JPS6241129B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241129B2 JPS6241129B2 JP54161518A JP16151879A JPS6241129B2 JP S6241129 B2 JPS6241129 B2 JP S6241129B2 JP 54161518 A JP54161518 A JP 54161518A JP 16151879 A JP16151879 A JP 16151879A JP S6241129 B2 JPS6241129 B2 JP S6241129B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- blower
- noise
- vehicle
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00457—Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
- B60H1/00471—The ventilator being of the radial type, i.e. with radial expulsion of the air
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用空調機用送風機に係り、特に
自動車の車室内に侵入するモータ等の騒音を遮蔽
するに好適な自動車用空調機用送風機に関する。
自動車の車室内に侵入するモータ等の騒音を遮蔽
するに好適な自動車用空調機用送風機に関する。
自動車用空調機では乗車員の居住性を向上させ
るための冷風又は暖風を循環させるが、この量は
各々の車輌の諸条件に応じた大きさが必要であ
る。一方、居住性向上のために風吹出口、冷風と
暖風の混合や吹出モードは制御のオート化と共に
増加してきているので、これに伴つて空調機の空
気抵抗は増大してきている。しかしこれらの風量
の確保や空気抵抗の増大に伴つてモータは大容量
化の傾向にあり、モータの音は大きくなる一方で
ある。しかしながら車室内の低騒音化指向もあつ
てモータの騒音低減と共に騒音遮蔽は自動車用空
調機における大きなテーマとなつてきている。
るための冷風又は暖風を循環させるが、この量は
各々の車輌の諸条件に応じた大きさが必要であ
る。一方、居住性向上のために風吹出口、冷風と
暖風の混合や吹出モードは制御のオート化と共に
増加してきているので、これに伴つて空調機の空
気抵抗は増大してきている。しかしこれらの風量
の確保や空気抵抗の増大に伴つてモータは大容量
化の傾向にあり、モータの音は大きくなる一方で
ある。しかしながら車室内の低騒音化指向もあつ
てモータの騒音低減と共に騒音遮蔽は自動車用空
調機における大きなテーマとなつてきている。
この両者のうち騒音遮蔽を目的とする従来の構
造を第1図に示す。図において1は送風機用モー
タ、2はスクロールで、モータ1により回転され
るフアン3により風を発生させて空調機各部に送
風する風路を形成している。これら送風機は一般
に車室内4に装着されるが乗車員5の居住スペー
ス拡大と他の自動車構成部品のスペース確保のた
めに、エンジンルーム6との境界板7にできる限
り近くほとんど接触するくらいで、かつ他の部品
と接触しないように配置され取付けられていた。
しかる状態において、モータ1の騒音遮蔽のため
に従来採用されてきた構造は、第1図に示す如く
送風機と乗車員5との間のインスツルメントパネ
ル8の下方延長部に樹脂等で出来た遮蔽板8をネ
ジ等により固定設置するものであつた。この構造
は、モータ1の騒音のみならず車室側風吸込口1
0の吸込風音及び送風機の風音も遮蔽するという
長所がある反面、乗車員5の近辺の空気を送風機
に吹込ませるために風吸込口10と乗車員5との
間には必らず空気流路41が必要であり、しかも
騒音遮蔽のためにこの空気流路をせまくすると吸
込風量の減少から送風風量が減少し、居住性悪化
につながつてしまうので必要以上空気流路をせま
くできず、従つて、モータ騒音を完全に遮蔽でき
ないという欠点を有する。自動車の騒音遮蔽構造
は、例えば実開昭53―82170号公報にも開示され
ているが、この場合はあくまで車外からの騒音を
遮蔽しようとしたもので、モータからの騒音を遮
蔽することは考慮されていない。従つて車外から
の比較的低周波(約8KHz以下)騒音に対しては
有効となるが、高周波(20KHz近辺)成分を多く
含むモータの騒音は遮蔽できず乗車員の不快感は
解消されないことになる。
造を第1図に示す。図において1は送風機用モー
タ、2はスクロールで、モータ1により回転され
るフアン3により風を発生させて空調機各部に送
風する風路を形成している。これら送風機は一般
に車室内4に装着されるが乗車員5の居住スペー
ス拡大と他の自動車構成部品のスペース確保のた
めに、エンジンルーム6との境界板7にできる限
り近くほとんど接触するくらいで、かつ他の部品
と接触しないように配置され取付けられていた。
しかる状態において、モータ1の騒音遮蔽のため
に従来採用されてきた構造は、第1図に示す如く
送風機と乗車員5との間のインスツルメントパネ
ル8の下方延長部に樹脂等で出来た遮蔽板8をネ
ジ等により固定設置するものであつた。この構造
は、モータ1の騒音のみならず車室側風吸込口1
0の吸込風音及び送風機の風音も遮蔽するという
長所がある反面、乗車員5の近辺の空気を送風機
に吹込ませるために風吸込口10と乗車員5との
間には必らず空気流路41が必要であり、しかも
騒音遮蔽のためにこの空気流路をせまくすると吸
込風量の減少から送風風量が減少し、居住性悪化
につながつてしまうので必要以上空気流路をせま
くできず、従つて、モータ騒音を完全に遮蔽でき
ないという欠点を有する。自動車の騒音遮蔽構造
は、例えば実開昭53―82170号公報にも開示され
ているが、この場合はあくまで車外からの騒音を
遮蔽しようとしたもので、モータからの騒音を遮
蔽することは考慮されていない。従つて車外から
の比較的低周波(約8KHz以下)騒音に対しては
有効となるが、高周波(20KHz近辺)成分を多く
含むモータの騒音は遮蔽できず乗車員の不快感は
解消されないことになる。
本発明の目的はモータの発生する騒音を及び、
境界板を通して侵入する車外騒音を容易に遮蔽し
得る自動車空調機用送風機を提供するにある。
境界板を通して侵入する車外騒音を容易に遮蔽し
得る自動車空調機用送風機を提供するにある。
本発明の特徴はスクロールのモータ側端部を延
長させて車輌構造体又は車輌構成部品につき合せ
るか対向させて、モータ全体をほヾ被いかくす構
造にして遮音効果をもたせたところにある。
長させて車輌構造体又は車輌構成部品につき合せ
るか対向させて、モータ全体をほヾ被いかくす構
造にして遮音効果をもたせたところにある。
以下本発明の第1の実施例を第2図に基づき説
明すると、モータ取付板21をネジ固定したスク
ロール2のモータ側端部22にモータ1をほヾと
りかこむようにして筒部11を一体に形成する。
この筒部11の先端14は車輌構造体としての境
界板7のすぐ近辺まで延長され、その先端14に
は取付上の寸法ばらつきを吸収して完全な遮蔽を
得るための柔軟材(フエルト材,スポンジ等が良
好)15がとりつけられ、この柔軟材15を境界
板7につきあてることによりモータ1全体を境界
板7、筒部11、スクロール2の端部22で包囲
するように構成している。尚、71は境界板7に
形成される凸起、72は部品取付部である。
明すると、モータ取付板21をネジ固定したスク
ロール2のモータ側端部22にモータ1をほヾと
りかこむようにして筒部11を一体に形成する。
この筒部11の先端14は車輌構造体としての境
界板7のすぐ近辺まで延長され、その先端14に
は取付上の寸法ばらつきを吸収して完全な遮蔽を
得るための柔軟材(フエルト材,スポンジ等が良
好)15がとりつけられ、この柔軟材15を境界
板7につきあてることによりモータ1全体を境界
板7、筒部11、スクロール2の端部22で包囲
するように構成している。尚、71は境界板7に
形成される凸起、72は部品取付部である。
このような構造であるから、境界板7の凸起7
1や他の自動車部品取付部72がモータ1の近く
に存在していてもその影響をうけることなく、容
易にモータ1を包囲することが可能となる。又一
般的にスクロール2は樹脂成形品の場合が多いの
で、このスクロール2に筒部11を一体に設ける
ことはきわめてであり、これを製作容易な柔軟材
15を介して境界板7に対向されることにより、
充分な密封効果を得ることができ遮蔽効果も上
る。又車輌においては、第3図に示す如くエンジ
ンルーム6から振動や騒音が車室内4に伝わるの
を防止するために、柔軟な材料で出来たスポンジ
等の吸音材16を境界板7に設けることが多い
が、この時には前記実施例で述べた柔軟材15は
不要となる。この際は筒部11の先端14の対向
ギヤツプlをl=0となるよううに、吸音材16
につきあてれば完全な遮音効果を得ることができ
る。又筒部11の先端をlが若干のすきまとなる
ように、吸音材16の近辺にまで延長させるだけ
でも、筒部11の集音効果と吸音材16の吸音効
果とに充分な遮音効果を得ることができる。
1や他の自動車部品取付部72がモータ1の近く
に存在していてもその影響をうけることなく、容
易にモータ1を包囲することが可能となる。又一
般的にスクロール2は樹脂成形品の場合が多いの
で、このスクロール2に筒部11を一体に設ける
ことはきわめてであり、これを製作容易な柔軟材
15を介して境界板7に対向されることにより、
充分な密封効果を得ることができ遮蔽効果も上
る。又車輌においては、第3図に示す如くエンジ
ンルーム6から振動や騒音が車室内4に伝わるの
を防止するために、柔軟な材料で出来たスポンジ
等の吸音材16を境界板7に設けることが多い
が、この時には前記実施例で述べた柔軟材15は
不要となる。この際は筒部11の先端14の対向
ギヤツプlをl=0となるよううに、吸音材16
につきあてれば完全な遮音効果を得ることができ
る。又筒部11の先端をlが若干のすきまとなる
ように、吸音材16の近辺にまで延長させるだけ
でも、筒部11の集音効果と吸音材16の吸音効
果とに充分な遮音効果を得ることができる。
上記実施例では、モータ1が車輌構造体として
の境界板7に相対する例を述べたが、モータ1が
他の車輌構成部品と相対する時も同様である。す
なわち、第4図に実施態様を示す如く、送風機を
竪型に配置してエアダクト18等他の車輌構成部
品の近辺にまて筒部11を延長させて対向させれ
ば、本発明の目的を達成することができる。この
時他の車輌構成部品が鉄板等の金属で出来ている
時には、柔軟材を介してつきあてた方が効果的で
あるが、樹脂等で出来た場合には吸音効果がある
ので、つきあてなくても相当の効果はある。
の境界板7に相対する例を述べたが、モータ1が
他の車輌構成部品と相対する時も同様である。す
なわち、第4図に実施態様を示す如く、送風機を
竪型に配置してエアダクト18等他の車輌構成部
品の近辺にまて筒部11を延長させて対向させれ
ば、本発明の目的を達成することができる。この
時他の車輌構成部品が鉄板等の金属で出来ている
時には、柔軟材を介してつきあてた方が効果的で
あるが、樹脂等で出来た場合には吸音効果がある
ので、つきあてなくても相当の効果はある。
又、上記実施例はいずれも境界板7を通して侵
入した車外の騒音も筒部11及びモータ1の支持
構造によつ遮蔽され、低周波から高周波までの騒
音がほぼ完全に遮蔽できる効果がある。
入した車外の騒音も筒部11及びモータ1の支持
構造によつ遮蔽され、低周波から高周波までの騒
音がほぼ完全に遮蔽できる効果がある。
以上本発明によれば、いかなる狭いスペースに
おいても容易にモータの騒音を及び車外の騒音を
遮音することができる効果がある。
おいても容易にモータの騒音を及び車外の騒音を
遮音することができる効果がある。
第1図は従来の実施例における送風機取付断面
図、第2図は本発明の実施例における送風機取付
断面図、第3図は本発明における他の実施例を示
す送風機取付断面図、第4図は本発明における更
に他の実施例を示す送風機取付断面図である。 1……モータ、2……スクロール、3……フア
ン、11……筒部、15……柔軟材。
図、第2図は本発明の実施例における送風機取付
断面図、第3図は本発明における他の実施例を示
す送風機取付断面図、第4図は本発明における更
に他の実施例を示す送風機取付断面図である。 1……モータ、2……スクロール、3……フア
ン、11……筒部、15……柔軟材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンルームと車室内を仕切る境界板の車
室内側に取付固定固定される自動車空調機用送風
機において、前記送風機を構成するスクロール
に、モータの周囲を被う筒部を設け、該筒部先端
を車輌構造体(境界板)もしくは他の車輌構成部
品(エアダクト)に対向配置することを特徴とし
た自動車空調機用送風機。 2 特許請求の範囲第1項記載において、前記筒
部は柔軟材を介して車輌構造体もしくは他の車輌
構成部品と対接していることを特徴とした自動車
空調機用送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151879A JPS5686810A (en) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | Air blower for car air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151879A JPS5686810A (en) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | Air blower for car air conditioner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686810A JPS5686810A (en) | 1981-07-15 |
JPS6241129B2 true JPS6241129B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=15736589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16151879A Granted JPS5686810A (en) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | Air blower for car air conditioner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5686810A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6451509U (ja) * | 1987-09-28 | 1989-03-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551935Y2 (ja) * | 1976-12-09 | 1980-01-19 |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP16151879A patent/JPS5686810A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686810A (en) | 1981-07-15 |
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