JPS6240965A - 薄肉筐体の製造方法 - Google Patents
薄肉筐体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6240965A JPS6240965A JP18024385A JP18024385A JPS6240965A JP S6240965 A JPS6240965 A JP S6240965A JP 18024385 A JP18024385 A JP 18024385A JP 18024385 A JP18024385 A JP 18024385A JP S6240965 A JPS6240965 A JP S6240965A
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- JP
- Japan
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- thin
- drag
- sheet
- aluminum alloy
- lower mold
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は薄肉筐体、特に肉厚が3闘以下の薄肉筐体の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
従来2例λぜ縦300 M 、横200+++s、深さ
50關の厚さが2〜31Il111のアルミニウム合金
からなる保温用容器等に供される薄肉筐体はダイカスト
法あるいは溶湯鍛造法により製造されている。
50關の厚さが2〜31Il111のアルミニウム合金
からなる保温用容器等に供される薄肉筐体はダイカスト
法あるいは溶湯鍛造法により製造されている。
ダイカスト法は、上下金型で構成された筐体となるキャ
ビティ内に溶融したアルミニウム合金を高速度で1秒以
内に鋳込んで充填するものである。
ビティ内に溶融したアルミニウム合金を高速度で1秒以
内に鋳込んで充填するものである。
しかしこの方法では空気等のガスを巻き込み、巣が生じ
、筐体としての剛性(強度)低下につながるばかりでな
く、高温(400℃以上)下において筐体内部にある巣
のガスが膨張し、それに伴い筐体表面にふくれの変形が
生じる問題もあり、実用的ではなかった。
、筐体としての剛性(強度)低下につながるばかりでな
く、高温(400℃以上)下において筐体内部にある巣
のガスが膨張し、それに伴い筐体表面にふくれの変形が
生じる問題もあり、実用的ではなかった。
溶湯鍛造法は溶融したアルミニウム合金を加圧凝固する
もので、第2図は従来の薄肉筐体の鋳造装置金示す断面
図である。図において(2)は溶融したアルミニウム合
金、(3)は上型、(4)は下型、上型(3)及び下型
(4)で薄肉筐体を形成する。(5)は加圧上板でプレ
スのボルスタ、(6)はテーブル、(7)はノックアウ
トポンチである。まず、下型(4)に溶融アルミニウム
合金(2)が注入されると、ボルスタ(5)が下降して
きて上型(3)を下型(4)に加圧して型締めを行なう
。次いで冷却し、溶融アルミニウム合金(2)を凝固さ
せた後、ボルスタ(5)を上昇させて上型(3)と下型
(4)を開き、ノックアルドポンチ(7)により薄肉筐
体を押出し、製造するものである。
もので、第2図は従来の薄肉筐体の鋳造装置金示す断面
図である。図において(2)は溶融したアルミニウム合
金、(3)は上型、(4)は下型、上型(3)及び下型
(4)で薄肉筐体を形成する。(5)は加圧上板でプレ
スのボルスタ、(6)はテーブル、(7)はノックアウ
トポンチである。まず、下型(4)に溶融アルミニウム
合金(2)が注入されると、ボルスタ(5)が下降して
きて上型(3)を下型(4)に加圧して型締めを行なう
。次いで冷却し、溶融アルミニウム合金(2)を凝固さ
せた後、ボルスタ(5)を上昇させて上型(3)と下型
(4)を開き、ノックアルドポンチ(7)により薄肉筐
体を押出し、製造するものである。
ところが、この方法では、上記薄肉筐体はその体積に比
べ表面積がはるかに大きいため、冷却速度が速く凝固し
やすい。下型(4)に注入された溶融アルミニウム合金
(3)が下型(4)壁面に触れてすぐに冷却され加圧型
締め前に凝固してしまうので、肉厚が2〜3mmの薄い
ものが製造できなかった。
べ表面積がはるかに大きいため、冷却速度が速く凝固し
やすい。下型(4)に注入された溶融アルミニウム合金
(3)が下型(4)壁面に触れてすぐに冷却され加圧型
締め前に凝固してしまうので、肉厚が2〜3mmの薄い
ものが製造できなかった。
その為、一般的に金型は予熱され200〜300℃で使
用されるが、約450℃で使用するとともに、一般に市
販されている粒子の粗い断熱性塗型剤を水ガラス等の粘
結剤を介して下型(4)に付着した後。
用されるが、約450℃で使用するとともに、一般に市
販されている粒子の粗い断熱性塗型剤を水ガラス等の粘
結剤を介して下型(4)に付着した後。
その上に溶融アルミニウム合金(3)を流し込み、凝固
する前に面圧力を加えるという方法がある。しかし、こ
の場合、粗い粒子間に溶融アルミニウム合金(3)が浸
透して下型(4)面に付着し、離型性が悪くなって薄肉
筐体製品ノックアウト時に製品を変も) セ− 形させる欠点があるばかりか、溶融アルミニウム合金が
粗い粒子間に浸透することにより所望の肉厚の製品とは
ならす、後工程で切削する必要があった。
する前に面圧力を加えるという方法がある。しかし、こ
の場合、粗い粒子間に溶融アルミニウム合金(3)が浸
透して下型(4)面に付着し、離型性が悪くなって薄肉
筐体製品ノックアウト時に製品を変も) セ− 形させる欠点があるばかりか、溶融アルミニウム合金が
粗い粒子間に浸透することにより所望の肉厚の製品とは
ならす、後工程で切削する必要があった。
以上のように従来のダイカスト法では巣のない高品質、
高強度の肉厚が3間以下の薄肉筐体を製造することがで
きす、まだ溶湯鍛造法では後加工なしに生産性良く製造
することができなかった。
高強度の肉厚が3間以下の薄肉筐体を製造することがで
きす、まだ溶湯鍛造法では後加工なしに生産性良く製造
することができなかった。
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、巣のない高品質、高強度の肉厚が3闘以下の薄肉筐
体を生産性良く製造することを目的とする。
で、巣のない高品質、高強度の肉厚が3闘以下の薄肉筐
体を生産性良く製造することを目的とする。
この発明の薄肉筐体の製造方法は、上型と下型間に溶融
金属材料を鋳込んで3mm以下の薄肉筐体を形成するも
のにおいて、底部に0.1111ffl以下の厚さを有
する含浸性断熱シートを配置した。筐体底部に対応する
上記下型に、上記断熱シート上から上記溶融金属材料を
注入し、この金属材料が溶融状態下で高圧力を加えて冷
却凝固させるものである。
金属材料を鋳込んで3mm以下の薄肉筐体を形成するも
のにおいて、底部に0.1111ffl以下の厚さを有
する含浸性断熱シートを配置した。筐体底部に対応する
上記下型に、上記断熱シート上から上記溶融金属材料を
注入し、この金属材料が溶融状態下で高圧力を加えて冷
却凝固させるものである。
この発明においては、断熱シートが注入された溶融金属
材料と下型との熱伝導を妨たけ、溶融金属材料がすぐに
冷却され凝固するのを防ぐ。また。
材料と下型との熱伝導を妨たけ、溶融金属材料がすぐに
冷却され凝固するのを防ぐ。また。
ダイカスト法のようにガスを巻き込むことがなく。
高圧力を加えて冷却凝固させる為巣の発生を防止する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる薄肉筐体鋳造装置
を示す断面図で1図において(1)はQ、 j an以
下の厚さの含浸性断熱シートで、この場合は0.051
1111のアルミナシート、下型(4)底部に配置され
る。(2)は溶融金属材料、この場合はアルミニウム合
金、(3)〜(7)は第1図と同様のものである。
を示す断面図で1図において(1)はQ、 j an以
下の厚さの含浸性断熱シートで、この場合は0.051
1111のアルミナシート、下型(4)底部に配置され
る。(2)は溶融金属材料、この場合はアルミニウム合
金、(3)〜(7)は第1図と同様のものである。
まず、上型(3)及びアルミナシート(l]を底部に配
置した下型(4)を200〜300℃に予熱しておき。
置した下型(4)を200〜300℃に予熱しておき。
下型(4)にアルミナシートの上から溶融アルミニウム
合金(2)を注入する。溶融アルミニウム合金は直接下
型(4)壁面に触れることがなく、アルミナシートが下
型との熱伝導を妨げるので、すぐに冷却さし凝固しない
。従ってアルミニウム合金が溶融状態で、ボルスタ(5
)を下降し、上型(3)を下型に加圧して型締めするこ
とができ、約500 kg/cdの高圧力を加え4r’
yv ミニラム合金を冷却凝固させる。
合金(2)を注入する。溶融アルミニウム合金は直接下
型(4)壁面に触れることがなく、アルミナシートが下
型との熱伝導を妨げるので、すぐに冷却さし凝固しない
。従ってアルミニウム合金が溶融状態で、ボルスタ(5
)を下降し、上型(3)を下型に加圧して型締めするこ
とができ、約500 kg/cdの高圧力を加え4r’
yv ミニラム合金を冷却凝固させる。
後、ボルスタ(5)を上昇させて上型(3)と下型(4
)を開き、ノックアウトポンチ(7)により薄肉筐体を
押出して得る。
)を開き、ノックアウトポンチ(7)により薄肉筐体を
押出して得る。
このようにして所望の3騙以下の薄肉筐体が得られ、後
工程で所望の厚さに切削する必要がなかった。また溶融
アルミニウム合金は圧力をかけずに上方、一方向から注
入されるのでガス等を巻き込むことがなく 、 500
kg/cr/lという高圧力を加えて冷却凝固される
ので、巣が殆どなく高密度に充填できるため、得られた
薄肉筐体は巣のない高品質、高強度のものであった。
工程で所望の厚さに切削する必要がなかった。また溶融
アルミニウム合金は圧力をかけずに上方、一方向から注
入されるのでガス等を巻き込むことがなく 、 500
kg/cr/lという高圧力を加えて冷却凝固される
ので、巣が殆どなく高密度に充填できるため、得られた
薄肉筐体は巣のない高品質、高強度のものであった。
なお、上記実施例では金離性断熱シートとしてアルミナ
シートを用いたが含浸性及び断熱性を有するシートであ
れば同様の効果を奏する。
シートを用いたが含浸性及び断熱性を有するシートであ
れば同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、上型と下型間に溶融
金属材料を鋳込んで3mm以下の薄肉筐体を形成するも
のにおいて、底部に0.1朋以下の厚さを有する含浸性
断熱シートを配置した。筐体底部に対応する上記下型に
、−上記断熱シート上から上記溶融金属材料を注入し、
この金属材料が溶融状態下で高圧力を加えて冷却凝固さ
せることにより、巣のない高品質′□、嵩強度の薄肉筐
体を生産性良く製造できる効果がある。
金属材料を鋳込んで3mm以下の薄肉筐体を形成するも
のにおいて、底部に0.1朋以下の厚さを有する含浸性
断熱シートを配置した。筐体底部に対応する上記下型に
、−上記断熱シート上から上記溶融金属材料を注入し、
この金属材料が溶融状態下で高圧力を加えて冷却凝固さ
せることにより、巣のない高品質′□、嵩強度の薄肉筐
体を生産性良く製造できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例に関わる薄肉筐体鋳造装置
を示す断面図、第2図は従来例に係わる薄肉筐体鋳造装
置を示す断面図である。 図において、(1)は0.1關以下の厚さを有する含浸
性断熱シー)、(21は溶融金属材料、(3)は上屋。 (4)は下型、(5)は加圧上板、(6)はテーブル、
(7)はノックアウトポンチである。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
を示す断面図、第2図は従来例に係わる薄肉筐体鋳造装
置を示す断面図である。 図において、(1)は0.1關以下の厚さを有する含浸
性断熱シー)、(21は溶融金属材料、(3)は上屋。 (4)は下型、(5)は加圧上板、(6)はテーブル、
(7)はノックアウトポンチである。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)上型と下型間に溶融金属材料を鋳込んで3mm以
下の薄肉筐体を形成するものにおいて、底部に0.1m
m以下の厚さを有する含浸性断熱シートを配置した、筐
体底部に対応する上記下型に、上記断熱シート上から上
記溶融金属材料を注入し、この金属材料が溶融状態下で
高圧力を加えて冷却凝固させたことを特徴とする薄肉筐
体の製造方法。 - (2)断熱シートはアルミナシートであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の薄肉筐体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024385A JPS6240965A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 薄肉筐体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024385A JPS6240965A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 薄肉筐体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240965A true JPS6240965A (ja) | 1987-02-21 |
JPH0520185B2 JPH0520185B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=16079867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18024385A Granted JPS6240965A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 薄肉筐体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240965A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104493090A (zh) * | 2014-12-11 | 2015-04-08 | 贵州红林机械有限公司 | 一种薄壁铝合金铸件的熔模铸造浇注方法 |
CN109080701A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-25 | 四川中物红宇科技有限公司 | 一种用于车桥架表面的合金材料及车桥架 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103955A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 溶湯鍛造用金型 |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP18024385A patent/JPS6240965A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103955A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 溶湯鍛造用金型 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104493090A (zh) * | 2014-12-11 | 2015-04-08 | 贵州红林机械有限公司 | 一种薄壁铝合金铸件的熔模铸造浇注方法 |
CN109080701A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-25 | 四川中物红宇科技有限公司 | 一种用于车桥架表面的合金材料及车桥架 |
CN109080701B (zh) * | 2018-08-27 | 2020-06-30 | 四川中物红宇科技有限公司 | 一种用于车桥架表面的合金材料及车桥架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520185B2 (ja) | 1993-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |