JPS6240841Y2 - - Google Patents

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JPS6240841Y2
JPS6240841Y2 JP1103881U JP1103881U JPS6240841Y2 JP S6240841 Y2 JPS6240841 Y2 JP S6240841Y2 JP 1103881 U JP1103881 U JP 1103881U JP 1103881 U JP1103881 U JP 1103881U JP S6240841 Y2 JPS6240841 Y2 JP S6240841Y2
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JP
Japan
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crankshaft
connecting rod
wiper
motor
protrusion
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JP1103881U
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JPS57125658U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案はワイパ駆動装置に関し、たとえば自
動車の前照灯表面に付着した泥、埃その他の汚れ
を拭き取るのに使用されるワイパ駆動装置に関す
るものである。
第1図および第2図は自動車の前照灯用ワイパ
駆動装置の従来例を示す外観説明図および分解斜
視図、第3図はその縦断面図であつて、箱状のモ
ータケース1aと蓋状のモータカバー1bとから
なるモータハウジング1の前記モータケース1a
内に、ワイパモータ2を固定すると共に、減速用
のウオーム3、伝達歯車4および出力歯車5をそ
れぞれ回転自由に固定し、前記出力歯車5には、
モータカバー1bの取付側に突出するクランク軸
6を固定している。さらに、前記モータカバー1
bには、一端側にワイパブレード7を固定したピ
ボツト軸8を回転自由に固定すると共に、前記ピ
ボツト軸8の他端側に当該ピボツト軸8を中心に
回動するピボツトアーム9の一端側を固定してい
る。このピボツトアーム9の他端側には、コンロ
ツド10の他端側をピン11により枢着連結して
いると共に、このコンロツド10の一端側に形成
した貫通孔10a内に前記クランク軸6を嵌挿
し、止め輪12をクランク軸6に形成した円周溝
内にはめ込んで、前記コンロツド10の一端側が
クランク軸6から抜け落ちないようにしている。
また、モータケース1aのカバー1bとの当接面
には連続した細い突条1cを形成し、カバー1b
を取付けた状態でこの細い突条1cが弾性シール
材13にくい込んで水溶性をいつそう高めるよう
にしている。
このような構造において、ワイパモータ2が回
転すると、ウオーム3および伝達歯車4を介して
出力歯車5が回転し、この出力歯車5と一体に回
転するクランク軸6およびコンロツド10を介し
てピボツトアーム9の他端側を往復揺動させ、ピ
ボツト軸8を介してワイパブレード7を往復揺動
させて該ワイパブレード7によつて前照灯表面の
拭き取りを行わせるようにしている。
なお、図中符号15は、前記ワイパモータ2と
外部電源とを電気的に接続するワイヤハーネス1
6を前記モータケース1aに固定するためのグロ
メツトであつて、前記モータケース1aに形成し
た切欠孔17中に差し込んで嵌合し、前記モータ
カバー1bにより押え付けて水溶的に固定する構
造としている。
ところが、このような従来の構造においては、
前述のように、出力歯車5に固定したクランク軸
6とコンロツド10の一端側とを連結するに際
し、コンロツド10の一端側に形成した貫通孔1
0a内にクランク軸6を嵌挿した後、クランク軸
6に形成した円周溝内に止め輪12をはめ込んで
コンロツド10がクランク軸6から外れないよう
にしているため、前記クランク軸6に止め輪12
をはめ込むための円周溝を形成せねばならないと
同時に、止め輪12をその円周溝中にはめ込む作
業をおこなわねばならず、このような作業は能率
が悪く面倒であるという欠点があつた。
この考案は、前述のような従来の欠点を解消
し、作業能率がよくしかも低廉なとくに自動車用
に適するワイパ駆動装置を提供することを目的と
している。
次に、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第4図はこの考案の一実施例における自動車用
ワイパ駆動装置の前記第3図相当位置での断面説
明図であつて、従来の構造と特に異なるのは、コ
ンロツド30、コンロツド30とクランク軸36
との間の連結構造およびモータハウジング31を
構成するモータケース31aおよびモータカバー
31bのうちのモータカバー31bであつて、そ
の他の部品および構造は第2図および第3図と同
一構造のものとすることができ、それぞれ同一符
号を付している。もちろん、適宜変更を加えるこ
とも可能である。
これを詳述すると、たとえば潤滑性のよい合成
樹脂材からなるコンロツド30の他端側とピボツ
トアーム9の他端側とをピン11を介して枢着連
結し、前記コンロツド30の一端側でかつ片面側
すなわちモータカバー31b側に突出部32を形
成すると共に、反対面側すなわち出力歯車5側に
該出力歯車5に固定したクランク軸36の外径よ
りも極く僅かに大きい内径を有するクランク軸嵌
挿孔33を形成し、当該クランク軸嵌挿孔33内
にクランク軸6を嵌挿した状態で前記クランク軸
36とコンロツド30の一端側とを回転自由に連
結している。
さらに、前記モータカバー31bには、前記突
出部32の少なくとも回転運動範囲内において、
平面状からなるコンロツド摺動面34を形成し
て、当該コンロツド摺動面34に沿つて前記コン
ロツド30の突出部32の先端が軽く接触して回
転するようにし、その際、コンロツド摺動面34
によつてクランク36がクランク軸嵌挿孔33か
ら抜けるのを防止している。なお、突出部32の
先端を半球状に形成すると、摺動摩擦を小さくす
ることができる。
上記実施例のコンロツド30においては、クラ
ンク軸嵌挿孔33の孔中心と突出部32の中心と
を一致させ、前記クランク軸嵌挿孔33を貫通孔
とはせずに底面付の孔に形成しているが、クラン
ク軸嵌挿孔33の中心と突出部32の中心とをず
らして形成してもよく、この場合には、前記クラ
ンク軸嵌挿孔33を貫通孔から形成することも可
能である。
また、この実施例のように、コンロツド30を
合成樹脂材から形成すると、突出部32がモータ
カバー31bのコンロツド摺動面34に接触して
回転する場合に潤滑性をもたせることができ、ワ
イパモータ2の負荷を少しでも小さくし、耐久性
を向上させることができるが、金属材からなるコ
ンロツドも採用可能である。
以上述べた構成からなる自動車用前照灯のワイ
パ駆動装置において、ワイパモータ2を駆動させ
ると、コンロツド30の突出部32の先端がモー
タカバー31bのコンロツド摺動面34に軽く接
触し、あるいは僅かに離れた状態で回転するの
で、クランク軸36がコンロツド30のクランク
軸嵌挿孔33から抜け出るのを防止することがで
きる。
以上述べたように、この考案によれば、出力歯
車に固定したクランク軸をコンロツドに設けたク
ランク軸嵌挿孔に嵌挿し、前記コンロツドの突出
部をモータハウジングに形成したコンロツド摺動
面に当接可能にしたから、前記クランク軸とコン
ロツドとの間の離脱を防止することができ、従来
におけるように、クランク軸に止め輪をはめ込ん
だり、該止め輪をはめ込むための溝を形成したり
する必要がなくなり、部品コストの低減を実現で
きると同時に組立を確実かつ短時間のうちに行う
ことができるという非常にすぐれた実用的効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の自動車用前照灯ワ
イパ駆動装置の一例を示す外観説明図および分解
斜視図、第3図はその縦断面図、第4図はこの考
案の一実施例における自動車用前照灯ワイパ駆動
装置を示す縦断面図である。 2……ワイパモータ、5……出力歯車、7……
ワイパブレード、8……ピボツト軸、9……ピボ
ツトアーム、30……コンロツド、31……モー
タハウジング、31a……モータケース、31b
……モータカバー、32……突出部、33……ク
ランク軸嵌挿孔、34……コンロツド摺動面、3
6……クランク軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイパモータの回転駆動力により減速回転する
    出力歯車にクランク軸を固定すると共に、前記ク
    ランク軸にコンロツドの一端側を枢着連結し、ワ
    イパブレードを固定したピボツト軸に一端側を連
    結したピボツトアームの他端側と前記コンロツド
    の他端側とを枢着連結して前記ワイパモータの回
    転により上記ワイパブレードを往復揺動可能にし
    たワイパ装置において、前記コンロツドの一端側
    でかつ片面側に突出部を形成すると共に反対面側
    に前記クランク軸の嵌挿孔を形成し、前記嵌挿孔
    内に前記クランク軸を嵌挿した状態で前記コンロ
    ツドの一端側とクランク軸とを回転自由に連結す
    ると共に、前記突出部をモータハウジングに形成
    したコンロツド摺動面に当接させて前記嵌挿孔か
    らのクランク軸の抜けを防止したことを特徴とす
    るワイパ駆動装置。
JP1103881U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6240841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1103881U JPS6240841Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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JP1103881U JPS6240841Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125658U JPS57125658U (ja) 1982-08-05
JPS6240841Y2 true JPS6240841Y2 (ja) 1987-10-19

Family

ID=29809183

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