JPS6240998Y2 - - Google Patents

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JPS6240998Y2
JPS6240998Y2 JP1981051952U JP5195281U JPS6240998Y2 JP S6240998 Y2 JPS6240998 Y2 JP S6240998Y2 JP 1981051952 U JP1981051952 U JP 1981051952U JP 5195281 U JP5195281 U JP 5195281U JP S6240998 Y2 JPS6240998 Y2 JP S6240998Y2
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JP
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paper
air
sheets
stack
sheet
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JP1981051952U
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JPS57165632U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多数重合したコピー用紙や印刷用紙
等の紙葉集積体を例えば複写機、印刷機、丁合機
等に装入する前に、揃えると同時に捌く装置の改
良に関するものである。
コピー用紙、印刷用紙等は保管時に大量に重合
されているため、相互間が密着して真空状態にな
り、コピー機、印刷機内に数枚が重なつて引き込
まれることがある。このため、機器への装入に先
立ち、紙葉相互間の密着を解くために捌き作業が
行われている。そして、コピー機、或いは比較的
簡易な印刷機用の用紙の捌き作業は従来一般に手
作業により行われている。
なお、従来写真のシート状感光材料の加工技術
の分野で、感光材料の如き集積シート体を捌き、
分離する装置として、例えば特開昭50−152472号
公報に記載のものが知られている。これは、両側
二枚の仕切板と、仕切板の一側に架設された受板
と、底部の空気流通可能なシート受け部材とによ
り構成される集積シート収納チヤンバーを受板を
下方にして傾斜して設け、この集積シート収納チ
ヤンバーの下方に空気吹き出しロータリーシリン
ダを設け、このロータリーシリンダの多数の吹付
孔から断続的に空気を吹き出し、シート受け部材
を通して集積シートに空気を吹き付け、これによ
り各シートを分離し、かつ集積シート収納チヤン
バーの傾斜により、分離された集積シートを揃え
るようにしたものである。
ところが、これはもともと比較的厚くて腰のあ
るシート状感光材料の分離のために提案されたも
のであるからこれをそのまま紙葉の捌き装置に適
用することはできない。即ち、一般にコピー用
紙、印刷用紙等は、シート状感光材料に比して、
薄くて軽量、軟弱であり、しかも一度に数百枚以
上を捌く必要がある。従つて、紙葉集積体はかな
りの厚みを有するから、空気噴射器を一箇所に固
定しておいたのでは全ての紙葉間に一様に空気を
吹き込むことができない。また多数の吹付孔から
同時に空気を吹き付ける場合には各吹付孔からの
空気流が干渉しあつて紙葉を波打たせ、部分的に
紙葉同志を密着させて却つて分離の妨げとなる。
このような欠点は空気の断続的吹き出しにより一
層助長される。また、多数の吹付孔を有するため
吹き出し空気量が多いので、十分な空気圧を得る
ために大きなコンプレツサを必要とする等の問題
点がある。
本考案は、上記のように従来ほとんど手作業に
より行われている面倒な紙葉捌き、及び揃え作業
を自動的に迅速に行うための比較的簡易で、コン
パクトな装置を提供しようとするものである。
以下図について本考案の一実施例を説明する。
ケース20上に支持された受け枠1は、平枠板2
と、屈折枠板3とにより形成される互いに直交す
る2つの斜面21,22を備え、この斜面21,
22上に紙葉集積体Pを角部を下にして保持しう
るように構成されている。
平枠板2はケース20のベースB上に水平に対
して45゜傾けて固着されている。
屈折枠板3は互いに直交する短片3aと長片3
bとから成り、ベースB上に振動装置4を介して
取付けられている。屈折枠板3の短片3aは、平
枠板2の下方に間隙Sを置いてこれと連続する斜
面21を形成するように設けられ、また長片3b
は、平枠板2と反対側に水平に対して45゜傾けて
斜面22を形成するように設けられている。屈折
枠板3の下部は、支柱11、板ばね9、支柱8を
介してベースB上に支持されている。
板ばね9には受振板10の一端が固着されてお
り、この受振板10は側方へ延出して下面に重合
鉄板10aを備えている。そして、この重合鉄板
10aの下部に対向して振動装置4の電磁石Eが
取付けられている。この電磁石Eは、高周期で励
磁、非励磁を繰返し、受振板10を吸引、開放し
て上下に振動させ、この振動は支柱11を介して
屈折枠板3に伝えられる。12はベースB上に立
設されたストツパ杆で、上端のクツシヨン材が受
振板10の先端部下面に間隔を置いて対向してお
り、これにより受振板10の電磁石Eへの吸着を
阻止し、また受振板10の振幅を定める。
各枠板2,3の一方の側縁には夫々側面板2
b,3cが直立するように取付けられている。側
面板2b,3cと協働して紙葉集積体Pの表裏を
保持する保持板5は、側面板2b,3cに平行に
対向し、これらに対し接近離反しうるようにケー
ス20の前面板6に支持されている。即ち、保持
板5は、前面板6を水平に前後移動自在に貫通し
て外部に突出する支持軸7により支持され、ハン
ドドル7aを持つてこれを前後に移動させること
により、斜面21,22上に保持する紙葉集積体
Pの厚さに対応させることができるようになつて
いる。
両枠板2,3間の間隙S内には、これに沿つて
往復移動する空気噴射器13が配置されている。
この空気噴射器13は、圧縮空気を小さな噴射孔
から集中的に紙の長手方向に噴射するもので、支
持体13aを介して案内棒14に移動自在に支持
されている。案内棒14は、間隙Sの下方に位置
して、これと同方向に水平にベースB上に固着さ
れており、支持体13aを相対摺動自在に貫通し
ている。支持体13aには連結棒16の一端が枢
着され、この連結棒16の他端はモータMの回転
軸に固着された円盤15に枢着されている。従つ
て、空気噴射器13は、モータMの回転により案
内棒14にガイドされて紙葉集積体Pの厚さ方向
に往復動可能である。
空気噴射器13は、ホース17を介してエアコ
ンプレツサCに連通され、移動しながら間隙Sを
通して圧縮空気を各紙葉間へ噴射する。
次に上記実施例の作用を説明する。この実施例
の紙葉揃え捌き器においては、受け枠1上に適当
量の不揃いの紙葉集積体Pを載せ、その厚さによ
り保持板5の位置を調節し、モータM及び振動装
置4を始動させると、電磁石Eが受振板10の吸
引、解放動作を繰り返して受け枠1を継続的に微
振動させ、この振動及び紙葉の自重により受け枠
1上の各紙葉は斜面21,22に沿つて下降し、
徐々に紙葉集積体Pの全体が角を下に向けて揃
い、整列すると同時に、モータMが回転し、円盤
15及び連結棒16を介して空気噴射器13が受
け枠1の間隙Sに沿つて移動しながら、コンプレ
ツサCからの圧送空気を受け枠1上の紙葉集積体
Pに向かつて長さ方向に噴射する。空気噴射器1
3は、紙葉集積体Pの厚さ方向に往復移動しなが
ら空気を一点集中的に紙葉集積体P端部に吹き付
けるので、小さなコンプレツサで十分に高圧の噴
射空気流が得られ、振動装置4による微振動と相
俟つて、順次各紙葉間に空気を吹き込み、効率的
に各紙葉を捌く。即ち、振動により紙葉間に空気
を吹き込むための間隙が形成され、紙葉間に空気
が吹き込まれると、各重合紙葉間が引き離され、
かつ空気噴射器13が他へ移動してしまつても振
動の継続により隣接紙葉の再度の密着が阻止され
る。
以上のように、本考案においては、互いに直交
する2つの斜面21,22上に紙葉集積体Pの角
部を下にして保持する受け枠1と、この受け枠1
に継続的に微振動を与える振動装置4と、受け枠
1の下部に紙葉集積体Pの厚さ方向に設けられた
間隙Sに沿つてモータ駆動により往復移動可能
に、かつ集積された各紙葉間へ前記間隙Sを通し
て1つの小噴射口から空気を噴射するように設け
られた空気噴射器13とを具備させて紙葉揃え捌
き器を構成したため、微振動により不揃いの紙葉
集積体Pを受け枠1の斜面21,22に沿つて整
列さると共に、移動する空気噴射器13により各
紙葉間に順次空気を吹き込んで迅速に紙葉集積体
Pを捌くことができる。特に、空気噴射器13が
紙葉集積体Pの厚さ方向に移動しながら空気を紙
葉集積体Pの下方端部に上向きに吹き付けていく
ので、紙葉集積体の量(厚さ)にかかわらず全て
の紙葉間に一様に確実に空気が吹き込まれ、これ
により紙葉は順次一枚ずつ引き離され、引き離さ
れた紙葉は微振動により再び密着することを妨げ
られる。また、空気噴射器13は、1つの小噴射
口から空気を噴射するようになつているので、小
さなコンプレツサで十分に強い噴射空気圧を得る
ことができ、これにより紙葉を確実に一枚ずつ分
離させることができる。このように、受け枠1の
継続的微振動と空気噴射器13の移動による空気
噴射が相俟つて、紙葉集積体Pを効率的に捌き、
また揃えることができるという効果を奏する。
しかして、このように構成された紙葉揃え捌き
器は、複写機、印刷機、丁合機等に嵌入する前の
用紙の捌き作業を大幅に簡易迅速化することがで
き、特に丁合機装入前の用紙に使用する場合に
は、乱丁、落丁の防止上極めて優れた効果を発揮
し、他に類例を見ないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は正面図、第3図は平面図、第
4図は第2図−断面図である。 1……受け枠、4……振動装置、13……空気
噴射器、M……モータ、C……コンプレツサ、S
……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに直交する2つの斜面21,22上に紙葉
    集積体Pの角部を下にして保持する受け枠1と、 この受け枠1に継続的に微振動を与える振動装
    置4と、 前記受け枠1の下部に紙葉集積体Pの厚さ方向
    に設けられた間隙Sに沿つてモータ駆動により往
    復移動可能に、かつ集積された各紙葉間へ前記間
    隙Sを通して1つの小噴射口から上向きに空気を
    噴射するように設けられた空気噴射器13とを具
    備したことを特徴とする紙葉揃え捌き器。
JP1981051952U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6240998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981051952U JPS6240998Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JP1981051952U JPS6240998Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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Publication Number Publication Date
JPS57165632U JPS57165632U (ja) 1982-10-19
JPS6240998Y2 true JPS6240998Y2 (ja) 1987-10-20

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ID=29848663

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50152472A (ja) * 1974-05-30 1975-12-08

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JPS50104380U (ja) * 1974-02-01 1975-08-28

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JPS50152472A (ja) * 1974-05-30 1975-12-08

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