JPS623946A - 木質板上へ粉末状の熱可塑性樹脂をコ−ティングする方法 - Google Patents

木質板上へ粉末状の熱可塑性樹脂をコ−ティングする方法

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JPS623946A
JPS623946A JP60142845A JP14284585A JPS623946A JP S623946 A JPS623946 A JP S623946A JP 60142845 A JP60142845 A JP 60142845A JP 14284585 A JP14284585 A JP 14284585A JP S623946 A JPS623946 A JP S623946A
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JP
Japan
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resin
belt
type press
wooden board
cooling
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JP60142845A
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光雄 松本
出口 幸平
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Kobunshi Giken KK
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Kobunshi Giken KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本郷明は木質板の表面に樹脂被膜をコーティングする方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
木質板上に熱可塑性樹脂をコーティングする場合接着剤
を用いて樹脂フィルムを貼着する方法が一般的であるが
、実業的に大量生産をするためには別途フィルムを製造
し、このフィルムを接着剤を用いて木質板上にあらため
て貼着をするのは手数がかかる上フィルムの耳を切落す
ためロスが多い。また接着剤を用いるとコストが上昇す
る。そのため本発明者等は特開昭59−208678号
公報において粉末樹脂を用いる方法を発明しフィルムの
ロスをなくし、接着剤を必要としない安価に製造する方
法を提案している。
また一般に木質板上に熱可塑性樹脂を熱融着によってコ
ーティングしようとする場合、熱プレスを用いて加熱、
加圧して木質板上に樹脂を融着せしめると共にそのまま
加圧しながら熱板内に冷却水を禰じて冷却し樹脂が固化
してから取出す方法がとられている。
(神明が解決しようとしている問題点9表面に接着性樹
脂を下塗処理した木質板及び下塗処理されていない木質
板、いずれの木質板であつても、木質板上に熱可塑性樹
脂を熱融着しようとするとき木材中の水分が蒸発してく
ることは截は難い問題である。熱プレスを用いる場合は
hII″述のように加熱、加圧して融着せしめたのち、
そのまま加圧しながら冷却する必要がある。この方法は
熱効率と生産能率の上からも非常に不満足である。
また前記特開昭59−208678号公報に於て提案し
ている加熱ロール、加圧ロール及び冷却ロールによる方
法では熱効率と生産能率については解決できるが加熱ロ
ールを通したのち加圧ロールに入るまでの間、木質板か
ら発生した水蒸気が溶融状態にある接着性樹脂層を抜け
、更にその上にある非接着性樹脂層を突き破って噴気孔
を形成し、この@気孔は加圧ロールによって圧延成形さ
れた後にもこん跡を残す。また加圧ロールで圧延成形さ
れた後にも水蒸気は発生する。この場合は、樹脂表面は
結晶化が始まって固化しているため樹脂層をすべて突破
できずに樹脂層内にとどまり冷却後に気泡として残留す
る。このような噴気孔のこん跡、気泡等の障害は樹脂層
の冷却固化後に内部応力として残留し、長時間経過後に
クラックの発生原因となっている。仁のような問題点は
樹脂層の構成に関係なく熱可塑性樹脂であれば起り得る
問題である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はまず熱効率と生産能率を良くするために粉末状
の樹脂を用いて且つ木質板上の粉末樹脂を連続的tこ加
圧融着及び加圧冷却するベルト式プレス装置を採用して
ロールプレス方式による問題点を解決したものである。
本発明の手段としてはコロコンベヤー上を移動する表面
に接着性樹脂を下塗処理した木質板及び下塗処理されて
いない木質板の表面に粉末状の熱可塑性樹脂を散布し、
続いて赤外線加熱装置に通して木質板を表面から加熱し
て自由水の蒸発を促進し同時に粉末状の樹脂を溶融温度
にまでt昇させそののちベルト式プレス装置に通して板
上の樹脂を連続的に加圧融着して樹脂層を形成すると共
にベルト面から樹脂を冷却し充分固化した点てべルト式
プレス装置から離れる様にした。
このように充分な長さを持つベルト式プレス装置を用い
ることによって加圧融着、成形、冷却の全工程をベルト
で覆った状態で行ない、その簡に発生しようとする水蒸
気を抑制しつつ固化させ水IW気による障害を無くしよ
うとするものであ乞。
〔作用〕
粉末状の樹脂を用いていることと赤外線加熱装置で加圧
成形する直前まで加熱を行なうので木質板の自由水の蒸
発が充分性なわれて木質板が乾燥し、加圧成形を開始し
てからの蒸気発生量が少なくなり障害発生の要因が減少
する。また樹脂が粉末状であるため木質板の水分は樹脂
粒の間を通過しやすく木質板上に予め接着性樹脂のコー
ティングがなされていてもその厚さが50μ以下程度で
あり、溶融しているため水蒸気の通過が自由であるので
、気泡などの発生する恐れは少ない。
ベルト式プレス装置に入ると樹脂は加圧されてフィルム
吠に成形されると共に木質板に対して完全な融着が行な
われる。このとき発生する水蒸気は樹脂圧が高いため樹
脂層側へは蒸発せず木質板内部に閉じこめられた形とな
り木質内部の導管を通じて徐々に外部へ放出する。而し
て、ベルト式プレス装置の長さ方向中はどから前方位置
には冷風装置が設けられているので、この冷却エリアに
入るとベルトで加圧されながら樹脂は冷却し固化する。
樹脂が固化すれば、ベルトを離れそももう水蒸気による
障害は全く発生しない。このようなシステムで加圧融着
、成形、冷却された樹脂層は、噴気孔や気泡は全く無く
樹脂は比較的長時間加圧されるため木質板の凹部にまで
完全に充填されて接着強度が増大しまたクラックの発生
も皆無となった。
〔実施例1〕 装置として第1図に示すものを用い、粉末散布機2とし
ては粉末静電散布機、赤外線加熱装置4としては遠赤外
線を発生するセラミックタイプの加熱装置長さ4mのも
のを用い、ベルト式プレス装置5としてスチールベルト
プレス基間距離8m1プレスローラー計5本のものを用
い、コロコンベヤー8の送り速度は8 m / mとし
た。木質板1として1ゾさ12ミリ5ブライの市販の合
板を使用し、熱可塑性樹脂の粉末8として鐘淵化学工業
製塩化ビニル樹脂RB−410を250f/M2の割合
で均等に散布して赤外線加熱袋[+こ通【7樹脂を溶融
すると共に合板面を加熱してからエンドレスなベルト式
プレス装置5に通した。加熱装置4を出たときの樹脂温
度は175°Cであった。ベルト式プレス装置の長さ方
向中央から進行方向子^if 6は融着成形エリアとし
てあり、入口のベルト面の温度は140°Cとした。こ
のベルト式プレス装置で押さえられつつ成形された樹脂
は、前記ベルト式プレス装置の進行方向前方即ち、冷却
エリア7に入り、冷風装置9から供給される15°Cの
冷風を吹きつけられてベルト越しに冷却固化し、スチー
ルベルト末端で離れるときには粘着せず美しい表面仕上
りとなった。
〔実施例2〕 木質板1の上に東燃石油化学株式会社製OM 1)HA
−40の接着性ポリオレフィン系樹脂粉末12を20f
/M2の割合で粉末散布機18を用いて均一に散布しつ
つ加熱袋@14に通し加熱ロール15を通過せしめた後
、熱可塑性樹脂の粉末8として昭和電工製ポリエチレン
樹脂ショウレックスF6040Vの粉末を用い、その他
は実施例1と同様にして実施し表向にポリエチレンの強
固な美しイ被膜を有するコンクリート型枠用合板が得ら
れtこ。
〔効果〕
本発明はこのように加熱装置で加熱された粉末状の熱p
f塑性樹脂を、ベルト式プレス装置下において、連続的
に加圧融着、成形、冷却の全工程を行うようにしたので
噴気孔や気泡の発生が全くなく木質板上に強固で美しい
被膜をコーティングすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の第1実施例を実施するための装置
の概略側面図、第2図は第2実施例を実施するための装
置の概略側面図である。 1・・・木質板、      2・・・粉末散布機、8
・・・熱可塑性樹脂の粉末、 4・・・赤外線加熱装置、 5・・・ベルト式プレス装置、 6・・・融着成形エリア、 7・・・冷却エリア、8・
・・コロコンベヤー、 9・・・冷a装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コロコンベヤー上を移動する木質板の表面に粉末状の熱
    可塑性樹脂を散布し、これを赤外線加熱装置で加熱した
    のち、ベルト式プレス装置に通して木質板上の樹脂を連
    続的に加熱融着せしめると共に該ベルト式プレス装置の
    長さ方向中央から進行方向前方を冷却装置によって冷却
    された冷却エリヤに形成して前記ベルト式プレス装置で
    成形しながら連続的に冷却することを特徴とする木質板
    上へ粉末状の熱可塑性合成樹脂をコーティングする方法
JP60142845A 1985-06-29 1985-06-29 木質板上へ粉末状の熱可塑性樹脂をコ−ティングする方法 Granted JPS623946A (ja)

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JPS623946A true JPS623946A (ja) 1987-01-09
JPH0347909B2 JPH0347909B2 (ja) 1991-07-22

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