JPS62408Y2 - - Google Patents

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JPS62408Y2
JPS62408Y2 JP1982167128U JP16712882U JPS62408Y2 JP S62408 Y2 JPS62408 Y2 JP S62408Y2 JP 1982167128 U JP1982167128 U JP 1982167128U JP 16712882 U JP16712882 U JP 16712882U JP S62408 Y2 JPS62408 Y2 JP S62408Y2
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JP
Japan
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hole
band
clip
mounting
plate
Prior art date
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JP1982167128U
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JPS5970909U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、仮止め手段を具備したクリツプに関
する。
自動車の組立て工程中には、車体パネル板に対
して、他の部品を連設して組付ける工程が種々採
られているが、これらの連設工程においては例え
ば第1図に図示するようなクリツプナツト1が使
用されている。
斯るクリツプナツト1においては金属材料で加
工され熱処理工程によつて硬化されるため、仮止
めのため被取付板5にクリツプナツト1の挾持部
2を押圧装着する時その圧接により、又は取付位
置移動時に被取付板5の表面を損傷しやすく、ま
た、第2図乃至第3図に図示の如く複数の板を連
設したとしてもナツト部3が外面に突設している
ことと、必然的に螺子4を螺合するためこの挾持
部2上面に他の板を連設することが出来ず、見栄
えも十分でなかつた。
更に、挾持部2自体が所定の曲面で加工される
ため板厚の装着許容能力に限界があり、その板厚
にあわせてクリツプナツト1を加工しなければな
らないという不都合があつた。
而して、本考案は従来技術の欠点に鑑み案出さ
れたものであつて、中間の所定幅を有するヒンジ
部を介して、ヒンジ部の一方には透孔を有し外周
面には仮止め手段を形成した突管部を、他の一方
には螺子を挿通するための貫通孔をそれぞれ形成
した帯体により構成されたクリツプを提供するこ
とにより、上記欠点を解決せんとするものであ
る。
以下、本考案を図示する実施例により詳述す
る。
第4図は本考案に係る仮止め手段を具備したク
リツプ10の一実施例を示したものである。
第4図のクリツプ10において、その主体をな
す帯体11の長手方向中間部(中央部)には、弾
性変形可能なヒンジ部12が形成されている。
ヒンジ部12の一端と連続する上記帯体11の
一部には、軸心の透孔14と外周面の突起15,
15…とを有する突管部13が設けられていると
ともに、ヒンジ部12の他端と連続する上記帯体
11の他部には、螺子を挿通するための貫通孔1
6が設けられている。
これらヒンジ部12、突管部13、透孔14、
突起15,15…等を具備した帯体11は、合成
樹脂材により一体成形されている。
具体的には、帯体11は適度の軟質性を具備し
た合成樹脂材により成形されるが、全体として所
定幅を有し、同一幅で長尺状に伸び角形状に形成
されるものである。
帯体11の中間部には幅広の薄肉部即ちヒンジ
部12が形成され、保持する板厚より広い幅に形
成することによつて被取付板を意識することなく
曲折により連結することが出来る。
突管部13は、円筒状を形成し帯体11の表面
から突管部13の中心を通つて貫通した透孔14
が形成されている。
透孔14は、螺子17のネジ部が透孔14の内
径に螺合しながら係入してゆく程度のかみ合い寸
法とする。
そして他の一方には螺子外径がゆつくりと挿入
出来るだけの内径をもつ貫通孔16が帯体11自
体に穿設されている。
また、突管部13の外周面には、帯体11に平
行でかつ断続的に突起15,15…が形成されて
いる。
突起15,15は突管部13が被取付板の板孔
に挿着された時たわみやすいようなものである必
要性から、形状的には薄膜状で短寸状となつてい
る。
かかる態様において、突管部13の中心から突
起15,15…の先端までの寸法は、後述する取
付穴の半径よりもわずかに大きい。
第4図b図は、突管部13だけを取出して図示
した他の実施例であるが、突管部13aの外周に
は縦軸方向に直線的に複数本の突起15aが形成
されている。
この突起15aもたわみやすく薄膜状となつて
いる。
依つて、上記構成の実施例を用いて連結用のク
リツプとして使用する場合には、先ず第5図に図
示する如く、複数の被取付板18,18aに穿設
された同一径穴に突管部13を挿着する。
この時突管部13の外周に形成されている突起
15,15…が取付穴19の内周面に突接しその
抵抗によつて先端がたわみ仮止めの作用を与え
る。
この状態のまゝにおいて周囲の装置を調整する
ことが出来る。
次いで螺子17を下方より貫通孔16に挿通
し、そのまゝ押圧して螺子17の先端を透孔14
に接着すれば、螺子17のネジ部は透孔内周面に
係着して帯体11の両端で被取付板18,18a
を挾持することになる。
第6図は装着完成図である。
第7図は他の実施例を示したもので、1枚の板
を帯体11の外面に装着したものでて、この場合
は、帯体11が平面板であるために内外面でも自
由に装着できると同時に、ヒンジ部12がある程
度の幅をもつているため挾持する板厚を自由にヒ
ンジ部自体で調整することができる。
以上説明した通り、本考案は、取付穴を有する
複数の被取付板を、これらの取付穴が互いに一致
する状態に保持し、その一致した取付穴と螺子と
を用いて被取付板相互を固定するためのクリツプ
において、帯体の長手方向中間部に弾性変形可能
なヒンジ部が形成され、該ヒンジ部一端と連続す
る帯体の一部には、螺子挿入用の透孔を軸心に有
し、仮止め用の突起を外周面に有する突管部が設
けられているとともに、該ヒンジ部他端と連続す
る帯体の他部には、螺子挿通用の貫通孔が設けら
れ、上記突管部中心から上記突起先端までの寸法
が、上記取付穴半径よりも大きいことを特徴とす
る。
かかる構成の本考案クリツプは、弾性変形可能
なヒンジ部を介して帯体の一部と他部とが相対屈
伸可能であり、帯体の一部に設けられた突起付き
突管部を介してその帯体を被取付板に仮止めする
ことができるから、上記突起付き突管部を被取付
板の取付穴に挿入して、帯体の一部を被取付板の
一方に仮止めした後、ヒンジ部を弾性変形させて
帯体の他部を被取付板の他方に当てがうことで、
仮止め作業と爾後の本格的なクリツプ作業とが簡
易に行なえるようになり、しかもこの際、弾性変
形可能なヒンジ部の融通性によりクリツプ間隔を
被取付板の厚さに対応させることができ、帯体を
被取付板に適切に当てがうことができるから、塑
性変形タイプ、曲げ形状が定形化されたタイプな
ど、従来の金属製クリツプにみられる曲げ不良、
クリツプ間隔不足、被取付板への損傷などが起こ
りがたく、クリツプの適用範囲、クリツプ時の作
業性も高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されて来たクリツプナツトの
組付け分解図である。第2図乃至第3図は被取付
板に係止した時の被取付板の装着状態の相違を示
した図、第4図aは本考案になる仮止め手段を具
備したクリツプの斜視図、同図bは本考案クリツ
プの突管部のみの他の実施例を示す図、第5図は
仮止めの状態を示し、次の工程を説明する図、第
6図は組付完成図、第7図は取付上の他の実施例
を示す図である。 10…仮止め手段を具備したクリツプ、11…
帯体、12…ヒンジ部、13…突管部、14…透
孔、15,15a…突起、16…貫通孔、17…
螺子、18,18a…被取付板、19…取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付穴を有する複数の被取付板を、これらの取
    付穴が互いに一致する状態に保持し、その一致し
    た取付穴と螺子とを用いて被取付板相互を固定す
    るためのクリツプにおいて、帯体の長手方向中間
    部に弾性変形可能なヒンジ部が形成され、該ヒン
    ジ部一端と連続する帯体の一部には、螺子挿入用
    の透孔を軸心に有し、仮止め用の突起を外周面に
    有する突管部が設けられているとともに、該ヒン
    ジ部他端と連続する帯体の他部には、螺子挿通用
    の貫通孔が設けられ、上記突管部中心から上記突
    起先端までの寸法が、上記取付穴半径よりも大き
    いことを特徴とする仮止め手段を具備したクリツ
    プ。
JP16712882U 1982-11-04 1982-11-04 仮止め手段を具備したクリツプ Granted JPS5970909U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16712882U JPS5970909U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 仮止め手段を具備したクリツプ

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JP16712882U JPS5970909U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 仮止め手段を具備したクリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS5970909U JPS5970909U (ja) 1984-05-14
JPS62408Y2 true JPS62408Y2 (ja) 1987-01-08

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ID=30365720

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16712882U Granted JPS5970909U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 仮止め手段を具備したクリツプ

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JPS5970909U (ja) 1984-05-14

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