JPH0641966Y2 - 印刷機における排紙トレイ - Google Patents

印刷機における排紙トレイ

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JPH0641966Y2
JPH0641966Y2 JP19612586U JP19612586U JPH0641966Y2 JP H0641966 Y2 JPH0641966 Y2 JP H0641966Y2 JP 19612586 U JP19612586 U JP 19612586U JP 19612586 U JP19612586 U JP 19612586U JP H0641966 Y2 JPH0641966 Y2 JP H0641966Y2
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printing
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、印刷機における排紙トレイに関する。
従来の技術 印刷機において、印刷によって画像を形成された用紙
は、印刷機内の印刷ドラムに接触することによって与え
られた慣性、または印刷機内の用紙強制搬送装置の搬送
力によって排紙口から排紙トレイ内に排出される。
第5、第6図にはこのような排紙トレイの典型的なもの
が示されており、この排紙トレイ40は水平な板状ベース
41の前端に垂直なエンドプレート42を取付けたものから
なっている。
考案が解決しようとする問題点 ところでこのような排紙トレイ40は、厚紙原紙を収納す
る場合には問題がないが、薄紙原紙や高速印刷時の用紙
を収納する場合は、第5図に示すように用紙9の先端が
上向きにカールしてしまい、エンドプレート42に衝突し
たときに、先端がエンドプレート42にひっかかった形で
落下するので、先端が上向にカールした状態で積層され
たり、または用紙の先端がエンドプレート42の上面を飛
び越えた状態のままで落下したりする問題がある。
これを防止するために提案されたものの1つに第6図示
のような装置があり、これは排紙トレイ40の上方におい
て、印刷機の機枠に一端を枢支した押え棒43を設けたも
のである。しかしこのようなものは、印刷終了後に用紙
9を排紙トレイ40から取出す際、その取出作業のじゃま
になるばかりでなくて、排紙トレイ40を印刷機内に押込
んで収容する際にもじゃまになって、操作者による操作
性を低下させるという問題がある。
さらにこれとは別に、図示しないがエンドプレートを後
方すなわち印刷機側へ向けて傾斜したものもあるが、こ
れは排紙トレイの印刷機への収容時にエンドプレート部
により、外観が不体裁になるとか、どのような用紙でも
すべて斜めに集積されるというような問題がある。
この考案の目的は、前記のような従来の排紙トレイのも
つ問題点を解消し、排出用紙にカールを発生させること
なく、また排出用紙を取出したり、印刷機に収容したり
する際格別じゃまするものがなく、さらに収容時の外観
を損うことのない排紙トレイを提供するにある。
問題点を解決するための手段 この考案は、前記のような目的を達成するにつき、印刷
機における排紙口からほぼ水平方向に排出される用紙を
収納する排紙トレイにおいて、平板状ベースの前端に設
けるエンドプレートを、固定エンドプレートと磁性材製
可動エンドプレートとにより構成し、固定エンドプレー
トの上下方向異なる部所に選択的に可動エンドプレート
を吸着する上下磁石を設置し、可動エンドプレートは前
記上磁石に対向する上部分と、下磁石に対向する下部分
とを有し、前記下部分は上部分に対して固定エンドプレ
ートと反対方向に折曲していて、可動エンドプレートが
固定エンドプレートに吸着された際、その上下部分の複
写機に対する角度が、上下磁石ごとに異なるようになっ
ていることを特徴とするものである。
作用 前記の排紙トレイにおいて、厚紙用紙への印刷時や、中
低速印刷時には、可動エンドプレートを一方の磁石に吸
着させてほぼ直立状態に保持し、薄紙用紙への印刷時
や、高速印刷時には、可動エンドプレートを他方の磁石
に吸着させて、複写機側へ傾斜させ、この傾斜により排
紙時に薄紙用紙や、高速印刷時の用紙の先端が下向に傾
斜した可動エンドプレートに衝突して落下するので、上
向カールができた状態で積層されることがない。
実施例 第1図は、この考案にかかる排紙トレイを孔版印刷機に
装着した状態を示す図面であって、1は軸2によって機
体の両側板3に回転可能に支持された版胴を示し、その
外周に孔版原紙5が装着される。6は版胴1の下方に設
けられたプレスローラで、枢軸7に枢着されたベルクラ
ンクの一方の腕に枢支され、他方の腕をばね8で引張る
ことにより、版胴1に向けて付勢されている。9は給紙
トレイ10に収容された印刷用紙を示し、給紙ローラ11に
よりタイミングローラ12を介して、版胴1とプレスロー
ラ6との間に送込まれて、ここを通過する際原紙5の穿
孔部を通過したインキで印刷が行なわれる。そして印刷
された用紙9は吸着ファン15により搬送ベルト13に押付
けられて搬送され、ジャンプ台16によって湾曲され、腰
付されて複写機外に引出されている排紙トレイ19上に落
下し、順次積層される。
第2〜第4図にはこの際における排紙トレイの実施例の
拡大図が示されている。
排紙トレイ19は平板状ベース20の前端に固定エンドプレ
ート21が取付けられ、ベース20のエンドプレート21との
結合部に透孔22が設けられている。そしてこのエンドプ
レート21のベース20側の側面のベース20を挟む上下部に
マグネットゴム24,25が装着されている。
この固定エンドプレート21の後方に、これと並列して可
動エンドプレート23が配置されている。このエンドプレ
ート23は、固定エンドプレート21側に位置して、その中
央下部26が透孔22に緩入している磁性金属板製のプレー
ト本体27と、これとスポンジからなる発泡弾性体28を介
して並列しているプラスチック板製突当板29とからなっ
ている。プレート本体27の上部31及び下部36は、中間部
32を第2図示のように直立させた場合、いずれも複写機
の側に向けて傾斜している。また突当板29の上部33も上
部31と同一方向へ、上部31より小さい角度をもって傾斜
し、プレート本体27の上部31は下方へ屈曲して突当板29
の上部33を包被している。
なお、ベース20の両側には通常のものと同様に、用紙の
排出方向に対して直角方向に移動可能で、かつ折畳み可
能に排紙側板17が設けられている。
第2,3図は、厚紙用紙への印刷時及び中低速印刷時の状
態を示し、この場合には上方のマグネット24によってプ
レート本体27を吸着する。これによりエンドプレート23
は、その突当板29の上部33を除いて、エンドプレート21
と同様にほぼ直立状態となる。
この場合には、排出口から排出された用紙は、その先端
が突当板29に突当り、わずかにはね返った後下方に自然
落下して順次積層する。この際プレート本体27と突当板
29との間に弾性体28が介装されていることから、用紙の
先端の突当板29への衝突力を緩和してはね返えり量を少
くし、また突当板29の表面を滑らかにしておくと、落下
時における用紙の先端の該表面に対するひっかかりの発
生を防止することができる。
つぎに薄紙用紙への印刷時及び高速印刷時には、エンド
プレート23の上部31をもって、第2図左方へ引寄せる。
これによってマグネット24の中間部32に対する吸着が解
除されて、透孔22の両側におけるベース20の上面におい
てプレート本体17が反時計方向に回動し、エンドプレー
ト23はプレート本体17の下部26がマグネット25の吸着さ
れ、ベース20の上方において、第4図に示すように全体
的に複写機の方へ傾斜した位置となる。
この場合には、排出口から排出された用紙は、その先端
が傾斜した突当板29に衝突することとなるので、上向き
にカールして自然落下したうえ積層することがなく、整
然とベース20上に積層する。そして万一用紙の先端が上
向きとなって、エンドプレート23を飛び越えようとして
も、突当板29の上部33がそれを防止することとなる。
前記の場合、可動エンドプレート23の下部26の固定エン
ジプレート21に対する傾斜角θ(第2図)は、約10°〜
30°の範囲内となっているとよいことがわかった。
考案の効果 この考案は前記のようであって、固定エンドプレートに
対して可動エンドプレートを設け、この可動エンドプレ
ートは各異なる磁石に吸着されることによって、各異る
傾斜角度となるようになっているので、厚紙用紙印刷時
及び中低速印刷時には一方の磁石によって可動エンドプ
レートをほぼ直立位置に保持し、薄紙用紙印刷時及び高
速印刷時には他方の磁石によって可動エンドプレートを
後方へ傾斜させて保持することにより、いずれの場合に
も用紙に上向きカールの発生するのを防止して整然と積
層することができ、しかもその切換操作が容易であって
操作効率がよく、さらに構造が簡単であって安価に提供
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を孔版印刷機に装着した状
態を示す概略図、第2図は、同上実施例の可動エンドプ
レートを直立時の状態を示す拡大正面図、第3図は、第
2図の線III−IIIによっる断面図、第4図は、同上実施
例の可動エンドプレートの傾斜時の状態を示す拡大正面
図、第5,6図は、従来の排紙トレイの典型的なものの2
例を示す正面図である。 1…版胴、5…孔版原紙 6…プレスローラ、9…印刷用紙 10…給紙トレイ、11…給紙ローラ 13…搬送ベルト、19…排出トレイ 20…ベース、21…固定エンドプレート 23…可動エンドプレート 24,25…磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷機における排紙口からほぼ水平方向に
    排出される用紙を収納する排紙トレイにおいて、平板状
    ベースの前端に設けるエンドプレートを、固定エンドプ
    レトと磁性材製可動エンドプレートとにより構成し、固
    定エンドプレートの上下方向異なる部所に選択的に可動
    エンドプレートを吸着する上下磁石を設置し、可動エン
    ドプレートは前記上磁石に対向する上部分と、下磁石に
    対向する下部分とを有し、前記下部分は上部分に対して
    固定エンドプレートと反対方向に折曲していて、可動エ
    ンドプレートが固定エンドプレートに吸着された際、そ
    の上下部分の複写機に対する角度が、上下磁石ごとに異
    なるようになっていることを特徴とする印刷機における
    排紙トレイ。
JP19612586U 1986-12-20 1986-12-20 印刷機における排紙トレイ Expired - Lifetime JPH0641966Y2 (ja)

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JP19612586U JPH0641966Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20 印刷機における排紙トレイ

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JPS63100456U JPS63100456U (ja) 1988-06-29
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