JPH05278610A - 電気転てつ機 - Google Patents

電気転てつ機

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JPH05278610A
JPH05278610A JP10595892A JP10595892A JPH05278610A JP H05278610 A JPH05278610 A JP H05278610A JP 10595892 A JP10595892 A JP 10595892A JP 10595892 A JP10595892 A JP 10595892A JP H05278610 A JPH05278610 A JP H05278610A
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JP
Japan
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output shaft
arm
motor
lock arm
rotation
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Pending
Application number
JP10595892A
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English (en)
Inventor
Minoru Fujii
稔 藤井
Koshiro Iino
弘四郎 飯野
Masuo Ito
益雄 伊藤
Yoshifumi Kikuchi
芳文 菊地
Yasusuke Uetake
保介 植竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 可逆モータと、その可逆モータの駆動力を入
力し、互いに反対方向に回転する一対の出力軸を有する
差動歯車機構と、上記一対の出力軸の一方の出力軸に設
けられたピニオンと噛合ってトングレールを動作させる
ラックを備えるとともに、他方の出力軸に設けられたア
ームの先端部の押入によりトングレールに押圧力を付加
する開口部を備えた動作桿と、を有する電気転てつ機を
過負荷を生じさせることなくロックさせる。 【構成】 他方の出力軸7bに設けられたロックア−ム
20と、ア−ム10の端部が開口部に挿入されたとき
に、ロックア−ム20の先端部が押入される動作桿11
に設けられた切欠部と、ロックア−ム20の先端部が切
欠部に挿入されるまでは他方の出力軸7bの回転に伴わ
せてロックア−ム20を回動させ、先端部がその切欠部
に挿入されたときに他方の出力軸7bは単独で回転でき
るようにしたロックア−ム保持機構とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気転てつ機に係り、特
に、小型軽量化されたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気転てつ機としては、
モータの回転を減速歯車装置で減速して転換歯車を回転
させ、その転換歯車に設けられているローラでエスケー
プ面を有する動作桿を作動させるエスケープ型が知られ
ている(「信号」P・120〜132,昭和52年6月
20日(株)交友社発行)。このエスケープ型の電気転
てつ機は、日本、米国及び英国の鉄道で採用されてお
り、転換終端部でのトングレールを押圧する力が強いと
いう特長を有している。
【0003】また、他の方式の電気転てつ機としては、
モータにピニオンを設けるとともに、動作桿にラックを
設けたラック・ピニオン型が知られており、この型は英
国を除くヨーロッパで広く採用されていて、小型軽量で
あるという特長を有している。しかし、転換終端部での
押圧力が大きくないため、レールのポイント部分が特殊
な構造を必要としている。
【0004】上記従来の電気転てつ機のうち、エスケー
プ型は転換終端部での押圧力が大きいという特長がある
が、この押圧力を得るために内部構造が複雑で大型化
し、重量が400kg程度になるという不都合があっ
た。
【0005】また、従来のラック・ピニオン型の電気転
てつ機は、小型,軽量という特長があるが、我国の鉄道
用レールのポイント部分はラック・ピニオン型対応とな
っていないため、そのまま採用することができないとい
う問題点を有している。
【0006】そこで、本出願人は、上記問題点を解決す
るために、特願平3−72242号で小型軽量であるに
もかかわらず転換終端部での押圧力の大きな電気転てつ
機を提供した。この提案に係る電気転てつ機は、可逆モ
ータと、その可逆モータの駆動力を入力し、互いに反対
方向に回転する一対の出力軸を有する差動歯車機構と、
上記一対の出力軸の一方の出力軸に設けられたピニオン
と噛合ってトングレールを動作させるラックを備えると
ともに、他方の出力軸に設けられたアームの先端部の押
入によりトングレールに押圧力を付加する凹部を備えた
動作桿と、を有することを特徴としている。
【0007】図5及び図6を用いて、さらに先の提案に
係る電気転てつ機を説明する。なお、図5は、電気転て
つ機の一部を断面した平面図及び図6は図1のB−B線
断面図である。
【0008】可逆モータ(以下、モータという)Mは、
ケーシング1の右側面に設けられており、その回転駆動
軸2はケーシング1内に位置した小歯車3を備えてい
る。複数の平歯車G1 〜G6 の組合せからなる周知の差
動歯車機構4は、入力軸5に上記小歯車3に噛合わされ
ているトルクミッタ付きの大歯車6を有していて、モー
タMの回転数を減速するととともに、差動歯車機構4以
降の伝達機構に過負荷が発生してもモータMが保護され
るように構成されている。そして、この差動歯車機構4
は、入力軸5の回転数をさらに減速するとともに、一対
の出力軸7a,7b(以下、7aを第1出力軸,7bを
第2出力軸という)が互いに反対方向に回転されるよう
に、各平歯車G1 〜G6 の歯数と噛合せが決められてい
る。
【0009】第1出力軸7a,第2出力軸7bは、一端
部がケーシング1に軸支され、他端部がケーシング内に
設けられた軸受1aに軸支されているとともに、第1出
力軸7aは第2出力軸7bに回転自在に軸支されてい
る。そして、第1出力軸7aにはピニオン8が、また第
2出力軸7bにはこの第2出力軸7bの軸心方向と直交
し、かつその軸を中心に左右に延在し、両先端部にロー
ラ9a,9bを備えたアーム10がキー固定されてい
る。
【0010】動作桿11は、ピニオン8とローラ9a,
9bの下方に位置し、かつ差動歯車機構4の出力軸(7
a,7b)の軸心方向と直交する方向に移動可能に設け
られていて、一端側(図5の上部、図6の左側)には、
図示しないがトングレールに接続されてた転てつ棒が設
けられている。そして、ピニオン8に対応する動作桿1
1の上面には、ラック12が設けられているとともに、
トングレールが基本レールに当接したときのローラ9a
の下方には、ローラ9a,9bが挿入可能な凹部13が
設けられている。この凹部13の側面形状は、トングレ
ールが基本レールに当接したときに第2出力軸7bの中
心として描かれる円周にほぼ等しく形成されている。
【0011】ローラ9aと凹部13との位置関係は、ト
ングレールが基本レールに当接して第2出力軸7bが回
転し、ローラ9aが凹部13に押入し、ローラ9aが凹
部13の底部に達することなく凹部13の一方の側面
(第2出力軸7bから遠い方の側面)13aに当接して
停止することができるように決められている。また、ロ
ーラ9bと凹部13との関係は、動作桿11が上述と反
対方向に移動して、ローラ9bが凹部13に挿入した
際、上述と同様に、ローラ9bが凹部13の他方の側面
13bを押し続けられるように決められている。なお、
図中、Cは第2出力軸7bの先端に設けられたカムであ
って、一対のマイクロスイッチからなるスイッチS1 ,
S2 をON・OFFできるように構成されている。
【0012】次に、上述の電気転てつ機の動作を説明す
る。今、モータMが動作桿11を矢印イ方向(第5図参
照)へ移動させるように回転されたとすると、差動歯車
機構4の入力軸5は小歯車3,大歯車6を介して回転さ
れる。入力軸5の当初の回転力は、差動歯車機構4の歯
車G1 ,G2 ,G3 (図示では歯車G4 の回りに2個配
設されているが、実際は3個配設されているとともに、
歯車G2 を貫通する軸を介して歯車G5 と一体化されて
いる。したがって歯車G5 も3個である。),G4 を介
して第1出力軸7aを回転させ、この第1出力軸7aと
一体化されたピニオン8を図6の矢印ロ方向へ回転させ
る。これにより動作桿11は矢印イ方向へ移動される。
【0013】動作桿11が移動しトングレールが基本レ
ールに当接すると、動作桿11は停止状態となるが、こ
のときの入力軸5の回転力は、差動歯車機構4の歯車G
1 ,G2 ,G5 ,G6 を介して、第2出力軸7bを図6
の矢印ハ方向(第1出力軸7aの回転方向と反対方向)
へ回転させる。この出力軸7bの回転によりローラ9a
は動作桿11の凹部13に押入する。動作桿11は、ロ
ーラ9aが凹部13の一方の側面13aの上端13′に
当接されると、矢印イ方向へ大きな力で押圧される。し
たがって、動作桿11は、転換終端部でトングレールを
大きな力で押圧することができる。しかも、凹部13へ
のローラ9aの押入は、ローラ9aが回転しながら行な
われるので、小抵抗で押入することができる。そして、
一旦、ローラ9aが凹部13内に挿入されると、動作桿
11の矢印と反対方向からの動きを止めるストッパの役
目を果たすことができる。
【0014】カムCは、ローラ9aが凹部13に押入さ
れたときにスイッチS1を作用させ、動作桿11の移動
状態が検知される。また、スイッチS2は、動作桿11
が矢印イと反対方向に移動して、ローラ9bが凹部13
に押入したときに作動するが、動作桿11の反対側への
移動は、モータMの逆転により上述したと同様に行なわ
れる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記先の提案に係る電
気転てつ機は、差動歯車機構4を備え、その一対の出力
軸7a,7bの一方の出力軸7aを利用してラック・ピ
ニオン型で動作桿11を移動させ、他方の出力軸7bを
利用して動作桿11に押圧力を加えるようにしたので、
ラック・ピニオン型の小型軽量化の特長と、エスケープ
型の転換終端部での大きな押圧力の得られる特長とを併
せ持った優れた電気転てつ機とすることができる。
【0016】しかしながら、動作桿11のロック(鎖
錠)は、ロ−ラ9a,9bが凹部13に挿入されること
によって行われ、またロ−ラ9a,9bがちょうど凹部
13の下部へ位置したときにモ−タMが停止されるが、
モ−タM及び差動歯車機構4は慣性力を有しているの
で、ロ−ラ9a,9bが凹部13の下部に当接して急停
止されたときに、ロ−ラ9a,9b及びア−ム10、さ
らには差動歯車機構4,モ−タMに過負荷の生じるおそ
れがある。このような過負荷を吸収するために、大歯車
6をトルクリミッタ付きにしているが、過負荷の発生を
未然に防止できるようにすることが望まれていた。
【0017】そこで、本発明は、上述の要望に応えるた
めになされたものであって、その目的は、過負荷の発生
がなく、ロックの確実な電気転てつ機の提供を目的とし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気転てつ
機は、上記目的を達成するために、可逆モータと、その
可逆モータの駆動力を入力し、互いに反対方向に回転す
る一対の出力軸を有する差動歯車機構と、上記一対の出
力軸の一方の出力軸に設けられたピニオンと噛合ってト
ングレールを動作させるラックを備えるとともに、他方
の出力軸に設けられたアームの先端部の押入によりトン
グレールに押圧力を付加する凹部を備えた動作桿と、を
有する電気転てつ機において、前記他方の出力軸に設け
られたロックア−ムと、前記ア−ムの端部が前記凹部に
押入されたときに、前記ロックア−ムの先端部が挿入さ
れる前記動作桿に設けられた切欠部と、前記ロックア−
ムの先端部が前記切欠部に挿入されるまでは前記他方の
出力軸の回転に伴わせてそのロックア−ムを回動させ、
その先端部がその切欠部に挿入されたときにその他方の
出力は単独で回転できるようにしたロックア−ム保持機
構とを有することを特徴としている。
【0019】
【作用】上記構成において、他方の出力軸が所定方向に
回転するとピニオンとラックとにより動作桿は所定方向
に移動するとともに、その他方の出力軸の回転に伴っ
て、ロックア−ムも回動する。この回動によりロックア
−ムの先端部が動作桿の切欠部に挿入して、動作桿をロ
ックする。ロックア−ムの先端部が切欠部に挿入した後
は、ロックア−ム保持機構により他方の出力軸のみ回転
する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る電気転てつ機の一部を断
面した平面図、及び図2は、図1のA−A線方向から見
た側面図で、図2〜図4は上記方向から見た動作状態を
示す説明図である。なお、上記図5及び図6と同一構成
要素には同一符号を用い、これら構成要素については説
明が重複するために新規な部分のみについて異なる符号
を付して説明する。
【0021】20は、ロックア−ムであって、ア−ム1
0よりも長く形成され、ア−ム10の左側(図1参照)
に位置していて、その中央部分は第2出力軸7bに回転
自在に軸支されている。ロックア−ム20の両先端部2
1a,21bは、動作桿11側のロック12近くまで屈
曲して伸びている。
【0022】22はロックア−ム保持機構であって、そ
の詳細は図2に示されている。すなわち、ロックア−ム
保持機構22は、ア−ム10の軸部に設けられていて、
上部がロックア−ム20の軸部の円周上の一部に設けら
れた窪み10aまで屈曲して伸び、その部分にロ−ラ2
2aを有するロッド22bと、そのロッド22bを常時
第2出力軸7b側に付勢するスプリング22cとから構
成されている。したがって、ロ−ラ22aが窪み10a
に嵌合されたときは、第2出力軸7bの回転に伴ってロ
ックア−ム20をア−ム10と同様に回動させることが
でき、また後述のように、ロックア−ム20が回転でき
なくなってとしても、ロ−ラ22aが窪み10aから外
れて回動できるので、第2出力軸7b(ア−ム10)の
みが回動することができる。
【0023】なお、ロ−ラ22aと窪み10aの取付位
置関係は上述と逆になっていてもよい。すなわち、ロ−
ラ22aを取付けるためのロッド22bはロックア−ム
20側に、また窪み10aはア−ム10側に設けるよう
にしてもよい。
【0024】23a,23bは、動作桿11の上面11
aに設けられた切欠部であって、凹部13を中間に挟ん
だ位置に設けられ、上記ロックア−ム20の先端部21
a,21bがそれぞれ挿入できる大きさで、かつ有底状
に形成されている。そして、切欠部23aは、ロ−ラ9
aが凹部13に挿入されたときに先端部21aが挿入で
きる位置に設けられ、また、切欠部23bは、ロ−ラ9
bが凹部13に挿入されたときに先端部21bが挿入で
きる位置に設けられている。なお、凹部13は下側にも
開口した構造としているので、以下これを開口部13と
よぶ。
【0025】24a,24bは、ア−ム10のロ−ラ9
a,9bと反対側で、ロ−ラ9a,9bよりも上方位置
にそれぞれ設けられたピンであって、ロックア−ム20
に設けられた凹入部25a,25bにそれぞれ挿入され
るように設けられている。
【0026】次に、本実施例に係る電気転てつ機の動作
を説明する。図2は、動作桿11がちょうど図1の状態
にあるときに、ロックア−ム20の先端部21aによっ
てロックされている状態を示している。
【0027】すなわち、先端部21aは、第2出力軸7
bが回転してア−ム10の一方の先端に設けられている
ロ−ラ9aが開口部13を押入すると、切欠部23aに
挿入して動作桿11はロックされる。ロックされた時点
で、モ−タMの回転は停止されるが、モ−タM及び差動
歯車機構4の慣性で、第2出力軸7bの回転は、しばら
くの間続行される。この第2出力軸7bの回転は、ロ−
ラ22aが窪み10aから外れてア−ム10が自由回転
することにより続行されるので、モ−タMや差動歯車機
構4に過負荷を生じさせることなく吸収することができ
る。なお、ア−ム10に設けられているピン24bは、
ア−ム10が最大限回転したときにおいて、先端部21
aが切欠部23aに確実に挿入できるようにロックア−
ム10を強制回動するように作用する。
【0028】図3は、ピニオン8が回転して動作桿11
を左側に移動している途中を示している。この場合、ア
−ム10は、両ロ−ラ9a,9bが開口部13から外れ
て動作桿11の上面11aに位置しているためほぼ水平
状態にをたもっている。このとき、ロックア−ム20は
ロックア−ム保持機構22によって出力軸7bの回転に
伴って回転して切欠部23aから外れてほぼ水平状態を
維持する。
【0029】図4は、ロ−ラ9bが開口部13に挿入さ
れたときに、ロックア−ム20の他方の先端部21bが
動作桿11をロックした状態を示している。この状態
は、上記図2の状態と反対の関係にあるので、これ以上
の説明は省略する。
【0030】本実施例に係る電気転てつ機は、他方の出
力軸7bに設けられたロックア−ム20と、ア−ム20
の端部が開口部13に押入されたときに、ロックア−ム
20の先端部21a,21bが挿入される動作桿11に
設けられた切欠部23a,23bと、ロックア−ム20
の先端部21a,21bが切欠部23a,23bに挿入
されるまでは他方の出力軸7bの回転に伴わせてロック
ア−ム20を回動させ、先端部21a,21bがその切
欠部23a,23bに挿入されたときに他方の出力軸7
bは単独で回転できるようにしたロックア−ム保持機構
22とを有するので、動作桿11はロ−ラ9a,9bで
ロックされなくともロックア−ム20の先端部21a,
21bでロックされるので、ロ−ラ9a,9bをフリ−
とすることができ、ア−ム10の慣性回転のストロ−ク
を開口部13の下まで大きく確保できる二で、モ−タM
等の慣性を効果的に逃すことができる。
【0031】なお、上述の実施例では、差動歯車機構4
は平歯車の組合せ形式としたが、これを傘歯車を用いる
ような他の差動歯車機構で、出力軸の回転が互いに反対
方向となるものであれば採用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る電気転てつ機は、他方の出
力軸に設けられたロックア−ムと、ア−ムの端部が開口
部に押入されたときに、ロックア−ムの先端部が挿入さ
れる動作桿に設けられた切欠部と、ロックア−ムの先端
部が切欠部に挿入されるまでは他方の出力軸の回転に伴
わせてロックア−ムを回動させ、先端部がその切欠部に
挿入されたときに他方の出力軸は単独で回転できるよう
にしたロックア−ム保持機構とを有するので、動作桿は
ア−ムの先端部でロックしなくともロックア−ムの先端
部でロックされるので、ア−ムをフリ−とすることがで
き、モ−タ等の慣性を逃すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気転てつ機の一部を
断面した平面図である。
【図2】図1のA−A線方向から見た側面図であり、ま
た、本発明の一実施例に係る電気転てつ機の動作を説明
する説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る電気転てつ機の動作を
説明する説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る電気転てつ機の動作を
説明する説明図である。
【図5】先の提案にかかる電気転てつ機の一部を断面し
た平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
4 差動歯車機構 7a 第1出力軸(一方の出力軸) 7b 第2出力軸(他方の出力軸) 8 ピニオン 9a,9b ローラ 10 アーム 11 動作桿 12 ラック 13 凹部(開口部) 20 ロックア−ム 21a,21b 先端部 22 保持機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 芳文 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 植竹 保介 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆モータと、その可逆モータの駆動力
    を入力し、互いに反対方向に回転する一対の出力軸を有
    する差動歯車機構と、上記一対の出力軸の一方の出力軸
    に設けられたピニオンと噛合ってトングレールを動作さ
    せるラックを備えるとともに、他方の出力軸に設けられ
    たアームの先端部の押入によりトングレールに押圧力を
    付加する凹部を備えた動作桿と、を有する電気転てつ機
    において、 前記他方の出力軸に設けられたロックア−ムと、 前記ア−ムの端部が前記凹部に挿入されたときに、前記
    ロックア−ムの先端部が挿入される前記動作桿に設けら
    れた切欠部と、 前記ロックア−ムの先端部が前記切欠部に挿入されるま
    では前記他方の出力軸の回転に伴わせてそのロックア−
    ムを回動させ、その先端部がその切欠部に挿入されたと
    きにその他方の出力軸は単独で回転できるようにしたロ
    ックア−ム保持機構と、 を有することを特徴とした電気転てつ機。
JP10595892A 1992-03-31 1992-03-31 電気転てつ機 Pending JPH05278610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108263437A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 比亚迪股份有限公司 道岔锁定装置和具有其的轨道交通系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108263437A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 比亚迪股份有限公司 道岔锁定装置和具有其的轨道交通系统

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