JPS6240758B2 - - Google Patents

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JPS6240758B2
JPS6240758B2 JP11386079A JP11386079A JPS6240758B2 JP S6240758 B2 JPS6240758 B2 JP S6240758B2 JP 11386079 A JP11386079 A JP 11386079A JP 11386079 A JP11386079 A JP 11386079A JP S6240758 B2 JPS6240758 B2 JP S6240758B2
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JP
Japan
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detection
vehicle
light
congestion
time
Prior art date
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Expired
Application number
JP11386079A
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English (en)
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JPS5636798A (en
Inventor
Yutaka Kato
Koretada Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP11386079A priority Critical patent/JPS5636798A/ja
Publication of JPS5636798A publication Critical patent/JPS5636798A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、道路上を走行している車両の渋滞
情況を検出する装置に関する。
車両の渋滞情況の検出には2つの方式がある。
その1つは、車両の空間オキユパンシイにもとづ
いて渋滞情況を把握するもので、道路の所要距離
範囲内に存在する車両台数を検出する。車両台数
の検出は通常、検出すべき範囲にわたつて50〜
300mもの長さの長大ループコイルを路面下に埋
設し、この長大ループコイルのインダクタンスの
変化をみる。この方式は、きわめて長いループコ
イルを路面下に埋設しなければならないから、埋
設工事がきわめて大がかりとなる欠点がある。他
の1つは車両の時間オキユパンシイにもとづくも
ので、1地点における1車両の存在時間を計測
し、この存在時間の大小により渋滞度をみるもの
である。この方式は1地点で検出が可能であると
いう利点があるが、検出地点に駐車している車両
があるとその車両の存在時間はきわめて長いか
ら、車両の渋滞と誤検知することがある。
この発明は、上記2つの車両渋滞検知方式のそ
れぞれの欠点を克服し、車両の渋滞情況を正確に
しかも1箇所で検出することができるとともに容
易に設備しうる車両渋滞検出装置を提供するもの
である。
以下図面を参照してこの発明の実施例について
詳しく説明する。
第1図は、光学系およびこの光学系に含まれる
受光素子の概略的な配置状態ならびに受光素子の
検知面および渋滞情況の検知範囲を示している。
光学系1は道路4上方に設けられた凸レンズ2を
含み、この光学系1の位置よりも車両の進行方向
(矢印X)前方において車両像をとらえるように
結像面3が設定されている。そしてこの結像面3
上に、車両の進行方向に所要の間隔をおいて多数
の受光素子11,12……1nが一直線状に配置
されている。受光素子11〜1nたとえばフオ
ト・ダイオードからなる。検知面21,22……
2nは、各受光素子11〜1nによつて検知され
る路面上における範囲を示すものであり、一定距
離(たとえば20〜50m)ずつ間隔をおいて設定さ
れている。また検知面21〜2nは1車両相当分
の大きさにつくられている。1車両相当分の大き
さとは、1つの受光素子に1台の車両のみが検知
される範囲をいい、後述するところが明らかにな
るように、相前後して走行する2台の車両があつ
ても、1車両相当分の大きさの検知面においては
この2台の車両が同時に検知されることはない。
受光素子11〜1nの各受光面11a〜1naは
各検知面21〜2nにそれぞれ対応しているか
ら、受光素子11〜1nは、それらの検知面21
〜2nが1車両相当分の大きさで上記一定距離の
間隔をおいてあらわれるようにつくられかつ配置
されている。各検知面21〜2nの箇所が検知地
点であり、すべての検知面21〜2nを含む範囲
Yが検知範囲である。
第2図は車両渋滞検出装置の一例を、第3図は
第2図の回路の各ブロツクの出力波形をそれぞれ
示している。これらの図において、各受光素子1
1〜1nの出力影像信号A1,A2……Anは前
置増巾器31,32……3nでそれぞれ適当な大
きさに増巾され、次に比較器41,42……4n
にそれぞれ送られる。比較器41〜4nには基準
となるレベルが設定されており、各増巾器31〜
3nの出力信号はこの基準レベルで弁別されるこ
とにより波形整形され、信号B1,B2……Bn
となる。そしてこれらの各信号B1〜Bnは検知
時間計数器51,52……5nでそれぞれの時間
巾が測定される。第4図に示すように、車両は受
光素子の検知範囲Rにさしかかつた時点(車両を
(Ca)で示す)から範囲Rを抜け出した時点(車
両を(Cb)で示す)までの間、受光素子によつ
て検知される。この時間が車両の検知時間であ
り、計数器51〜5nによつてそれぞれ測定され
る。計数器51〜5nによつて測定された車両検
知時間を表わす信号は、それぞれ地点渋滞判定器
61,62……6nに送られここで、渋滞判定基
準時間設定器60にあらかじめ設定されている基
準時間(to)と比較される。判定器61〜6nは
計数器51〜5nの信号の表わす検知時間が、基
準時間(to)よりも長い場合に“H”レベルの信
号C1,C2……Cnを出力し、検知時間が基準
時間(to)よりも短い信号が入力するまで“H”
レベルに保持する。こられの信号C1〜Cnは渋
滞情報作成器70に送られる。作成器70は信号
C1〜Cnの組合せにもとづいて種々の渋滞情報
をつくり出すものであつて、たとえば論理回路ま
たはマイクロプロセツサなどから構成されてい
る。検知時間が長いということは、車両が検知地
点を低速で走行している、または停止しているこ
とを意味し、車両が渋滞している可能性がある。
しかしながら、多数の検知地点のうちいずれか1
〜2地点でのみ検知時間が長い場合には、その地
点のみ何らかの原因で車両が停止しているだけ
で、道路を全体的にみると車両はスムーズに流れ
ている可能性が強い。逆に多数の地点で検知時間
が長い場合には、多数の車両が同時に低速で走行
または停止しているのであるから渋滞している可
能性がきわめて大きい。作成器70は信号C1〜
Cnのうちどの信号が“H”レベルにあるか、い
くつの信号が“H”レベルであるかなどに応じ
て、渋滞なし、渋滞ありなどの渋滞の有無、なら
びに渋滞ありの場合には渋滞の程度すなわち渋滞
度大、中および小などの情報をあらわす信号を出
力する。また必要に応じて、信号C1〜Cnのう
ち“H”レベルになつている検知地点の数と検知
地点間距離との積により渋滞長を求める。
受光素子から出力される車両検知映像信号を観
察すると、車両が1台のみの場合には第5a図に
示すように、映像信号波形には山部Mにつづいて
後半部に谷部Nがあらわれる。これは、光学系が
道路上を走行する車両をその後方から俯瞰するよ
うに配置されており、車両が検知範囲を通過する
ときにリヤ・ウインドを通して車両内部の暗さが
検知されるためと思われる。多数台の車両が短い
車間距離で一列状に並んで走行している場合には
これを俯瞰すると車両の一部が重なつてみえる。
このときの映像信号には上記のように車両1台分
の波形はあらわれず、第5b図に示すように山部
と谷部が連続した波形となる。見かけの空間波長
(PA)は車両1台分の波長(PO)よりも短く、
そのときの車頭間隔に相当する値となる。
第6図に示すように、道路4上の車両(CA)
を光学系1からみた場合の投影像を相定し、その
車両の進行方向にそう長さを車両の見かけの車長
(LA)とする。この見かけの車長(LA)は光学
系1から遠方にいき俯角が小さくなるほど長くな
る。見かけの車長(LA)が最低車頭間隔
(TM)(後述する)よりも短い場合には、この見
かけの車長(LA)内には必ず1台の車両しか存
在し得ず、2台以上の車両が含まれるということ
はあり得ない。ところが、光学系1から遠方の地
点において見かけの車長(LA)が最低車頭間隔
(TM)よりも長くなると、車両の投影像が重な
り、見かけの車長(LA)範囲内に2台以上の車
両が存在し得るようになる。車両が1台しか存在
しない範囲は見かけの車長(LA)からそれらの
重なり部分Dを除いた範囲であり、これは最低車
頭間隔(TM)に等しい。
以上の点を考慮して、道路上に仮想される検知
面21〜2nの大きさ、とくにその車両の進行方
向にそう長さ(これを検知長(S)という)は、
最低車頭間隔(TM)よりも見かけの車長
(LA)の方が短い場合には、見かけの車長
(LA)にもとづいて次式により決定される。
S=LA/K ……(1) また、最低車頭間隔(TM)よりも見かけの車
長(LA)の方が長い場合には、検知長(S)は
最低車頭間隔(TM)を用いて次式により決定さ
れる。
S=TM/K ……(2) ここで(K)は係数であつて2程度に選定される。
そして、このようにして決定された検知長(S)
の検知面をもつように受光素子11〜1nの配置
位置およびその受光面の大きさが決定される。
ところで、光学系1は道路上を走行する車両と
その後方から俯瞰するから、結像面3上には遠方
にある車両ほど小さくあらわれる。したがつて、
もし実際の車長にもとづいて結像面上に配置され
る受光素子の受光面の大きさを決定するならば、
遠方の検知地点の車両を検知する受光素子の受光
面はきわめて小さくなり、実際に製作することは
不可能である。しかし、上述の見かけの車長
(LA)は遠方にいくほど大きくなつているから、
第(1)式による検知長(S)にもとづいて受光素子
の受光面の大きさを決定するならば、その受光面
の寸法はそれほど小さくならず、複数の受光素子
を同一面(結像面)上に製作するのに好都合であ
る。最低車頭間隔(TM)もまた実際の車長より
はるかに長いから、第(2)式による検知長(S)に
もとづいて受光素子の受光面の大きさを決定する
場合にも同様のことが言える。
第4図に戻つて、上述の車両検知時間を(t)
とすると、この検知時間(t)は検知長(S)と
実際の車長(LC)とを用いて次式で表わされ
る。
t=a・S+LC/V ……(3) ここで(V)は車両の走行速度であり、(a)は係
数である。見かけの車長(LA)が最低車頭間隔
(TM)よりも短い場合には、第(3)式における検
知長(S)は第(1)式で表わされる。実際の車長
(LC)は車種によつて異なるが、見かけの車長
(LA)は車長(LC)よりもはるかに大きいか
ら、車種による検知時間(t)の変動は小さいこ
とが理解されよう。
見かけの車長(LA)が最低車頭間隔(TM)
よりも長い場合には、第(3)式における検知長
(S)は第(2)式で表わされる。最低車頭間隔
(TM)をたとえば10m(速度15Km/Hでの乗用
車の車頭間隔)とすれば、第(3)式は次のように変
形される。
t=a・10/K+LC/V ……(4) 車頭間隔10m以内で複数台の車両が続いている
場合には1つの検知範囲内に2台以上の車両が存
在し、受光素子からの映像信号の山部が第5b図
のように分離せず重なつてしまつて1台の車両が
実際よりも低速度で通過しているように誤計測さ
れるが、このような場合には各車両が既に低速で
あり1台の車両の検知時間でさえも渋滞判定基準
時間設定器60の基準時間(to)を超してしまう
ので、地点渋滞判定器61〜6nの出力に影響を
及ぼすことはない。
以上のようにこの発明の車両渋滞検出装置によ
れば、複数の検知地点における車両の時間オキユ
パンシイを測定し、この時間オキユパンシイの空
間的分布から総合的に判断して、これらの検知地
点を含む検知範囲全体の渋滞情報を得ているので
車両の渋滞を正確に検出することができる。しか
も、上記検知範囲を俯瞰する位置に設けられた光
学系に、複数の受光素子が上記の各検知地点の車
両をそれぞれ検知するように配置されているの
で、1箇所で車両の渋滞情況を把握することがで
き、簡単に設備しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は道路上方に設けられた光学系およびこ
の光学系に含まれる受光素子の概略的な配置状態
ならびに受光素子の検知面および検知範囲を示す
図、第2図は車両渋滞検出装置の一列を示すブロ
ツク図、第3図は第2図に示す回路の出力波形を
示す波形図、第4図は車両検知の様子を示す図、
第5図は車両検知影像信号を示す波形図、第6図
は光学系から車両をみた場合の車両の投影像を示
す説明図である。 1……光学系、3……結像面、4……道路、1
1〜1n……受光素子、21〜2n……検知面、
41〜4n……比較器、51〜5n……検知時間
計数器、60……渋滞判定基準時間設定器、61
〜6n……地点渋滞判定器、70……渋滞情報作
成器、Y……検知範囲。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 道路の所要長さの検知範囲を俯瞰する位置に
    配置され、検知範囲を検知する複数の受光素子を
    含む光学系を備え、複数の受光素子の検出出力に
    基づいて検知範囲内の車両の渋滞を検出する装置
    において、 複数の受光素子は互いに間隔をおいて配置さ
    れ、かつ各受光素子の受光面の大きさは光学系か
    らその受光素子の検知地点までの距離に応じて変
    つており、 複数の受光素子のそれぞれから別個の受光信号
    が出力され、 これらの受光素子のそれぞれについて、受光素
    子の出力を所定の基準レベルで弁別する比較器、
    比較器の出力の継続時間を測定する検知時間計数
    器、検知時間計数器の出力を所要の基準時間と比
    較して検知時間が基準時間よりも長いときに地点
    渋滞信号を出力する地点渋滞判定器が設けられ、 さらに複数の地点渋滞判定器の出力にもとづい
    て検知範囲全体の渋滞情報をつくりだす渋滞情報
    作成器を備えている車両渋滞検出装置。
JP11386079A 1979-09-04 1979-09-04 Detector of vehicle confusionn Granted JPS5636798A (en)

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JPS5636798A JPS5636798A (en) 1981-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62113300A (ja) * 1985-11-12 1987-05-25 オムロン株式会社 車両渋滞報知システム

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JPS5636798A (en) 1981-04-10

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