JPS624068B2 - - Google Patents

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JPS624068B2
JPS624068B2 JP53164475A JP16447578A JPS624068B2 JP S624068 B2 JPS624068 B2 JP S624068B2 JP 53164475 A JP53164475 A JP 53164475A JP 16447578 A JP16447578 A JP 16447578A JP S624068 B2 JPS624068 B2 JP S624068B2
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JP
Japan
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carbon atoms
molding material
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substituted
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JP53164475A
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Aberaa Geruto
Shunaidaa Rainaa
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPS624068B2 publication Critical patent/JPS624068B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3467Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3472Five-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、補助安定剤と一緒にテトラゾール化
合物を添加することによつて安定化された塩素含
有熱可塑性樹脂成形材料に関する。 塩素含有重合体は、例えばこれら重合体の成形
品への加工中の光及び熱の有害な作用に対して保
護されねばならないことは公知である。この目的
に5−アミノテトラゾール及びその誘導体例えば
塩またはカルボン酸アミドを使用することも公知
である(ドイツ特許公告第1134197号公報参照)。
しかしながらこの化合物によつて付与された安定
化特性は、実際の実施の要求に対しては不十分で
あり、この点での改善を行う必要性があつた。 本発明者等は、特定のモノーまたはビスーテト
ラゾールが塩素含有熱可塑性樹脂の良好な安定化
を達成し、この作用は特定の助触媒によつて実質
上強められ得ることを見出した。エポキシ可塑剤
または金属安定剤が補助安定剤として使用するこ
とができる。 従つて本発明は、エポキシ可塑剤及び/または
バリウム、カドミウム、亜鉛またはカルシウムの
カルボキシレートまたはフエノラートの少くとも
1種及び熱安定剤として次式: (式中、R1は水素原子、炭素原子数1ないし
4のアルキル基、炭素原子数5または6のシクロ
アルキル基、フエニル基、炭素原子数1ないし4
のアルキル基またはハロゲン原子によつて置換さ
れたフエニル基を表わし、nは1または2を表わ
し、そしてnが1を表わす場合Rは、酸素原子、
−NY−、硫黄原子、SO2及び/またはCO2で中
断されていてもよく、また−OHまたは−SHで置
換されていてもよい炭素原子数1ないし20のアル
キル基を表わすか、炭素原子数1ないし4のアル
キル基で置換されていてもよいフエニル基若しく
はベンジン基を表わすか、または炭素原子数5ま
たは6のシクロアルキル基を表わし、nが2を表
わす場合、Rは直接結合、フエニル基、ベンジン
基、ヒドロキシル基、炭素原子数1ないし4のア
ルコキシ基、炭素原子数1ないし20のアシルオキ
シ基、フエニルスルホニル基またはアルキルスル
ホニル基によつて置換されていてもよく、または
酸素原子、硫黄原子、SO2、CO2または−NY−
によつて中断されていてもよい炭素原子数1ない
し10のアルキレン基を表わすか、または炭素原子
数1ないし10のアルキリデン基、フエニレン基、
ベンジレン基またはキシリレン基を表わし、Yは
水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、
フエニル基、ベンジル基、ナフチル基、シクロヘ
キシル基または炭素原子数1ないし20のアシル基
を表わす。)で表わされるモノーまたはビステト
ラゾールの少くとも1種を含有するテトラゾール
熱安定剤の有効量を含有させた塩素含有熱可塑性
樹脂からなる成形材料を提供することにある。本
発明の更に他の目的は、少くとも1種の補助安定
剤と一緒に式で表わされるモノーまたはビス−
テトラゾールを混入させることからなる光及び/
または熱の作用による劣化に対する塩素含有熱可
塑性樹脂の安定化方法にある。炭素原子数1ない
し4のアルキル基としてのR1は、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基
またはイソブチル基であり得る。炭素原子数5ま
たは6のシクロアルキル基としてのR1は、シク
ロペンチル基またはシクロヘキシル基であり得
る。置換フエニル基としてのR1は、例えばトリ
ル基、キシリル基または3−クロロフエニル基で
あり得る。R1は炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、フエニル基及び特に水素原子が好ましい。 nが1を表わす場合は、Rは炭素原子数1ない
し20、好ましくは1ないし12、特に1ないし8、
最も好ましくは1ないし6の中断または置換され
ていてもよい直鎖または枝分れ鎖アルキル基であ
り得る。アルキル基としてはRは例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、プ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、2−エチルヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基、ヘキサデシ
ル、オクタデシルまたはエイコシル基であり得
る。 酸素原子、−NY−、硫黄原子、SO2及び/また
はCO2好ましくは酸素原子、硫黄原子及び/また
はCO2で中断されているかまたはOH若しくはSH
で置換されているアルキル基としてのRは例えば
次のものであり得る:メトキシエチル、エトキシ
メチル、プロポキシプロピル、ブトキシエチル、
オクトキシエチル、オクタデシルオキシエチル、
メチルチオエチル、ヘキシルチオエチル、プロピ
ルスルホニルエチル、ジメチルアミノエチル、ジ
エチルアミノメチル、メトキシカルボニルメチ
ル、ドデシルオキシカルボニルエチル、エチルカ
ルボニルオキシエチル、ヒドロキシエチル、ヒド
ロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒドロキシ
ヘキシル及びこれらに相応するメルカブト基を含
有するアルキル基のようなアルコキシアルキル、
アルキルチアアルキル、アルキルオキシカルボニ
ルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル
またはアルキルスルホニルアルキル、ヒドロキシ
アルキル、メルカプトアルキル。これらの中でβ
−アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、
メルカプトアルキルまたはヒドロキシアルキルが
好ましい。 炭素原子数5または6のシクロアルキル基とし
てのRは、シクロペンチル基またはシクロヘキシ
ル基であり得る。炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基で置換されたフエニルまたはベンジル基とし
てのRは、トルイル基、エチルフエニル基、メチ
ルベンジル基またはブチルベンジル基であり得
る。nが2を表わす場合は、式におけるRは、
炭素原子数が好ましくは1ないし8、最も好まし
くは1ないし6で原子の鎖中で置換または非置換
または中断されていてもよい直鎖または枝分れ鎖
アルキレン基であり得る。直鎖及び枝分れ鎖アル
キレン基としては例えばメチレン、エチレン、
1,2−または1,3−プロピレン、1,2−、
1,3−または1,4−ブチレン、1,5−ペン
チレン、ネオペンチレン、1,5−ヘキシレン、
1,4−ヘプチレン、1,2−または1,6−オ
クチレン、1,2−または1,10−デシレンが挙
げられる。 置換アルキレンとしてのRは、好ましくはフエ
ニル、ヒドロキシルまたは炭素原子数1ないし18
のアシルオキシで置換されたアルキレンを表わ
す。置換アルキレンとしてのは例えば2−フエニ
ル−1,3−プロピレン、1,2−ジフエニルエ
チレン、ベンジルメチレン、2−ヒドロキシ−
1,3−プロピレン、3−ホルミルオキシペンチ
レン、2−プロピオニルオキシ−1,3−プロピ
レン、2−オクタデシルオキシ−1,3−プロピ
レン、2−メトキシ−1,3−プロピレン、3−
フエニル−3−フエニルスルホニル−1,5−ペ
ンチレンが挙げられる。アルキルスルホニル基で
置換されたアルキレンは、好ましくは炭素原子数
1ないし4を含有する。 アルキレン基としてのRは、酸素原子、硫黄原
子、SO2、CO2または−NY−好ましくは酸素原
子、硫黄原子または−NY−によつて中断されて
いてもよい。Yは好ましくは、水素原子、炭素原
子数1ないし4のアルキル基、フエニル基または
炭素原子数1ないし18のアシル基を表わす。 例えば次式: −(CH2n−X−(CH2n− (式中、Xは酸素原子、硫黄原子、SO2、CO2
または−NY−を表わし、mは1ないし6、好ま
しくは1または2の整数を表わす。)で表わされ
る基が挙げられる。アルキル基としてのYは、メ
チル基、エチル基、プロピル基またはブチル基で
あり得、アシル基としてのYは、アセチル基、プ
ロピオニル基、ヘキサノイル基、ベンゾイル基、
オレオイル基またはラウロイル基であり得る。 nが2を表わす場合、Rはまた炭素原子数2な
いし10、好ましくは2ないし8特に2ないし6の
アルキリデン基であり得る。例えば、エチリデン
基、1,1−または2,2−プロピリデン基、
1,1−または2,2−ブチリデン基、1,1
−、2,2−または3,3−ペンチリデン基、ヘ
キシリデン基、オクチリデン基またはデシリデン
基を表わす。Rが2を表わす場合、Rはまたフエ
ニレン、ベンジレンまたはキシリレン基であり得
る。これらの中で二価のメターまたはパラー基例
えばm−若しくはp−フエニレン基またはm−若
しくはp−キシリレン基が好ましい。 式のモノーまたはビステトラゾールの好まし
い小群は、nが1を表わしRが炭素原子数1ない
し6のアルキル若しくはヒドロキシアルキル基を
表わすかまたはnが2を表わし、Rが酸素原子ま
たは硫黄原子で中断されていてもよく、またはヒ
ドロキシル基で置換されていてもよい炭素原子数
2ないし6のアルキレン基を表わすかまたはフエ
ニレン、ベンジレンまたはキシリレン基を表わす
化合物からなる。 式のビステトラゾールの特に好ましい群は、
nが2を表わし、R1が水素原子を表わし、R2
炭素原子数2ないし4のアルキレン基または3−
チオペンチレン基を表わす化合物からなる。 式で表わされるモノーまたはビステトラゾー
ルは公知であるか、またはこれらは、式:R−
CNで表わされるモノニトリルまたは式:R
(CN)2で表わされるジニトリルをアジ化水素酸
(または酸性反応媒体中でその塩)と反応させる
ことによるドイツ公開特許第2731323号公報また
はジヤーナルオブアメリカンケミカルソサイテイ
ー(J.Amer.Chem.Soc.),80,3908(1958)に
記載の方法と同様の方法で得ることができる。 式においてR1が水素原子を表わさない化合
物は、ヘミツシエベリヒテ(Chem.Ber),42,
(1909),2336及び74,(1941),264に記載されて
いるように次式:R−(CO−NH−R1y(式中、
yは1または2を表わす。)で表わされるカルボ
ン酸アミドとPCまたはSOCとを反応さ
せ、続いて得られたイミドクロライドをアルカリ
アジドと反応させることによつて得られる。 式で表わされるモノー及びビステトラゾール
は、通常の機械で加工する前に、熱可塑性樹脂の
重量に基づいて、通常0.01ないし5重量%、好ま
しくは0.1ないし3重量%の量で安定化されるべ
き塩素−含有熱可塑性樹脂に混入させる。これら
化合物はそれ自体安定化作用を有するが、この作
用は実際の実施には十分ではない。しかしながら
本発明者等は驚くべきことに、式で表わされる
モノー及びビステトラゾールをエポキシ化可塑剤
と一緒に使用した場合に、相乗作用を引き起こ
し、これが実際の実施における広範な使用を可能
とすることを見出した。 可塑剤は、可塑化塩素−含有熱可塑性樹脂にお
ける所望の性質を調整するのに必要な重使用する
ことができる。補助安定剤として使用する場合の
み、これらは塩素含有熱可塑性樹脂の重量に基づ
いて、通常少くとも0.05重量%、好ましくは0.05
ないし10そして特に0.1ないし5重量%の量で使
用される。式で表わされるモノー及びビステト
ラゾールとエポキシ化可塑剤とを、約1:0.5な
いし1:10、好ましくは1:1ないし1:8の割
合で使用するのが有利である。 好ましいエポキシ化可塑剤は、オレフイン系不
飽和結合を有する酸と一価または多価アルコール
とのエステルで二重結合がエポキシ化されている
ものである。酸は好ましくは炭素原子数12ないし
22を含有し、アルコールは炭素原子数1ないし30
特に1ないし20を含有する。好ましい酸としては
特にオレイン酸、エライジン酸またはリノール酸
が挙げられる。例えばエポキシ化ブチルまたはオ
クチルオレート、特にエポキシ化大豆油が挙げら
れる。 驚くべきことに、バリウム、カルシウム、亜鉛
及びカドミウムの金属安定剤が、相乗補助安定剤
として使用することもできる。これらは好ましく
は、0.05ないし5重量%特に0.1ないし3重量%
の量で混合する。テトラゾール対金属安定剤の割
合は、約2:1ないし1:8であり得る。 適当な金属安定剤は、バリウム、カルシウム、
亜鉛またはカドミウムのカルボキシレートまたは
フエノラートである。フエノールはは炭素原子数
6ないし20を含有することができ、カルボン酸は
好ましくは炭素原子数8ないし20を含有する。バ
リウムとカドミウムまたはカルシウムと亜鉛塩と
の混合物が特に有利である。 塩化ビニル重合体または共重合体が、好ましく
は本発明の成形材料に使用される。懸濁液、塊重
合体及び低含量の乳化剤を含有する乳化重合体が
好ましい。共重合体の適当なコモノマーとしては
例えば次のものが挙げられる:塩化ビニリデン、
トランスジクロロエタン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、マレイン酸、アクリル酸、フマル
酸、イタコン酸。更に適当な塩素含有重合体は、
後塩素化ポリオレフインである。 本発明の熱可塑性樹脂は、公知の方法で重合体
に安定剤及び所望によつては更に安定剤を混入さ
せることによつて得られる。安定剤とポリ塩化ビ
ニルとの均質混合物は、例えば150℃ないし210℃
で二本−ロールミキサーを使用して得ることがで
きる。成形材料の最終の用途によつては、安定剤
の混入前または混入と同時に他の添加剤を混入さ
せることもできる。他の添加剤としては例えば次
のものが挙げられる:滑剤好ましくはモンタンワ
ツクスまたはグリセロールエステル、可塑剤、充
てん剤、改質剤(耐衝撃性添加剤のような)、顔
料、光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤または
更に補助安定剤例えばホスフイツト。 本発明の熱可塑性樹脂は通常の成形法、例えば
押出、射出成形または圧延によつて成形品に加工
することができる。プラスチゾルとしての使用も
可能である。 金属を含有しない安定剤で得られる熱安定化効
果は、本発明の熱可塑性樹脂においては顕著であ
り、そして公知の有効な硫黄含有アミノークロト
ネートのそれと少くとも匹敵するか或いはそれ以
上である。光安定性もまた顕著である。 次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。例中「部」及び「%」は「重量部」及び「重
量%」を表わす。 実施例 1 成形材料は、S−PVC(K−値64)100部、ジ
オクチルフタレート20部、エポキシ化大豆油〔レ
オプラスト(Reoplast)39〕4部及びホスフイツ
ト安定剤〔イルガシユタープ(Irgastab)
CH300〕0.5部からなるドライブレンドである。
それからテトラゾール安定剤1.5部をミキサーロ
ール上170℃で5分間混合し、厚さ0.3mmの圧延シ
ートを得た。 シートの試料を取りだし180℃のオーブン中で
熱を与え、ASTMD1925−70の黄色度指数(YI)
によつて、試料の熱老化を15分毎に測定した。結
果を表1に示す。
【表】
【表】 実施例 2 S−PVC(K値64)100部、モンタンワツクス
0.2部、グリコールモノ脂肪酸エステル1部、エ
ポキシ化大豆油〔レオプラスト(Reoplast)39〕
2部及びテトラゾール安定剤1.5部からなるドラ
イブレンドをミキサーロール上170℃で5分間圧
延し、それから0.3mm厚のシートの試料を得た。 180℃のオーブン中で試料に熱を与え、
ASTMD1925−70の黄色度指数により試料の熱老
化を3分毎に測定した。 比較として、安定剤としてチオジエチレングリ
コール−ビス−β−アミノクロトネートを含有す
る圧延シートを同じドライブレンドから作つた。
結果を表2に示す。
【表】 実施例 3 S−PVC(K−値64)100部、ジオクチルフタ
レート20部及びCa/Znステアレート1.5部からな
るドライブレンドをテトラゾール安定剤1部と混
合した。0.33mm厚の圧延シートを作り、実施例1
のように試験した。結果を次表3に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エポキシ可塑剤及び/またはバリウム、カド
    ミウム、亜鉛またはカルシウムのカルボキシレー
    トまたはフエノラートの少くとも1種及び熱安定
    剤として次式: 〔式中、R1は水素原子、炭素原子数1ないし
    4アルキル基、炭素原子数5または6のシクロア
    ルキル基、フエニル基、炭素原子数1ないし4の
    アルキル基またはハロゲン原子によつて置換され
    たフエニル基を表わし、nは1または2を表わ
    し、そしてnが1を表わす場合Rは、酸素原子、
    −NY−、硫黄原子、SO2及び/またはCO2で中
    断されていてもよく、また−OHまたは−SHで置
    換されていてもよい炭素原子数1ないし20のアル
    キル基を表わすか、炭素原子数1ないし4のアル
    キル基で置換されていてもよいフエニル基若しく
    はベンジル基を表わすか、または炭素原子数5ま
    たは6のシクロアルキル基を表わし、nが2を表
    わす場合、Rは直接結合、フエニル基、ベンジル
    基、ヒドロキシル基、炭素原子数1ないし4のア
    ルコキシ基、炭素原子数1ないし20のアシルオキ
    シ基、フエニルスルホニル基またはアルキルスル
    ホニル基によつて置換されていてもよく、または
    酸素原子、硫黄原子、SO2、CO2または−NY−
    によつて中断されていてもよい炭素原子数1ない
    し10のアルキレン基を表わすか、または炭素原子
    数1ないし10のアルキリデン基、フエニレン基、
    ベンジレン基またはキシリレン基を表わし、Yは
    水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、
    フエニル基、ベンジル基、ナフチル基、シクロヘ
    キシル基または炭素原子数1ないし20のアシル基
    を表わす。)で表わされるモノーまたはビステト
    ラゾールの少くとも1種を含有することを特徴と
    するテトラゾール熱安定剤の有効量を含有する塩
    素含有熱可塑性樹脂からなる成形材料。 2 R1が水素原子を表わす特許請求の範囲第1
    項記載の成形材料。 3 式においてnが1を表わし、Rが酸素原
    子、硫黄原子及び/またはCO2で中断されていて
    もよく、またはOH若しくはSHで置換されていて
    もよい炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わ
    すかまたはフエニル基若しくはベンジル基を表わ
    す特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 4 式において、nが1を表わし、Rがフエニ
    ル基、ヒドロキシル基、炭素原子数1ないし18の
    アシルオキシ基で置換されたアルキレン基または
    酸素原子、硫黄原子、CO2または−NY−(式中、
    Yは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
    基、フエニル基または炭素原子数1ないし18のア
    シル基を表わす。)で中断されたアルキレン基を
    表わす特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 5 式において、nが1を表わす場合にRは炭
    素原子数1ないし6のアルキルまたはヒドロキシ
    アルキル基を表わし、nが2を表わす場合に酸素
    原子または硫黄原子によつて中断されていてもよ
    く、またはヒドロキシル基で置換されていてもよ
    い炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わす
    か、またはフエニレン、ベンジレンまたはキシリ
    レン基を表わす特許請求の範囲第1項記載の成形
    材料。 6 式において、nが2を表わす場合にR1
    水素原子を表わし、R2が炭素原子数2ないし4
    のアルキレン基または3−チアペンチレン基を表
    わす特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 7 塩素含有熱可塑性樹脂に基づいて式で表わ
    されるモノーまたはビステトラゾール0.05ないし
    5重量%好ましくは0.1ないし3重量%とエポキ
    シ可塑剤少くとも0.05重量%またはバリウム、カ
    ルシウム、亜鉛またはカドミウムのカルボキシレ
    ートまたはフエノラートの少くとも1種を0.05な
    いし5重量%好ましくは0.1ないし3重量%含有
    する特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 8 エポキシ可塑剤がエポキシ化した大豆油であ
    る特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 9 金属塩としてバリウム及びカドミウム塩また
    はカルシウム及び亜鉛塩を組合せて含有する特許
    請求の範囲第1項記載の成形材料。 10 塩素含有熱可塑性樹脂が塩化ビニルの単独
    重合体若しくは共重合体または後塩素化ポリオレ
    フインである特許請求の範囲第1項記載の成形材
    料。
JP16447578A 1977-12-29 1978-12-28 Molding material consisting of chlorineecontaining thermoplastic resin containing tetrasol heat stabilizer Granted JPS5496553A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
CH1618277 1977-12-29

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JPS5496553A JPS5496553A (en) 1979-07-31
JPS624068B2 true JPS624068B2 (ja) 1987-01-28

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ID=4415108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16447578A Granted JPS5496553A (en) 1977-12-29 1978-12-28 Molding material consisting of chlorineecontaining thermoplastic resin containing tetrasol heat stabilizer

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US (1) US4196110A (ja)
EP (1) EP0002756B1 (ja)
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DE (1) DE2862075D1 (ja)
HK (1) HK86885A (ja)

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