JPS6239344A

JPS6239344A - 洗車装置

Info

Publication number: JPS6239344A
Application number: JP17938985A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Shimura; 竜男志村
Original assignee: Yasui Sangyo Co Ltd
Current assignee: Yasui Sangyo Co Ltd
Priority date: 1985-08-16
Filing date: 1985-08-16
Publication date: 1987-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、門型フレーム内に回転ブラシを備え、車両を
跨いで洗浄する門型洗車機を使用した洗車装置に関する
。

（従来の技術）従来の門型洗車機は、洗い場に敷設された１対の平行レ
ールに沿って、車両を跨いで往復走行しうるようになっ
ており、門型フレ、−ム内に設けた噴射ノズルで車体に
洗浄液等を噴射するとともに、回転ブラシでブラッシン
グを行い、車体の洗浄及びワックス掛は等の洗浄作業を
行うようになっている。

また、給油所等の洗車サービスには、門型洗車機による
車体の洗浄作業だけでなく、洗浄に掛かる前に行われる
アンテナの収納、窓の完閑の確認等の点検作業があり、
さらに洗浄後にも、アンテナ出し、ウィンドウの拭上げ
、ウィンドミラー調整、灰皿掃除、およびマット洗浄等
の車両手入れ作業等の付帯サービスがある。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上述した付帯サービスに要する時間は、
実質的な洗浄時間の約２倍を要し、洗車機の稼動率を低
くしていた。

従って、スペースに余裕のある洗車サービス所では、２
台の洗車機を設置して、顧客の待ち時間を解消させてい
るが、設備に多額の費用が掛かり、しかも、ラッシュ時
以外は、洗車機の稼動率が更に低下する原因となる。

さらに、２台の洗車機を自走させると、小人数では管理
がむずかしく、また、人体や車両等に洗車機が接触する
等の事故の恐れもある。

（問題点を解決するための手段）本発明による洗車装置は。

互いに平行をなす洗車機走行用のレールが、それぞれ敷
設された２箇所以上の洗い場と、該レールと交差する方
向に、移送又は回動が自在で、かつ上面に前記レールと
整合しうる移動レールを有する台車と、該台車の移送装
置と、門型フレームの内側に回転ブラシ等の洗車手段を
備えるとともに、前記レールに沿って自走可能な門型洗
車機とを備えてなり、前記門型洗車機を、前記台車を介
して移乗させ、各洗い場で稼動させうるようにしてなる
ものである。

（作　　用）一方の洗い場において、一方の車両の洗浄作業が終了す
れば１台車を介して門型洗車機を、他方の洗い場に移乗
させた後に、他方の車両の洗浄作業を行い、その間に一
方の車両の付帯サービス作業及び車両の入れ替えを行い
うる。

（実　施　例）以下、本発明を、第１図乃至第５図に示す一実施例に基
いて詳細に説明する。

（１）は洗車場で、地面（２）には、洗車するべき車両
（Ａ）を停車させるための浅い凹部が形成された洗い場
（３）（３）が、左右１対設けられ、各洗い場（３）の
左右における地面（２）には、平行をなす１組のレール
（４）（４）が、それぞれ前後方向に敷設されている。

このレール（４）（４）の後端と整合しろる平行な１組
の移動レール（５）（５）が台車（６）に載置され、こ
の台車（６）は、レール（４）と交差する左右方向の凹
所（７）内において、左右に移動自在となっている。

第４図に示すように、凹所（７）の底面（７ａ）には。

前後１対のレール（８）が、左右方向を向いて敷設され
ている。台車（６）の左右縁寄りの下面前後端部より垂
設された各ブラケット（６ａ）　（６ａ）には、前後方
向を向く水平な軸（９）が枢設され、この軸（９）の前
後に固着された１対の車輪（１０）　（１０）は、各レ
ール（８）（８）に転勤自在に載置されている。

台車（６）の左側後端部上面には、台車（６）の移送装
置としての１例えば減速機付のモータ（１１）が取付け
られ、この出力軸（ｌｌａ）のスプロケット（１２）と
、前記軸（９）に取付けられたスプロケット（１３）と
は、台車（６）の貫通孔（１４）を通る無端チェーン（
１５）によって連係されている。このモータ（１１）の
正逆回転により、台車（６）は左右に往復動しうる。

台車（６）の左方側の移動レール（５）の前端部内側に
は、台車（６）の位置決め装置（１６）が設けられてい
る。次にこれを、主として第５図について説明する。

（１７）は、ガイド枠で、移動レール（５）の側面に設
けられており、かつ前後方向の孔（１８）が切設されて
いる。この孔（１８）と整合しうるように、これと対向
するレール（４）の側面には、前後方向の孔（１９）が
穿設されたガイド板（２０）が取付けられている。

（２１）は係合ピンで、前記孔（１９）に前端部が摺動
自在に嵌挿され、その後端部は、水平軸（２２）に中央
で枢着された回動レバー（２３）の上端部に、リンク（
２４）を介して連結されている。

回動レバー（２３）の下端部は、台車（６）の下面に前
後を向いて取付けられたエアシリンダー（２５）の出力
軸（２５ａ　）に、リンク（２６）を介して連結され、
この出力軸（２５ａ）の前後動によって、係合ピン（２
１）が孔（２０）に係合し、あるいは係合を解かれるよ
うになっている。

次に、門型洗車機（２７）について説明するが、これは
、従来公知の構造と同様であるので、簡単に説明する。

第１図に示す（２８）は、門型のフレームで、このフレ
ーム（２８）の内側には、左右１組、前後１対の垂直な
回転ブラシ（２９）　（３０）及び水平の回転ブラシ（
３１）が設けられ、かつ洗浄剤を噴射するための噴射ノ
ズル、洗浄タンク、ポンプ（いずれも図示路）や乾燥装
置Ｉ（図示略）が設けられている。

第５図に示すように、フレーム（２８）の左右の下端部
には、それぞれ前後１対の車輪（３２）が枢着され、フ
レーム（２８）はこれら車輪（３２）を介して、前記移
動レール（５）（５）上に走行自在に載置されている。

車輪（３２）の中の１個は１回転駆動手段、例えばモー
タ（図示ｆｉｌ！りに連係され、このモータの回転によ
って、門型洗車機（２７）は、移動レール（５）上から
、レール（４）へ自走して乗り移れるようになっている
。

フレーム（２８）の四隅の下方には、公知の導電ゴム製
のタッチスイッチを外面に貼着した。障害物検知板（３
３）が、それぞれ取付けられ、フレーム（２８）が自動
走行中に１人体や器物に接触した場合に、門型洗車機（
２７）を非常停止させて、安全を確保するようにしであ
る。

（３４）は、上端面と上端部外周を開口した円筒ボール
で、このポール（３４）の上端部外周には、垂直軸回り
に回動自在な大寸のダクト（３５）がスイベルパイプ（
３６）を介して枢着され、かつこのダクト（３５）の遊
端部には、Ｕ字状のダクトジョイン（３７）を介して、
小寸のダクト（３８）が枢着されている。

このダクト（３８）の遊端部は、スイベルパイプ（３９
）を介して、前記フレーム（２８）に連通している。

電線、給水ホース、圧縮空気ホース等からなる可撓性の
電線及びホースからなる束（４０）は、前記ボール（３
４）内を通り、ダクト（３５）　（３８）を経て、フレ
ーム（２８）内の各装置に連結されている。

従って、門型洗車機（２７）が、左右いずれの洗い場（
３）を往復する際にも、電気、水、圧縮空気が、支障な
く供給されるようになっている。

以上のような洗車装置において、洗車を行うには、左右
の洗い場（３）（３）に、それぞれ車両（Ａ）を乗入れ
ておく。

第１図に示すように１台車（６）が右方側に寄っている
場合には、まず右方の車両の洗車作業を行うために、門
型洗車機（２７）を移動レール（５）からレール（４）
へ移し、第２図の想像線で示すように、車両（Ａ）を跨
いで自走させ、所要の回数往復動する間に、車ＷＪ（Ａ
）の車体面を、洗浄し乾燥させる。

洗浄作業が終了すると、門型洗車機（２７）を台車（６
）の移動レール（５）上に戻し、次いで、モータ（１１
）を駆動して１台車（６）を左方に移動し、移動レール
（５）と左方のレール（４）が整合する位置に、公知の
位置検知手段を介して、前述した位置決め装置（１６）
で所定の位置に停車させ、続いて左方のレール（４）へ
門型洗車機（２７）を移し、前述したように１ＪＬ雨（
Ａ）を洗浄する。

この間に、右方の車両（Ａ）に対する付帯サービス作業
を行うとともに、作業終了後は、この車両（Ａ）を洗い
場（３）より退出させ１次の車両（Ａ）を洗い場（３）
に乗り入れて待機させる。

左側の車両の洗浄作業が終了すると、台車（６）を右方
に移動し、前述したと同様に洗浄作業を行う。

この間に、左方の車ｖ７Ｊ（Ａ）の付帯サービス作業を
行い、作業終了後は、この車両を退出させ、新しい車両
（Ａ）を洗い場に待機させる。

第８図は、本発明の第２実施例を示すもので、洗浄場（
４１）における洗い場（４２）の２箇所が９０度の開角
度をなして設けられている。したがって、門型洗車機（
４３）を移動レール（４４）に載置する台車（４５）は
、円形に開口した凹所（４６）内に収納され。

垂直軸回りに移動自在となっている。

移動レール（４４）が９０度回動すると、各洗い場（４
２）に敷設された固定レール（４７）とそれぞれ整合す
るようになっている。

この台車（４５）以外の構造は、第１実施例と同様の構
造であるから、詳細な説明は省略する。

（変　形　例）上述した実施例では、洗い場２箇所に対して門型洗車機
を１台としたが、洗い場を２箇所以上設けてもよい。

また、電線、給水ホース、圧縮空気ホース等の束をポー
ルを介して、フレームの上面側から供給するようにした
が、これに代わり台車の下面に設けたリールに、これら
の束を巻回し、台車の移動に伴って、これらの束を巻戻
して使用するようにしてもよい。

（発明の効果）本発明によれば、１台の門型洗車機を、２箇所以上の洗
い場において、選択的に稼動できるので、一方で洗浄作
業を行う間に、他方で付帯サービス作業を行うことによ
り、門型洗車機の稼動効率を高めることができる。

また、門型洗車機を２台使用する場合に比べて、設備費
用が少なくて済み経済的である。

さらに、隣接した洗い場において、洗浄作業と付帯サー
ビス作業を行えるため、作業人員を増加させることなく
、洗車能力を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例を示す斜視図、第２図は
、第１図の■−■線による縦断面図、第３図は、第１図
に示す台車のみを拡大した一部切欠平面図、第４図は、第３図のＶｌ−ＶＩ線による縦断面図、第５
図は、第３図の位置決め装置のみを示す拡大縦断面図、第６図は、第２図のボールのみを拡大して示す側面図、第７図は、同じく平面図、第８図は１本発明の第２実施例を示す平面図である。（１）洗車場　　　　　　　（３）洗い場（４）（８）
レール　　　　（５）移動レール（６）台　車　　　　
　　（７）凹　所（１０）車　輪　　　　　　　（１１
）モータ（１６）位置決め装置Ｉ　　　　（２１）係合
ピン（２５）エアシリンダー　　（２７）門型洗車機（
２８）フレーム　　　　　　（２９）　（３０）　（３
１）回転ブラシ（３３）障害物検知板　　　（３４）ボ
ール（３５）　（３８）ダクト　　　　（３６）（３９
）スイベルパイプ（４２）洗い場　　　　　　（４３）
門型洗車機（４４）移動レール　　　　（４５）台　車
（４６）凹　所　　　　　　（４７）固定レール第３図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

互いに平行をなす洗車機走行用のレールが、それぞれ敷
設された２箇所以上の洗い場と、該レールと交差する方
向に、移送又は回動が自在で、かつ上面に前記レールと
整合しうる移動レールを有する台車と、該台車の移送装
置と、門型フレームの内側に回転ブラシ等の洗車手段を
備えるとともに、前記レールに沿って自走可能な門型洗
車機とを備えてなり、前記門型洗車機を、前記台車を介
して移乗させ、各洗い場で稼動させうるようにしたこと
を特徴とする洗車装置。