JPS6241779A - セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法 - Google Patents

セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法

Info

Publication number
JPS6241779A
JPS6241779A JP18111585A JP18111585A JPS6241779A JP S6241779 A JPS6241779 A JP S6241779A JP 18111585 A JP18111585 A JP 18111585A JP 18111585 A JP18111585 A JP 18111585A JP S6241779 A JPS6241779 A JP S6241779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
cell structure
fine
manufacture
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18111585A
Other languages
English (en)
Inventor
松井 二三雄
近藤 廣海
一郎 小澤
稲葉 肇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP18111585A priority Critical patent/JPS6241779A/ja
Publication of JPS6241779A publication Critical patent/JPS6241779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は樹脂、金属、セラミックス等各種の材料と複合
してこれらの材料の低密度化、収縮率の減少、衝撃強さ
の改善等諸性能の向上を図ることのできる無機質微粒発
泡体の製造方法に関する。
(従来技術) 発泡性のある黒曜石、真珠岩、松脂岩等の天然ガラスを
粉砕後分級しロータリーキルン等で加熱焼成して発泡さ
せて軽量発泡体が製造されており、無機質で1かつ軽量
である事から多方面に広く使用されている。
しかし、従来得られているこれらの発泡体の粒径は小さ
くてせいぜい300μmであり、ごくまれに150μm
程度のものが知られているに過ぎない。
これら発泡体の内部構造は多室を有するセル状構造とな
っている。即ち従来法ではこれより微小なものには適用
され得ない。150〜300 ttmよりも微小な発泡
体は火山灰中のガラス成分を分離・選別し、これを加熱
焼成して製造できる事も公知である。この場合発泡体の
最小粒径は50〜150μmであるが、発泡体粒子のほ
とんどが単一気泡でしかない。
無機質微粒発泡体としてはこの他、石炭灰から分離され
る発泡体(商品名、フィライト)とホウケイ酸ガラスの
発泡体が知られている。
石炭灰の発泡体は英国の特定の石炭火力発電の炉から生
成される石炭灰からごく微量分離・回収されるものであ
り、我が国にも輸入され広く用いられており、その粒径
は70〜150μmであるがこの場合も単一気泡の発泡
体である。
後者のホウケイ酸ガラスの発泡体はケイ酸ナトリウl、
とホウ酸を反応させて、ホウケイ酸ナトリウムの粒状物
質をつくり、これに発泡剤を加えて加熱焼成し′こ発泡
体とするものであり、粒径は50〜1507zmでやは
り単一気泡の発泡体である。
微粒発泡体の粒径が小さい程、粒子の強度がちる事が確
かめられており、従って、各種拐刺に微粒発泡体を複合
するに際しても、発泡体が微粒である程、基質杓(3ト
り節減、発泡体の均一分散、複合体の強度等の改良に有
効となる事は論を待だない1、 ま/こ微粒発泡体の内部構造としては単−球であイ)よ
りは、多泡からなるセル状構造をとっている方が強度の
点でイ」利であり、また内部気泡の独立性が一層高めら
れるため、軽量化、熱伝導率、吸水率その他の点で望ま
しい。
(発明が解決11.ようとする問題点)本発明者らはこ
のような技術の現状に鑑み、セルm=を有;2かつ従来
知られている粒度範囲も含め更に微細な範囲にわたって
も適用できる無機質微粒発泡体の製造方法について鋭意
検討を進め、本発明に到達するに至ったものである。
(問題点を解決するだめの手段) 即ち本発明は微結晶を有する天然ガラス微粉を加熱発f
f1l +−でなる複数のセルを有する無機質微粒発泡
体の製造方法であり、広範囲の粒度のものに任意に適用
し得るものに関し、本発明の要旨は、微結晶を含み、か
つ加熱発泡性を有する天然ガラスを湿式で粉砕して微粉
とし、これを10℃/秒以上の昇温速度で昇温せしめ、
かつ850〜1150℃の温度で焼成するセル構造を有
する無機質微粒発泡体の製造方法にある。
本発明における微結晶を有する天然ガラスとは前述の黒
曜石、松脂V−+、真珠岩等が例示され、これらの微結
晶が結晶水の形で水分を含有している事が発泡体生成上
必要である。
本発明においで、これらの天然ガラス原料は発泡後の所
望の粒径を考慮して予め所望の粒径に微粉砕して用いな
ければならない。この粉砕時に従来知られている乾式に
おける衝撃や摩砕による方法では後述の1′うに微結晶
中の結晶水が失なわれ、加熱時における充分な発泡が期
待できない。そこで本発明ンこおける粉砕は湿式でやる
事が必要でちり、このだめの装置としてはボールミル、
振動ミ本発明にも・ける加熱発泡工程は微粒原料中に含
イ)される結晶水が逸散して失なわれる事のないように
10〜b の:融点近傍である850〜1150℃に昇温し焼成す
る。原料が微粒である程、昇温速度をあげることにより
、結晶水の逸散が防止される。昇温速度が10℃/秒未
満まだは500℃/秒を超えると泡の分散の均一性に欠
は好ましくない。昇温及び焼成が850〜1150℃の
範囲から離れるとセルを有する発泡体を形成しない。
次に本発明の製造方法により、セル構造を有し、かつ粒
径が150μmに満たない従来知られていない微粒域の
範囲においても自由に無機質発泡体が実現可能となる理
由について考察を加える。
黒曜石等の天然ガラスが発泡体をつくるのは、ガラスの
軟化点以上房で急速に加熱され、ガラスの軟化した粘性
とガラス内部の結晶水がガス化したときの気化圧と大気
圧とがバランスし、力゛ラス中に小さな泡となったまま
冷却、固化されるためで、従って結晶水を有する微結晶
が適当量微細に分布存在しており、かつ原料を微粉化し
軟化点付近の高温までこの水分が失なわれないよって加
熱できれば、微細かつセル構造を有する発泡体が実現さ
れるものと考えられる3、事実微、結晶を有する天然ガ
ラスを湿式粉砕し平均2〜3μTnの微粉原料としたも
のを斤、猷熱分析したところ、800℃以上においても
結晶水による吸熱反応がある事が確認された。
次に実施例をあげ、本発明を更に詳しく説明する。
(実施例) 長野県諏訪産黒曜石5〜15調を等量の水と共にゴール
ミルでアルミナボール30φを用い回転数50 rpm
、120分湿式粉砕した。次いでこの黒曜石スラリ・−
をアトライターに入れ120分粉砕した。こうし7で得
だ100〜150 、ztm及び1〜・4. Oitm
の微粉砕片F4を乾燥後、それぞれ別個に内径42艶長
さ1. OOO+nmの複螺管にアルミナ管を入れ/こ
たて型の電熱型管状炉を用いy1温速度20℃/秒、9
50℃の雰囲気で20−30秒の滞溜時間で焼成した。
こうし7て得また微粒発泡体の充てん嵩比重は025及
び030−′1″あった。−まだ後者について走査電子
顕微鏡で観察1.た1とごろ写真1に示すように粒径1
〜40 ノ1mのきれいな球形をしており、また破断面
のλ1≦査電了−顕微鏡写真2に見られるように発泡体
内部はセル構造をイjしていることが確認される。
この微粒発1.7(]2体を二1+へ袋に入れ、50 
kg/c7n2、々び100kg/L:rn2の静水圧
をかけたときの破壊率は100〜150μmについては
、1.1%及び13.7係、1〜10μmについては3
.2%及び]2%であっだ1、比較のために70〜]、
50mμのフィライトのフタ壊率をσ川を江1.でみる
とそれぞれ、58係、17%であり、本発明のセル構造
を有する微粒発泡体の強度の憂秀さが確認されだ。寸だ
表面乾燥状態の吸水率ン]土本発明のものは0.2係フ
イライトでは27%であり、この点でも本発明のものは
優ねている。
次に比較のために実施例における昇温速度台・3℃/秒
とする以外は実施例と全く同じ原料、処決で焼成を行っ
たところ、生成物の充てん嵩比重は13もあり、発泡率
は極めて不満足であった。また実施例の原料をボールミ
ルを用い乾式で粉砕し同様の粒度:(揃えたものを実施
例と同じ処方で焼成し/ζも(%)巴てん嵩比重は1,
1でちり、この場合も発1泡率は不充分でちった。
【図面の簡単な説明】
第1図は黒曜石の発泡・焼成後の粒子構造のまた第2図
は該粒子の破断面の構ユ盾の走査電子顕微鏡写真をそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 微結晶を含み、かつ加熱発泡性を有する天然ガラスを湿
    式で粉砕して微粉とし、これを10〜500℃/秒の昇
    温速度で昇温せしめ、かつ850〜1150℃の温度で
    焼成することを特徴とするセル構造を有する無機質微粒
    発泡体の製造方法。
JP18111585A 1985-08-20 1985-08-20 セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法 Pending JPS6241779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18111585A JPS6241779A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18111585A JPS6241779A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6241779A true JPS6241779A (ja) 1987-02-23

Family

ID=16095108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18111585A Pending JPS6241779A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6241779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238395A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Taiheiyo Cement Corp 発泡粒子及びその製造方法
JP2013112578A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Taiheiyo Materials Corp 軽量パーライトおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58217439A (ja) * 1982-06-10 1983-12-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 天然ガラス発泡成形体の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58217439A (ja) * 1982-06-10 1983-12-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 天然ガラス発泡成形体の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238395A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Taiheiyo Cement Corp 発泡粒子及びその製造方法
JP2013112578A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Taiheiyo Materials Corp 軽量パーライトおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3752685A (en) Method for producing hollow glass micro-spheres and their composites
US4332907A (en) Granulated foamed glass and process for the production thereof
JPH04214024A (ja) 結晶性ケイ酸ナトリウムの製造方法
US4081259A (en) Method for forming coated cellular glass pellets
CN106865992B (zh) 一种硼硅铝酸盐玻璃微珠及其制备方法
US4563432A (en) Production of porous sintered ceramic material
US3762936A (en) Manufacture of borosilicate glass powder essentially free of alkali and alkaline earth metals
JPH04219310A (ja) 非焼結状クリストバライト粒子の製造方法
EP2647605A1 (en) Method for production of foam glass pellets and pellets produced by this method
US2535659A (en) Amorphous silica and process for making same
JPS6241779A (ja) セル構造を有する無機質微粒発泡体の製造方法
JPS59156921A (ja) ガラス製造原料の圧縮体を形成する改良法
JPH03122045A (ja) マシナブルセラミックスの製造方法
RU2167112C1 (ru) Способ получения пеностекла
JPS6241780A (ja) セル構造を有する無機質超微粒発泡体
CN105540767B (zh) 一种改善水微观结构性能的矿石球
JPS59182223A (ja) 中空シリカ球状体及びその製造方法
US2047457A (en) Silica refractory articles and method of making same
JP3634717B2 (ja) 軽量発泡ガラスタイルの製造方法
JP2554975B2 (ja) 厚肉皮殻を有する微細球状無機質発泡体およびその製造方法
JPS5815045A (ja) 泡ガラスの製造方法
JP2820865B2 (ja) 石英ガラス発泡体の製造方法
JPS5913660A (ja) 人工軽量骨材の製造方法
TWI788146B (zh) 氮化鋁微細粉體的製造方法
US3245812A (en) Shaped refractory heat exchange bodies and process for making same