JPS6241738Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241738Y2 JPS6241738Y2 JP5048582U JP5048582U JPS6241738Y2 JP S6241738 Y2 JPS6241738 Y2 JP S6241738Y2 JP 5048582 U JP5048582 U JP 5048582U JP 5048582 U JP5048582 U JP 5048582U JP S6241738 Y2 JPS6241738 Y2 JP S6241738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- hook
- outer hook
- tip
- approximately
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 239000011195 cermet Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は糸分けバネを有する垂直全回転釜の
外釜の改良に関するものである。
外釜の改良に関するものである。
この全回転釜は衆知の如く回転する外釜とその
外釜外周に螺着される特殊曲面部を有する糸分け
バネと、外釜に回転自在に嵌合され下糸を有する
ボビンケースを抱持する内釜と、この内釜の脱落
防止する内釜押えの４点を組合せて構成されてい
る。近年ミシンの縫製素材も多様化が著しく、太
糸から極細の化繊糸など縫条件の悪い糸の使用が
増加し、特に極細糸の場合、外釜剣先で掬い取ら
れた上糸ループを外釜の回転に従い剣先部の糸係
止段部へ一旦係止するが、この際前述の外釜外周
を覆うように螺着される糸分けバネと前記糸係止
段部上面の接触部の合せ目の隙に糸が喰込まれ糸
切れ発生し問題となつている。このため前記接触
部の加工精度保持と組立に手数を要している。
外釜外周に螺着される特殊曲面部を有する糸分け
バネと、外釜に回転自在に嵌合され下糸を有する
ボビンケースを抱持する内釜と、この内釜の脱落
防止する内釜押えの４点を組合せて構成されてい
る。近年ミシンの縫製素材も多様化が著しく、太
糸から極細の化繊糸など縫条件の悪い糸の使用が
増加し、特に極細糸の場合、外釜剣先で掬い取ら
れた上糸ループを外釜の回転に従い剣先部の糸係
止段部へ一旦係止するが、この際前述の外釜外周
を覆うように螺着される糸分けバネと前記糸係止
段部上面の接触部の合せ目の隙に糸が喰込まれ糸
切れ発生し問題となつている。このため前記接触
部の加工精度保持と組立に手数を要している。
この考案はこの点鑑みなされたもので、どのよ
うな極細糸使用でも糸喰込みを防止し、且つ組立
容易な垂直全回転釜を得ることを目的にしたもの
である。
うな極細糸使用でも糸喰込みを防止し、且つ組立
容易な垂直全回転釜を得ることを目的にしたもの
である。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。１は外釜であり、図示しない釜止片により所
定の位置に係止される内釜２を嵌合し、内釜押え
３によつて把持図示しない駆動軸に連結される。
前記外釜１の外周４に螺着される特殊曲面５を有
する半円弧状の糸分けバネ６を、長手方向略４分
の１の糸案内部７を除く前記特殊曲面部５を外釜
１と一体化に形成し、剣先部８に設けられた糸係
止段部９を先端部巾略２mm分離する外周４を直交
する深さ略0.6mmの平溝１０とその中央に螺止穴
１１を設けて成形した外釜１′に、長窓１２及び
取付穴１３を有する山形形の糸案内片１４を、山
形頂点を外釜剣先１５方向へ向け長窓１２を分離
された糸係止段部９′へ挿入、平溝１０に嵌合
し、前記平溝１０螺止穴１１に取付ビス１６で螺
着するよう構成したものである。
る。１は外釜であり、図示しない釜止片により所
定の位置に係止される内釜２を嵌合し、内釜押え
３によつて把持図示しない駆動軸に連結される。
前記外釜１の外周４に螺着される特殊曲面５を有
する半円弧状の糸分けバネ６を、長手方向略４分
の１の糸案内部７を除く前記特殊曲面部５を外釜
１と一体化に形成し、剣先部８に設けられた糸係
止段部９を先端部巾略２mm分離する外周４を直交
する深さ略0.6mmの平溝１０とその中央に螺止穴
１１を設けて成形した外釜１′に、長窓１２及び
取付穴１３を有する山形形の糸案内片１４を、山
形頂点を外釜剣先１５方向へ向け長窓１２を分離
された糸係止段部９′へ挿入、平溝１０に嵌合
し、前記平溝１０螺止穴１１に取付ビス１６で螺
着するよう構成したものである。
このような構成において、従来問題となりし糸
係止段部上面と糸分けバネとの接触面は、分離係
上段部９′と、上面１７は糸案内片１４の上面に
出ているため、前記上面１７と糸案内片１４の接
触面は直線的間隙皆無にて糸喰込みは完全解消
し、外釜１′の回転に従い係止されていた図示し
ない上糸ループの一方は剣先斜線面１８の付根Ｒ
面から内釜２、底面１９に、他の一方は特殊曲面
部５を通過内釜２上面を円滑に周回し図示しない
ボビンケースより引き出された下糸に絡み合わさ
れ縫目が構成される。以上説明の如く糸係止段部
９′の改善によりどのような極細糸の使用におい
ても糸係止部の糸喰込みは防止され且つ、糸案内
片１４もビス一本で簡単に組付けられ安定した品
質が得られるなどの効果を有するものである。尚
この垂直全回転の外釜１′をサーメツト等で成型
すればより以上の高品質の外釜を容易に得られる
効果をも有するものである。
係止段部上面と糸分けバネとの接触面は、分離係
上段部９′と、上面１７は糸案内片１４の上面に
出ているため、前記上面１７と糸案内片１４の接
触面は直線的間隙皆無にて糸喰込みは完全解消
し、外釜１′の回転に従い係止されていた図示し
ない上糸ループの一方は剣先斜線面１８の付根Ｒ
面から内釜２、底面１９に、他の一方は特殊曲面
部５を通過内釜２上面を円滑に周回し図示しない
ボビンケースより引き出された下糸に絡み合わさ
れ縫目が構成される。以上説明の如く糸係止段部
９′の改善によりどのような極細糸の使用におい
ても糸係止部の糸喰込みは防止され且つ、糸案内
片１４もビス一本で簡単に組付けられ安定した品
質が得られるなどの効果を有するものである。尚
この垂直全回転の外釜１′をサーメツト等で成型
すればより以上の高品質の外釜を容易に得られる
効果をも有するものである。
第１図は従来の垂直全回転釜の分解斜視図、第
２図はこの考案の外釜と糸案内片の分解斜視図、
第３図はこの考案の外釜に糸案内片を螺着した状
態を示す正面図である。 １′：外釜、４：外周、５：特殊曲面部、８：
剣先部、９′：分離糸係止段部、１０：平溝、１
２：長窓、１３：取付穴、１４：糸案内片。
２図はこの考案の外釜と糸案内片の分解斜視図、
第３図はこの考案の外釜に糸案内片を螺着した状
態を示す正面図である。 １′：外釜、４：外周、５：特殊曲面部、８：
剣先部、９′：分離糸係止段部、１０：平溝、１
２：長窓、１３：取付穴、１４：糸案内片。
Claims (1)
- 所定の位置に外釜と回動しないよう釜止片によ
り係止される内釜を嵌合保持し、駆動軸に連結さ
れて回転する外釜の外周に螺着された特殊曲面部
を有する半円弧形の糸分けバネを、前記糸分けバ
ネの長手方向略４分の１の三角状の糸案内部を除
く特殊曲面部を外釜と一体化に形成し、剣先部に
設けられた糸係止段部を先端巾略２mm分離するよ
う、糸係止部外径を直交する深さ略0.6mmの平溝
とその中央に螺子穴を設けて成形した外釜に、長
窓及び取付け穴を有する山形形成された糸案内片
を山形頂点部を剣先方向へ、長窓内に分離糸係止
段部が挿入するよう平溝へ嵌合させ取付けビスで
螺着したことを特徴とするミシンの垂直全回転釜
の外釜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048582U JPS58152278U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | ミシンの垂直全回転釜の外釜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048582U JPS58152278U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | ミシンの垂直全回転釜の外釜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58152278U JPS58152278U (ja) | 1983-10-12 |
| JPS6241738Y2 true JPS6241738Y2 (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=30061281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5048582U Granted JPS58152278U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | ミシンの垂直全回転釜の外釜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58152278U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0211000Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1990-03-19 |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP5048582U patent/JPS58152278U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58152278U (ja) | 1983-10-12 |
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