JPS598204Y2 - 小型電気指示計器 - Google Patents
小型電気指示計器Info
- Publication number
- JPS598204Y2 JPS598204Y2 JP1974107225U JP10722574U JPS598204Y2 JP S598204 Y2 JPS598204 Y2 JP S598204Y2 JP 1974107225 U JP1974107225 U JP 1974107225U JP 10722574 U JP10722574 U JP 10722574U JP S598204 Y2 JPS598204 Y2 JP S598204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale plate
- temporary
- pointer
- case
- scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、小型電気指示計器の特に指針の目盛板目盛に
対する振れ位置を合せ調整するための構造の改良に関す
る。
対する振れ位置を合せ調整するための構造の改良に関す
る。
述べる迄もなく、この種小型電気指示計器においては、
電流値の設定,零点位置の設定などのいわゆる指針の振
れ位置の合せ調整は、目盛がないとできない。
電流値の設定,零点位置の設定などのいわゆる指針の振
れ位置の合せ調整は、目盛がないとできない。
又目盛板に傷をつけては困る。それ故従来の調整手段と
しては例えば実公昭45−15969号に示すように仮
の目盛板をケースに取付けてこの仮目盛板で先ず調整し
、この調整後上記仮目盛板を取外して正規の目盛板に差
替えてやるようなことをしている。
しては例えば実公昭45−15969号に示すように仮
の目盛板をケースに取付けてこの仮目盛板で先ず調整し
、この調整後上記仮目盛板を取外して正規の目盛板に差
替えてやるようなことをしている。
しかし目盛板をいちいち差替えることなど極めて面倒で
又上記した差替え時には仮目盛板で調整された位置に正
しく正規の目盛板を差替えてやる必要があるため仮目盛
板と正規の目盛板とを同一条件の大きさ,形状に形戒す
ると同時にケースに同一条件の差替え部を精度よく作っ
てやらねばならぬなど単に指針の振れ巾を合せ調整する
だけのことでそれ程面倒な構威を必要とするなど極めて
ムダで且つ不合理と云わねばならない。
又上記した差替え時には仮目盛板で調整された位置に正
しく正規の目盛板を差替えてやる必要があるため仮目盛
板と正規の目盛板とを同一条件の大きさ,形状に形戒す
ると同時にケースに同一条件の差替え部を精度よく作っ
てやらねばならぬなど単に指針の振れ巾を合せ調整する
だけのことでそれ程面倒な構威を必要とするなど極めて
ムダで且つ不合理と云わねばならない。
そこでこの考案は上記不都合に鑑み上記従来の仮目盛板
に代え仮指標をケースに刻設(ケース戒形時に同時形戒
)し、この仮指標で指針の振れ巾を合せ調整した後目盛
板を取付けるようにした、つまり差替えなど全く不要と
したものである。
に代え仮指標をケースに刻設(ケース戒形時に同時形戒
)し、この仮指標で指針の振れ巾を合せ調整した後目盛
板を取付けるようにした、つまり差替えなど全く不要と
したものである。
しかし上記仮指標は創設なるため、これを消し去ること
ができない不都合はあるが仮指標を目盛板で自ずと隠蔽
させ、もって実質的に仮指標を取り去ったと全く同じ状
態にすることを可能としたものである。
ができない不都合はあるが仮指標を目盛板で自ずと隠蔽
させ、もって実質的に仮指標を取り去ったと全く同じ状
態にすることを可能としたものである。
即ち、ケースに指針の振れ巾調整用の仮指標を一体に刻
設することにより、目盛板を用いることなく、小型指示
計器の組立て工程中で上記指針の調整が行なえるように
したもので、特にケースは従来から合戒樹脂の或形品が
用いられるがらこの戒形時に仮指標も戒形できる。
設することにより、目盛板を用いることなく、小型指示
計器の組立て工程中で上記指針の調整が行なえるように
したもので、特にケースは従来から合戒樹脂の或形品が
用いられるがらこの戒形時に仮指標も戒形できる。
従って従来に比し特別の工程を要すことなく目盛板の組
付けを調整後に遅らせればよいので、従来通りの効率の
良い組立てができ、かつ調整作業では目盛板に対するキ
ズ等のための配慮が不要でこの作業が楽になり不良発生
の防止に貢献もできる等を為したもので、この種小型指
示計器は数万〜数10万という多量生産が多いため、作
業の合理化、効率化、不良の減少等の生産性に寄与する
ところが多大であり、簡単な構戊でこれらを著しく改善
したものである。
付けを調整後に遅らせればよいので、従来通りの効率の
良い組立てができ、かつ調整作業では目盛板に対するキ
ズ等のための配慮が不要でこの作業が楽になり不良発生
の防止に貢献もできる等を為したもので、この種小型指
示計器は数万〜数10万という多量生産が多いため、作
業の合理化、効率化、不良の減少等の生産性に寄与する
ところが多大であり、簡単な構戊でこれらを著しく改善
したものである。
1はケース,2は該ケースに収納した可動コイルなどか
らなる周知の可動部でこの可動部2には常法のように指
針3が取付けられ、この指針3はケースに張設固定した
目盛板4に臨んでいる。
らなる周知の可動部でこの可動部2には常法のように指
針3が取付けられ、この指針3はケースに張設固定した
目盛板4に臨んでいる。
そこで本考案の要旨構戒は、上記目盛板4が沿着固定さ
れるケース部分1′に目盛板目盛と一致する仮指標5を
設け、この仮指標に目盛板4の目盛を一致させて該目盛
板4をケース部分1′に沿着固定したものである。
れるケース部分1′に目盛板目盛と一致する仮指標5を
設け、この仮指標に目盛板4の目盛を一致させて該目盛
板4をケース部分1′に沿着固定したものである。
而して、上記仮指標5は目盛板目盛と全く同一に細分的
に付してもよいが、敢て細分する必要はなく、例えば第
2図のように目盛板の目盛方向に且目盛の要点ごとつま
り目盛板に対して調整や側定の可能性のあるポイントを
数個付せばよく、例えば図のように5ヶ等間隔毎に付し
てこれをa〜eと符号するとa−e間は指針の標準振れ
巾で、e方向に振れるメータの場合d点でチェックする
とすれば全く逆方向に振れるメーターを生産する場合も
考えてC点を中心にd点の対称位置にb点を設けておけ
ばよく、これによって左右どちらのメーターをも生産す
ることが可能である。
に付してもよいが、敢て細分する必要はなく、例えば第
2図のように目盛板の目盛方向に且目盛の要点ごとつま
り目盛板に対して調整や側定の可能性のあるポイントを
数個付せばよく、例えば図のように5ヶ等間隔毎に付し
てこれをa〜eと符号するとa−e間は指針の標準振れ
巾で、e方向に振れるメータの場合d点でチェックする
とすれば全く逆方向に振れるメーターを生産する場合も
考えてC点を中心にd点の対称位置にb点を設けておけ
ばよく、これによって左右どちらのメーターをも生産す
ることが可能である。
又仮指標5の平面形状は特に限定されるものでないが例
えば図のように三角形状とし、これをその頂角イが指針
の中心軸線上に一致するように配置することが望ましく
、このようにすることによって頂角イを指針合せのセン
ターとし、他の角口,ハ間を指針のバラツキの許容範囲
とし指針先端のバラツキは指標の高さ二(垂辺)で管理
できるので便利である。
えば図のように三角形状とし、これをその頂角イが指針
の中心軸線上に一致するように配置することが望ましく
、このようにすることによって頂角イを指針合せのセン
ターとし、他の角口,ハ間を指針のバラツキの許容範囲
とし指針先端のバラツキは指標の高さ二(垂辺)で管理
できるので便利である。
又上記各仮指標5を結ぶようにライン状の別の指標6を
設け、この指標6を指針先端の許容範囲とする。
設け、この指標6を指針先端の許容範囲とする。
更に又上記仮指標5は第1図のようにケース部分1′の
上面に設けるか、又第4図のように下面に設けてもよい
が何れの場合もケース又は目盛板の一方が透明体である
ことが望ましい。
上面に設けるか、又第4図のように下面に設けてもよい
が何れの場合もケース又は目盛板の一方が透明体である
ことが望ましい。
又指標は戊形と同時の刻印によって形威される。
本考案は上述のように構威したので、この種指示計器の
組立時に行わねばならぬ電流値の設定,零点位置の設定
などのいわゆる指針の振れ位置の合せ調整は指針をケー
スに設けた仮指標に合せるのみで行ない而る後目盛板の
目盛を仮指標に合せて該目盛板をケースに固着すればよ
く、このような簡単な構戒と作業により目盛板にスレ傷
などをつけずに容易に位置合せ調整ができる。
組立時に行わねばならぬ電流値の設定,零点位置の設定
などのいわゆる指針の振れ位置の合せ調整は指針をケー
スに設けた仮指標に合せるのみで行ない而る後目盛板の
目盛を仮指標に合せて該目盛板をケースに固着すればよ
く、このような簡単な構戒と作業により目盛板にスレ傷
などをつけずに容易に位置合せ調整ができる。
一方、上記仮指標は刻設なるため、これを消し去ること
はできない不都合はあるが、しかし仮指標を目盛板で隠
蔽させ、もって実質的に仮指標を取去ったと全く同じ状
態にすることができる。
はできない不都合はあるが、しかし仮指標を目盛板で隠
蔽させ、もって実質的に仮指標を取去ったと全く同じ状
態にすることができる。
つまり組竹完了後は仮指標が目盛板の裏にかくれて見え
ないので外観上何等問題がない。
ないので外観上何等問題がない。
又仮指標はケース成形時に同時戊形すればよいのでケー
ス製造工程を何等変える必要はない。
ス製造工程を何等変える必要はない。
これに加え1種類のケースで多種の計器に利用できるこ
とになり目盛板を組込む前の状態の半完戊品をストツク
しておくことによりいかなる機種でも需要に応じ即生産
に対応させることができる効果も併せもつものである。
とになり目盛板を組込む前の状態の半完戊品をストツク
しておくことによりいかなる機種でも需要に応じ即生産
に対応させることができる効果も併せもつものである。
第1図は縦断側面図、第2図は同上要部の展開的平面図
、第3図は仮指標の平面図、第4図は一部の変形例であ
る。 1・・・・・・ケース、4・・・・・・目盛板、2・・
・・・・可動部、3・・・・・・指針、5・・・・・・
仮指標。
、第3図は仮指標の平面図、第4図は一部の変形例であ
る。 1・・・・・・ケース、4・・・・・・目盛板、2・・
・・・・可動部、3・・・・・・指針、5・・・・・・
仮指標。
Claims (1)
- 目盛板が取付けられるケース部分に指針の振れ巾を合せ
調整する仮指標を一体に刻設し、この仮指標を、該指標
に目盛を一致させて沿着される目盛板にて隠蔽したこと
を特徴として或る小型電気指示計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974107225U JPS598204Y2 (ja) | 1974-09-05 | 1974-09-05 | 小型電気指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974107225U JPS598204Y2 (ja) | 1974-09-05 | 1974-09-05 | 小型電気指示計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5134468U JPS5134468U (ja) | 1976-03-13 |
JPS598204Y2 true JPS598204Y2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=28324636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974107225U Expired JPS598204Y2 (ja) | 1974-09-05 | 1974-09-05 | 小型電気指示計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598204Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4515969Y1 (ja) * | 1965-12-27 | 1970-07-03 |
-
1974
- 1974-09-05 JP JP1974107225U patent/JPS598204Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4515969Y1 (ja) * | 1965-12-27 | 1970-07-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5134468U (ja) | 1976-03-13 |
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