JP3009767U - 分度器用の目盛を付けた物差 - Google Patents

分度器用の目盛を付けた物差

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JP3009767U
JP3009767U JP1994013237U JP1323794U JP3009767U JP 3009767 U JP3009767 U JP 3009767U JP 1994013237 U JP1994013237 U JP 1994013237U JP 1323794 U JP1323794 U JP 1323794U JP 3009767 U JP3009767 U JP 3009767U
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JP1994013237U
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一民 大西
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一民 大西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直尺形の一本の物差で長さと角度の計測が可
能である。 【構成】 直尺形の物差2の長手方向の一辺3に沿って
長さ計測目盛1を刻設する。前記一辺3と反対側の一辺
5に沿って、角度を計る計測原点Aからの設定距離Lの
長さに線引き形成する設定距離基準線口との計測原点A
を原点とする傾斜角度を表示した角度表示目盛4を刻設
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は分度器用の目盛を付けた物差に関するものであり、さらに詳しくは分 度器用の目盛を刻設した直尺形の物差に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来、角度を計るのに用いられている通常の分度器は、半円形の周辺部に中心 部の基点から180゜の目盛を放射状に刻設して形成されたものが多く利用され 、また、物差は直尺形のものが普通多く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
物差を使って長さを計りながら作図や物品の計測を行なう場合、斜辺の作図や 円周を等分する場合の角度の計測には分度器が必要で、物差と分度器とを別個に 用意しなければ長さと角度とを正確に計ることができなかった。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、直尺形の物差1本で従来の長さの計測と角度を計ることのできる分度器用の目 盛を付けた物差を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における分度器用の目盛を付けた物差は、 直尺形の物差の長手方向の一辺に沿って長さ計測目盛を刻設した反対の一辺側に 計測原点を中心とする一定の設定距離を底辺とする三角関数の正接関係にある対 辺の長さ位置に相当する部位に正接の偏角値に相当する角度表示目盛を刻設する ものである。
【0005】
【作用】
計測原点Aにおける基準線イからの角度を計る場合について図2〜図7に基づ いて以下詳細に説明する。 1) 基準線イに於ける角度を計る計測原点Aから物差の端部を使って基準線 イと直角に設定距離基準線口を線引きする。(図2参照) 2) 設定距離基準線口に物差の長さ計測目盛1を当てがって計測原点Aから の設定距離L(実施例では10cm)の寸法を確認してB点を決定し、B点を通り 且つ、前記イと平行に角度計測線ハを線引きする。(図3、図4参照)
【0006】 3) 角度計測線ハの前記B点に角度表示目盛4の0゜を合致させ角度計測線 ハと平行に角度表示目盛4を角度計測線ハに当てがい、計測原点Aを中心とする 設定距離基準線口からの左右の所望角度、例えば設定距離基準線口を中心に右側 に37゜の場合は37゜を角度表示目盛4の37゜位置(図5においてはDの位 置)で読み取って角度計測線ハ上のD点にマークをつける。同じように左側に2 5゜の角度を所望の場合は25゜を読み取ってC点にマークをつける。(図5参 照) 4) マークを付けた前記D点と計測原点Aとを結ぶ直線ニを物差を使って線 引きすると直線ニが求める計測原点Aを中心とする角度表示目盛4から読み取っ た所望角度θ(例えば前記の説明からでは37゜)の傾斜を有する所望角度の表 示線である。さらにC点と計測原点Aを結ぶ線は所望角度αの表示線となる。( 例えば前記の説明からでは25゜、図7参照)
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1において、長さ計測目盛1は、例えば普通に用いられている長さ約30cm の直尺形の物差2の長手方向と平行な一辺3に沿って一端部より他端側に向かっ て例えば実寸目盛を刻設する。 角度表示目盛4は、計測原点Aからの設定距離Lを底辺とする三角関数の正接 (tangent)関係にある対辺に相当する長さ位置にtanで表わされる偏 角値を表示する。さらに詳しくは角度表示目盛4は、直尺形の物差2の前記長さ 計測目盛を刻設した一辺3とは反対側の一辺5に長さ方向に中央部を0角度とし て左右に前記対辺に相当する長さ位置に正接の偏角値としての角度が表示されて いる。 実施例1. 設定距離L=10cmに設定した物差での例えば30゜の角度表示目盛4が中心 位置の0゜から各々左右に遠ざかる一方の長さXは、tan30゜=0.577 4=X/10よりX=5.77cm 上記の値より設定距離L=10cm用の角度表示目盛30゜が0から各々左右に 刻設される位置は5.77cmの位置に刻設する。 実施例2. 設定距離L=5cmに設定した物差での例えば20゜の角度表示目盛4が中心位 置の0゜から各々左右に遠ざかる一方の長さXは、tan20゜=0.3640 =X/5よりX=1.82cm 上記の値より設定距離L=5cm用の角度表示目盛20゜が0から各々左右に刻 設される位置は1.82cmの位置に刻設する。そして実施例では設定距離L=1 0cmと5cmのものについて述べたが、かならずしもこれに限定されるものではな く、設定距離はこの外に大小の値に設定することができる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の分度器用の目盛を付けた物差は、通常の直尺形で あるにも拘らず角度を計りたい時には即分度器として使用することができ誠に便 利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】分度器用の目盛を付けた物差の平面図である。
【図2】分度器用の目盛を付けた物差の使用態様を示す
図である。
【図3】分度器用の目盛を付けた物差の使用態様を示す
図である。
【図4】分度器用の目盛を付けた物差で線引きした状態
を示す図である。
【図5】分度器用の目盛を付けた物差の使用態様を示す
図である。
【図6】分度器用の目盛を付けた物差の使用態様を示す
図である。
【図7】分度器用の目盛を付けた物差で所望角度に線引
きが終了した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 長さ計測目盛 2 直尺形の物差 3 一辺 4 角度表示目盛 5 一辺

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直尺形の物差2において長手方向の一辺
    に沿って長さ計測目盛1を刻設した一辺3と反対側の一
    辺5に沿って、角度を計る計測原点Aから一定の設定距
    離Lの長さに一直線に線引き形成する設定距離基準線口
    との計測原点Aを原点とする傾斜角度を表示した角度表
    示目盛4を刻設してなる分度器用の目盛を付けた物差。
  2. 【請求項2】 請求項1の角度表示目盛4は、計測原点
    Aからの設定距離Lの長さに一直線に線引き形成する設
    定距離基準線口と直角方向で且つ、設定距離基準線口を
    底辺とする三角関数の正接対辺の長さXに対応する位置
    に、計測原点Aからの設定距離基準線口との傾斜角度を
    正接の偏角値で表示したことを特徴とする分度器用の目
    盛を付けた物差。
JP1994013237U 1994-09-30 1994-09-30 分度器用の目盛を付けた物差 Expired - Lifetime JP3009767U (ja)

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