JPS6241573A - 排気を乾燥室に帰還する木材乾燥方法 - Google Patents

排気を乾燥室に帰還する木材乾燥方法

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JPS6241573A
JPS6241573A JP17977185A JP17977185A JPS6241573A JP S6241573 A JPS6241573 A JP S6241573A JP 17977185 A JP17977185 A JP 17977185A JP 17977185 A JP17977185 A JP 17977185A JP S6241573 A JPS6241573 A JP S6241573A
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JP
Japan
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drying
air
drying chamber
wood
humidity
Prior art date
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Pending
Application number
JP17977185A
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English (en)
Inventor
邦康 岡村
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く 産業上の利用分野 〉 本発明は、乾燥室よりの排気の一部を再び乾燥室に帰還
導入させながら木材の乾燥を行なう木材乾燥方法に関す
る。
〈 従来の技術 〉 従来この種の乾燥方法においては、温度は制御するが湿
度については常に出来る限り湿度の低い空気を循環させ
被乾燥物の乾燥時間を短時間に終了させる目的のもとに
製作されるために、木材の表面の乾燥が進行し内部の乾
燥が遅滞する傾向が有る。
〈 発明が解決しようとする問題点 〉前記従来の方法
では木材の種類によっては、乾燥速度が早いために表面
層が膜となって内部水分の移動を妨げ、かえって乾燥時
間が長くなったり、乾燥収縮や割れが発生する事が有る
〈 問題点を解決するための手段 〉 従来の問題を解決するため、乾燥室内の空気を循環用送
風機により温度を所定の目標値に合わせつつ木材を介し
て循環を繰返しながら、木材から蒸発する水分により湿
度が上昇した乾燥室内を循環する空気の一部を排風機に
より外部に排除すると共に、その湿度が上昇した排除空
気の一部を再び乾燥室内に帰還導入させる事により、乾
燥室内を循環する空気の湿度を高く保持しながら乾燥を
行うようにしたものである。
〈 作用 〉 乾燥機の乾燥室に被乾燥物である木材を収納して循環送
風機を運転し、乾燥室に設ける温度調整器に連絡する空
気温度調整装置により乾燥室内の空気を加熱もしくは冷
却する事により乾燥室内を循環する空気の温度を目標値
に保持すると、木材より蒸発する水分により循環する空
気の湿度は上昇する。
排風機により乾燥室内を循環する湿度の高い空気の一部
を排気口に接続する排気ダクトより外部に排除すると共
に、排除空気量に等しい外部の空気は外気導入口に接続
する外気導入ダクトより乾燥室内に導入されるが、排気
ダクトには外気導入ダクトとを連絡する帰還ダクト及び
ダンパーを設け、ダンパーを適当な開度に保持する事に
より。
排風機より排気される湿度の高い空気の一部は排気ダク
トより帰還ダクトを経由して外気導入ダクトより乾燥室
内に帰還導入され、乾燥室内の湿度を高く保持する。
従い乾燥室より排風機にて排気される空気量、乾燥室に
帰還する空気量及び外部より導入する空気量をダンパー
の開度により適当な量に保持して乾燥するものであり、
乾燥の初期においては木材よりの蒸発水分量が多く乾燥
室内を循環する空気は高い湿度を維持するが、乾燥の進
行に伴い木材よりの蒸発水分量が減少し乾燥室内を循環
する空気の湿度は除々に低下するものであり、木材乾燥
としては適当な湿度制御となるものである。
〈 実施例 〉 本発明に係る排気を乾燥室に帰還する木材乾燥方法の実
施例を木材乾燥機の図面にもとすいて説明する。
木材の乾燥においては、6日程度の乾燥時間が必要であ
り、この間に含水率100%以上の木材を含水率15%
程度まで乾燥するものであり、乾燥室内を循環する空気
の温度と湿度の目標値は、乾燥開始筒1臼目及び第2日
月は温度を25〜40℃に湿度は80%以上とし、第3
日目及び第4日月は温度を25〜40℃に湿度は70〜
80%とし、第5日日は温度を30〜45℃に湿度は6
0〜70%とし、第68目は温度を50〜70℃に湿度
は40%以下とし、それぞれの目標値を予め温度調整器
及びタイマーに組み込む事により乾燥時間の経過に従っ
て温度の目標値を保持しながら木材の乾燥を行なうもの
である。
乾燥室1の前部の扉7.7′を開放して収納室2内部に
被乾燥物である木材a、a’ を収納した後乾燥室1の
〜7.7′を閉塞することにより乾燥室1を密閉し、木
材乾燥機を管理する電気制御盤8により、循環送風機9
,9″、排風機10、空気温度調整装置11を起動して
木材の乾燥を開始する。
隔壁4に設ける循環送風機9の運転により送風機室3内
部の空気は収納室2に吐出され木材aを通過進行し隔壁
6と扉7.7′との間の通路より隣室に流入、反転して
再び木材a′を通過後隔壁5に設ける循環送風機9″に
吸入され送風機室3を経由して循環送風機9より吐出さ
れる循環を開始すると共に、乾燥室1内部を循環する空
気の一部は、温度調整器13に連絡する空気温度調整装
置11により加熱もしくは冷却される事により乾燥室1
内部を循環する空気の温度を上昇もしくは下降する事に
より乾燥室1内部を循環する空気の温度を目標値に維持
する。
排気口15には排風機10を内設、排気ダクト18を外
設し、外気導入口14には外気導入ダクト17を外設し
、帰還ダクト12により排気ダクト18と外気導入ダク
ト17を連絡すると共に外気導入ダクト17にはダンパ
ー16を設けて外気導入ダクト17の入口の開口面積を
変更出来るようにする。
乾燥室内を循環する空気量を50〜20Or&/win
程度とし、排風機10により乾燥室1より排除する空気
量を10〜12 rrr/win 、乾燥室1に帰還す
る空気量を4〜b るように、外気導入ダクト17の入口の開口面積をダン
パー16により決定して木材の乾燥を開始する。
乾燥の初期においては、木材からの蒸発水分量は多く乾
燥室内を循環する空気の湿度は上昇し、しかも排風機1
0の運転により乾燥室1より外部へ排除される空気量の
約半分程度を帰還ダクト12を経由して外気導入ダクト
17より乾燥室1内部に帰還導入する事により、内部に
収納する木材a、a’から水分が蒸発するにしたがい乾
燥室内を循環する空気の湿度は上昇し80%以上の湿度
を維持する。
乾燥が進行し内部に収納する木材a、a’ から蒸発す
る水分量が減少するに伴い、乾燥室内を循環する空気の
湿度も自動的に低下し、ついには40%以下にまで到達
し乾燥を終了する。
く 発明の効果 〉 −本発明は、乾燥室内の被乾燥物である木材を介して多
量の空気を循環させながら、循環する空気の一部と共に
被乾燥物よりの蒸発水分を乾燥室外部に排除し、替りに
外部の空気を乾燥室に導入する事により乾燥を促進する
乾燥機において、排風機により外部に排除する湿度の高
い乾燥室内空気の一部を乾燥室内に帰還導入させる事に
より、乾燥室に導入する湿度の低い外部空気の空気量を
制限し、乾燥室内を@環する空気の湿度を高く保持する
事を極めて容易にするものである。
また木材からの蒸発の盛んな乾燥初期においては自動的
に乾燥室内を循環する空気の湿度は高くなり、乾燥の進
行に伴い蒸発量が減衰するに従い自動的に湿度は低下す
るために、湿度調整器を設ける事なく、乾燥室内を循環
する空気の湿度は木材乾燥に適する湿度に制御される。
また被乾燥物の種類により、ダンパーの開度を適当な位
置に固定する事により、導入口より乾燥室内に導入され
る空気に占める排気と外気の比率を任意に設定する事が
出来るために、乾燥室内を被乾燥物の乾燥に適する適度
な湿度状態で乾燥することができる。
また高温の排気を乾燥室に帰還させる事により、排気の
有する熱量も乾燥室内に帰還する事により廃棄される熱
量を回収するために、乾燥室内を循環する空気の加熱に
要する熱量を低減する。
本発明による乾燥機は、木材の他に野菜、水産物、肉類
等の生物の乾燥から陶器1紙管等の乾燥迄、その応用範
囲はきわめて広〈実施できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る木材乾燥機の一実施例を示した一部
を切り欠いた平面図である。 1・・・乾燥室  2・・・収納室  3・・・送風機
室4.5・・・隔壁  6・・・収納室隔壁7.7′・
・・El  8・・・制御盤9.9′・・・循環送風機
1o・・・排風機11・・・空気温度調整装W1 12
・・・帰還ダクト13・・・温度調整器  14・・・
外気導入口15・・・排気口  16・・・ダンパー1
7・・・外気導入ダクト  18・・・排気ダクトa、
a’・・・木材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乾燥室内の空気を送風機により被乾燥物を介して循環を
    繰返しながら、該乾燥室内を循環する空気の一部を蒸発
    水分と共に排風機により外部に排除し、且つ外部の空気
    を乾燥室内に導入しながら乾燥を促進する乾燥方法にお
    いて、排風機により外部に排除する乾燥室内空気の一部
    を乾燥室内に帰還導入させて乾燥を行うことを特徴とす
    る排気を乾燥室に帰還する木材乾燥方法。
JP17977185A 1985-08-15 1985-08-15 排気を乾燥室に帰還する木材乾燥方法 Pending JPS6241573A (ja)

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JPS6241573A true JPS6241573A (ja) 1987-02-23

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ID=16071595

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6313768U (ja) * 1986-07-11 1988-01-29
JPS6318276U (ja) * 1986-07-23 1988-02-06
CN116067133A (zh) * 2022-12-30 2023-05-05 台宜陶瓷(宜兴)有限公司 一种连续竖向陶瓷烧成炉群系统及烧成方法

Cited By (4)

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JPS6318276U (ja) * 1986-07-23 1988-02-06
CN116067133A (zh) * 2022-12-30 2023-05-05 台宜陶瓷(宜兴)有限公司 一种连续竖向陶瓷烧成炉群系统及烧成方法
CN116067133B (zh) * 2022-12-30 2023-12-26 台宜陶瓷(宜兴)有限公司 一种连续竖向陶瓷烧成炉群系统及烧成方法

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