JP3111327B2 - パイプの整列集積装置 - Google Patents

パイプの整列集積装置

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JP3111327B2 JP04248364A JP24836492A JP3111327B2 JP 3111327 B2 JP3111327 B2 JP 3111327B2 JP 04248364 A JP04248364 A JP 04248364A JP 24836492 A JP24836492 A JP 24836492A JP 3111327 B2 JP3111327 B2 JP 3111327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプの整列集積装置
に関し、特に合成樹脂製の小口径のパイプをパイプ集積
台上に整列させて集積する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、押出機から押出された合成樹脂パ
イプは、引取機を経た後、切断機で所定長さに切断さ
れ、該引取機,切断機に併設された移管機に一旦載せ、
該移管機を転倒させて、その下方に置かれたパイプ集積
台に集積させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の集積方法で
は、パイプを移管機からパイプ集積台に移載する際に、
パイプの自然落下にまかせているため、落下したパイプ
がパイプ集積台上に極めて乱雑に集積されてしまい、集
積効率が悪かった。このため、作業者が時々パイプを整
列させているが、小口径パイプのように単位時間当りの
押出し本数が多いものの場合は、作業者はパイプ集積台
に付きっきりでパイプを整列させていなければならなか
った。
【0004】そこで本発明は、パイプ集積台上に落下し
たパイプを自動的に整列させることができるパイプの整
列集積装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、押出成形された小口径パイプを一時的
に保管するパイプ補給装置と、該パイプ補給装置の側方
下方に設けられてパイプ補給装置から供給されるパイプ
を集積するパイプ集積台と、該パイプ集積台に集積され
たパイプを整列させるパイプ整列装置とを備えたパイプ
の整列集積装置において、パイプ整列装置として、上下
動可能かつパイプの軸心と直交する方向に移動可能な弾
性体、あるいは、パイプの軸心と略直交する方向で、か
つ、前記パイプ集積台の上面と略平行な方向に往復動す
る上下動可能な押出体、又は、パイプの軸心と略直交す
る方向で、かつ、前記パイプ集積台の上面と略平行な方
向に圧縮気体を噴出する上下動可能な圧縮気体噴出口を
備えており、さらに、前記各パイプ整列装置に加えて、
振動機により前記パイプ集積台を振動させる振動機を具
備してもよい。
【0006】
【作 用】上記構成によれば、パイプ補給装置からパイ
プ集積台上に落下したパイプは、その向きが乱雑であっ
ても、弾性体や押出体,圧縮気体によりその向きが強制
的に揃えられ、整列状態になる。また、これらによって
強制的に整列させている際に、パイプ集積台を振動させ
と、パイプ同士の自然な滑りが加わって、より確実に
整列集積を行うことができる
【0007】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づい
て、さらに詳細に説明する。図1及び図2は本発明の第
1実施例を示すもので、図1は整列集積装置の側面図,
図2は正面図である。図3は本発明の第2実施例を示す
側面図、図4は第3実施例を示す側面図、図5は第1乃
至第3実施例に組み合わせ可能なパイプ集積台を振動さ
せる振動機の一実施例を示す側面図である。
【0008】まず、本発明のパイプの整列集積装置は、
図2に示すように、図示しない押出機,引取機,切断機
を経て供給されるパイプを搬送するパイプ搬送装置10
と、該供給されたパイプを一時的に保管するパイプ補給
装置11と、該パイプ補給装置11側方下方に設けられ
るパイプ集積台20と、該パイプ集積台20上に集積さ
れたパイプを整列させるパイプ整列装置30とから構成
されている。
【0009】上記パイプ補給装置11は、その上面に略
V字状のパイプ載置部12を有するものであって、この
パイプ載置部12のパイプ集積台20側の翼片13は、
エアシリンダ14等の駆動手段により転倒し、載置した
パイプをパイプ集積台20上に落下させることができる
ように形成されている。
【0010】また、上記パイプ集積台20は、通常、車
輪21により走行可能に形成された平滑面状の受台22
と、該受台22の両側に立設された落下防止柵23と、
一端に設けられた牽引棒24により構成されるものであ
り、所定本数のパイプを積載して走行し、例えば倉庫等
にパイプを搬送するものである。
【0011】そして、図1に示すパイプ整列装置30
は、弾性体31を下端部に有する昇降軸32と、該昇降
軸32を昇降させる昇降手段33と、昇降軸32を装置
前後方向に移動させる移動手段34とを有するものであ
って、前記昇降手段33及び移動手段34には、それぞ
れモーター33a,34aにより駆動されるネジ送り機
構を採用している。
【0012】上記弾性体31としては、各種ゴムや金属
薄板、バネ等を単独であるいは適当に組み合わせて用い
ることができ、適当な長さで、かつ、適当な弾力性を有
するものを選定すればよい。また、弾性体31は、パイ
プ軸方向に適当な幅を有するものを複数個設けてもよ
く、広幅のものを1個だけ設けてもよい。
【0013】このパイプ整列装置30は、パイプ補給装
置11からパイプ集積台20上にパイプが落下したとき
に、弾性体31をパイプ集積台20の幅方向、即ちパイ
プの軸心と直交する方向に移動させることにより、弾性
体31でパイプを押動して落下防止柵23に平行に整列
させるものである。
【0014】このとき、弾性体31が確実にパイプを整
列させることができるように、その下端部が落下したパ
イプに当接するように上下位置を調節することが好まし
く、またパイプ集積台20の両側部にも整列させるため
に、弾性体31をパイプ集積台20の幅一杯に移動させ
ることが好ましい。この上下位置の調整や移動幅の設定
は、各種センサーやマイクロスイッチを用いることによ
り容易に行うことができる。なお、弾性体31の移動に
は、エアシリンダ等、他の駆動手段を用いることもでき
る。
【0015】図3に示す実施例は、パイプ整列装置とし
て、パイプの軸心と略直交する方向で、かつ、前記パイ
プ集積台20の上面と略平行な方向に往復動する上下動
可能な押出体41を採用した例を示すものである。この
押出体41は、昇降装置42により昇降可能に設けられ
たエアシリンダ43のロッド先端に、広幅状の押出片4
4、例えば硬質ゴム板等を適当な弾性体を介して装着し
たものである。
【0016】この押出体41は、パイプ補給装置11か
らパイプ集積台20上にパイプが落下したときに、押出
片44の高さをパイプ集積高さに対応させて往復動さ
せ、押出片44によりパイプを押動して落下防止柵23
に平行に整列させるものである。このときの押出片44
の高さ調整は、各種センサー等によりパイプ集積台20
上のパイプ位置を検出して行うことができ、また、パイ
プを過度に押圧して破損させることのないように、エア
シリンダ43に供給する圧力を調節したり、圧力スイッ
チを設けて設定圧力以上で押出片44を戻すようにした
りすることが好ましい。
【0017】図4に示す実施例は、パイプ整列装置とし
て、圧縮気体を噴出する圧縮気体噴出口51を採用した
ものである。この圧縮気体噴出口51は、エアシリンダ
52のロッド先端に上下動可能に設けられており、その
圧縮気体の噴出方向は、パイプの軸心と略直交する方向
で、かつ、前記パイプ集積台20の上面と略平行な方向
に設定されている。
【0018】したがって、パイプ補給装置11からパイ
プ集積台20の受台22上にパイプが落下したときに、
上記圧縮気体噴出口51の高さをパイプ集積台20上の
パイプ集積高さに対応させて、あるいは圧縮気体噴出口
51を上下に往復動させながら、圧縮気体をパイプ集積
台20方向に噴出させることにより、圧縮気体の力でパ
イプを反対側の落下防止柵23側に押動して平行に整列
させることができる。
【0019】なお、前記弾性体31,押出体41や圧縮
気体噴出口51は、通常は、パイプの長さに応じて複数
個を配置されるものであるが、これらを支持する部材を
パイプに軸心と平行な方向に移動可能に形成し、パイプ
長手方向に移動させながら上述の各動作を行うように構
成することも可能である。
【0020】図5は、図1〜図4に示す第1乃至第3実
施例に組み合わせ可能なパイプ集積台を振動させる振動
機の一実施例として、パイプ集積台20を振動させる振
動機61を採用したものを示している。パイプ補給装置
11からパイプ集積台20の受台22上に落下したパイ
プは、振動機61からのパイプ集積台20の振動によ
り、パイプ同士の表面の滑りで自然に落下防止柵23と
平行に整列する。
【0021】なお、振動機61としては、適当な振幅で
連続あるいは断続して受台22を振動させることができ
るものならばよく、周知の振動発生機(バイブレータ
ー)を用いることができる。また、この実施例の振動機
61は、パイプ集積台20の車輪21と受台22との間
に設けているが、パイプ集積台20が置かれる床面を振
動させるようにしてもよく、パイプ集積台20の側方に
隣接させて振動機を設け、該振動機でパイプ集積台20
を振動させるようにしてもよい。
【0022】さらに、この実施例においては、パイプ集
積台20の受台22の上面に、集積されるパイプの径の
1〜2倍の開口幅を有し、深さがパイプの径以下の凹部
62を形成している。このように受台22の上面にパイ
プが入り込む凹部62を形成しておくことにより、最下
段のパイプを、該凹部62に入り込ませて強制的に整列
させることができ、2段目以降のパイプは、下段の隣接
するパイプ間に生じる溝により整列させることができ
る。
【0023】上記凹部62の開口幅及び深さは、パイプ
を整列させることができる範囲で適宜に設定することが
可能であり、パイプ1本ずつに限らず、2本分等、複数
本分の凹部としてもよい。また、受台22の上面に適当
な傾斜を設けたり、上面を円弧状に形成しておくことに
よっても、パイプを整列させることが可能である。
【0024】前記各実施例にパイプ集積台20の振動機
構を組み合わせることにより、より確実にパイプの整列
集積を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパイプの
集積装置は、パイプ搬送装置からパイプ集積台にパイプ
を移載するにあたり、パイプ集積台上面に移載されたパ
イプを自動的に整列させる手段を設けたので、パイプを
自動的に整列させることができ、作業員の負担を大幅に
軽減して作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す整列集積装置の側
面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 第2実施例を示す整列集積装置の側面図であ
る。
【図4】 第3実施例を示す整列集積装置の側面図であ
る。
【図5】 図5は、第1乃至第3実施例に組み合わせ可
能なパイプ集積台を振動させる振動機の一実施例を示す
側面図である。
【符号の説明】
10…パイプ搬送装置 11…パイプ補給装置 1
2…パイプ載置部 20…パイプ集積台 22…受台 23…落下防止
柵 30…パイプ整列装置 31…弾性体 32…昇降
軸 33…昇降手段 34…移動手段 41…押出体 51…圧縮気体噴出口 61…振動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 57/00 - 57/32 B65G 69/02 B65D 88/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形された小口径パイプを一時的に
    保管するパイプ補給装置と、該パイプ補給装置の側方下
    方に設けられてパイプ補給装置から供給されるパイプを
    集積するパイプ集積台と、該パイプ集積台に集積された
    パイプを整列させるパイプ整列装置とを備えパイプの
    整列集積装置において、前記パイプ整列装置は、上下動
    可能かつパイプの軸心と直交する方向に移動可能な弾性
    体を備えていることを特徴とするパイプの整列集積装
    置。
  2. 【請求項2】 押出成形された小口径パイプを一時的に
    保管するパイプ補給装置と、該パイプ補給装置の側方下
    方に設けられてパイプ補給装置から供給されるパイプを
    集積するパイプ集積台と、該パイプ集積台に集積された
    パイプを整列させるパイプ整列装置とを備えたパイプの
    整列集積装置において、前記パイプ整列装置は、パイプ
    の軸心と略直交する方向で、かつ、前記パイプ集積台の
    上面と略平行な方向に往復動する上下動可能な押出体を
    備えていることを特徴とするパイプの整列集積装置。
  3. 【請求項3】 押出成形された小口径パイプを一時的に
    保管するパイプ補給装置と、該パイプ補給装置の側方下
    方に設けられてパイプ補給装置から供給されるパイプを
    集積するパイプ集積台と、該パイプ集積台に集積された
    パイプを整列させるパイプ整列装置とを備えたパイプの
    整列集積装置において、前記パイプ整列装置は、パイプ
    の軸心と略直交する方向で、かつ、前記パイプ集積台の
    上面と略平行な方向に圧縮気体を噴出する上下動可能な
    圧縮気体噴出口を備えていることを特徴とするパイプの
    整列集積装置。
  4. 【請求項4】 前記パイプ整列装置は、パイプ集積台を
    振動させる振動機を付加していることを特徴とする請求
    項1乃至3いずれかに記載のパイプの整列集積装置。
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