JPS6241714A - 第2族金属の化合物の球状粒子の製造方法 - Google Patents
第2族金属の化合物の球状粒子の製造方法Info
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- JPS6241714A JPS6241714A JP61190408A JP19040886A JPS6241714A JP S6241714 A JPS6241714 A JP S6241714A JP 61190408 A JP61190408 A JP 61190408A JP 19040886 A JP19040886 A JP 19040886A JP S6241714 A JPS6241714 A JP S6241714A
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- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F5/00—Compounds of magnesium
- C01F5/26—Magnesium halides
- C01F5/30—Chlorides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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- Inorganic Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周期律表第■族金属の化合物の実質的に球状ま
たは楕円体状の粒子、即ち、球形に近い形状の粒子を、
溶媒中に溶解させた該化合物を非溶剤媒体中で沈澱させ
ることにより製造する方法に関する。
たは楕円体状の粒子、即ち、球形に近い形状の粒子を、
溶媒中に溶解させた該化合物を非溶剤媒体中で沈澱させ
ることにより製造する方法に関する。
特願昭56−164106号によれば、ハロゲン化マク
ネシウムを溶液中に溶解させ、非溶剤有機媒体中でこれ
を沈澱させることは公知である。ここでは標準的な沈澱
方法を取り扱っているので特定の形状を持たない粉末生
成物しか生じない。
ネシウムを溶液中に溶解させ、非溶剤有機媒体中でこれ
を沈澱させることは公知である。ここでは標準的な沈澱
方法を取り扱っているので特定の形状を持たない粉末生
成物しか生じない。
球状の形態を有する金属化合物、特に周期律表第■族金
属の化合物が最近次第に要求されつつある。これらの球
状の化合物に関して見出されている主たる用途は触媒担
体である。例えばチーグラー触媒の場合においては、オ
レフィンの重合または共重合において活性である遷移金
属塩の担体としてMgCl2のような金属塩が使用され
ることが知られている。このチーグラー触媒への応用に
おいて、この担体の形態は広汎に変化し、偶然に左右さ
れかつ制御できないものある。このことは合成後得られ
る重合体に高い見かけ密度および良好な流動性を持たせ
るには不利である。この重合体は、触媒またはその担体
が球状の形態を有していることに起因して球状の形態を
有する場合には、上記の特性は明らかに改善されること
が知られている。
属の化合物が最近次第に要求されつつある。これらの球
状の化合物に関して見出されている主たる用途は触媒担
体である。例えばチーグラー触媒の場合においては、オ
レフィンの重合または共重合において活性である遷移金
属塩の担体としてMgCl2のような金属塩が使用され
ることが知られている。このチーグラー触媒への応用に
おいて、この担体の形態は広汎に変化し、偶然に左右さ
れかつ制御できないものある。このことは合成後得られ
る重合体に高い見かけ密度および良好な流動性を持たせ
るには不利である。この重合体は、触媒またはその担体
が球状の形態を有していることに起因して球状の形態を
有する場合には、上記の特性は明らかに改善されること
が知られている。
かくして、欧州特許出願第83074号においてはこの
形態を外見上小液球として得る方法が開示されている。
形態を外見上小液球として得る方法が開示されている。
この特許出願によれば、強攪拌下で不活性媒体中で界面
活性剤の存在下においてマグネシウムおよびチタンを主
成分とする化合物のエマルジョンが調製される。この方
法においては、液相触媒系を使用しなければならないこ
と、および、様々な条件下で様々な触媒の目的のために
使用されるような不純物を含まない担体を製造すること
が不可能であるということの二重の欠点が存在する。
活性剤の存在下においてマグネシウムおよびチタンを主
成分とする化合物のエマルジョンが調製される。この方
法においては、液相触媒系を使用しなければならないこ
と、および、様々な条件下で様々な触媒の目的のために
使用されるような不純物を含まない担体を製造すること
が不可能であるということの二重の欠点が存在する。
本発明によれば、制御された沈澱法により実際に球状か
つ固体のとりわけチーグラー型の触媒担体として使用可
能な周期律表第■属金属の化合物の粒子を調製すること
が可罷である。
つ固体のとりわけチーグラー型の触媒担体として使用可
能な周期律表第■属金属の化合物の粒子を調製すること
が可罷である。
本発明は少なくとも1種の周期律表第■族金属の化合物
の実質的な球状粒子の製造方法を含み、該方法は、この
ような化合物を溶媒に溶解させて溶液を作り、次いでこ
の溶液を非溶剤媒体の中に注入することを含む。ここで
上記非溶剤媒体は上記化合物に対して非溶剤である少な
くとも2種の液体から本質的に構成されていて、上記非
溶剤媒体の少なくとも1種は溶媒溶液に対して不混和性
であり、また、上記溶剤媒体の少なくとも1種は同様の
溶媒溶液と混和性である。
の実質的な球状粒子の製造方法を含み、該方法は、この
ような化合物を溶媒に溶解させて溶液を作り、次いでこ
の溶液を非溶剤媒体の中に注入することを含む。ここで
上記非溶剤媒体は上記化合物に対して非溶剤である少な
くとも2種の液体から本質的に構成されていて、上記非
溶剤媒体の少なくとも1種は溶媒溶液に対して不混和性
であり、また、上記溶剤媒体の少なくとも1種は同様の
溶媒溶液と混和性である。
周期律表第■族金属を主成分とする化合物は少なくとも
1種の溶媒に可溶でなければならず、それらは通常法の
一般式に対応するものである。
1種の溶媒に可溶でなければならず、それらは通常法の
一般式に対応するものである。
MeX、(OR)2−+=
この式において、Meは周期律表第■族から選択された
金属を示すが、チーグラー型の触媒担体を調製したい場
合には特にマグネシウムが推奨される。
金属を示すが、チーグラー型の触媒担体を調製したい場
合には特にマグネシウムが推奨される。
Xは塩素、臭素またはヨウ素から選ばれるハロゲン原子
、特に塩素を表す。
、特に塩素を表す。
Rは水素または直鎖型、分枝型炭化水素基または場合に
よっては飽和または不飽和の環式の、あるいは芳香族の
炭化水素基を示す。これらの基は更に一個またはいくつ
かのハロゲン、酸素、窒素、イオウまたはリンなどの異
種原子を含有することができる。
よっては飽和または不飽和の環式の、あるいは芳香族の
炭化水素基を示す。これらの基は更に一個またはいくつ
かのハロゲン、酸素、窒素、イオウまたはリンなどの異
種原子を含有することができる。
更に、nは、O≦n≦2をみたす。
共沈の観点から見ると、第■族の同一金属または異なる
金属からなる数種の金属化合物を最初に溶解させること
は勿論除外すべきことではない。
金属からなる数種の金属化合物を最初に溶解させること
は勿論除外すべきことではない。
先に述べたように、上記金属化合物は溶媒中に溶解する
。溶媒としては該金属化合物を溶解させ得る有機物質が
もっばら用いられる。しかしながら、該金属化合物の溶
解度が大きい溶媒を用いることが推奨される。
。溶媒としては該金属化合物を溶解させ得る有機物質が
もっばら用いられる。しかしながら、該金属化合物の溶
解度が大きい溶媒を用いることが推奨される。
該金属化合物の溶媒中の溶解度を増加させるために、周
囲温度以上の温度で溶液を使用することが可能である。
囲温度以上の温度で溶液を使用することが可能である。
特に塩化マグネシウムの場合を例にとると、該塩を周囲
温度で5重量%以上可溶な溶媒を用いることが推奨され
る。水、ジメチルホルムアミド、エタノール、メタノー
ルおよびそれらの混合物が推奨される溶媒として挙げる
ことができる。
温度で5重量%以上可溶な溶媒を用いることが推奨され
る。水、ジメチルホルムアミド、エタノール、メタノー
ルおよびそれらの混合物が推奨される溶媒として挙げる
ことができる。
後に上記金属化合物を沈殿させるのに用いられる上記2
種の非溶剤液体の一方が溶媒媒体と混和しない範囲で、
溶媒混合物を溶液媒体として使用することが可能である
。
種の非溶剤液体の一方が溶媒媒体と混和しない範囲で、
溶媒混合物を溶液媒体として使用することが可能である
。
溶媒に溶けている金属化合物は非溶剤媒体中で沈澱する
。一般的に言えば、溶液は攪拌下において非溶剤媒体に
注入される。好ましくは、溶液は適度な攪拌条件下に維
持された非溶剤媒体中に滴下される。最終的に得られる
粒子の平均粒径は基本的に液滴の大きさに依存する。
。一般的に言えば、溶液は攪拌下において非溶剤媒体に
注入される。好ましくは、溶液は適度な攪拌条件下に維
持された非溶剤媒体中に滴下される。最終的に得られる
粒子の平均粒径は基本的に液滴の大きさに依存する。
実質的に球状の沈殿粒子を得るためには、非溶剤媒体は
第■族金属の化合物が溶解する溶媒媒体に関する以下の
特性を特徴とする少なくとも2種の液体から必ず構成さ
れていなければならない。
第■族金属の化合物が溶解する溶媒媒体に関する以下の
特性を特徴とする少なくとも2種の液体から必ず構成さ
れていなければならない。
これらの液体の少なくとも1種は溶媒媒体と混和性であ
り、またこれらの液体の少なくとも1種は同様の溶゛媒
媒体と不混和性のものである必要がある。混和性液体と
不混和性液体の比率は、一方では沈殿が起こり得るよう
に、他方では、きわめて徐々に球状粒子が形成されるの
に好都合であるように決定される。
り、またこれらの液体の少なくとも1種は同様の溶゛媒
媒体と不混和性のものである必要がある。混和性液体と
不混和性液体の比率は、一方では沈殿が起こり得るよう
に、他方では、きわめて徐々に球状粒子が形成されるの
に好都合であるように決定される。
これら2つの条件は第■族金属の化合物の性質のみなら
ずと前記液体および溶媒媒体の性質に応じて当業者によ
って幾つかの日常的な試験により容易に決定され、選択
される。通常、不混和性液体に対する混和性液体の体積
比は0.1〜200の範囲内、好ましくは0.5〜20
0の範囲内にあり、この時、十分な結果を得ることがで
きる。使用される溶媒によって、例えば、本出願人等は
非溶剤媒質としてジオキサンまたはアセトンの炭化水素
またはメチレンクロライドとの混合物を意図しており、
さらに、後者が上記溶媒媒体と不混和性である場合は、
炭化水素およびメチレンクロライドの混合物をも意図し
ている。
ずと前記液体および溶媒媒体の性質に応じて当業者によ
って幾つかの日常的な試験により容易に決定され、選択
される。通常、不混和性液体に対する混和性液体の体積
比は0.1〜200の範囲内、好ましくは0.5〜20
0の範囲内にあり、この時、十分な結果を得ることがで
きる。使用される溶媒によって、例えば、本出願人等は
非溶剤媒質としてジオキサンまたはアセトンの炭化水素
またはメチレンクロライドとの混合物を意図しており、
さらに、後者が上記溶媒媒体と不混和性である場合は、
炭化水素およびメチレンクロライドの混合物をも意図し
ている。
非限定的な例として、塩化マグネシウムの場合には本出
願人等は水、メタノール、エタノールまたはジメチルホ
ルムアミドを溶媒として挙げることができる。一方にお
いて、溶媒を水とする場合には非溶剤媒体として、混和
性液体としてのジオキサンまたはアセトンと不混和性液
体としての炭化水素またはメチレンクロライドとの混合
物を挙げることができる。また、他方において溶媒をメ
タノールまたはジメチルホルムアミドとする場合には、
非溶剤媒体として、混和性液体としてのジオキサンまた
はメチレンクロライドと不混和性液体としての炭化水素
との混合物を挙げることができる。
願人等は水、メタノール、エタノールまたはジメチルホ
ルムアミドを溶媒として挙げることができる。一方にお
いて、溶媒を水とする場合には非溶剤媒体として、混和
性液体としてのジオキサンまたはアセトンと不混和性液
体としての炭化水素またはメチレンクロライドとの混合
物を挙げることができる。また、他方において溶媒をメ
タノールまたはジメチルホルムアミドとする場合には、
非溶剤媒体として、混和性液体としてのジオキサンまた
はメチレンクロライドと不混和性液体としての炭化水素
との混合物を挙げることができる。
沈殿したほぼ球形の粒子は公知の方法、即ち、ろ過、次
いで好ましくは不活性ガス気流中で乾燥すると言う方法
で非溶剤媒体から回収される。
いで好ましくは不活性ガス気流中で乾燥すると言う方法
で非溶剤媒体から回収される。
本発明は以下のような実施例との関連性においてより詳
しく説明されるが、単に例示のみを目的とするものであ
り、本発明を何ら制限するものではない。
しく説明されるが、単に例示のみを目的とするものであ
り、本発明を何ら制限するものではない。
実施例1(比較例)
350+nlの1,4−ジオキサンをブレード式攪拌器
およびその下部に位置する焼結板を有する二重ジャケッ
トが備えられた円筒型反応器に導入した。
およびその下部に位置する焼結板を有する二重ジャケッ
トが備えられた円筒型反応器に導入した。
次いでメタノール中に無水塩化マグネシウムを周囲温度
で飽和させた溶液20[Tl]を40m1/時の速度で
反応器の中へ注入した。攪拌は500R,P、 !J、
の速度に維持した。注入の終点においてろ過を実施し、
そこで得られた白色沈殿固体を飽和炭化水素で洗浄した
。この固体を70℃の窒素気流中で乾燥させた。その結
果、6.4gの粉末状固体が回収されたが、それは一定
の形状を有しておらず10〜200ミクロンの粒径を有
する粒子から成っていた。第1図はこの粒子の粒子構造
の顕微鏡写真(X80)である。
で飽和させた溶液20[Tl]を40m1/時の速度で
反応器の中へ注入した。攪拌は500R,P、 !J、
の速度に維持した。注入の終点においてろ過を実施し、
そこで得られた白色沈殿固体を飽和炭化水素で洗浄した
。この固体を70℃の窒素気流中で乾燥させた。その結
果、6.4gの粉末状固体が回収されたが、それは一定
の形状を有しておらず10〜200ミクロンの粒径を有
する粒子から成っていた。第1図はこの粒子の粒子構造
の顕微鏡写真(X80)である。
実施例2
容量1βの円筒形反応器に1,4−ジオキサン、ヘプタ
ンおよびシリコン油〔ローヌープ−ラン社の「フルード
710j C′Fl、UID 7)O”of Rhon
e−Poulenc)をそれぞれ体積割合で15部、2
部および3部導入した。エタノール中に塩化マグネシウ
ムを周囲温度で飽和させた溶液13m1を2m1/時の
速度でこの混合物に注入した。攪拌は25OR,P、
M、に固定した。
ンおよびシリコン油〔ローヌープ−ラン社の「フルード
710j C′Fl、UID 7)O”of Rhon
e−Poulenc)をそれぞれ体積割合で15部、2
部および3部導入した。エタノール中に塩化マグネシウ
ムを周囲温度で飽和させた溶液13m1を2m1/時の
速度でこの混合物に注入した。攪拌は25OR,P、
M、に固定した。
ろ過後、洗浄を行ない、次いで70℃の窒素気流中で乾
燥させた。この結果、4.5gの沈殿固体を約850ミ
クロンの粒径を持った小さな球形の粒子として回収した
。添付第2図はこの球状粒子の粒子構造を示す顕微鏡写
真(XIO)である。
燥させた。この結果、4.5gの沈殿固体を約850ミ
クロンの粒径を持った小さな球形の粒子として回収した
。添付第2図はこの球状粒子の粒子構造を示す顕微鏡写
真(XIO)である。
実施例3
実施例1において用いたものと同じ反応器に、順次1,
4−ジオキサン、アセトン、ヘプタンおよびメチレンク
ロライドをそれぞれ体積比で4:3:2:2の割合で導
入した。塩化マグネシウムの飽和水溶液6mlを3部m
l /時の速度で50OR,P9M。
4−ジオキサン、アセトン、ヘプタンおよびメチレンク
ロライドをそれぞれ体積比で4:3:2:2の割合で導
入した。塩化マグネシウムの飽和水溶液6mlを3部m
l /時の速度で50OR,P9M。
の速度で攪拌しながら上記反応器に注入した。ろ過後、
洗浄および乾燥を行ない、直径が100〜250ミクロ
ン球状の粒子7.2gを回収した。第3図は〕これらの
粒子の粒子構造を示す顕微鏡写真(X50)である。
洗浄および乾燥を行ない、直径が100〜250ミクロ
ン球状の粒子7.2gを回収した。第3図は〕これらの
粒子の粒子構造を示す顕微鏡写真(X50)である。
実施例4
実施例1の場合と同じ操作条件で実施したが、非溶剤媒
体は1,4−ジオキサン、ヘプタンおよびメチトンクロ
ライドをそれぞれ体積比で5:1:3の割合で構成した
。塩化マグネシウムの水溶液を10m1/時の速度で注
入した。沈殿固体を実施例3の場合と同じ方法で回収し
た。得られた粒子は平均直径が約100ミクロンの球状
のものであった。第4図はこれらの粒子の粒子構造を示
す顕微鏡写真(X80)である。
体は1,4−ジオキサン、ヘプタンおよびメチトンクロ
ライドをそれぞれ体積比で5:1:3の割合で構成した
。塩化マグネシウムの水溶液を10m1/時の速度で注
入した。沈殿固体を実施例3の場合と同じ方法で回収し
た。得られた粒子は平均直径が約100ミクロンの球状
のものであった。第4図はこれらの粒子の粒子構造を示
す顕微鏡写真(X80)である。
実施例5
実施例1と同じ操作条件で実施したが、非溶剤媒体は1
,4−ジオキサンおよびメチレンクロ0イドを体積比3
:1で形成した。注入された水性溶液は塩化マグネシウ
ムの飽和水溶液と塩化カルシウムの飽和水溶液をMgC
l2/CaCl□の最終比率が9に等しくなるように混
合したものである。沈殿の後、ろ過と洗浄を行なった。
,4−ジオキサンおよびメチレンクロ0イドを体積比3
:1で形成した。注入された水性溶液は塩化マグネシウ
ムの飽和水溶液と塩化カルシウムの飽和水溶液をMgC
l2/CaCl□の最終比率が9に等しくなるように混
合したものである。沈殿の後、ろ過と洗浄を行なった。
得られた球状粒子の平均粒径は150〜250ミクロン
であった。第5図はこれらの粒子の粒子構造を示す顕微
鏡写真(X80)である。
であった。第5図はこれらの粒子の粒子構造を示す顕微
鏡写真(X80)である。
本発明を好ましい実施態様に関連して記述してきたが、
上述した特定の形に本発明の範囲を限定するものではな
く、逆に、上記特許請求の範囲によって規定された本発
明の精神並びに範囲内には種々の別法、改良法、均等法
が包含されるものと理解すべきである。
上述した特定の形に本発明の範囲を限定するものではな
く、逆に、上記特許請求の範囲によって規定された本発
明の精神並びに範囲内には種々の別法、改良法、均等法
が包含されるものと理解すべきである。
第1図は実施例1の方法によって形成された粒子の粒子
構造を示す顕微鏡写真(倍率80)であり、第2図は実
施例2の方法によって形成された球状粒子の粒子構造を
示す顕微鏡写真(倍率10)であり、 第3図は実施例3の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率50)であり、 第4図は実施例4の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率80)であり、および
、 第5図は実施例5の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率80)である。
構造を示す顕微鏡写真(倍率80)であり、第2図は実
施例2の方法によって形成された球状粒子の粒子構造を
示す顕微鏡写真(倍率10)であり、 第3図は実施例3の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率50)であり、 第4図は実施例4の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率80)であり、および
、 第5図は実施例5の方法によって形成された球状粒子の
粒子構造を示す顕微鏡写真(倍率80)である。
Claims (7)
- (1)少なくとも1種の周期律表第II族金属化合物の実
質的に球状粒子の製造方法であって、該化合物を溶媒中
に溶解させて溶液を形成し、該溶液を非溶剤媒体中に注
入することを含み、かつ上記非溶剤媒体が本質的に上記
化合物に対して非溶剤である少なくとも2種の液体から
成り、上記非溶剤媒体の構成液体のうち少なくとも1種
が溶媒溶液に対して不混和性であり、上記非溶剤媒体の
構成液体のうち少なくとも1種が上記溶媒溶液に対して
混和性であることを特徴とする上記球状粒子の製造方法
。 - (2)上記金属化合物が以下の一般式: MeX_n(OR)_2_−_n ここにおいて Meは周期律表第II族から選択された1種の金属を示し
、 Xはハロゲン元素を示し、 Rは水素または炭化水素基を示し、 nは0≦n≦2である、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の球状粒子の製造方法。 - (3)上記金属化合物が塩化マグネシウムまたは塩化カ
ルシウムであることを特徴とする特許請求の範囲第2項
に記載の球状粒子の製造方法。 - (4)上記溶媒が水、メタノール、エタノール、ジメチ
ルホルムアミド、またはそれらの混合物から選択される
ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のうちいず
れか一項に記載の球状粒子の製造方法。 - (5)上記非溶剤媒体に混和性の液体の不混和性の液体
に対する体積比が0.1〜200の範囲内にあることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に
記載の球状粒子の製造方法。 - (6)上記非溶剤媒体が、ジオキサンまたはアセトンと
炭化水素またはメチレンクロライドとの混合物であり、
上記溶媒が水であることを特徴とする特許請求の範囲第
1〜3項のいずれか一項に記載の球状粒子の製造方法。 - (7)上記非溶剤媒体がジオキサンまたはメチレンクロ
ライドと炭化水素との混合物であり、上記溶媒がメタノ
ールまたはジメチルホルムアミドであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の球
状粒子の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8512340 | 1985-08-13 | ||
FR8512340A FR2586205B1 (fr) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | Procede de fabrication de particules spheriques de composes de metaux du groupe ii |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241714A true JPS6241714A (ja) | 1987-02-23 |
JPH0776087B2 JPH0776087B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=9322203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61190408A Expired - Lifetime JPH0776087B2 (ja) | 1985-08-13 | 1986-08-13 | 第▲ii▼族金属の化合物の球状粒子の製造方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4851208A (ja) |
EP (1) | EP0214891B1 (ja) |
JP (1) | JPH0776087B2 (ja) |
AT (1) | ATE49767T1 (ja) |
CA (1) | CA1267772A (ja) |
DE (1) | DE3668460D1 (ja) |
ES (1) | ES2000861A6 (ja) |
FR (1) | FR2586205B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04228421A (ja) * | 1990-02-19 | 1992-08-18 | Soc Atochem | 円錐台形構造を有する塩化マグネシウム粒子と、この粒子に担持された触媒成分 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4040252A1 (de) * | 1990-12-17 | 1992-06-25 | Huels Chemische Werke Ag | Verfahren zur herstellung von erdalkalialkoholaten mit sphaerischem partikelhabitus |
Citations (2)
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