JPS6239293Y2 - - Google Patents

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JPS6239293Y2
JPS6239293Y2 JP16530483U JP16530483U JPS6239293Y2 JP S6239293 Y2 JPS6239293 Y2 JP S6239293Y2 JP 16530483 U JP16530483 U JP 16530483U JP 16530483 U JP16530483 U JP 16530483U JP S6239293 Y2 JPS6239293 Y2 JP S6239293Y2
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JP16530483U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえばスピードメータ、フユーエ
ルゲージ等として用いられる指示用計器に関する
ものである。
このような指示用計器として、従来、第1図〜
第4図に示すようなものがあつた。
第1図〜第4図において、文字盤4の中心位置
に回転可能に指針8aが設けられている。2b1
2b2,2b3は各目盛、2b4および2b5は指示規格
値のそれぞれ最大値および最少値を表わすポイン
トであり、文字盤4表面の色とは異なるが目盛や
数字とは同色になつている。
第1図及び第2図においては、指示調整をポイ
ント2b4〜2b5間に指針8aがくるかどうかで行
つているが、特に第2図においては、ポイント2
b4,2b5は目盛2b2の外側に設けられている。
第3図においては、ポイントが設けられておら
ず、直接、目盛2b2と指針8aとの位置関係から
指示調整の良否を判定していた。
第4図においては、最大値と最小値の両方を指
針8aで示すようにした図と比較して指示調整し
ていた。
しかしながら、これら従来の指示用計器におい
ては、次のような欠点があつた。
第1図のものでは、目盛の数が多い計器におい
ては、各目盛の前後のポイントの数もふえてかえ
つて読み取りにくくなるため、限られた2〜3箇
所にしか適用できなかつた。
第2図のものでは、目盛の枠外にポイントを設
けているため、指針8aの先端とポイント2b4
2b5との間があいて、視角差によつて読み取りに
くかつた。
第3図では、読取り誤差が大きかつた。また、
第4図では比較判定誤差の発生が大きかつた。
本考案の目的は、上記従来の技術の欠点を克服
し、指示調整・指示判定の精度を向上させ、指示
調整の作業性を改善することのできる、改良され
た指示用計器を提供することにある。
以下、図によつて本考案を具体的に説明する。
第5図Aは、本考案の一実施例よりなる指自用
計器の文字盤の平面図である。文字盤4の目盛2
bの両側に表示部3b(この場合、凹溝状)が設
けられている。
同図Bは、同文字盤4の断面図である。1は文
字盤基材で、その表面に目盛・数字を形成するた
めの印刷部2(たとえば白色)が設けられ、さら
にその上に印刷部3(たとえば黒色)が設けられ
ている。
同図Cは、同図BのC部分の拡大図である。凹
部(この場合、表示部となる)3bが、第1印刷
部2の凹部2cに相当する位置に生じている。
第6図Aは、他の実施例による文字盤4の平面
図である。表示部3bは、同図Bのように凸線状
になつている。
同図Cは、同図BのC部分の拡大断面図であ
る。文字盤基材1の上に部分的に設けられた印刷
部2(たとえば黒色)が設けられている。第1印
刷部2dの上の部分が表示部3b(この場合は凸
状)である。
第7図Aは、第3実施例よりなる文字盤4の平
面図である。この場合、表示部3bは、同図Bに
示すように、凸線状になつている。
同図Cは、同図BのC部分の拡大断面図であ
る。ここで、5は目盛や数字を表わすための第1
印刷部(たとえば白色)、2は第2印刷部(たと
えば赤色)である。第2印刷部2dの上の部分
が、表示部3b(この場合は凸状)になつてい
る。
次に、第8図を用いて本考案の作用について説
明する。
スピードメータを例にとると、ある速度を計器
6に与えた場合、指針8aは与えられた速度を指
示する位置まで移動して停止する。
そのとき、指針8aは定められた規格幅7の範
囲内に停止しなければならないので、規格幅7内
に指針8aが停止するように、作業者は指示調整
する。
すなわち、同図の場合、文字盤4の表面3aの
目盛2b1と2b2の間に停止した指針8aが規格幅
7の範囲内にあるかどうかを判定する。
このとき、本考案のように、目盛2b2の規格幅
の最大値3b1、最小値3b2の位置に、それぞれ表
示部3b3,3b4を設けておけば、作業者はこの表
示部3b3,3b4を目印として判定することができ
るので、きわめて容易かつ確実に指示調整作業を
行なうことができる。
第9図は、フユエルゲージに適用した場合であ
る。
同図に示すように、規格幅7の最大値3b1位置
と最小値3b2が目盛2b1から外れて設定された場
合、従来は目視による感覚で判定していたが、本
考案においては、最大値3b1に相当する位置に表
示部3b3、また最小値3b2に相当する位置に表示
部3b4を、指針8aの先端8bがその中心を横切
るように文字盤4の表面3aに設けているので、
この表示部3b3,3b4を目印にして、作業者はき
わめて容易にかつ正確に、指示調整および指示の
良否の判定をすることができる。
以上説明したように、本考案においては、次の
ような効果を奏することができる。
文字盤の表面に凹溝状または凸線状の表示部
を設けているので、表示部は文字盤表面と同じ
色であり、文字盤の外観を損なうことなく、掲
示規格幅の表示を可能にしている。
すべての掲示規格幅を文字盤表面に表示する
ことができるので、指示の良否判定が容易にな
り、指示精度の向上とともに、作業能率も改善
される。
特に、目盛の外側に表示部を設けた場合で
も、従来のポイント表示に比べ、はるかに指針
の読取りが容易になり、指示精度・作業能率と
もに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来の指示用計器の文字盤の
平面図、第5図A,B,C〜第7図A,B,Cは
それぞれ本考案の第1〜第3実施例よりなる指示
用計器の文字盤平面図A、断面図B、拡大断面図
C、第8図A,Bは本考案の作用を説明するため
の一実施例よりなる文字盤の平面図Aと断面図
B、および第9図A,Bは他の実施例よりなる文
字盤の平面図Aと断面図Bである。 1……文字盤基板、2……印刷部、2b……目
盛・数字、3……印刷部(文字盤表面)、3b,
3b3,3b4……表示部、3b1……最大値、3b2
…最小値、4……文字盤、5……印刷部、7……
規格幅、8a……指針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字盤上に指針が移動可能に設けられた指示用
    計器において、文字盤上の目盛に対して該目盛を
    中心にしてその指示規格値の最大値および最小値
    に相当する前後位置に、文字盤上に凹溝状または
    凸線状の表示部を設けることにより、前記目盛の
    指示規格幅を表示するように構成したことを特徴
    とする指示用計器。
JP16530483U 1983-10-27 1983-10-27 指示用計器 Granted JPS6074014U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16530483U JPS6074014U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 指示用計器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16530483U JPS6074014U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 指示用計器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074014U JPS6074014U (ja) 1985-05-24
JPS6239293Y2 true JPS6239293Y2 (ja) 1987-10-07

Family

ID=30362192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16530483U Granted JPS6074014U (ja) 1983-10-27 1983-10-27 指示用計器

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JPS6074014U (ja) 1985-05-24

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