず、そこから再び欠け落ちたりして堅
牢な畦を造成することが出来ない。
この点本発明は、畦上面を叩く板と畦側面を叩
く板とが〓状に一体に連設されているからこの畦
上面を叩く板と畦側面を叩く板が盛土を挾み込む
ような叩き動作となるから畦上面と畦側面の2つ
の叩き面の交叉角部においては盛土が上や下に逃
げることが出来ない。
く板とが〓状に一体に連設されているからこの畦
上面を叩く板と畦側面を叩く板が盛土を挾み込む
ような叩き動作となるから畦上面と畦側面の2つ
の叩き面の交叉角部においては盛土が上や下に逃
げることが出来ない。
その上畦叩き板の叩き動作は畦角部斜め上方よ
り畦角部に向かつて畦叩き板が反復して往復動
し、その急降下に際して叩き動作を行うから畦角
部に一番強い衝撃が加えられ、新しい畦の畦角度
が一番強くしつかりと叩き固められることにな
る。
り畦角部に向かつて畦叩き板が反復して往復動
し、その急降下に際して叩き動作を行うから畦角
部に一番強い衝撃が加えられ、新しい畦の畦角度
が一番強くしつかりと叩き固められることにな
る。
この為前記したように畦角から固められた土が
欠落するようなことが防止され、それだけしつか
りした堅牢な畦が造成されることになる。
欠落するようなことが防止され、それだけしつか
りした堅牢な畦が造成されることになる。
またこの畦叩き板は必ず板全面で而かも略平均
した叩き力で叩くことになり、従来の前記したパ
タパタとドアを開閉するように押しつけるタイプ
のもののように前進に伴つて泥を塗りつける畦塗
り機ではなく、あくまで瞬時に強い力で叩く動作
を繰返すことになる。
した叩き力で叩くことになり、従来の前記したパ
タパタとドアを開閉するように押しつけるタイプ
のもののように前進に伴つて泥を塗りつける畦塗
り機ではなく、あくまで瞬時に強い力で叩く動作
を繰返すことになる。
この際畦上面と畦側面の叩き面は夫々新しい畦
の上面と側面に合致する角度で連設されているか
ら叩き固められた畦は所望の形状の畦となる。
の上面と側面に合致する角度で連設されているか
ら叩き固められた畦は所望の形状の畦となる。
この動作が連続的に反復して繰返されるから極
めて堅牢な畦が出来上がり、虫やネズミ穴なども
確実に閉塞されることになる。
めて堅牢な畦が出来上がり、虫やネズミ穴なども
確実に閉塞されることになる。
また、更に、第3の特徴は、畦叩き挙動であつ
て、本出願前の公知技術(実開昭53−102411号公
報)と対比して説明すると、このものは第4図に
示すように、機枠(図示省略)に筒状の軸受筒5
1を固定し、この軸受筒51に振動棒52をスラ
イド自在に嵌挿し、この振動棒52の基部に連接
棒53を連結し、この連接棒53をクランク54
の盤面上に連結し、一方振動棒52の先端部にプ
レート55、案内棒、バネ57を介して畦叩き板
58を取付け、前記クランク54を回転して振動
棒52を往復運動し、これによつて前記畦叩き板
58を直線往復運動して畦叩きするように構成し
たものである。
て、本出願前の公知技術(実開昭53−102411号公
報)と対比して説明すると、このものは第4図に
示すように、機枠(図示省略)に筒状の軸受筒5
1を固定し、この軸受筒51に振動棒52をスラ
イド自在に嵌挿し、この振動棒52の基部に連接
棒53を連結し、この連接棒53をクランク54
の盤面上に連結し、一方振動棒52の先端部にプ
レート55、案内棒、バネ57を介して畦叩き板
58を取付け、前記クランク54を回転して振動
棒52を往復運動し、これによつて前記畦叩き板
58を直線往復運動して畦叩きするように構成し
たものである。
このものは畦側面を叩くだけのもので、畦上面
を叩くものではない。
を叩くものではない。
また畦叩き板58が直線往復運動であり、本発
明のように「おじぎをするような叩き挙動」をし
ない。
明のように「おじぎをするような叩き挙動」をし
ない。
古い畦上の盛土をしつかりと締め固めるには先
ず、畦上面を上方から下方に向けて強力に叩き付
けることが必須条件で、この強大な叩き力によつ
て旧畦上の盛土のみならず崩れかかつている旧畦
をもまとめて一緒に畦叩き板と大地とで強力に挾
み付けることができ、従つての下向きの力が強い
ことによつてはじめてしつかりとした畦ができ上
がることになる。
ず、畦上面を上方から下方に向けて強力に叩き付
けることが必須条件で、この強大な叩き力によつ
て旧畦上の盛土のみならず崩れかかつている旧畦
をもまとめて一緒に畦叩き板と大地とで強力に挾
み付けることができ、従つての下向きの力が強い
ことによつてはじめてしつかりとした畦ができ上
がることになる。
ところが、第4図の従来例のものは先ず上板が
ないので畦上面を叩くことが出来ず、単に畦側面
のみを叩くだけであるから一番重要な畦角部をし
つかりと叩き固めることが出来ず、畦上面側へ盛
土が逃げようとし、しつかりと締め固めることが
出来ない。
ないので畦上面を叩くことが出来ず、単に畦側面
のみを叩くだけであるから一番重要な畦角部をし
つかりと叩き固めることが出来ず、畦上面側へ盛
土が逃げようとし、しつかりと締め固めることが
出来ない。
この点本発明は、揺動する揺動腕の長さによつ
て畦叩き板の上下動が規制されるから第5図に図
示したような軌跡の曲線的に往復動する叩き挙動
となる。
て畦叩き板の上下動が規制されるから第5図に図
示したような軌跡の曲線的に往復動する叩き挙動
となる。
すなわち、第4図のもののような叩き面の角度
が変わらない直線往復運動ではなく、叩き面の角
度が次第に変わるおじぎするような曲線往復運動
となる。
が変わらない直線往復運動ではなく、叩き面の角
度が次第に変わるおじぎするような曲線往復運動
となる。
従つて、畦上面と畦側面とを同時に叩く畦叩き
板であり乍ら特に畦上面をしつかりと叩く畦叩き
板となり、それだけ堅牢な畦を造成することにな
る。
板であり乍ら特に畦上面をしつかりと叩く畦叩き
板となり、それだけ堅牢な畦を造成することにな
る。
また、この従来例の畦叩き板を往復案内する案
内部の構造は、振動棒52と軸受筒51とのスラ
イド案内であるため、こじり易く、かつカバー等
で覆つたとしても泥土等が侵入してスライドがし
難くなり、畦叩き板の直線往復運動が円滑にでき
ないという実用上の大きな欠点もある。
内部の構造は、振動棒52と軸受筒51とのスラ
イド案内であるため、こじり易く、かつカバー等
で覆つたとしても泥土等が侵入してスライドがし
難くなり、畦叩き板の直線往復運動が円滑にでき
ないという実用上の大きな欠点もある。
この点本発明は、揺動自在に独立して懸架され
た畦叩き板を往復押動杆で往復動させるだけのも
ので、スライド嵌合する部分が全然無いから前記
のような欠点もないことになる。
た畦叩き板を往復押動杆で往復動させるだけのも
ので、スライド嵌合する部分が全然無いから前記
のような欠点もないことになる。
以上本発明は、従来の畦塗り機のように畦際に
散水を行つて「どろどろの泥」を作らなくともそ
のままで、而かも作業し易い晴れた日にトラクタ
ーで本機を牽引するだけで、衰えた畦に簡単に新
しく盛土し、その盛土を〓状の畦叩き板で畦上面
と畦側面とを同時に而かも盛土を交叉角度で挾み
込むようにしてドシン、ドシンと強い叩き力で連
続して叩きつけ乍ら少しずつ前進するから強固に
締め固められた丈夫な畦が簡単に且つきれいに造
成され、実用性秀れた整畦機となる。
散水を行つて「どろどろの泥」を作らなくともそ
のままで、而かも作業し易い晴れた日にトラクタ
ーで本機を牽引するだけで、衰えた畦に簡単に新
しく盛土し、その盛土を〓状の畦叩き板で畦上面
と畦側面とを同時に而かも盛土を交叉角度で挾み
込むようにしてドシン、ドシンと強い叩き力で連
続して叩きつけ乍ら少しずつ前進するから強固に
締め固められた丈夫な畦が簡単に且つきれいに造
成され、実用性秀れた整畦機となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は要部
の斜視図、第4図は従来例図、第5図は本発明の
畦叩き板の作動軌跡の説明図である。 a…クランク機構、1…走行車、4…主軸、5
…昇降アーム、6…連結杆、7…吊上杆、8…支
持杆、9…機枠、10…畦起こしロータ、19…
揺動腕、20…往復押動杆、21…畦叩き板。
は斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は要部
の斜視図、第4図は従来例図、第5図は本発明の
畦叩き板の作動軌跡の説明図である。 a…クランク機構、1…走行車、4…主軸、5
…昇降アーム、6…連結杆、7…吊上杆、8…支
持杆、9…機枠、10…畦起こしロータ、19…
揺動腕、20…往復押動杆、21…畦叩き板。
Claims (1)
- 1 走行車の後方に、昇降アーム、連結杆、吊上
杆、支持杆によつて機枠を3点支持状態で連結
し、この機枠に走行車の直進方向に向けて主軸を
横架し、この主軸の片側に畦起こしロータを併設
し、この畦起こしロータに主軸より動力を分取
し、機枠後部の畦側に基端を軸着して上部が畦側
に向かつて揺動する揺動腕を機枠に揺動自在に設
け、この揺動腕の上端部寄りに畦角部に向けて反
復押動する往復押動杆の先端部を枢着連結し、こ
の往復押動杆基端部をクランク機構を介して主軸
に関設し、前記揺動腕の畦側に、畦上面を板面全
体で叩く板と畦斜面を同時に板面全体で叩く板と
を所定の畦角度で固定状態に一体的に連設した縦
断面略逆L字状の畦叩き板を付設し、揺動腕の揺
動動作により畦に対して畦叩き板を曲線的な往復
動軌跡で叩き挙動を行うように設けた事を特徴と
する整畦機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473178A JPS5588601A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Ridge forming machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473178A JPS5588601A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Ridge forming machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588601A JPS5588601A (en) | 1980-07-04 |
JPS6242561B2 true JPS6242561B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=15798823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16473178A Granted JPS5588601A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Ridge forming machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5588601A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51100410A (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-04 | Fuji Robin Kk | Keihanzoseisochi |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514082Y2 (ja) * | 1975-10-20 | 1980-03-31 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP16473178A patent/JPS5588601A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51100410A (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-04 | Fuji Robin Kk | Keihanzoseisochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588601A (en) | 1980-07-04 |
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