JPS6240506Y2 - - Google Patents

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JPS6240506Y2
JPS6240506Y2 JP2745980U JP2745980U JPS6240506Y2 JP S6240506 Y2 JPS6240506 Y2 JP S6240506Y2 JP 2745980 U JP2745980 U JP 2745980U JP 2745980 U JP2745980 U JP 2745980U JP S6240506 Y2 JPS6240506 Y2 JP S6240506Y2
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lever
crankshaft
large gear
cam
fixed
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JP2745980U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は負荷開閉器の操作機構に関し、特に遮
断部と断路部とを並列に接続し共通の動力源で操
作する場合に用いて有用なものである。
負荷開閉器は断路部と小容量の遮断器を兼用し
たものとして小電流の開閉に用いられるが、通電
容量を増加させる目的で断路部を主回路としそれ
と並列に補助回路である遮断部を設けたものも提
案されている。この種の負荷開閉器では主回路を
通電目的に使用し、電流の開閉は補助回路で行な
わせるため主回路と補助回路の動作のタイミング
をずらす必要がある。即ち、投入操作時には補助
回路の遮断部が閉じてから主回路の遮断部が閉
じ、開放操作時には先ず主回路を開放することに
より電流を補助回路に移行せしめた後に遮断部を
開放するようにしなければならない。
本考案はかかる主回路と補助回路のタイミング
のずれを簡単な機構で確実に得ることのできる負
荷開閉器の操作機構を提供することを目的とし、
その構成は、一台の駆動モータで減速機を介して
一個の小歯車を回転せしめこの小歯車によつて第
1大歯車及び第2大歯車に回転力を伝達するとと
もに、前記第1大歯車及び第2大歯車の側面に
夫々設けた突出部と第1レバー及び第2レバーと
が夫々当接することにより第1大歯車及び第2大
歯車の回転力が伝達される第1クランクシヤフト
及び第2クランクシヤフトを設け、この第1クラ
ンクシヤフト及び第2クランクシヤフトの回動に
よりバネ力を蓄積し第1クランクシヤフト及び第
2クランクシヤフトのクランク部に夫々その一端
を固着した第1操作バネ及び第2操作バネのバネ
力の放出により遮断部及び断路部を操作する方式
の操作機構において第1大歯車と第2大歯車に設
ける突出部の位置を違えることにより第1操作バ
ネと第2操作バネのデツドポイントを越える時点
を調整し得るようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図a,bに示すように、駆動モータ1は減
速機2を介して小歯車3に駆動力を伝達する。即
ち、駆動モータ1はチエン4を介して減速機2に
連結されており、減速機2はチエン5を介して軸
6に連結してある。軸6は軸受7,7aに支承さ
れて回転可能となつており、その端面に前記小歯
車3が固着してある。小歯車3と噛合している第
1大歯車8は軸受9に支承されており、その中心
部を軸受10に支承された第1クランクシヤフト
11が貫通している。この第1クランクシヤフト
11の第1クランク部11aには一端が固定され
ている第1操作バネ12の他端が固着されてお
り、この第1クランクシヤフト11の反クランク
部側の端面には軸方向と直角方向に突出し且つ前
記第1大歯車8の側面に固着する第1突出部8a
が当接し得る第1レバー13が設けてある。した
がつて第1大歯車8が回転したときにはその回転
力が第1突出部8a及び第1レバー13を介して
第1クランクシヤフト11に伝達され、この結果
第1操作バネ12がバネ力の蓄勢、放出を繰り返
す。この第1操作バネ12のバネ力は第2レバー
14、この第2レバー14の先端部に突設された
ピン14a及びカム15の第1レバー部15a若
しくは第2レバー部15bを介してカム15に伝
達され、このカム15を介して第1リンク機構1
6に伝達することにより回動運動が直線運動に変
換され遮断部17である真空バルブに伝達され
る。更に詳言すると、第2レバー14は第1クラ
ンクシヤフト11に固着してあり、またカム15
は第1クランクシヤフト11に回動可能に嵌装し
てある。このうちカム15は偏心円形のカム部1
5cとこのカム部15cに一体的に連結され軸方
向と直角方向に相互に反対方向に伸びる第1レバ
ー部15a及び第2レバー部15bとを有してお
り、第1クランクシヤフト11の回動に伴ない第
2レバー14のピン14aが第1レバー部15a
若しくは第2レバー部15bに当接する。リンク
機構16は第1リンクレバー16a、連結部材1
6b、第2リンクレバー16c、第3リンクレバ
ー16d,第4リンクレバー16e及びローラ1
6f、16gからなる。このうち第1リンクレバ
ー16aは、その基端部が回動可能に固定されて
おり、その先端部でローラ16fを回動自在に支
持している。このローラ16fはローラ16gと
ともに連結部材16bの両端部にも支持されてお
り、ローラ16gとともに上下からカム部15c
に当接している。第2リンクレバー16c及び第
4リンクレバー16eはその基端部が何れも回動
可能に固定されるとともに夫々の中心部で第3リ
ンクレバー16dにより相互に連結されており、
夫々の先端部は連結部材16b及び接触圧を供給
する接触バネ17aが嵌装された遮断部17の可
動ロツド17bに連結してある。この結果カム1
5の回動に伴ないローラ16f,16gが上・下
動しこの上下動が第2リンクレバー16c、第3
リンクレバー16d及び第4リンクレバー16e
を介して遮断部17に伝達される。前記第1大歯
車8とともに小歯車3に噛合している第2大歯車
18は軸受19に支承されており、その中心部を
軸受20に支承された第2クランクシヤフト21
が貫通している。この第2クランクシヤフト21
の第2クランク部21aには一端が固定されてい
る第2操作バネ22の他端が固着されており、こ
の第2クランクシヤフト21における前記第2大
歯車18の貫通部近傍には軸方向と直角方向に突
出し且つ前記第2大歯車18の側面に固着する第
2突出部18aが当接し得る第3レバー23が設
けてある。このとき第2突出部18aの第2大歯
車18上における位置は第1突出部8aの第1大
歯車8上におけるそれに対し投入時の回転方向
(図では反時計方向)において45゜遅れている。
したがつて第2大歯車18が回転したときにはそ
の回転力が第2突出部18a及び第3レバー23
を介して第2クランクシヤフト21に伝達され、
この結果第2操作バネ22がバネ力の蓄勢、放出
を繰り返すが、小歯車3の時計方向への回転、即
ち投入時には第1操作バネ12のエネルギ放出が
先行する反面、小歯車3の反時計方向への回転、
即ち開放時には第2操作バネ22のエネルギ放出
が先行する(第2図参照)。この第2操作バネ2
2のバネ力は第4レバー24及びこの第4レバー
24の先端部に突設されたピン24aを介して第
2リンク機構25に伝達することにより回転運動
が直線運動に変換され可動接触子26a及び固定
接触子26bを有する断路部26に伝達される。
即ち、第2リンク機構25はレバー25a及びレ
バー25bを有しており、このうちのレバー25
aに第2クランクシヤフト21が貫通して第4レ
バー24のピン24aに当接し得るようになつて
おり、このレバー25aとピン25cを介して回
動可能に連結してあるレバー25bの先端部が可
動接触子26aの基端部に連結してある。セツト
ボルト27,27aは断路部の開放位置及び投入
位置でレバー25aが当接して所定の状態を保持
するためのものである。
次にかかる本実施例の作用をその動作時の態様
とともに説明しておく。第3図a〜第3図cは遮
断部の投入時の態様を示す説明図、第4図a〜第
4図cは断路部の投入時の態様を示す説明図であ
る。同図に示すように、投入操作時には駆動モー
タ1の駆動により小歯車3が時計方向に回転し、
この結果第1大歯車8が反時計方向に回動し第1
突出部8a及び第1レバー13を介して第1クラ
ンクシヤフト11を回動せしめることにより第1
操作バネ12を蓄勢する。第1操作バネ12がデ
ツドポイントを越えた時点でこの第1操作バネ1
2のバネ力の放出に伴ない第1クランクシヤフト
11を急激に回動せしめる。この回動力が第2レ
バー14及びカム15を介してリンク機構16に
伝達される結果遮断部17が投入される。一方、
小歯車3の時計方向への回転に伴ない反時計方向
へ回動する第2大歯車18の回動力は第2突出部
18a及び第3レバー23を介して第2クランク
シヤフト21に伝達され第2操作バネ22を蓄勢
する。第2操作バネ22がデツドポイントを越え
た時点でこの第2操作バネ22のバネ力の放出に
伴ない第2クランクシヤフト21を急激に回動せ
しめる。この回動力が第4レバー24及びピン2
4aを介してリンク機構25に伝達される結果断
路部26が投入される。このとき第1操作バネ1
2がデツドポイントを越える時点は第2操作バネ
22がデツドポイントを越える時点より先行する
ので遮断部17が先に投入され断路部26の投入
がこれに続くこととなる。
開放動作は駆動モータ1を反対方向に回動せし
めることにより全く逆の態様で行なわれる。この
ときには第2操作バネ22がデツドポイントを越
える時点が第1操作バネ22がデツドポイントを
越える時点より先行するので断路部26が先に開
放され遮断部17の開放がこれに続くこととな
る。
以上実施例とともに具体的に説明したように、
本考案によれば遮断部を投入・開放する第1操作
バネと断路部を投入・開放する第2操作バネとの
デツドポイントを越える時点を相互に違えること
ができるので、遮断部及び断路部の投入及び開放
順序を所定通り確実に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例を示す斜視図、第1
図bはその縦断面図、第2図は第1操作バネがデ
ツドポイントを越える時点における第2操作バネ
の状態を示すための説明図、第3図a,b,cは
遮断部の投入動作時の状態を順を追つて示す説明
図、第4図a,b,cは断路部の投入動作時の状
態を順を追つて示す説明図である。 図面中、1は駆動モータ、3は小歯車、8は第
1大歯車、8aは第1突出部、11は第1クラン
クシヤフト、11aは第1クランク部、12は第
1操作バネ、13は第1レバー、14は第2レバ
ー、14aはピン、15はカム、15aは第1レ
バー部、15bは第2レバー部、16は第1リン
ク機構、16bは連結部材、16f,16gはロ
ーラ、17は遮断部、18は第2大歯車、18a
は第2突出部、21は第2クランクシヤフト、2
1aは第2クランク部、22は第2操作バネ、2
3は第3レバー、24は第4レバー、24aはピ
ン、25は第2リンク機構、26は遮断部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 小歯車と噛合し駆動モータを介して伝達される
    駆動力により正逆回転可能に形成されるとともに
    側面に第1突出部を有する第1大歯車と、 操作機構の固定部に一端が固定されている第1
    操作バネの他端が固着されている第1クランク部
    を有し、前記第1大歯車を回動可能に貫通してい
    る第1クランクシヤフトと、 この第1クランクシヤフトに固着され前記第1
    大歯車の回転に伴ない前記第1突出部に当接して
    第1大歯車の回転力を第1クランクシヤフトに伝
    達する第1レバーと、 偏心円形のカム部とこのカム部に一体的に連結
    され相互に反対方向の軸方向と直角方向に伸びる
    第1及び第2レバー部とを有して第1クランクシ
    ヤフトに回動可能に嵌装してあるカムと、 先端部に突設されたピンを介して第1レバー部
    及び第2レバー部の何れか一方に当接して第1ク
    ランクシヤフトの回動に伴ないカム部を回動せし
    めるよう第1クランクシヤフトに固着されている
    第2レバーと、 前記カムに上下から夫夫当接し相互に連結部材
    で連結されたローラを有するとともに真空バルブ
    等の遮断部に連結され前記カムの回動を直線運動
    に変換して前記遮断部を開閉する第1リンク機構
    と、 前記小歯車と噛合し前記駆動モータを介して伝
    達される駆動力により正逆回転可能に形成される
    とともに投入時の回転方向において前記第1突出
    部の第1大歯車における位置より若干遅れた位置
    の側面に第2突出部を有する第2大歯車と、 操作機構の固定部に一端が固定されている第2
    操作バネの他端が固着されている第2クランク部
    を有し、前記第2大歯車を回動可能に貫通してい
    る第2クランクシヤフトと、 この第2クランクシヤフトに固着され前記第2
    大歯車の回転に伴ない前記第2突出部に当接して
    第2大歯車の回転力を第2クランクシヤフトに伝
    達する第3レバーと、 先端部に突設されたピンが第2クランクシヤフ
    トを回動中心とする円周上を回動し得るよう第2
    クランクシヤフトに固着した第4レバーと、 断路部に連結され前記第4レバーのピンが当接
    することにより第2クランクシヤフトの回動を直
    線運動に変換して前記断路部を開閉する第2リン
    ク機構とを有することを特徴とする負荷開閉器の
    操作機構。
JP2745980U 1980-03-03 1980-03-03 Expired JPS6240506Y2 (ja)

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JPS56129026U JPS56129026U (ja) 1981-10-01
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