JPS6239538A - ホルマリンの精製方法 - Google Patents
ホルマリンの精製方法Info
- Publication number
- JPS6239538A JPS6239538A JP17765985A JP17765985A JPS6239538A JP S6239538 A JPS6239538 A JP S6239538A JP 17765985 A JP17765985 A JP 17765985A JP 17765985 A JP17765985 A JP 17765985A JP S6239538 A JPS6239538 A JP S6239538A
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- formalin
- iron
- filtration
- metallic ions
- hydroxide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は鉄分などの金属分が溶解し、汚染されたホルマ
リンから、これら金属分を除去する、簡易なホルマリン
の精製方法に関する。
リンから、これら金属分を除去する、簡易なホルマリン
の精製方法に関する。
(従来技術及びその問題点)
ホルマリンを冷媒として使用する場合があるが、この場
合、装置から混入する鉄錆や装置の腐蝕により、冷媒で
あるホルマリン中に鉄などの金属が溶解してくる。その
量は長期間使用するに従い、次第に増加して、液の着色
が甚だしくなり、冷媒として使用出来なくなる。
合、装置から混入する鉄錆や装置の腐蝕により、冷媒で
あるホルマリン中に鉄などの金属が溶解してくる。その
量は長期間使用するに従い、次第に増加して、液の着色
が甚だしくなり、冷媒として使用出来なくなる。
このような汚染されたホルマリンは、廃棄することは勿
論出来ず、ホルマリン製造工程に回収することも不可能
である。再生するにしても、例えばイオン交換樹脂で処
理する場合、イオン交換装置が必要であり、しかも金属
イオンが多量に溶解しているので、イオン交換樹脂の再
生を頻繁に行なわねばならない。
論出来ず、ホルマリン製造工程に回収することも不可能
である。再生するにしても、例えばイオン交換樹脂で処
理する場合、イオン交換装置が必要であり、しかも金属
イオンが多量に溶解しているので、イオン交換樹脂の再
生を頻繁に行なわねばならない。
アンモニアを加えて、含有するホルムアルデヒトヲ、ヘ
キサメチレンテトラミンとして回収する方法もあるが、
これもヘキサメチレンテトラミンの回収装置が必要で、
かつ回収に経費を要する。
キサメチレンテトラミンとして回収する方法もあるが、
これもヘキサメチレンテトラミンの回収装置が必要で、
かつ回収に経費を要する。
(問題を解決するための手段)
本発明者等はこの様な問題を解決するため、種々検討を
重ねた結果、金属イオンで汚染されたホルマリンを、特
定のpHに調節した後、該ホルマリンに凝集剤を添加後
濾過すれば、金属イオンが殆んど除去された、清澄なホ
ルマリンが得られることを見出し、本発明を完成したも
のである。
重ねた結果、金属イオンで汚染されたホルマリンを、特
定のpHに調節した後、該ホルマリンに凝集剤を添加後
濾過すれば、金属イオンが殆んど除去された、清澄なホ
ルマリンが得られることを見出し、本発明を完成したも
のである。
即ち本発明は、ホルマリンのpHを75〜90に調整し
、凝集剤を添加した後、析出した沈澱をろ別することを
特徴とするホルマリンの精製方法である。
、凝集剤を添加した後、析出した沈澱をろ別することを
特徴とするホルマリンの精製方法である。
以下本発明を更に詳細に説明する。
通常ホルマリン濃度は5〜20重量%程度であるが、本
発明が対象とするホルマリンは特にこの濃度に限定され
るものではない。
発明が対象とするホルマリンは特にこの濃度に限定され
るものではない。
本発明の方法においては、先ず汚染されたホルマリンを
、pH7,5〜90に調整する。ホルマリンは通常小量
の蟻酸を含有しているので酸性である。
、pH7,5〜90に調整する。ホルマリンは通常小量
の蟻酸を含有しているので酸性である。
従って之をpH7,5〜90に調整するには、アルカリ
化合物を加えれば良い。
化合物を加えれば良い。
アルカリ化合物としては、アルカリ金属またはアルカリ
土類金属の水酸化物あるいは炭酸塩が挙げられる。なお
、アンモニア及びアンモニア水などは、ホルマリンと反
応して、ヘキサメチレンテトラミンを生成するので不適
当である。
土類金属の水酸化物あるいは炭酸塩が挙げられる。なお
、アンモニア及びアンモニア水などは、ホルマリンと反
応して、ヘキサメチレンテトラミンを生成するので不適
当である。
また、゛アルカリ土類金属の水酸化物あるいは炭酸塩は
、溶解度が低いので、溶解度の高いアルカリ金属の水酸
化物あるいは炭酸塩が好ましく、苛性ソーダは廉価でも
あるので特に好ましい。
、溶解度が低いので、溶解度の高いアルカリ金属の水酸
化物あるいは炭酸塩が好ましく、苛性ソーダは廉価でも
あるので特に好ましい。
pHが7.5〜9.0に調整されたホルマリンには、次
いで凝集剤を添加する。
いで凝集剤を添加する。
pHを7.5〜90に調整するには、ホルマリンを攪拌
し乍ら、アルカリ化合物を添加するのが好ましい。
し乍ら、アルカリ化合物を添加するのが好ましい。
pHを75〜90に調整すると含有する鉄などの金属イ
オンが、水酸化物として析出するが、析出を十分性なわ
せるためには、攪拌時間は15分以上必要で、20〜3
0分位が適当である。
オンが、水酸化物として析出するが、析出を十分性なわ
せるためには、攪拌時間は15分以上必要で、20〜3
0分位が適当である。
かくして析出した金属水酸化物は、非常に微粒であって
、戸別が非常に困難であるので、之に凝集剤を加えて金
属水酸化物を凝集させると、炉別可能な沈澱とすること
が出来る。
、戸別が非常に困難であるので、之に凝集剤を加えて金
属水酸化物を凝集させると、炉別可能な沈澱とすること
が出来る。
しかるのちこの沈澱を濾過、遠心分離などの公知の方法
で炉別すれば、金属イオンを殆んど含まない、清澄なホ
ルマリンを得ることが出来る。
で炉別すれば、金属イオンを殆んど含まない、清澄なホ
ルマリンを得ることが出来る。
本発明では、凝集剤はイオン性、非イオン性を問わず、
通常市販されている全ての凝集剤が使用可能であるが、
カチオンまたはアニオン性の凝集剤を加えると、pH調
節されたホルマリンのpHが酸性側またはアルカリ性側
に若干変動するので、ホルマリンのpHは凝集剤添加後
において75〜90になる様、凝集剤の種類によりては
、予めやや高目または低目に調整する必要がある。
通常市販されている全ての凝集剤が使用可能であるが、
カチオンまたはアニオン性の凝集剤を加えると、pH調
節されたホルマリンのpHが酸性側またはアルカリ性側
に若干変動するので、ホルマリンのpHは凝集剤添加後
において75〜90になる様、凝集剤の種類によりては
、予めやや高目または低目に調整する必要がある。
凝集剤の添加量は、ホルマリンに対し0.8PPm以上
必要であるが、通常1.0〜1.5 PPmの添加で十
分である。
必要であるが、通常1.0〜1.5 PPmの添加で十
分である。
本発明では、凝集剤の添加に先立って、ホルマリンのp
HをZ5〜90にすることが肝要である。
HをZ5〜90にすることが肝要である。
pHが7.5未満では、鉄などの金属イオンが水酸化物
として析出不十分で、従って、鉄などの金属イオンの除
去率が低下し、本発明の目的を達成出来ない。逆にpH
が90を越えると、凝集剤を添加した際、凝集した沈澱
のフロック状態が破壊され、濾過性が悪化するのみなら
ず、これまた金属イオンの除去が不十分で本発明の目的
を達することが出来ない。
として析出不十分で、従って、鉄などの金属イオンの除
去率が低下し、本発明の目的を達成出来ない。逆にpH
が90を越えると、凝集剤を添加した際、凝集した沈澱
のフロック状態が破壊され、濾過性が悪化するのみなら
ず、これまた金属イオンの除去が不十分で本発明の目的
を達することが出来ない。
以上の様に本発明は鉄などの金属を溶解しているホルマ
リンをpH7,5〜90と云う特定の値に調整後、これ
に凝集剤を加えることにより該ホルマリン中に溶解して
いる鉄などの金属を除去可能にするものであり、この特
定のpH値以外では本発明の効果は発揮し得ない。
リンをpH7,5〜90と云う特定の値に調整後、これ
に凝集剤を加えることにより該ホルマリン中に溶解して
いる鉄などの金属を除去可能にするものであり、この特
定のpH値以外では本発明の効果は発揮し得ない。
(発明の効果)
本発明のホルマリンの精製方法は、この様な簡単な方法
であり、従来その処分に困っていた、鉄などの金属イオ
ンで着色汚染されたホルマリンを、金属イオンを殆んど
含まないホルマリンとすることが出来るので、本発明で
精製されたホルマリンは、再び冷媒として再使用可能な
ことは勿論、例えば尿素樹脂などの製造に使用する、原
料ホルマリンに混入使用しても何ら差支えない。
であり、従来その処分に困っていた、鉄などの金属イオ
ンで着色汚染されたホルマリンを、金属イオンを殆んど
含まないホルマリンとすることが出来るので、本発明で
精製されたホルマリンは、再び冷媒として再使用可能な
ことは勿論、例えば尿素樹脂などの製造に使用する、原
料ホルマリンに混入使用しても何ら差支えない。
本発明は、この様に、ホルマリンの損失を実質上全くな
くすることが可能であり、しかも簡単な操作で、ホルマ
リンの精製を可能にしたものであり、その経済的な効果
大なるものがある。
くすることが可能であり、しかも簡単な操作で、ホルマ
リンの精製を可能にしたものであり、その経済的な効果
大なるものがある。
(実施例及び比較例)
以下、実施例及び比較例によって、本発明を具体的に説
明する。尚、チ及びPPmは重量基準を示す。
明する。尚、チ及びPPmは重量基準を示す。
実施例1
パラホルムアルデヒド製造時に冷媒として使用し、褐色
に着色した汚染ホルマリン(HCHO濃度7、3 %、
1)H5,8、鉄イオン濃度508 PPm、銅イオン
濃度10 PPm 、密度1.02g/m1)1+a’
を、攪拌し乍ら、これに苛性ソーダ水溶液(濃度25チ
、密度1.27 El/rnl )を、500mA!加
えpHを7.8に調整した。20分間攪拌した後、凝集
剤(ノニオン系高分子アクリルアミド系、三共化成工業
■製アコフロックN−100)を1g添加し、引続き1
0分間攪拌した。
に着色した汚染ホルマリン(HCHO濃度7、3 %、
1)H5,8、鉄イオン濃度508 PPm、銅イオン
濃度10 PPm 、密度1.02g/m1)1+a’
を、攪拌し乍ら、これに苛性ソーダ水溶液(濃度25チ
、密度1.27 El/rnl )を、500mA!加
えpHを7.8に調整した。20分間攪拌した後、凝集
剤(ノニオン系高分子アクリルアミド系、三共化成工業
■製アコフロックN−100)を1g添加し、引続き1
0分間攪拌した。
しかる後、p紙を使用し、直径1mのブフナロートで減
圧濾過し、透明なホルマリンを得た。得られたホルマリ
ン中の鉄イオン濃度は6PPm、銅イオン濃度は0.3
PPm以下で満足出来る結果であった。
圧濾過し、透明なホルマリンを得た。得られたホルマリ
ン中の鉄イオン濃度は6PPm、銅イオン濃度は0.3
PPm以下で満足出来る結果であった。
尚、濾過時間は40分間で、濾過状態は良好であった。
実施例2
pHの調整を8.8にし、凝集剤をポリ塩化アルミ(カ
チオン系、林純薬■製)に変更した以外は、実施例1と
全く同様な方法でホルマリンの精製を行なった。
チオン系、林純薬■製)に変更した以外は、実施例1と
全く同様な方法でホルマリンの精製を行なった。
得られたホルマリンは清澄液で、鉄イオン及び銅イオン
の含有量は夫々2 PPm以下、Q、5PPm以下で良
好な結果を得た。
の含有量は夫々2 PPm以下、Q、5PPm以下で良
好な結果を得た。
尚、濾過時間も55分間で、濾過状況は良好であった。
実施例5
凝集剤をアニオン系高分子アクリルアミド系(三共化成
工業■製アコ−フロックA−100)に変更した以外は
、実施例1と全く同様な方法でホルマリンの精製を行な
りた。
工業■製アコ−フロックA−100)に変更した以外は
、実施例1と全く同様な方法でホルマリンの精製を行な
りた。
得られたホルマリンは、清澄液で鉄イオン及び銅イオン
の含有量は夫々4PPm、 0.3PPm以下で、濾過
時間も40分間と何れも良好であった。
の含有量は夫々4PPm、 0.3PPm以下で、濾過
時間も40分間と何れも良好であった。
比較例1
pHの調整を10にした外は、実施例1と全く同様な方
法を行なった所、析出した沈澱が微細で、濾過時間に2
.5時間と長時間を要した上、得られたホルマリンも着
色しており、含有する鉄イオン濃度及び銅イオン濃度も
夫々105PPm、 I PPmで、除去率が大きく低
下した。
法を行なった所、析出した沈澱が微細で、濾過時間に2
.5時間と長時間を要した上、得られたホルマリンも着
色しており、含有する鉄イオン濃度及び銅イオン濃度も
夫々105PPm、 I PPmで、除去率が大きく低
下した。
−の方法で、ホルマリンの精製を行なった。濾過後のホ
ルマリンは、透明ではあったが含有する鉄イオン及び銅
イオン濃度が夫々52PPm、0.3PPm以下と不満
足であり、しかも濾過時間も2時間と長時間を要した。
ルマリンは、透明ではあったが含有する鉄イオン及び銅
イオン濃度が夫々52PPm、0.3PPm以下と不満
足であり、しかも濾過時間も2時間と長時間を要した。
比較例6
凝集剤を使用しないで、且つpH調整後の攪拌時間を3
0分に延長した外は、実施例1と同様な方法で、ホルマ
リンの精製を行なった。
0分に延長した外は、実施例1と同様な方法で、ホルマ
リンの精製を行なった。
濾過後のホルマリンは、概ね透明で鉄イオン濃度は夫々
48PPmS5PPmと不良であり、 加えて濾過状態
が極めて不良で、途中で湿紙を2回取替えたにもかかわ
らず、濾過時間に4時間要した。
48PPmS5PPmと不良であり、 加えて濾過状態
が極めて不良で、途中で湿紙を2回取替えたにもかかわ
らず、濾過時間に4時間要した。
Claims (1)
- (1)ホルマリンのpHを7.5〜9.0に調整し凝集
剤を添加した後、析出した沈澱をろ別することを特徴と
するホルマリンの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17765985A JPS6239538A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ホルマリンの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17765985A JPS6239538A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ホルマリンの精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239538A true JPS6239538A (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=16034855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17765985A Pending JPS6239538A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ホルマリンの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239538A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220102403A (ko) * | 2021-01-13 | 2022-07-20 | 주식회사 켐바이오 | 고순도 포르말린 정제방법 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17765985A patent/JPS6239538A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220102403A (ko) * | 2021-01-13 | 2022-07-20 | 주식회사 켐바이오 | 고순도 포르말린 정제방법 |
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